news

三重県・銚子川&白石湖ツアー報告 5月15日(土)

第1回の銚子川ツアーはチリ地震の影響で現地には津波警報が発表され
出艇してわずか1kmでツーリング中止となりました。
このツアーは川から川、そして湖、海とあらゆる水の表情を見る旅であり
中止となったまま、この2010年を終えるのはあまりにももったいないので
ツアー直後に5月15日に再度ツアー日程を組みました。
IMGP9200.JPG
銚子川の水中。
3月に訪れた古座川の支流の小川もかなりきれいでしたが
銚子川はそれ以上に透明度が高い美しい水をたたえていました。
今回のご参加は10名。
第1回をリベンジされる方、初めて銚子川を訪れる方、ツアーそのものが初めての方が
尾鷲の清流に集っていただきました。
それでは、1日の様子をじっくりとご覧ください!
IMGP9151.JPG
天候は朝から晴天。
木々の葉は皐月の日差しに照らされて瑞々しく透き通っていました。
IMGP9153.JPG
銚子川全景。
この日の水位はかなり低かったです。
出艇後は歩いて、歩いて、歩いて、銚子川ツーリングは銚子川ウォーキングとなりました・・・。
IMGP9229.JPG
IMGP9168.JPG
出艇前には第1回と同じく進水式。
清流銚子川にPE-400スペリオの鮮やかな黄色が映えていました。
IMGP9169.JPG
お清めの儀式のあとは恒例の「水かけ祭り」。
水温はまだまだ低く、かなり冷たかったことと思います。
IMGP9174.JPG
進水おめでとうございます!
ファルトボートに関することで何かございましたら、いつでもご相談くださいね。
IMGP9178.JPG
水は2月の第1回よりさらにきれいでした。
IMGP9191.JPG
カヤックの影が川底に映る川では水に浮遊する感覚を体感することができます。
IMGP9186.JPG
お2人でのご参加ありがとうございました。
次回はぜひキャンプツアーにお越しください!
IMGP9206.JPG
写真の瀬はぎりぎり下れるくらいの水位。
時おりボトムをすりながら全員が無事に通過しました。
IMGP9231.JPG
IMGP9243.JPG
第1回の銚子川ツーリングはこの赤い橋で中止となりました。
ここからは新しい旅の始まりです。
IMGP9254.JPG
第1回の銚子川ツアーで進水されたアルピナ2-430。
いつかご家族全員で遊びにいらしてくださいね!心よりお待ち申し上げております。
IMGP9257.JPG
清流に戯れる河村シェフ。
後に小さく写っているのは銚子橋。この地点で昼食休憩としました。
シェフのお昼ごはんはお弁当と特大ラーメンと差し入れでいただいた
紀伊長島名物のマンボウの串焼きと天ぷら。
さすがにお腹いっぱいになったようで、ツーリング後半は満腹感で睡魔におそわれて
舟を漕ぎながら舟を漕いでいました。久々に無口なシェフの姿を見ました。
IMGP9272.JPG
このあたりは水深が深く、水の色は透明感のあるエメラルドグリーン。
本当にきれいでしたよ。
IMGP9267.JPG
IMGP9285.JPG
いつもお食事セット(ストーブ、テーブル、その他いろいろ)を携行されています。
板取川でもよろしくお願いいたします!
50分ほど休憩をとってから再出発しました。
IMGP9292.JPG
銚子川河口付近の川底に沈んでいたクラゲの亡骸。
どこまで下っても銚子川は澄んでいました。
IMGP9301.JPG
銚子川の河口にいつもある波。
風が強い日には巨大な波となります。
IMGP9304.JPG
淡水と海水が交じり合う汽水域で見られる通称「ゆらゆら帯」。
写真では、なんとも言えないこの水の雰囲気は伝わらないと思いますが
独特の水の表情を垣間見た瞬間でした。※ちなみにピンボケではありません。
高知県の四万十川のゆらゆら帯も有名だそうですが
このように川底まで見えるのは全国でも珍しいそうです。
IMGP9313.JPG
銚子川の河口部でUターンするように船津川へと。
歩く速度よりゆっくり流れる船津川の下流域を遡るとそこには白石湖。
IMGP9324.JPG
白石湖は川、湖、海の水が交じり合う、これも全国的に珍しい湖です。
特産は渡利牡蠣(わたりがき)。
出艇前の予定ではこの小さな湖を1周する予定でしたが
銚子川ウォーキングで時間をとられてしまったため、1周は断念して半周となりました。
IMGP9320.JPG
白石湖から船津川を下り、最後の休憩。
小高い丘に登り記念の集合写真を撮影。
IMGP9333.JPG
まずは銚子川を背景に。
IMGP9335.JPG
そして船津川を背景に。
2本の川が河口で隣接しているのも珍しいです。
IMGP9339.JPG
最後に尾鷲湾を背景に。
IMGP9342.JPG
海に出る前には水路を散策しました。
下見の時はほとんど流れがなく、護岸に張り付いた牡蠣を眺めながらゆっくり進んだ
この水路でしたが、この日のこの時間はまるで川のように海水が流れていました。
潮の流れに逆らうように漕ぐややハードな散策のあとは尾鷲湾へと。
IMGP9347.JPG
最後に2kmほど海を漕ぎ、
IMGP9348.JPG
16時15分無事着艇!
距離はそう長くないものの、川を歩いたり、潮の流れに逆らったりと
お疲れになられたかも知れません・・・。
ご参加の皆さん、今回もありがとうございました!
またどこかのツアーでお会いしましょう!!
どこかのツアーのご案内はフジタカヌー2010年ツアー予定をご覧ください。
これからカヌーを始められたい方はカヌースクールにご参加くださいませ。
上田洋樹