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夕暮れと夜の湖上 2012年9月1日 湖北ナイトツアー

2012年の湖北ナイトツアー報告2では出艇から着艇、その後のキャンプの様子をご紹介します。

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17:30 ナイトツーリング開始前にはコース説明や注意事項をお伝えしてから
メンバーの皆さんに自己紹介していただきました。大浦公園にて。

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今回は女性1名、男性9名のご参加。総勢12名でのツーリングでした。
ツーリングに先立って、私が最近感銘を受けた文章を皆さんにご紹介しました。

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17:40 ナイトツーリング開始。

ナイトツアーは毎回太陽が山の稜線に隠れてから出艇。
暗闇になるまでの空は刻々と変化していきます。大浦から菅浦へ岸沿いに舟を漕ぎ進めると、

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東の空に虹が出現!
予想外の光景をしばらくの間見とれていました。

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虹をバックに虹のポーズで記念撮影。

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空と同様に湖面の色も移り変わります。水面は時に黄金に輝くこともあるんですよ。

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薄いブルーとオレンジとピンクの中間のような暖色。
雲が多かったものの、この日の空はとてもきれいでした。

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鳶も気持ちよさそうに滑空していました。この時間から25分経過すると、

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濃紺の絵の具を足したように青が深まっていきます。
18:55 南から北の風景を撮影。ここから岸を少し離れて南下すると、雲の切れ間から、

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待望の月!

満月から一日経過した月でしたが、空と湖面を明るく照らしていました。
20:00 この頃より風が吹き始めて、うねり気味の波との格闘でした。

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東から西へ、二本松までの横断は右斜め後方から吹く風に翻弄されましたが
何とか全員無事に湾を渡りきって、海津大崎の井上旅館前の浜で最後の休憩。
休憩しながら波の状態を観察。一層波が高まるようなら、ここでツーリングは中止でしたが
休憩が終わる頃には波が弱まりました。

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海津大崎からは、かつてないほどにショートカットして最短ルートを選択。
西の岸に見える旧プリンスホテルを目標に進みました。

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21:15 知内浜オートキャンプ場北浜サイトに到着。
接岸前に沖を振り返り、この日の湖上を照らし続けてくれた月をゆっくりと撮影。
心地よい波に揺られて、ナイトツーリングは無事に終了しました。

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ツーリング後はゆっくりとキャンプ。
今回は食材を個人でご用意いただきましたが、一人一本焼きとうもろこしを
召し上がっていただきました。心配していた雨は降ることがなく
湖上に明るく光る丸い月を眺めながら、話が尽きない夜。いいキャンプでした。

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0:17の知内浜。

月明かりがすべてを演出してくれた夜。
今年のナイトツアーも多くの思い出が心に残りました。
この夜は湖面が荒れて、「4分33秒」は聴けませんでしたが
来年はじっくりとジョン・ケージの名曲に耳を澄まそうと思います。

ご参加いただきました皆さん、今回もありがとうございました。
2013年のナイトツアーにも、また遊びにいらしてくださいね。

上田洋樹

コメント

琵琶湖のナイトツアーはその年により色々な顔を見せてくれますね。
時間の経過を追っての空の様子いいね。
車の音も、風の音も、波の音もすべてが音楽になり、聴く人の心のままに、集中力によりまた、体験の積み重ねで素晴らしい音楽ににもなり、私のようにぼーと人生を送ってきたものには、静だなぁと言った感想しか浮かばないし、観察力の無い私は見たまま聴いたままの感じしか出来ないし、ましてや文章の行間を読めと言われても・・・わかんないって感じです。今年は琵琶湖の四季をすべて感じ取る事が出来た1年でした。2,3年前に私はナイトツアーに参加しました。昼間のツアーより疲れたと言う感覚だけが残っています。なぜかと言うと、静にゆっくりカヌーを楽しむと言う事が苦手だったのです。動いている、漕いでいるというカヌーの楽しみ方が自分には合っているなぁと感じた私でした。回を重ねる間に色々な季節をゆっくりと楽しむのも素晴らしいなぁと最近感じるようになって来ました。初めて琵琶湖をカヌーで漕いだのが9月か10月だったような気がします。その時は二人艇で旦那に乗せてもらっていたと言う感じでしたが、今は一人艇で自由に遊んでいます。6年経つと違いますね。毎回楽しいことが見つかります。心はいつでも成長しますね。体力は減少しても、欲だけは減りません(●^o^●)
「無音が4分33秒続くという音楽」
を一度試してみます。
ラジオ好きの私には音声事故かなぁと不安になるでしょうが、静に耳を澄まして見ます。家庭ではどんな感じかなぁと試みて見ます。


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