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2010年04月 アーカイブ

2010年04月03日

製品について(ラダー)

フジタカヌーラダーについて(写真はPE-1 -480)
ラダー(ブレードを上げた状態)

ラダー(ブレードを下ろした状態)

ラダーは、いわゆる 舵(かじ)ですが、ボートの場合は、進路を変えるたり決めたりするものです。
一方、カヤックの場合方向を変えるものというよりは、目標に向かってまっすぐカヌー・カヤックを進めるために使います。 
例えば、潮や風を受けるとカヤックは、流されてしまいますのでラダー(舵)を使う事で進路をキープし、目標に向かってまっすぐ進めることができます。
カヌー・カヤックは、ボートに比べ小さく軽く、動力は人力ですので、風や潮などの影響を非常に受けやすいものです。
コンディションによってはラダーは、有効ですが、ブレードを下ろすと水の抵抗があるということを理解してください。
まづ、しっかりとしたパドリングが基本です。
フジタカヌー ラダー ¥52,500 (システム ¥63,000)
*システムは、フットブレイス部分からのセットです。


2010年04月07日

6〜8月のツアーのお知らせ

6月以降のツアー予定が決定しましたのでお知らせいたします。

★6/5(土) 第1回ステップアップツアー 板取川(岐阜県)
長良川の支流・板取川にてステップアップツアーの初回を行います。
コース取りやライニングダウンなどの講習あり!
水はきれい。支流ならではの景色があります。
鮎釣り解禁前の最後のツーリングチャンスです。

★612(土) チャレンジ!琵琶湖一周 つづらお(滋賀県)
梅雨前の風がおだやかな時期に「隠れ里伝説」が伝わる奥琵琶湖の秘境へ。
人工物がない雄大な湖の眺望が楽しめます。

★6/19(土)〜20(日) 北山川キャンプ(和歌山県)
名勝「瀞八丁」の迫力ある景観。北山川のおおらかな川の流れ。
ツーリングコースはジェット船の航路ですのでツーリングは快適です。
6月のキャンプを楽しみましょう!

★7/3(土)〜4(日) 木津川キャンプツーリング(京都府)
カヤックにテント等のキャンプ道具を積み込みツーリング途中に河原でキャンプします。
スタートは笠置、ゴールは検討中です。第1回のキャンプツーリングにぜひご参加ください!

★7/31(土)〜8/1(日) 山陰海岸洞窟めぐり(兵庫県 民宿泊)
山陰海岸に多数存在する洞窟や洞門をめぐります。
遊覧船が入れない洞窟内部の光景はカヤックでしか見ることができないとっておきの世界。
民宿は「岡甚」さんを予定しています。

★8/7(土) 琵琶湖 沖の白石(滋賀県)
約80mの湖底から突き出している岩礁「沖の白石」に登ると、360度見渡す限りの
パノラマの風景が広がります。水上に漂い、湖面の景色をゆっくり眺めましょう。
梅雨明けの心地よい季節にご案内します。

現在、笠置の桜は満開です。
琵琶湖お花見ツアーにも遊びにいらしてくださいね。

2010年ツアー予定はこちら。
お花見の他、日帰り・キャンプ・民宿泊と盛りだくさん!
春のカヤックツーリングを楽しみましょう。

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フジタカヌー工場横の田に毎日現れる雉。
頭部の赤と青緑がとてもきれいです。

2010年04月10日

海津大崎の桜 4/9

4月9日 海津大崎に行ってきました
桜の開花状況は、8〜9分で、10・11日 桜は満開でしょう。

海津大崎の桜

現地の井上旅館の“おおおかみ”さまのお話では、天候次第ですが、次週末17.18日は、まだ大丈夫とのことでした。
悪くても 桜吹雪 桜のじゅうたんの上を漕げるといったところ・・・
折りたたみカヌーカヤックのフジタカヌーでは、
11日近江八幡 17海津大崎 18日 大浦 お花見日帰りカヌーツアーを予定していますが、まだまだ 募集中です。お申し込みお待ちしています。
マキノサニービーチ高木浜ですが、利用に当たって、変更があるようです。
個人で行かれる方、ご注意を! 

高木浜看板

2010年04月11日

木津川笠置カヌースクール(1dayツーリングコース) 4/11

木津川・笠置1dayツーリングスクールがありました。
ツーリングコースは、本年度2回目です。
桜吹雪の中、晴天に恵まれた1日でした。
午前中は基本操船の練習

基本練習

昼食休憩をはさみ午後はいよいよ6Kmのツーリングです。

笠置大橋下の瀬を下る

ツーリング途中では、流れのある川での横断の練習をします。
ツアー終了後は、わかさぎ温泉で汗を流し1日終了。
お時間のある方は、ぜひ工場へお越し下さい。
スクールの写真をCDにしてプレゼントします!!
桜が終わると、新緑が濃くなって、景色も最高です!

2010年04月12日

4月10日 琵琶湖お花見ツアー報告 奥琵琶湖 大浦〜菅浦

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4月10日に行われた琵琶湖お花見ツーリング。

大浦から菅浦の湖岸沿いに植えられている桜並木を、水上からカヌーに乗って
楽しんできました。

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複雑な気象条件が重なるこのエリアは、晴天と桜の開花時期がぴったり重なる日が
数日しかありません。

当日は初夏を感じるような爽やかな風と眩しいくらいの陽気の中、桜も満開。
例年にない好条件に、皆さん笑顔の大満足ツアーでした!

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来週末には、海津大崎のお花見が開催されます。

桜の時期だけ楽しめるお花見ツアー。
水辺からの視点という、普段とは少し違った体験はとても良い思い出になります。
みなさんも一緒に楽しんでみませんか。


ツアーのお申し込み&詳細は下記まで。
4月17日(土)海津大崎お花見 ツアー案内
4月18日(日)大浦〜菅浦お花見 ツアー案内 ※今回の報告と同じコースです

2010年04月13日

メンテナンスについて(ハイブリッドフレーム ステム部)

ハイブリッドフレーム ステム部のトラブルについて
写真のように長年使っていますと いろいろな状況下で
「チャイン金物」の接合部の穴が大きくなり
ワリピン(3×25mm)が抜けてしまう事があります。

チャイン金物1

フジタカヌーの笠置工場に送っていただきますと、パーツ交換・メンテナンスさせていただけますが、
下の写真のようにワッシャーを挟む事で対処する事も可能です。

チャイン金物対処後

チャイン金物 1個   ¥420
アルミリベット3.8×16mm 1本¥52

フジタカヌーのファルトボート(折りたたみカヌー・カヤック)は、力を逃がすために、このような箇所を設けています。これによりダメージを吸収し よりトラブル時の損傷を少なく済ますように設計しています。

紀伊半島サーキットツーリング第9最終回 日置川(和歌山県)報告

3月27日土曜日、約2ヶ月にわたって紀伊半島の川をめぐるサーキットツーリングは
いよいよ最終回を迎えました。当日の日置川は前日までの雨で水位が高く
とても下りやすい状態。山桜と新芽の緑は眩しいほどの日差しに照らされて
流域すべての風景が明るく、すがすがしい空気と相まって、日置川の魅力を
存分に楽しむことができました。

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午前8時の日置川。出艇前の下見時の1枚。

そよ風に水面をゆっくりと移動する川霧。
見渡す山肌には淡く鮮やかな山桜。
数時間後に始まるツーリングへの期待が高まるひとときでした。

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着艇地、そしてツーリング後の打ち上げ会場の向平キャンプ場。
キャンプ場の染井吉野は満開。

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桜の時期にここを訪れたのは初めてでしたが、華やかな桜と新鮮な緑が
キャンプで過ごす時間を、より心地よいものにしてくれたように思います。

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ツーリング前半、山桜を背景に全員で記念撮影。
静水域に見えますが、実際はゆっくり歩くほどの流速があります。

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春の緑いろいろ

明度、彩度、濃淡がそれぞれに異なる春の緑色。
こういう景色と出会うと、「春になったなぁ。」とつくづく感じます。

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ツーリング後半、「八草の滝」にて記念撮影。

滝はいつもより水量が多く迫力がありました。
ここでケーキ&ティータイムをとりながら30分ほど休憩。
最終回のご参加は11名でした。

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着艇は15時15分。
カヤックをキャンプ場に運んでから、すぐ近くにある「えびね温泉」で入浴していただき
そのあと、暮れなずむ日置川のほとりで打ち上げをしたのでした。

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■紀伊半島サーキットツーリングご参加の皆さまへ

2ヶ月にわたって何度もご参加くださいまして本当にありがとうございました。
おかげさまで8回のツアーで63名(スタッフを含めると78名)の方々と
冬から春にかけての川をご一緒することができました。毎回、感動的な
瞬間があり私自身いつまでも深く心に残る時間を過ごすことができました。
ハプニングやアクシデントも今となってはいい思い出です。

今後もこういったシリーズや新しいツアーを企画してまいりますので
ぜひともまた遊びにいらしてください。

フジタカヌー 上田洋樹

2010年04月14日

4月11日 琵琶湖お花見ツアー報告 近江八幡 

満開の桜を求めて、近江八幡の琵琶湖沿いをツーリングしてきました。

カヌー・カヤックでのお花見と言えば海津大崎が有名ですが、最近ではお花見舟などの
往来も増え、賑やかな雰囲気です。

今回は混雑を避けて、長命寺付近の湖岸に植えられた見事な桜並木を見てきました。
湖の上は私達のグループのみ。
ゆっくりと漕ぎながら、水上からのお花見を満喫できました。


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この時期のオススメは、新緑の木々と桜がバランスよく調和している景色です。
川柳の若葉や、足元にはシャガの白い花も顔を出していました。


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西国31番の長命寺近くでは、お祭りの風景に出会うこともできました。
川や海と違い、岸沿いに人々の営みと歴史を体験できるのも琵琶湖の魅力です。


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今週末には海津大崎のお花見ツアーが開催されます。
ツアーのお申し込み&詳細は下記まで。

4月17日(土)海津大崎お花見 ツアー案内
4月18日(日)大浦〜菅浦お花見 ツアー案内 


2010年04月20日

4/17(土)琵琶湖・海津大崎お花見ツアー報告(滋賀県)

染井吉野(ソメイヨシノ)の名称は奈良県の吉野山に由来する。別名「吉野桜」。
花弁は5枚で咲き始めは淡いピンク。満開に近づくにつれて色は白へと変化する。

日本のさくら名所100選の湖北海津大崎ではその染井吉野が花盛り。
ツアー当日は約600本におよぶ桜が見ごろを迎えていました。
それでは、華やかな桜で彩られた湖北でのお花見ツアーの様子をご覧ください。

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10時50分出艇。
空は雲が多かったものの雲の切れ間からは青が広がっていました。
予報ではこの日の最高気温は13度。少し肌寒い一日でした。

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出艇して約20分、海津の桜並木に到着。

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横須賀のコアアウトフィッターズの平野さん。
普段は三浦半島で海を案内されています。
遠くからのご参加ありがとうございました!

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横浜からのご参加ありがとうございました。
初めての琵琶湖はいかがでしたか?またの機会を楽しみにしています!

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満開の染井吉野と青空。
5枚の花弁はこれ以上開くことがないほどに開花していました。

★花筏特集
水面に漂う花びらの写真集です。

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湖北の透明度の高い水に浮かぶ花びら。

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水面近くからの1枚。
画面右に見えるのは竹生島、ではなく岩です。

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水中から撮影。逆光です。

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光を受ける角度を変えて撮影。
花びらは淡いながらも深みのある紅色に仕上がりました。

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染井吉野の幹と新芽とお花見遊覧船。
時刻は12時45分。井上旅館さん前の浜での1枚です。

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この日のご参加は8名。
昼食を終えて再出発前に桜の下で記念撮影。

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いつもの海津大崎ツアーは出艇地へ戻るのですが、この日は井上旅館さんからさらに東へ
進路をとり、二本松から湖を横断して菅浦へと。つづらお荘前の浜をゴールとしました。

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竹生島と観光船。
ツーリング後半は強風で武者修行さながらのパドリングでした。

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北西の風に吹かれて、竹生島を背景に。
このあと、14時45分に着艇しました。

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リジッドのA-1(左)とグラス&ウッドフレームのPE-1-500シーショア(右)。

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菅浦方面は八重桜が多いのですが、そのほとんどはまだ蕾の状態。
八重桜の見ごろは今週末から5月上旬にかけてでしょう。

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毎年、お花見ツアーへのご参加ありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします!
ツーリングを終えて、JR永原駅で最後に記念撮影。
古座川ツアーもどうぞお楽しみに!!

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ツアー終了後は4人で知内浜から井上旅館さんに移動。日暮れ前に桜の下にテントを張りました。

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夜は提灯が灯り、やわらかな花あかりの中でゆったりとしたひとときを過ごしたのでした。

古座川民宿泊ツアーは開催まであと3名です!
緑あふれる5月の古座川へぜひとも遊びにいらしてください!!

2010年ツアーは8月までの予定を公開しています。
各ツアーへのお申し込みもお待ちいたしております。

2010年04月21日

花時の桜人 4/18(日)琵琶湖 大浦〜菅浦お花見ツアー報告(滋賀県)

桜にまつわる言葉は数多い。

花時は花が咲く頃。
満開の桜は花盛り。
満開のあとにはらはらと散る桜は零れ桜(こぼれざくら)。
風に吹かれて舞い散る花びらは桜吹雪。
水面に浮かび、寄り添う花びらは花筏。
そして、花筏が架け橋のように見えるさまを花の浮橋という。

水面に映る水際の桜は桜影。桜の木陰は桜陰。

桜人(さくらびと)は桜を愛でる人のこと。
花見に行って疲れてしまうことは花疲れというそうです。

桜の花の白さで周囲がぼんやりと明るく見えることは花あかり。
夜桜を見るためのかがり火は花篝。

天気が変わりやすい桜の頃の、なかなかすっきり晴れない天候は花曇り。
よく使われる言葉では、春の急激な寒さを表す花冷え。

桜の花にかかる雨は桜雨。
花びらを散らしてしまう雨や、花びらが水に流れていく様子は桜流し。
桜の上に宿る露は花の露。
花からしたたり落ちるしずくは花の雫。

花盛りを過ぎ、陸上に散り残った花びらは残花。
春の名残を感じる言葉です。

こうした言葉を知ると、日本語って響きが美しく、情緒にあふれているなぁと思います。
零れ桜、花筏、桜影、花あかり、そのどれもが桜の花の儚くも
生命力にあふれた瞬間を表現した素敵な言葉です。

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朝、目覚めてテントの扉を開ければそこには桜。
贅沢な早朝のひとときでした。

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海津の水と桜。
透明感のある水の色と桜色の組み合わせはまさに春の色です。

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出艇地での1枚。
夜露の水なのか、中心にはひっそりと水がたたずんでいました。

それでは、花時の湖北の染井吉野の花盛りを楽しんだ9名の桜人の物語をお届けします。

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永原から出艇した直後の1枚。春の小川です。

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芽吹きの緑を背景に。

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大浦川から琵琶湖へ。まずは全員で記念撮影。

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大浦の公園の桜並木を背景に。ここの染井吉野も満開でした。

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葉桜と満開前の桜色と満開の白。
大浦と菅浦の間の水は黄緑と緑の中間色のような独特の発色。
これが巷で噂の「菅浦グリーン」です。

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角度を変えて撮影。
空も緑も桜もすべてが明るく春を感じた瞬間でした。

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1回目の休憩での1枚。
3畳ほどのバルコニーで皆さんに寄り添っていただきました。

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花の直下をくぐる。
ここを通過する全員が枝を見上げていたのが印象的でした。

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結露したレンズがカヤックの周囲に霞をかけて雰囲気のある仕上がりとなりました。

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桜とともに春を感じる花は菜の花。
その菜の花が群生している地点で再度いかだを組んでいただきました。

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菜の花の後ろには染井吉野。

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このあと、ゴールのつづらお荘を通過して、東にある須賀神社へと漕ぎ進めました。

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製造番号(シリアルナンバー)が私の舟と1番違いのA-1。
2010年春の記念の1枚です。

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菅浦地区の八重桜。
きっと今頃は花開いていると思います。

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ニホンカモシカを発見!
「私の写真のほうがきれいに撮れているよ。」という方はぜひメール添付でご送付ください。
写真を差し替えますので。写真は ueda@fujitacanoe.com まで。

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湖岸にはマメ科(おそらく)の花の蕾。
深い緑の中で白が映えていました。

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横浜、横須賀から来られたお2人と春の花々。
工場見学からツアーへと3日間楽しい時間をありがとうございました。
三浦半島でのツアーではよろしくお願いいたします。

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ご夫妻と春の色。
5月以降もまた遊びにいらしてくださいね!

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水中からの花筏を拡大した1枚。水上の残花です。

9名の桜人の皆さま、ご参加ありがとうございました!
来年のお花見ツアーもよろしくお願いいたします。

桜の次はさわやかな新緑の季節です。
5月以降のツアーにもどうぞご参加くださいませ。

フジタカヌー 上田洋樹

2010年04月25日

ファルトボート収納について(PE-1 ハイブリッドフレーム)

ファルトボート(フォールデイングカヤック)は、折り畳んでザックに入れて収納(パッキング)し携行することができるので、宅配便を利用したり、公共交通機関(電車・バス・飛行機など)で移動が可能ですので、フィールドは世界中へと夢が膨らみます。
さて、収納に関してですが、個人装備などにより、工夫していただかねばなりません。
基本的な収納方法は・・・
1 船体布(スキン)の畳み方 (写真はPE-1-400スペリオ) 
 コーミングを半分に畳み、ザックの幅になるように畳みます。

船体布(スキンの畳み方1

2 縦方向(コーミングの前後の先端で折り返し、長い部分を内側に折り返しザックの
サイズに畳みます。

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3 折り返した部分に、フロアボード、センターリブ、No2.3.5.6を挟みこみます。

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4 ザックにいれメインストラクチャー前後を入れ、その上にシート・フットマット
 を入れます。

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5 4PCパドルは両サイドの隙間に入れ、PFD(ライフジャケットはシートの上側に入れます。 

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2010年04月26日

板取川ドライブ(岐阜県) カヤックツーリングと映画

4月24日から25日にかけて、6月5日に予定している板取川ツアーの下見に行ってきました。

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板取川は長良川の支流です。
清流・長良川の支流ですので、さらに清流です。
今回は陸上のみの下見でしたが、ご紹介したい写真がたくさんありますので
それらを一挙に公開します。

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川幅が狭い支流ならではの風景。

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4月の明るい日差し。翡翠のような美しい淵。

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河岸の森林ではしゃがの花が咲いていました。

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画面上部に小さく見えるのが洞戸ダム。
ここは通過できませんので、ツアーコースをこの上・下流どちらにするかおおいに迷っています。

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洞戸ダムが放水するとこうなります。
ツアー前やツアー当日の降水量が多い場合はツアーを中止します。

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洞戸ダムの上流。
写真ではそうたいしたことがない瀬に見えるかもしれませんが
実際にこの瀬を目の当たりにするとかなりの迫力なんですよ。
事故の要因が盛りだくさんです。この区間は下りません。

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ツアーコースはまだ未定ですが、どちらのコースを選択してもこれくらの瀬や
もう少しきつい瀬があります。

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上流域は信州の川のよう。
少し前の爽健美茶のCMのような風景です。
鮎はまだですが、あまごはすでに解禁となっています。
この日は7人くらいあまごの釣り人を見かけました。
このすぐ下流は、

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こんな感じです。
水位がこれより高くなればこの区間は下りますが、この水位なら左岸をライニングダウンします。

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理想的な川の家。
きっと豊かな生活を送れると思います。

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四国高松在住の会員さんと「どちらが長く乗り続けられるか」、一度の食事を賭けている私の愛車。
Sさん、私の車は快調ですよ!(タイヤがつるつるになってきましたが・・・。)
ポルシェはお元気ですか?
最近ご無沙汰していますが、またツアーに遊び来てくださいね!

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板取川の最上流部の川浦(かおれ)峡。
ここの流れは凄まじいです。
この写真ではその迫力が伝わらないと思いますが、川を見ているだけでドキドキするほどです。
水は写真の下部から上部へと流れています。2つの白の落差は5m以上です。
板取川ツアーでは集合してから、この川浦峡を車でご案内することも考えています。

陸上の下見報告は以上です。

最後に紀伊半島サーキットツーリングにご参加いただいたお客さまから
とても感動的なお便りをいただきましたので皆さんにご紹介します。

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ツーリングは大自然という映画を水際からカヤックという動くシートから鑑賞している感じです。
川のせせらぎや鳥のさえずりはテーマ曲にもバックミュージックにもなります。
カヤックはある種の総合芸術かもしれませんね!!
川も好きになりました(瀬はまだまだドキドキしますが・・・)。
本当にいろいろとツアーではお世話になりありがとうございました!
またどこかの川でツアーでお世話になるかもしれませんが、その時はよろしくお願いいたします。
本当に素晴らしい川のガイドありがとうございました!

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こちらこそありがとうございました。

今後のツアーもいい映画となるように、脚本、小道具、その他いろいろと頑張ります。
どのツアーも2010年のアカデミー賞候補となるよう精進します。

これからもよろしくお願いいたします。

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木々や草々の緑が生き生きと鮮やかな季節になりました。

6/5(日)第1回ステップアップツアー板取川のご案内はもうしばらくお待ちくださいませ。

フジタカヌー2010年ツアー予定もどうぞご覧ください。
5/1(土)〜2(日)古座川ツアーは本日開催が決定しました!
5/15(土)銚子川ツアーは開催まであと1名です。

上田洋樹

2010年04月27日

島根 松江より 造形作家 藤田丈氏来社

昨日4/26 島根県 松江市の造形作家で「アトリエ 木朴」の藤田丈氏ご夫妻が来られました。

実は、フジタカヌー会長 藤田清の弟なのです。

フジタカヌーの工場の家具なども製作していただいていますが、
新素材を追いかけている私たちフジタカヌーも改めて自然の素材がいかにすぐれていて、
また、人間の心を癒してくれるものであると言う事を再認識しました。

フジタカヌー工場にて

もっと詳しく

2010年04月29日

メンテナンス パーツ(キールジョイント金物) ウッドフレームシリーズ 

ウッドフレーム(現在は生産終了しています)のメンテナンス パーツの紹介

フジタカヌー 折りたたみ式カヌーの
キールジョイント金物は、ウッドフレームSS-1.ST-2.KG-1.QG-2などのキール部の
テンションシステムに使われているパーツです。
真鍮木ネジ8本で固定していますが、破損時の交換は、破損パーツをはずした後、
エポキシ樹脂接着剤(セメダインハースーパーなど)を塗ってから木ネジで固定します。
万が一ネジ穴が、大きくなって固定できない場合は、木の粉を中にいれ、アロンアルファなどで穴をふさぎ再度木ネジで固定して下さい。(その際、下穴をあけ直して下さい)

キールジョイント金物 木ネジ

キールジョイント金物1個¥2,100 
木ネジ 3.1×13 1本¥21 
     3.5×32 1本¥52

About 2010年04月

2010年04月にブログ「折りたたみ式カヌーカヤックのフジタカヌー日記」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2010年03月です。

次のアーカイブは2010年05月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

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