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2012年05月 アーカイブ

2012年05月03日

New! 5月6日(日)電車でファルトツアー 桂川から淀川へ

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身近な名川・桂川を下るツアーの第二回。

桂川の流れが、木津川、宇治川と合流。淀川と名前を変え、
大河の景観が広がります。

公共交通を利用したファルトボートの魅力と遊び方を、
ツーリングを通して体験してみましょう。

コース  淀〜枚方大橋  距離約15キロ

■参加費 会員¥10,000 ビジター¥11,000 
       (ガイド・昼食・傷害保険料含む。小学生以下参加費半額)
■ファルトボートのレンタル 
  1人艇¥3,000 2人艇¥5,000 (艇。パドル・PFD) 
■集合場所
 お車・艇レンタルの方 枚方河川敷公園(場所) 9:00 
 自艇ファルトの方   京阪淀駅改札口  10:00

※回送時の電車代各自
※集合時間までに自艇をスタート地点に回送できる方は、リジット艇でのご参加も可能\n
ツアーの詳細やご質問などは、こちらまでお問い合わせください。

2012年05月04日

5月5日(土) 木津川カヌースクール開催します。

5月5日土曜日、木津川カヌースクールを開催します。
天気予報は終日晴れ。心地よい一日を過ごせると思います。
お申し込みは本日(5/4)の18時まで受け付けています。
木津川カヌースクールのご案内はこちらからどうぞ。

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水位は5/4・10時現在で−1.6m(加茂観測所)。かなり下りやすい状態です。


5月27日(日)琵琶湖1dayツアー 彦根〜愛知川

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日帰りツーリングで琵琶湖一周を目指すツアー。
今回は彦根港のお堀内を散策後、湖を渡る風を感じながら南下していきます。

約3キロにわたって続く松並木の沖には、見る角度によって景色が変わる多景島の眺め。
彦根八景のひとつにあげられる風景のなかで、初夏のツーリングを楽しみましょう。

コース  彦根港〜愛知川付近 距離約15キロ
■参加費 会員¥9,000 ビジター¥10,000 
       (昼食・ガイド・傷害保険料含む。小学生以下参加費半額)
■艇のレンタル 1人艇¥3,000 2人艇¥5,000 (パドル・PFD込) 
■集合場所
  お車の方 柳川緑地公園(地図) 8:30 
  電車の方 JR東海道本線彦根駅西出口 観光案内所前 9:00

■持ち物 ツーリング装備・雨具・帽子・着替え・昼食用マイセット(お箸類・食器・コップ)

ツアーの詳細やご質問などは、こちらまでお問い合わせください。

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2012年05月08日

5月5日(土)木津川カヌースクール報告

こどもの日の5月5日土曜日、カヌースクールを開催しました。
天気は終日晴天。午後からは強い向かい風に見舞われたものの
5月のさわやかな空の下、水上の時間を満喫することができました。

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陸上講習を終えて、午前の練習風景。

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体長30cmほどの巨大な亀。
この日は午後からのツーリングでも、多くの亀が甲羅を干していました。

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この日最初の沈。まだまだ水は冷たいです・・・。

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12時からは1時間の昼食休憩。
濡れたウェアとともにご家族で記念撮影。

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この日は男性8名、女性3名がご参加(全員が日本カヌー普及協会の会員様でした)。
午後からは川下りの説明のあと、艇の傾け方やバランスのとり方をお伝えして
13時40分頃から約6kmのツーリングが始まります。

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ツーリング中盤、スタートから3番目の瀬。
この日の水位は−1.78m(加茂観測所)。
渇水期より80cmほど増水しているため、普段より大きな波を楽しめました。

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6年のカヌー歴で、初めての沈の瞬間。
今年はセルフレスキューを習得しましょうね。

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ツーリング終盤、右岸に咲く菜の花を背景に。

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左岸の新緑を背景に全員で記念撮影。

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15時30分、無事にゴールの銭司に着艇。
11名の皆さん、今回もご参加ありがとうございました。

6月は笠置から木津の約13km、7月は木津から流れ橋の約19kmのツアーを
予定していますので、ぜひまたご参加ください。
ツアーへのお申し込みもお待ちしています。

今後のツアー予定はこちらからどうぞ。

フジタカヌー 上田洋樹

2012年05月09日

5月6日(日)桂川から淀川へ 電車でファルトツアー報告

公共交通機関を使った、ファルトボートの面白さを探るツアー。
大好評の第二回目は身近な名川、桂川と淀川をツーリングしました。
ツアーの様子は、YouTubeでもご覧いただけます。

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普段のツアーは車で回送を行いますが、今回は電車を利用します。
それぞれが乗る艇はザックに収納した状態。
駅からスタート地点淀の川原まで、徒歩で移動します。

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背負って運ぶか、カートに乗せてコロコロするか。
それぞれの工夫を凝らしたアイデアはどれも興味深いものばかり。
しっかり情報共有をして、次のツーリングに活かしていきましょう。

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前回に引き続き、河川レンジャーの仁枝氏が同行。
桂川流域の歴史や地理など、貴重な内容のお話を伺いました。

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直接見ることはできませんが、新緑生い茂る堤の向こうには宇治川が流れています。

明治の河川改修で、オランダ人土木技師ヨハニス・デ・レーケによって設計された導流堤。
高・低木林の豊かな植生のなかに、アカゲラなどの野鳥が棲んでいるそうです。

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岩礁帯の岩盤によって形成された迫力ある落ち込みが現れます。
ここがコース最大の難所、艇を降りて全員で下見。

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波と戯れる二人艇。
この後、大量の水がコックピットに浸水して潜水艦のようになっていました。
コーミングと喫水線が同じ高さになっても沈をしなかったバランス感覚は、さすがの一言。
貴重なものを見せてもらいました!

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ほっと一息、笑顔が素敵ですね。

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桂川の終着地点。
向かって右手が宇治川と木津川の流れ、左手が桂川。

ここで流れと交じり合い、淀川へと河川の名称が変わります。

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昼食休憩。
作るのも食べる方も真剣勝負です。

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広い空に響き渡るオオヨシキリの鋭い声。

「誰もいない静かな世界は、宇宙空間に浮かんでいるよう。」との、感想がありました。

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弥生時代の土器片に古代の歴史とロマンを感じる。
こんな遊びをツーリングに取り入れるのも面白いですよ。

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GWの最後日、バーベキューを楽しむ人であふれる枚方公園でゴール。

レンタル艇と初心者の方は、ファルトの撤収までをご一緒に行います。
きれいにザックに収納して解散となりました。


ツアー後の参加者の感想として一番多かったのは、瀬の迫力があって面白かったこと。
やはり瀬を漕ぎ下る爽快感は、川下りの大きな楽しみの一つですね。

カヌーで下って水の汚れが分かったと、桂川の水質の汚れについて述べられる方も
おられました。
これについて仁枝氏は、上流の上鳥羽に京都市民の生活を支える下水処理施設があること。
そして今の桂川は上流に日吉ダムで水を蓄えるぶん、全体の流量と流速が減っている。
その為にせせらぎを作るような瀬が少なくなり、川の自浄作用ができていないとの説明が
ありました。

普段の生活では気づきにくいことも、自然の中に入りこめるカヌー・カヤックからの
視点で気づくことができる。
生活圏に近い川ならではの環境に対する発見もあったようです。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。

淀川の流れが大阪湾へとたどり着くまで、ここから約30キロ。
このまま海へと漕ぎでましょうか。
ツアーの様子は、YouTubeでもご覧いただけます。

2012年05月10日

気田川ツアー 定員まであと2名です。

5月12日(土)〜13日(日)の気田川ツアーは定員まであと2名です。

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現地の天気予報は土・日曜日とも晴れ時々曇り。
両日とも最低気温12度、最高気温24度前後ですので
ツーリング、キャンプとも心地よい時間を過ごせると思います。

参加ご希望の方は、11日の午前9時までにご連絡ください。
お申し込みは 0743-95-2507 までお願いします。

2012年05月16日

木津川カヌースクール報告 5月13日(日)

きれいな青空が広がるなか、笠置にてカヌースクールを開催しました。

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午前中 流れが穏やかな静水域でしっかりと基本操作を練習。
艇の操作に慣れるにしたがって、少しずつ笑顔がこぼれてきましたね。

この日は5歳の女の子がお父さんと参加。
二人艇で仲良くツーリングする姿はなんとも微笑ましかったです。

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狭い岩場の迷路もカヌーなら、す〜いすい。

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カヌー・カヤックでの日本一周を夢に、スクールに参加されたそうです。
こちらもお話を伺っているだけでワクワクしてきました。

フジタカヌーは「小さなカヌーの限りない楽しさ」をお伝えしています。

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穏やかな風景と波しぶきを浴びる瀬が交互にあらわれるスクールのコース。
何回下っても飽きることがありません。

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ときには、どきっとするような自然の光景と出会えることも。

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ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
またご一緒できる日を、楽しみにしております。


2012年05月21日

笠置カヌースクール報告 5月20日(日)

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午前中のみの半日体験と、一日カヌー体験スクールを同時に開催。
スクール開始前、20人近くが集まったカヌー広場はいつも以上に賑やかです。

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初めて乗るカヌーでも元気一杯の笑顔!

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小学生低学年の姉弟も一人艇に挑戦。
まだ心配そうに漕ぐ姿を、ベテランのお姉さんが優しく見守ってくれています。

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強い風にあおられたのか、午前中には沈が三名。
ひっくり返ったあと、爽やかな笑顔になるのは共通です。

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笠置大橋の下から迫力ある瀬の流れが始まります。
しっかり昼食を食べてから、午後の川下りをスタート!

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まだ小さい子供たちと共に5名で参加のご家族。
午後からの川下りは、2人艇二隻に分乗してツーリング。

ちびっ子たちも、安心して水辺からの景色を満喫してくれたようです。

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途中、静かな川原で一休み。
自家製酒粕酵母で仕込んだ天然酵母パンの差し入れ、みんなで美味しくいただきました。
ありがとうございます!

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午後からも再乗艇や沈脱の練習など、充実の一日でした。
またお会いしましょう!

New!ファルト限定ツアー 6月9日(土)琵琶湖 神のすむ島へ

公共交通機関を用いた、ファルトボートならではの魅力と遊び方を探るツアー。
琵琶湖に浮かぶ竹生島は、水の神様である弁財天と竜神を祀る信仰の島。
辰年に、日頃の感謝を込めてカヌーで参拝に伺いましょう。

帰りはファルトをザックに収納、琵琶湖汽船のフェリーに乗って今津へ戻る。
ファルトボート限定の片道ツアーです。

ツーリングの写真などはこちらから

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■参加費 会員¥9,000 ビジター¥10,000
(参拝料・ガイド・傷害保険料含む・小学生以下参加費半額)
       ※島内での昼食代、帰りのフェリー代¥1,260は各自負担。 

■ファルトボートのレンタル 1人艇¥3,000 2人艇¥5,000  

■集合場所 JR湖西線永原駅 9:00 
  ※お車でご参加の方は、今津駅近くの有料駐車場(1日300円)をご案内します。 

最小催行人数 5名(定員15名)

ツアーお申し込み・ご質問等は、こちらまでお問い合わせください。


2012年05月23日

6月9日(土)ファルト限定ツアー 竹生島のご紹介

琵琶湖にある三つの島のひとつ、北湖に浮かぶ竹生島。
神のすまう島と呼ばれる信仰の場へ、ファルトボートで訪れます。

レンタル艇と初心者の方は、スタッフと一緒にファルトボートの組み立てに
挑戦しましょう。
組み立てのポイントやコツなどもお伝えしていきます。

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新緑が深い湖に写りこむ湖畔の景色。
入り組んだ湾状の地形を楽しみつつ、竹生島を目指します。

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つづら尾崎と呼ばれる岬の突端から島までは、約二キロの距離です。
なかなか見ることができない島の裏側も散策して、唯一ある船着場から上陸。

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島の斜面にはお寺や神社が張り付くように建つ独特の景観。

水の神である弁財天と竜神を祀る神秘的な空間は、古来より信仰の地として
多くの参拝者で賑わっています。
時間の許す限り、ゆっくりと島内を散策しましょう。

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帰路は琵琶湖汽船のフェリーで今津港へと戻る片道ツアー。

ツアーの詳細などはこちらをご覧ください。


2012年05月30日

琵琶湖1dayツアー報告(彦根〜柳川) 2012.05.27

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日帰りツアーを重ねながら、カヌー・カヤックで琵琶湖一周を目指すツアー。
今月も湖岸沿いをゆっくりと時計まわりに漕ぎながら、季節ごとに移り変わる景色を
楽しんできました。

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梅雨入り前の爽やかな空の下、波も静かな水面を軽快に漕ぎ進む。

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白い浜が続くコースのなか、琵琶湖に流れ入る犬上川の河口付近には
カワヤナギの木々が緑豊かな林をつくっています。
水際に生えた木の、狭いすき間を通り抜けるのが面白い。

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湖の上での出会い。沖で仕掛けを回収している漁師さんと挨拶を交す。
うなぎを獲っているそうです。

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昼食休憩は野外料理に挑戦。
羽釜で炊き上げたつやつやのご飯と、焚き火料理。
ダッチオーブンには、煮込み料理を任せておきましょう。

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しっかり食べてお腹も一杯になったところで、湖岸にある三津屋の集落を散策。

蓮光寺のご住職から、往時の雰囲気を写した古い写真や絵を拝見。
地元の方達も交えて、貴重な昔話の数々を伺いました。

町のなかには昔の水路が埋め立てられた、五條橋という場所があり、
「ここに立って細い路地の向こうに見える琵琶湖を眺めたとき、今は無い橋をから
景色を日々眺めていた人達に想いを馳せることができた」と、参加者の感想。
素晴らしい感性ですね!

気付かずに通り過ぎるような風景の中に、生活する人の息遣いを感じた瞬間でした。

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琵琶湖一周を目指して漕いでいると、びっくりするような嬉しい出来事が沢山訪れます。
メンバーのお一人がご住職を見て、驚いた声をあげられました。

なんと、以前は地元で教鞭をとられていたご住職から、教えを受けていたとの事。
学生時代から二十数年ぶりに、恩師との再開。
不思議な偶然もあるものですね。私達も嬉しい瞬間を共有することができました。
素敵なご縁に感謝です。

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石寺の浜並木とよばれる松並木が、約三キロほどつづく湖岸。
遠浅の浜が続き、風が吹くと沖からの波が打ち寄せる区間でもありますが、
今日の湖は昼寝をしているように穏やかでした。

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湖岸に咲いたニセアカシアの可憐な花束。

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彦根城のお堀をバックに撮った集合写真。
すっかり青葉に包まれた、お堀の景色も見事でした。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。


終了後のアンケートには、ノンビリと琵琶湖のツーリングを楽しめたのが良かったと、
急がずに漕ぐツアーの進行を喜ばれる方。

普段から仏像巡りをされている方は、お寺で出会えた観音さまに、今度は奥様と一緒に
会いに来たいとのご感想もありました。

少し漕ぐペースを落としてみると、新しい発見や不思議な縁が繋がるのも面白いものですね。

来月は、6月9日琵琶湖一周の番外編「竹生島」
そして6月24日は今回のゴールから南へと漕いでいきます。

報告ページをご覧になって興味をもたれた方は、ぜひご一緒に琵琶湖一周に挑戦しましょう!
どの場所からでも、一周のスタートを切ることができます。

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