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海岸線クルージング 山陰海岸洞窟めぐりツアー報告 7月29日

2012年山陰海岸ツアーの報告2は29(日)の様子をご紹介します(動画はこちらからどうぞ)。
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ツアーの2日目は、前田が土曜日の夕暮れ時に仕掛けた蟹カゴを引き上げることから
始まりました。午前6時、餘部の浜にあるテトラポッド付近の収穫を確認する前田。
仕掛けは2つ。最初のカゴには何も入っていなかったですが、2つ目のカゴには、
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小さなカワハギとイシダイ、そして15cmくらいのメバル(?)の6匹が入っていました。
どんな生物でもよかったみたいですが、子供たちに海の生命を見せたかったようです。
早朝の漁を終えてから、朝食・出艇準備・車の回送を終えると、いよいよツーリングの開始です。
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日曜日の海上は、土曜日よりさらに穏やかになって、終始優雅な航行でした。
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ツーリングではバウデッキにカメラを固定して動画を撮影されていた市場さん。
市場さん撮影の28(土)に訪れた洞窟、「天国と地獄」の映像はこちらからどうぞ。
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半円柱状に高くそびえ立つ岸壁。
写真では、その壮大さが伝わらないですが、実際にこの場にカヤック漕ぎ入れると
自然が造り出す造形の見事さに圧倒されます。多くの方が印象に残ったことでしょう。
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通称「メガネ岩」。
この時間の潮位は高く、画面中央左の輪を往復された猛者もいらっしゃいました。
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洞窟内、ツーリング風景のシルエット。
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今回、笠置からスタッフ号で山陰までの往復をご一緒した関川さん。
初日の回送時の待ち時間や、日曜日の早朝では水彩画を描かれていました。
いつ接しても「大人だなぁ。」と感じることが多く、私が尊敬する先輩の一人です。
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ほとんどの洞窟・洞門の入り口は丸みを帯びた形なのですが、こんな風に角ばった所もあります。
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三角形もあります。
珍しいウッドとカーボンの複合パドルを愛用されている角丸さん。
この洞窟も、画面にはないですが右側にある入口(出口)から通り抜けることができます。
この洞窟の北西30mあたりに「インディアン島」があります。
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柱状節理ならぬ柱状突起?無数の細長い四角柱が集合した岩。
これまで何気なく通過していた所に、毎回新しい発見があるのも
カヤックツーリングの大きな魅力の一つです。
日曜日もコース中間地点の岩場で休憩。
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子供たちが眺めているその先には、
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太陽の光でキラキラと鱗が光る小魚の群れや、
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体調5cmくらいのイシダイの子供の群れ。
これまで何度も山陰の海でシュノーケリングしましたが、こんなに間近で
イシダイの群れを見たのは初めてのことでした。隊列を組み、尾びれを細かく振って
泳ぐその姿は、私にとって2日間で最も印象に残った瞬間でした。
休憩を終えてからは、ゴールの香住を目指します。
ツーリング終盤は香住海岸西に流れ込む矢田川を1kmほど遡り
淡水域で艇の塩抜きと、全身水に浸かって体を冷やしました。
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矢田川を下る直前、ツアーの最後に全員で記念撮影。
皆さんの晴れやかな表情が素敵な1枚です。
この後、矢田川河口に着艇。
撤収を終えてから、全員で香住の食堂で昼食をとって、解散となりました。
土曜日の4名・両日の14名の皆さん、ご参加ありがとうございました。
来年の山陰でもご一緒できることを楽しみにしています!
上田洋樹
動画は2本あります。一覧はこちらからどうぞ。