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2010年06月 アーカイブ

2010年06月02日

気田川(静岡県)キャンプツアー報告 【5月29日土曜日】

5月最後の週末に天竜川の支流の気田川(けたがわ)に行ってきました。

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ツアー当日は曇ったり晴れたりの天候でしたが、2日間とも雨に降られることはありませんでした。
水量は多くも少なくもなく、とても下りやすい状態。

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今回のご参加は10名。
準備が整い、出艇前に記念の1枚。

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13時出艇。
天竜川に合流するまで、水はとどまることなく流れています。
瀞場はほとんどありません。

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5月の気田川といえば新緑。
鮮やかな緑が美しい季節です。

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アルピナ2-430 デッキはオーダーカラーのハンターグリーンです。

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アルピナ2-460
気田川は少し(かなり?)怖かったかも知れませんが
また川のツアーにご参加くださいね。

着艇は14時45分でした。

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今年も咲いていました虫取撫子(むしとりなでしこ)。別名は小町草。
花弁が1cmほどの小さな花です。

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いつものようにキャンプサイトは貸切状態。
区画を気にすることなく利用することができました。
秋葉オートキャンプ場の管理人さん、今年もありがとうございました。

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お風呂(春野福祉センター内の「すみれの湯」)のあとは
春野町の夕暮れを眺めながらの晩ご飯。

今宵のメニューは、

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鮪とサーモンのカルパッチョ
アボカドでかいわれで緑を添えています。

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葱のマーガリン焼き

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鶏肉のロースト 胡麻風味
ダッジオーブンで焼き上げた一品です。

その他は豚肉、ニラ、もやし、きのこ、豆腐、のお鍋と白米。
日が暮れるころには夕食が終わり、それからはゆったりとした時間を過ごしました。

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日曜日編に続く

2010年06月03日

気田川(静岡県)キャンプツアー報告 【5月30日日曜日】

一夜明けて。
気田川キャンプツアーの2日目の様子をご紹介します。

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午前5時半の空。
空を覆いつくした灰色の雲の下からの朝日。
つかの間の光景でしたが、美しい朝焼けでした。

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8時45分出艇。
秋葉橋をくぐってから、川は大きな半円を描くように流れています。
その大きなカーブには中洲があり、昨年のツアーでは中洲外側の流れを
下ったのですが、今年は中州内側の流れを下りました。
土曜日のコースも同様に、少しずつ川の様相が変化していることを実感しました。

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半円のカーブの最後にある瀬。この頃は曇天でした。

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日曜日のコースも川は滔々と流れています。

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ツーリング中盤以降は青空が広がり、気田川流域の緑がより鮮やかに目に映りました。

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気田川の流れは直線の区間が少なく、絶えず蛇行しています。
本流が岩に向かって流れている地点では、皆さん懸命にパドリングされていました。

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岩や障害物がない区間では、舟を流れに預けてゆったりと。

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ゴールするまで多数ある瀬の波は大きくはないですが、流れが速く、時に本流に
岩があるため、艇が横向きにならないようにコントロールしながら漕ぐことが大切です。

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昼食休憩は11時。
気田川の流れを眺めながら50分ほどゆっくりと休憩しました。

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再出発前に全員で記念撮影。
1カット目は河岸に無数に咲いていた虫取撫子の花々を前景に。

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2カット目は川の中央で。
水深の違いで川はくっきりと2色に分かれていました。

ここで河村シェフにご注目!

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こんな感じです。
ムシトリナデシコの花言葉は「無邪気」。

キャンプツアーではいつもお茶目な河村シェフがあなたさまのご参加を歓迎いたします。

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気田川ツアーでは沈脱後の「最長流され記録」が更新されました。
その距離推定70m。今後この記録はたやすく破られないでしょう。

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この日は2回の沈がありましたが、13時10分全員が無事に着艇。
広い河原で撤収して、14時半に解散となりました。

「気田川キャンプツアー特集」につづく

少年と気田川 小さなカヌーイストの挑戦

2010年気田川キャンプツアー報告の最後は、1人の少年の特集です。

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土曜日のツーリングを終えて、名車900Sと一緒に。

このお車を見ると、同型のカブリオレに乗っていたあの人を思い出す。
あるツアーを終えて、笠置のフジタカヌー工場で車内にパドルを置いたまま幌を開けた際に
そのパドルがリアガラスに干渉して、リアガラスが木っ端微塵に割れたあの日の衝撃も今は昔。

洗練された外観、そのフォルムに無駄がない、いいお車です。

それでは、少年が気田川で過ごした週末の物語をご紹介します!

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草食系男子という言葉で男の子が分類される昨今ですが
彼は自分のことは自分で行う立派なアウトドア系男子です。

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少年を見守る瞳はとても優しいです。

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土曜日のツーリング前半、軽やかにパドリングする少年。
お父さんとの息もピッタリです。

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ダイビング用フルスーツのお兄さんと。

潜っているお兄さんのシュノーケルの先に水を入れるように伝えたのですが
彼の良心がそれを咎めたのか、むせ返るお兄さんのカットは撮影できませんでした。

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本流が岩に向かう難所に挑む。
このあと、艇は見事180度時計方向に回転。

つまり、沈。

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生涯初の記念すべき沈を経験して、彼はこの旅で大きく成長・・・、
してくれていたらいいんですけど。

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着替えが終わり、ご両親と記念の1枚。
やがて彼が大人になった時、こんな頃もあったんだよと、ご家族の話題にお役立てください。

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この石の何かが彼の感性をくすぐったようです。
石の模様はこの気田川の波のようにも見えます。

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この写真から日曜日の記録。出艇直後の1枚です。

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カメラ目線で撮影に応えてくれるほど余裕が生まれてきました。

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艇はアルピナ2-430 ブルー&チャコールグレーのEX仕様。
土曜日より、さらに息が合ってきました。ナイスパドリングです。

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彼の後方にはいつも見守るようにシングル艇。

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急流に突入!
2日間を振り返れば、彼はいつもしっかりと漕いでいました。

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ツーリング後半、フードを被り水しぶきに対処しています。素晴らしい。

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S字カーブに挑む!
蛇行する気田川の流れを象徴するカットです。

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日曜日も無事にゴール。

2日間よくがんばったね。
両足をしっかり開いていることも素晴らしいです。

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これからまた会う日があると思うけど、その時もよろしくね。
気田川ではありがとう。

2010年06月07日

岐阜県 板取川 ◆ 水中写真集 ◆

板取川のあまご釣りは現在解禁。
6月12日には鮎の友釣りも解禁となります。

板取川ツアーの報告第1弾は少し趣向を変えて
魚たちから見た川の水中の様子をご紹介します。

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ツーリング後半、飛び込みシーンを水中から記録。
体操クラブ出身の男性が後方宙返りをして着水した時のカットです。

続いて着水した瞬間を2枚。

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続いて、乗艇したままノーファインダーで撮影した4枚。

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コックピット右後方からの1枚。

ツアー当日の板取川は、ツアー前にしばらく雨が降っていなかったせいか
水量は少なかったけれど、水の透明度は感動するほど高かったです。

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キールラインからの1枚。
アクリル画のような仕上がりとなりました。

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3mほど離れた地点からA-1のバウを撮影。
魚にはカヤックがいつもこんなふうに見えているのですね。

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瀬を下りながら撮影。
水中で流れる気泡は流星群のようです。

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カヤックと岩と水。
水平線がきっちり水平に写っていました。

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岩を乗り越えて流れる水を5mほど離れた地点から撮影。
板取川の水はクリスタルのような透明感。

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本日の沈の確率83.3%。

6名の参加者のうち5名の方が清流板取川に溶け込みました。ツーリングを終えて
沈脱後に怪我をしないように体を守るディフェンシブスイムポジションのポーズで記念撮影。

板取川ツアーは出艇直後にA-1が岩に張り付いたり、沈が多数あったり
ガイドの携帯電話が水没して通話不能になったりといろいろありましたが
東海の自然豊かな川での一日はとても充実したものでした。

美しい水と緑と空と、攻略する楽しさがある瀬。本当に素敵な川でした。
いつか再びこの地を訪れたいと思います。

報告2につづく

6月6日 笠置カヌースクール(木津川1dayツーリングコース)

6月6日 笠置カヌースクール(木津川1dayツーリングコース)
この日のカヌー教室は カップルで、また、アルピナ460の進水式をかねてご夫婦でのスクールのご参加がありました。
午前中は、基本操船の練習のため それぞれ1人艇で練習。

組立て説明

笠置大橋上流側での基本練習

昼食を挟んで 午後は、2人艇での川下り・・・

ゆったりとした流れでは、リラックスしたり・・・
途中 のんびりリラックス
瀬では、息のあったパドリング・・・
銭司の瀬 息もぴったり

天候に恵まれた一日でした。

2010年06月08日

メンテナンスについて(船体布)

船体布の補修・メンテナンスについて
フジタカヌーの折りたたみカヌーカヤックの船体布の材質は、
ポリエステル繊維の布に塩ビのコーティングを施したものです。
従いまして、補修に使用する接着剤は、ビニール系のものを使用します。
ゴム系の接着剤は使用しないで下さい。
フジタカヌー製品に添付されているものは、「ヘンケルジャパン スーパークリア」です。

ヘンケルジャパンスーパークリア

作業に関しましては、
シンナーで表面をきれいにしてから、外側から圧着します。(下図参照)

圧着方法

2010年06月11日

振り向けばアライグマ アニマルレスキューの午後

現在、ファルトボートのご注文はPE-2-470ノアが5艇(その他、アルピナ-1-310など)。

2人艇の470ノア(500ノアも同様)はフジタカヌーの現行モデルで最も部品点数が多く
(シングル艇にはない木製コーミングや背もたれ棒、私たちが「ブーメラン」と呼ぶ
リアコーミング、フロアボードもシングル艇が2枚に対して、タンデム艇は3枚。)
今週はひたすら木製フレームの研磨と塗装の毎日でした。

本日の午後、塗装ブースで中央リブフレームの仕上げの塗装を施していると
背後に何かの気配と視線を感じた。

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イタチ・・・?

よく見ればタヌキの子供でした(自分の中でタヌキと理解するまで十数秒)。
※その後アライグマと判明しました。

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こんな顔です。

フジタブランドのカヤックを生産しているフジタカヌー笠置工場は自然豊かな緑に囲まれています。
毎日いるとそれが当たり前のように思ってしまいますが、里山にたたずむ工房といった趣がある
素敵なところです。

現在、工場のすぐ隣の田は田植え直後で、水の鏡の一面に苗の緑が規則正しく並んでいます。
つい最近までは(最後に写真あり)の親子が田植え前の田で餌をついばんでいました。

猿の群れ(50匹以上)の大移動や猪の親子(うり坊はとても愛らしい)もよく見かけます。
過去にはカワセミが迷い込んでしまったのか、工場1階の鉄筋の梁にずっとたたずんでいた
こともあります。今はツバメの雛が玄関にある巣ですくすくと育っています。
じきに巣立っていくことでしょう。
とかげ、ヤモリ、蛇など、まだまだ野生の生き物は数多く生息しています。

話をアライグマに戻します。

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今は使っていない旧型のコンプレッサーと壁の間に挟まって
身動きが取れなくなってしまった子供たち。ここから救出劇の始まりです。

写真でご覧になられると、ただただ可愛い小動物に見えますが
そこは野生の動物、少しでも近づこうものなら牙をむいて威嚇してきます。

まずは手前の1匹の首根っこをつかんで救出。
小柄な体からは想像できないほどの大きな鳴き声に思わずビビッてしまいました・・・。

もう1匹は逃走。
塗装の途中でしたので、姿を見かけるまでしばらくレスキューは中断。

約1時間後、寂しそうな鳴き声で隠れている場所が分かりました。
ここから、虫取り用の網をたずさえて、捕まえるまでに20分。
網はすぐに破れて、結局は素手での捕獲。

工房の隅の捕まえにくい場所に逃げ込み、不自然な体勢で格闘したので
首の筋を寝違えたように痛め、すり傷をつくり、衣類は汚れ、鋭い爪でひっかかれ
さらにはおしっこまでかけられ、さんざんな午後でした・・・。
でも、無事に救出することができ、やり遂げた充実感で今日という日を終えることができました。

今後、スクールやツアーで、カヤックやテントの中に「アライグマがいて怖くて近づけない」
という場合はスタッフにすべてをおまかせください。
かなりビビッっているかも知れませんが、なんとかします。

京都府の南端に位置する、こんな野生動物の宝庫のフジタカヌー笠置工場は
カヌースクールを終えて、わかさぎ温泉にご入浴されたのち、お時間がございましたら
いつでもご見学いただけます。

日本のカヌーの歴史とファルトボートの製作現場と自然。
カヌースクールと合わせて、いつでもお越しくださいませ。

以上、かなり強引にアライグマとカヌースクールを結びつけてみました。


【アライグマ】
哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される夜行性の哺乳類。
体長約55cm、体重約5-8kg、灰褐色の体毛をもち、目の周りから頬にかけて黒い斑紋がある。
狸とよく似ているが、アライグマには眉間の縞、白い耳の縁、白いひげがあり
長くふさふさとした黒い横縞がある尾や5本の長い指でその違いを見分けることができる。

水辺近くの森林に生息。前足を器用に使うことができ、木登りや泳ぎが得意。
春には4-6頭の子供を生む。野生下では滅多に人を襲うことはないが
アライグマは狂犬病に感染している可能性があり、注意を要する動物。

子供のアライグマの首根っこをつかむと、足をばたつかせてすさまじい声で鳴き続ける。

【タヌキ】
日本には北海道のエゾタヌキと本州・四国・九州のホンドタヌキの2亜種が棲息。
エゾタヌキはホンドタヌキよりやや被毛が長く、四肢もやや長め。

【ホンドタヌキ】
ネコ目イヌ科タヌキ属に属するタヌキの日本産亜種。
顔の目の周りの黒い模様から「八文字」と呼称される。

春から夏にかけては子育ての時期。
3月中旬に巣穴の中で通常は3 - 5匹出産。
5月初頭になると幼獣は親タヌキ夫婦と一緒に巣穴の外に出て行動するようになり
食べ物も自分で見つけられるようになる。
夏は親子で行動する。
秋は子どもが親離れをする時期。

上田洋樹

2010年06月16日

琵琶湖カヌー・カヤックツーリング報告 つづら尾崎と竹生島ツアー

6月12日 
梅雨入り前の静かな琵琶湖をツーリングしてきました。
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出発前の準備風景。
暑い陽射しの下で折りたたみ式カヌーのファルトボートを組み立てると、
ツーリングの前に、まず水に飛び込みたくなります。
近くに木陰などがある場合は迷わずそこを利用するのがベテランのたしなみです。


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奥琵琶湖のつづら尾崎周辺は日本海からの風が吹きぬける舟の難所として有名ですが、
この日は波風共に穏やか。
湖の真ん中でぷかぷか漂いながらの休憩も入れつつ竹生島を目指します。
写真では遠く見えますが、約一時間程度で島に渡ることができました。

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琵琶湖に3つある内の1つである竹生島は、信仰の地として有名です。
上陸して島内を散策すると、小さな空間に神社仏閣など多くの文化財が移築されており、他では味わえない不思議な空間を楽しむことができます。


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遠くから島を振り返ると亀の姿のようにも見えます。

食堂で昼食休憩と神社を拝観したあと、島をぐるりと一周して菅浦の集落に戻りました。

2010年06月20日

製品について FRPカヌーカヤック(B-1ビーチボーイ)

B-1(ビーチボーイ)FRP製カヌーカヤック

B-1 ビーチボーイ

YMCA阿南国際海洋センターのリクエストにより製作しました。
子供たちのキャンプで使われています。
シットオンカヌーは、現在 ポリエチレン製が主流です。
折りたたみカヌーカヤックのフジタカヌーでは、20年前まで製造していました。
すでに廃盤となっていますが、今回のリクエストにより復活しました。

2010年06月23日

雨のち曇りの木津川カヌースクール

6月23日水曜日、平日カヌースクールを開催しました。

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今日は朝から小雨。
11時頃には雨が本降りとなり、全身びしょ濡れになりましたが
午後からは雨が上がり、いつもより水位が高い木津川のツーリングを楽しむことができました。

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本日ご参加の4名さま。
ツーリング後半、いかだを組んで記念撮影。

またカヤックに乗りたくなったら、いつでも遊びにいらしてください。
次回は晴天に恵まれますように。

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この梅雨が明けると、季節は夏を迎えます。
木津川カヌースクールの他、今後のカヌーツアーもよろしくお願いいたします。

2010年06月24日

テクニカルコース 岐阜県 板取川ツアー報告【2】

板取川ツアー報告第2弾は10枚の写真で出艇前・直後の様子をご紹介します。

季節は梅雨となり、湿度の高い日が続いていますが、さわやかな板取川の風景を
ご覧いただきながら、難易度が高かったコースのバーチャルツーリングをお楽しみください。

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午前10時、出艇前の1枚。
まずはツーリングコースの概要や瀬の特徴、注意すべきことなどを
陸上でご説明しました。

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出艇前風景

約50m下流の浅瀬では右岸側を通過するため
出艇直後はフェリーグライドで右岸側へ移動です。

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見通しがきかない瀬では必ず瀬の手前で止まります。
ここでは狭いエディに5艇入っていただきました。

ここから最初の瀬に挑戦!

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浅瀬前半

水量は下見時よりかなり少なく、川はご覧のように岩だらけです。
板取川では無数にある岩を回避しながら、最良のコース取りをすることが腕の見せ所です。
この日は私も含めて全員がピンボールのように岩と衝突していました。
※かなり高得点をたたき出された方もいらっしゃいます。

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浅瀬中盤

この浅瀬の最後をどのようにコース取りするか、目線がそれを物語っています。

浅瀬の最後は、

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こんな感じになっています。

バウ左にある岩の左を行くと直後に隠れ岩がありますので、このコースがベストです。
さて、赤のA-1の運命はいかに?

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岩に張り付いてしまいました。

記念に1枚記録してからレスキューに向かいました。

流れの向きに対して平面上で直角に、かつ船体の中央が岩に張り付いてしまうと
グラスファイバー製のA-1は音をたてて割れます。
この時は幸いにも中央からほんの少し後方の位置で岩にひっかかったので
大きなダメージはありませんでした。

1分ほどかけて艇を岩からはがしてツーリング再開。

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第2の瀬

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ここも写真のように岩だらけです。
板取川ツアーは約10kmの航程ですが、その瀬の多くはこのような感じです。

第2の瀬は全員が無事に通過。

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瀬のあとには心休まる瀞。

透明度の高い板取川の水と日増しに濃くなる緑、そして青空。
ツアー当日は絶好のツーリング日和でした。

出艇からこの写真の地点までは約1km。所要時間は30分。
以上、平均時速2kmの物語でした。

報告3につづく


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フジタカヌー工場ではあじさいが咲き始めました。

【アジサイ】
紫陽花 アジサイ科アジサイ属の植物の総称。学名は「水の容器」という意味。
6〜7月に花を咲かせる。
一般に花と言われている部分は装飾花で、本来の花は中心部で小さく目立たない。
花びらに見えるものは萼(がく)。アジサイは毒性があり、摂食すると中毒を起こす。

フランスの花言葉は「ひたむきな愛情」
日本の花言葉は「移り気」

あじさいは夏の季語。
梅雨が明けると、いよいよ夏本番です。

2010年06月26日

6月26日 笠置カヌースクール(木津川1dayツーリングコース)

梅雨らしい天気のなか、木津川は少し水量が増えて、とても川下りがしやすくなっています。
ゆるやかな流れに任せて、のんびりとツーリングしました。

普段の水位では通れない場所を探検したり。
ときには、豪快な沈(カヌー・カヤックでひっくり返ること)も!!

今回は、自艇でフジタカヌーのファルトボート(折りたためるカヌー・カヤック)を持ち込まれた方も
いらっしゃいました。

ファルトボートに興味がある方は、スクールお申し込みの際にご連絡いただけましたら、
希望の艇をご用意させていただきます。


午前中コース

獅子が淵

フェリーグライド挑戦中

ゴールの木津川市近く

水もぬるくなってきたので、そろそろ参加者に大好評の「ライフジャケット川流れ」も
開催できそうです。

後半は、幻想的な川霧の中を漕げる場所もありました。
雨でもたーっぷり楽しめるのが水遊びの良いところですね。

今回も参加者の皆さん大満足の一日でした。

ありがとうございました!

2010年06月27日

6/27 木津川・笠置カヌースクール(1Dayツーリングコース)

6月27日 木津川・笠置カヌースクール(1Day日帰りツーリングコース)
梅雨の中休み、晴れ間ものぞく一日でした。水量も少し多めで、ゆったりと川下りできました。

獅子ヶ淵・笠置大橋

仲良くツーショット

川の横断 フェリーグライドの練習

1Dayツーリングコース終了後は、キャンプツーリングへお越し下さい。

About 2010年06月

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