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2012年06月 アーカイブ

2012年06月05日

木津川カヌースクール報告 6月3日(日)

6月3日の日曜日、笠置でカヌースクールを開催しました。
天候は終日曇り、水位は−2.39mとやや少なめでしたが
午後からのツーリングでは、弱い追い風を背中に受けて
ゆったりとした川下りを楽しむことができました。

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午前の陸上講習の様子。
艇内にあるフットブレイス(つま先で踏ん張るためのペダル)を
前後に調整しているところです。

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基本のパドリング講習のあとはカヤックを水辺に運びます。
川での乗り方・降り方と沈した際の対処方を説明してから
午前中は流れの穏やかな水域で基本操作を練習します。

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1時間の昼食休憩後、午後からは笠置から銭司まで、約6kmをツーリングします。
笠置大橋下、右岸側の瀬での1枚。艇はPE-2-470ノアです。

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アルミとグラスパイプのハイブリッド艇・アルピナ-1-450。

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A-1-Gでコース中盤の瀬をゆく。
この日はスケグ(スターン側のボトムにあるフィン)をはずして乗っていただきました。

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この日のご参加は4名。3艇を横並びにして記念撮影。
2人艇は立つことができるほどの安定感があります。

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4名の皆さま、カヌースクールへのご参加ありがとうございました。
いつかまたご一緒できる日を楽しみにしています。

フジタカヌー 上田洋樹

2012年06月06日

6月24日(日) 琵琶湖1Dayツアー案内 湖東(愛知川〜長命寺)

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水面に踊る雨音を聞きながら、梅雨の琵琶湖をツーリングしましょう。

半島状となっている湖岸は、戦後の干拓事業が行なわれる以前は、
湖に浮かぶ島として点在していたそうです。
山々から立ち上る霧とモノトーンの景色のなかに、かつての面影を感じるコースです。

■参加費 会員¥9,000 ビジター¥10,000 
(昼食・ガイド・傷害保険料含む 小学生以下の参加費半額)

■レンタル艇 1人艇¥3,000 2人艇¥5,000  
■集合場所 お車の方 08:30 長命寺港 アクセス
        電車の方 08:00 近江八幡駅 改札口

■持ち物 カヌー用品・着替え・雨具・帽子・マイセット(箸、コッヘル、コップ)
最小催行人数 5名(定員10名)

ツアーお申し込み・ご質問等は、こちらまでお問い合わせください。

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水際のすぐ近くまで生い茂る森は、ご神体のすむ山として信仰されてきました。
緑濃き季節、カヌーの上から眺めると、美しさが際立つようです。

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伊崎寺の竿飛び堂
ここは毎年8月に「伊崎の竿飛び」と呼ばれる行事が行われます。

湖と縁が深い風習が今も残る古刹を水上から参拝させていただくことは、
一周ツアーのなかでも心に残る体験のひとつです。

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2012年06月10日

6/10 木津川 笠置カヌースクール

6/10  京都 木津川 笠置カヌーカヤックスクール
昨日までの雨の影響で、水量も40Cm程度多めでした。
午前中 基本練習 獅子ヶ淵もいつもより流れがありました。
慣れてきた頃が、一番危ない!!"沈"
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昼食休憩の後、川下りの体験。
川下りは、通常より水量も多く、下りやすい状態でした。
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緑に囲まれ心地よい一日でした。
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カヌーを始めたい方先ずは、カヌースクールから・・・

2012年06月12日

ファルト限定 竹生島ツアー報告 2012.6.9

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今年の竹生島ツアーは普段と趣向を変えて、ファルト限定ツアーで開催。
電車と琵琶湖汽船、公共交通機関を利用した片道ツーリングを楽しんできました。
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。

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いつも電車で参加のK氏、京都市内からゆっくりと読書を満喫中。

車で来られた方からも、ファルトの旅は移動中に色々な事が楽しめることに感動。
これからはたまに、電車で参加したいとの感想もありました。

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初心者・レンタル艇の方は、スタッフと一緒に組み立てに挑戦。

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新緑の上にこぼれた雨粒。
雨の日は雨の日ならではの景色が待っています。

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このような形のクヌギの木を、山親父と呼ぶそうです。

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奥琵琶湖の隠れ里伝説が残る菅浦集落。
少し寄り道して、名物かぐや餅を食べに立ち寄りました。

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地元の漁師から船の難所と呼ばれる、つづら尾崎から竹生島を眺める。
呼吸するように時折雨が降りますが、この日は波風も静か。
島へ渡る途中で集合写真を撮る。

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緑の色濃き竹生島の周囲をぐるりと散策。
島の周囲は断崖が続きますが、南東部に唯一の船着場があります。
港に面した狭い斜面を見上げると、張り付くように神社仏閣が建てられています。

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桟橋でファルトをザックに撤収、今津行きの定期船が来るまで島内を散策。

豊臣秀吉の御座船の廃材で造られたと伝えられる舟廊下を見た方は、
ノルウェーの木造教会で見た天井も、ヴァイキング船の形で作られていたことを
思い出したそうです。
宗教・文化も違うのに水辺の国同士、同じ思考の共通点があって面白いですね、

散策の最後は、竹生島神社へ。
湖に面した竜神参拝所で、日頃のツアーの報告とお礼を祈ってきました。

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定期船から続く白い軌跡は、名残を惜しむようにいつまでも島とつながっているようでした。
さらば竹生島よ。


おまけ
ツアー終了後、希望者で新旭水鳥センターへ移動。
福島で震災支援の活動をされている「はからめ」鈴木ご夫妻から、震災の活動について
ミニトークとスライドショーを見せていただきました。

朝から色々と盛り沢山、たっぷり遊んだ1日でした。
参加者の皆様、ありがとうございます。


ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。


2012年06月14日

6月11日(月) 笠置カヌースクール報告

梅雨入りした6月の平日、カヌースクールを開催しました。
今回は講習風景を中心に1日の様子をご紹介します。

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カヌースクールは10時30分開始。
1日の予定をお伝えしてからはスタッフ紹介とご参加の皆さんの自己紹介。
準備運動をしてから、装備や道具の説明、パドリングの基本(前進、後進
減速、方向転換)、艇の説明、運搬の仕方などの陸上講習を行います。
写真はパドルについて説明しているところです。

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漕ぎ方の説明のあとは全員で水際までカヤックを運び、乗り降りや姿勢
転覆した際の対処の仕方などをお伝えします。

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これらの講習後は流れのおだやかな水域で、まずは自由に乗っていただきます。
少し慣れてきた頃には下半身の使い方や定位置旋回、スターンラダーの練習を
行います。12時からは1時間の昼食休憩。

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午後からは約6kmをツーリングします。
川を下る前には瀬の下り方やコース取り、水の流れや障害物の見極め方
本流への入り方や岸へ艇を寄せる方法などをご説明します。
毎回この説明時は皆さん真剣に話を聞いてくださいます。

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川下りの説明のあとは、水辺で艇の傾け方やバランスの取り方、艇内にたまった
水の抜き方、流れのある所で沈した際の対処方などを説明。
そして、いよいよツーリング開始。

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笠置大橋下の瀬。
いつもは右岸側から撮影するのですが、この日は左岸から撮影しました。

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午前から笠置大橋下の瀬を通過するまでは沈はゼロでしたが
その後の左カーブの瀬から、ゴールするまで沈が続出・・・。
画面右側は大阪南港北ATC内にお店を構えるカヤックコウノトリの河野さん。
当日はレスキューありがとうございました!

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コース前半の1枚。
中間地点では休憩のあとに流れを横断するフェリーグライドを練習します。

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ゴールまで1.5kmほどの地点、全員で筏を組み記念撮影。
この日のご参加は16名。梅雨の時期ですが、そよ風が心地いい一日でした。

フジタカヌー 上田洋樹

2012年06月19日

6月30日〜7月1日 丹後半島 伊根の舟屋泊ツアー 

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丹後半島シーカヤックツアー
伊根湾内に立ち並ぶ230軒あまりの舟屋群は、全国的にも大変珍しい場所です。

カヌーから直接乗り入れることができる貴重な宿、カヌーイスト憧れの舟屋に泊まり、
どこか懐かしさを憶える漁村の景観をゆっくりと満喫する二日間。

■参加費 会員¥35,000 ビジター¥39,000 
(舟屋宿泊代・ガイド・傷害保険料含む 小学生以下参加費半額)
■レンタル艇 1人艇¥4,000 2人艇¥6,000  
■集合場所 お車の方 12:30 道の駅「舟屋の里」伊根 駐車場 アクセス
         電車の方 11:10 KTR宮津駅 正面口
■笠置からスタッフ号へ同乗¥5,000
■持ち物 カヌー用品一式・着替え・防寒着・雨具・帽子
シュノーケリング装備や釣り竿等、海遊び道具は必要に応じて用意ください。
最小催行人数 5名 定員16名

ツアーお申し込み・ご質問等は、こちらまでお問い合わせください。

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舟屋は一階は船のガレージ、二階は居間として設計されている独特の建物。
これだけまとまった数が集まっている場所は、世界でもここだけとのこと。

映画「男はつらいよ 〜寅次郎あじさいの恋〜」や、釣りバカ日誌5。
NHKドラマ「ええにょぼ」の舞台にもなっています。

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舟屋に泊まって日本海の海の幸を堪能し、地元の方も交えて親睦を深めましょう。

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翌日は、海岸線沿いを約2時間のツーリング。

海のコンディションがよければ洞門くぐり、無人の浜でシュノーケリングや釣りなどの
海遊びの時間を取り入れる予定です。お気に入りの遊び道具はお忘れなく。

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2012年06月22日

木津川日帰りツアー報告 笠置〜木津 6月16日(日)

梅雨時の6月3週目の日曜日、木津川を笠置から木津まで
約13kmツーリングしました。

ツアー当日は時折小雨に降られましたが風はなく、豊富な水量で
流れが続き、ゴールの木津・泉大橋まで快適に下ることができました。

今回のツアーの様子は14枚の写真でご紹介します。
動画はこちらからどうぞ。

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朝の出艇準備風景。艇は2分割式のA-1-Dです。カヌー広場にて。

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全員の準備が整い水際に集合。
いつものように1日の予定とコースを説明。自己紹介もしていただきました。
半分以上の方が笠置〜木津間のコースが初めてでした。

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10:25出艇。
午前7時での水位は−2.3mほど(加茂観測所)。
それから正午頃には−1.9m前後まで増水しました。
木津川の水位は−2mを上回ると瀞場が少なくなり、かなり下りやすくなります。

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コース前半、渇水時には通過できない水路をゆく。
艇はアルピナ1-400、オーダーカラーのペールピンクです。

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カヌースクールではいつもフェリーグライドを練習する瀬。
この日の波は高く、連続する波を越える楽しさがありました。

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12:00加茂の恭仁大橋下流右岸に到着。約1時間、昼食休憩しました。
再出発前に全員で記念撮影。左に小さく写っているのが恭仁大橋です。
今回は総勢12名でした。

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コース中盤の景色。
こうして見ると、木津川流域は手付かずの自然があって
のんびりとしたツーリングを楽しむことができる、いい川だなぁと実感します。

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空は終始曇天でしたが、寒さを感じることがない気温と
ゆったりとした流れで、心地よい水上の時間を満喫しました。

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コース中盤、左岸に流れる水路。
下っているように見えますが、実は上流に向かって漕いでいます。
200mほど漕ぎ上がり、中洲をまたいで本流に行こうとしましたが
中州上流側の流れが速く、最後に断念しました。

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ゴール直前、もう一つの水路をゆく。
この水路も水が少ない時には通り抜けることができません。
笠置〜木津のツアーではおそらく初めてのコース選択でした。

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川に対して90度に派生する水路。つかの間の寄り道。

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14:10無事(?)に木津・泉大橋下流左岸に着艇。
ゴールを通り過ぎて、流されないように草をつかむ河村さん。
長野の万水川を思い出されたようです。

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あらかじめ回送していた車に艇の積み込みを終えて、笠置に帰る前の1枚。
ゴール直前には4名の方が連続して沈するというハプニングがあり
最後は大いに盛り上がりました。皆さん、ナイスファイトでした。

ツーリング後は3台の車で笠置に戻り、撤収のち解散。
夕方のカヌー広場は静けさに包まれていました。

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10名の皆さん、今回もご参加ありがとうございました。
また、7月8日(日)の木津〜流れ橋ツアーのお申し込みもありがとうございます。

同ツアーは開催が確定しています。あと4名で定員となりますので
ご参加を検討されている方はお早めにご連絡ください。
次回のツアーもよろしくお願いします!

動画はyou tubeにて公開しています。どうぞご覧ください。

フジタカヌー 上田洋樹

2012年06月28日

琵琶湖1dayツアー報告(柳川〜長命寺) 2012.06.24

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琵琶湖一周約235キロを、カヌー・カヤックで目指すツアー。
今月は近江八幡市の北東部にある、愛知川近くの公園から出発。

カヌーを湖面に浮かべると、大雨をもたらした台風4号の影響で、水は薄く濁り、
川から運ばれた流木がところどころに浮かんでいます。

コース途中の休暇村近江八幡の宮ヶ浜では、大量に打ち寄せられた木くずが
500メートルの浜を覆いつくし、処理に困って県と市に除去を要請したそうです。

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この木屑が漂うなかで何かの条件を満したときに、同じサイズの小枝が集まるようです。

湖面に10センチくらいの小枝が垂直に浮かび、列をなして続いていく光景を見つけました。
誘導灯のように、カヌーの進行方向の先へと伸びています。
水面の反射で姿を消したその先は、どこへたどりつくのか。

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伊崎半島の突端にある伊崎寺を参拝。
現在は陸続きとなっていますが、昔は湖に浮かぶ「伊崎島」という島でした。
舟で参拝する信者を迎えるため、山門は琵琶湖に面して建てられています。

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竿飛び堂の下で集合写真。

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湖上の風は私たちを脅かすことなく、爽やかに吹き抜けていく。
このまま風に任せて、沖島へ渡ってみる事にしました。

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昼食は参加者全員でアウトドア料理を作ります。
わいわいと話も弾む、楽しい交流の時間です。

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長命寺港近くの名勝、松ヶ崎付近の景色

新しい試みとして戦前の古はがきを使い、過去から現代へ続く姿を探ってみました。

戦後の数十年で湖岸の風景も、ずいぶん変わっているようです。
しかし、注意深く観察してみると、どこかに昔から変わらない面影が残っています。

景色が語りかけてくる声に耳をすませ、心をタイムスリップさせる仕掛け。
琵琶湖にたいして、新しい興味が広がるにきっかけになったようです。

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来月のツアーにむけて、ファルトボートを丁寧に収納。

今回の報告も、参加者からいただいた感想を盛りこみながら作成しました。
ありがとうございます。

2012年06月29日

7月15日(日)琵琶湖1dayツアー案内 湖東 (長命寺港〜琵琶湖大橋)

日帰りツーリングを重ねて琵琶湖一周を目指すツアー。

長命寺港から南へむけて出発。
梅雨明けも間近なころ、ひと足早い夏の気配を探してみましょう。

湖の最狭部に架けられた琵琶湖大橋をくぐり抜けると、大きく広がる南湖の景色。
比叡山の姿もはっきりと、正面に眺めることができます。

北湖の豊かな植生が残る湖岸と、水際まで迫る琵琶湖大橋を始めとする南湖の建築物。
雰囲気の違うエリアの両方を楽しめるコースです。

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■参加費 会員¥9,000 ビジター¥10,000 
(昼食・ガイド・傷害保険料含む 小学生以下の参加費半額)

■レンタル艇 1人艇¥3,000 2人艇¥5,000  
■集合場所 お車の方 08:30 湖岸緑地公園 木浜1パーキング アクセス
         電車の方 08:00 JR守山駅 改札口

■持ち物 カヌー用品・着替え・雨具・帽子・マイセット(箸、コッヘル、コップ)
最小催行人数 5名(定員10名)

ツアーお申し込み・ご質問等は、こちらまでお問い合わせください。

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