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2010年03月 アーカイブ

2010年03月02日

2010年5月のカヌーツアー予定決定しました!

2010年5月のカヌーカヤックツアー予定が本日決定しました。
5月はどこにいっても新緑が鮮やか。
とってもすがすがしいツーリングを楽しめますよ。

★5/1(土)〜2(日) 古座川(和歌山県) 民宿泊

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南紀の清流・古座川を2日にわたって河口近くまでカヌーカヤックツーリングします。
古座川峡、一枚岩など見所満載です!
民宿は「神保館」さんを予定しています。

★5/15(土) 銚子川(三重県) 日帰り

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先日、チリの大地震でカヌーカヤックツーリング途中に中止となったツアーです。
今度こそ、銚子川から船津川、白石湖、尾鷲湾と制覇できますように。
もう一度あの美しい水に会いに行きます。

★5/29(土)〜30(日) 気田川(静岡県) キャンプ

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フジタカヌーのすべてのスタッフが愛してやまない静岡の清流です。
5月の気田川は、あらゆる緑に囲まれて本当に美しく
ゆるやかな流速が続く気田川でのカヌーカヤックでのツーリングはかなり快適です。
2010年初のキャンプツアーにぜひともいらしてください!

皆さまからのお申し込み、スタッフ一同お待ちいたしております!
2010年ツアー予定もご覧くださいね。

ガイドUの小川(こがわ・和歌山県古座川支流)ソロツーリング報告 3/3 完結編

古座川の支流・小川周辺の地図をじっくりと眺める。

真砂 相瀬 美里 潤野 月野瀬 冷氷山
どれも美しい古座川流域を表している素敵な地名だ。

なかでも、ひときわ印象的な地名は一雨(いちぶり)。
古座川を眼下に、雨降る光景が光の加減や反射で荘厳な景色となるのか
または、一雨一度に由来するのか。
地図を眺めているだけで多くのことを想像してしまいます。

さて、そんな水にまつわる叙情的な地に流れる小川の下見ツーリング報告も今回で完結です。
完結編はツーリング中盤から着艇までの様子をお届けします。

2枚目の写真は川面に舞い降りた何かの胞子です。
この胞子は赤ちゃんの握りこぶしほどの大きさ。胞子にしては巨大です。
タンポポの胞子の10倍くらいの大きさでしょうか。
水面に浮かぶものがない小川で、アメンボのように水を弾いてゆらゆらと流れていました。

「柿太郎の廻り」をゆく。
この時期にカヤックでツーリングしている人はなく、初めから終わりまで川は貸切状態。
水面は風に揺られることもなく、さざ波一つない静寂の面影。

小川ツアーにお申し込みの方で、こんな光景を見てみたい方は私の次の2番目でくだってください。
(前に人がいるとパドルと艇の軌跡で水面が揺れてこの景色は見られないのです...。)

ツーリング後半の風景。右岸にあるこの木を通過すると、


吊り橋があります。
この吊り橋をくぐればゴールです。

愛艇A-1と西に沈みゆく太陽光の反射。

着艇してからは、いつものように川の水で顔を洗い、髪を濡らし
そのまましばらく、あまりにも感動的だったツーリングの余韻にひたっていました。

2010年2月21日(日) ソロツーリングの自由を満喫した一日でした。
自然豊かな小川に感謝!


★ 小川ツアーへお申し込みの方々へお知らせとお願い ★

小川ツアーへのお申し込みありがとうございます。
おかげさまで同ツアーは本日をもちまして定員となりました。
ツアーまであと1ヶ月以上ありますが、今の時点でお知らせしたいことがあります。

この日のツーリングは14時出艇の17時着艇でちょうど3時間(休憩は15分ほど)。
ソロツーリングでこれだけの時間がかかりましたので、ツアー当日は昼食休憩等を含めると
着艇まで4時間半前後の時間を要すると思います。

9時30分の集合後はその後の予定をまず説明させていただきますので
出艇準備は手短にお願いいたします。

このツーリングでは「柿太郎の廻り」という川沿いの道路がない区間をくだります。
緊急の事態の場合はこの区間をくだりきって医療機関等への搬送となります。
(ツアー当日は搬送用に1人のスタッフがタンデム艇を使用する予定です。)

持病や発作のある方は事前に必ずご連絡いただきますようお願いいたします。
そして、ツアー当日は万全の体調でご参加くださいませ。

緊張を強いる文面かも知れませんが、川の増水がなければ
小川ツアーで予定しているコースはいたっておだやかなゲレンデです。

あと、ツーリングでは何度もライニングダウン(浅瀬を歩きます)すると思います。
靴はサンダル不可。できましたら怪我がないように、くるぶしまで隠れるタイプの靴を着用ください。
(靴下も履いてくださいね。)

以上、よろしくお願いいたします。
その他のツーリングコースに関することツアー当日お伝えしますね。

それでは、ツアー当日に皆さんにお会いできることを楽しみにしています!

あと3時間後にはパシフィコ横浜で開催されるジャパンボートショー2010に出展のため
京都の笠置を出発します。多くの方々のご来場お待ちいたしております!

2010年03月03日

2010横浜国際ボートショー搬入完了しました

折たたみカヌーカヤックのフジタカヌーでは、
2010年3月4日から7日まで横浜みなとみらいパシフィコ横浜で開催される横浜国際ボートショーに出展いたします。
ボートショー2010案内
本日、3日が、搬入日でした。
昨晩、夜行で走り、早朝に到着 展示完了いたしました。
フジタカヌーブース展示準備の様子.jpg
明日からショーが始まりますハイブリッドフレーム・アルミフレームのアルピナシリーズなど展示させていただいておりますので、ぜひともお越しください。
お待ちしております。

2010年03月04日

2010横浜国際ボートショー速報 3月4日

2010年横浜国際ボートショー開幕しました。
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折りたたみカヌーカヤックのフジタカヌーでは、アルピナシリーズ(AL-1-310サンテン・AL-1-400・
AL-2-430 ・AL-2-430アングラーフィッシングモデル・AL-2-460 16色カラーバリエーションモデル)、

ハイブリッドシリーズ(PE-1-400スペリオ・PE-1-430トレック・PE-1-500シーショア)を展示しています。
フジタカヌーは関西・京都のカヌーカヤックメーカーです。 関東の方に実艇をご覧いただけ、また直接ご案内できる少ない機会です。 ご来場お待ちしております。

フジタカヌーブース

ミス日本のお二人 きれいな方でした。

ミス日本
トヨタマリンの横では、EARTH MARATHON(アースマラソン) で間寛平さんが 使用された クルーザーヨットの展示がありました。
Aeolus

珍しいボートを発見!(シーシェパード?で有名なボートかどうか確認していませんが・・・)がありました。
シーシェパード?

2010年03月05日

2010横浜国際ボートショー3月5日

横浜国際ボートショー2日目
昨日3月4日の来場者は、4886人でした
本日3月5日は晴天で昨日よりも来場者が、おおかったと思います。
折たたみカヌーカヤックのフジタカヌーブースでは、昨日ご案内したオーダーカラーモデルが展示されています。
明日以降天候の予報は、いまひとつですが、関西京都のカヌーカヤックメーカーのフジタカヌーです。
ユーザーのお客様とお会いできる絶好の機会です。
心よりお待ちしています。
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AL-1-310サンテン カプチーノ

PE-1-430トレック ホワイト
PE-1-430トレック ホワイト

先日のレーシングボート(シーシェパードと同型??かどうかは未確認ですが・・・)にスポンサーステッカー発見しました
フジタカヌーハイブリッドフレームシリーズに採用しているマリン合板を供給していただいている「ニッタックス」です。 こんなところにも採用されているのです。フジタカヌーで採用されている素材は、レーシング艇にも採用されるほどのものを精査し、使用しています。
ニッタクス
通常一般に入手できる合板は、耐水合板一般にはタイプ3のメラミン合板ですが、ニッタックスが供給している合板は、さらにグレードの高いフェノール合板 いわゆる 完全耐水合板(マリン合板)です。

終了後 カヌー工業会の懇親会がありました。
JCIA懇親会
スペシャルゲスト内田正洋氏を囲んでのワンショットです。

2010年03月06日

2010横浜国際ボートショー3月6日

昨日と打って変わって天候は雨でしたが、6975名と昨年を上回る来場者にお越しいただきました。
メインステージでは、中村あゆみさんのトークショーなど盛りだくさんの催しがありました。
折りたたみカヌーカヤック(ファルとボート)のフジタカヌーでは、たくさんのお客様にお立ち寄りいただきました。ありがとうございます。
これからカヌーを親子・ファミリーなどで始めたい方をはじめ、クルーザーのテンダーボートとして、カヤックフィッシングなど ニーズはさまざま。
随時 組立分解の実演などをさせていただいております。
組立実演の様子

アルピナ2-460カラーオーダーサンプルモデル

アルピナテンションシステム
アルピナシリーズは、6:1の滑車を使った独自のテンションシステムを採用しています。
このテンションシステムにより 小さい力でテンションをかけることができます。

会期は残すところ明日3月7日最終日のみとなりました。
関西 京都のカヌーメーカーのフジタカヌーの実艇をごらんいただける機会です。
ぜひとも起こしください。
お待ちしています。 

2010年03月10日

4月 日帰りお花見カヌーツーリングのご案内

桜の開花とともに待望の春が到来。

春のカヤックツーリングといえば、やっぱりお花見カヌー。
混雑する陸上と違い、水上からはどのゲレンデに行っても
ゆったりとした気分で咲き誇る花々を眺めることができます。

ソメイヨシノ、八重桜、菜の花と春を彩る自然の風景を水上から楽しみましょう!

桜の花びら

折りたたみカヌーカヤック(ファルトボート)のフジタカヌーでは
4月のお花見ツアーを合計6回予定しています。
ご都合がいい日程がございましたら、ぜひご参加ください!

★4/3(土) 青蓮寺湖(三重県)
参加費 会員¥9,000円 一般¥10,000(ガイド料、傷害保険代が含まれます。)

青蓮寺湖の桜

三重県名張市の青蓮寺湖は赤目四十八滝や紅葉の名所「香落渓」の北側に
位置し、その水は青蓮寺川から名張川、そして木津川へと流れています。
閑静な湖を包み込むように咲く桜は約600本。湖面に映る淡い桜の風情を楽しみましょう。

★4/4(日) 琵琶湖 石山寺(滋賀県)
参加費 会員¥9,000円 一般¥10,000(ガイド料、傷害保険代が含まれます。)

穏やかな春の風が心地よい季節。歴史ある大津の湖岸をツーリングしましょう。
大津港沖合いでは「びわこ花噴水」の迫力ある姿を湖上から間近に眺めるができます。
昼食後は、今回一番の見所である瀬田川両岸の桜並木を楽しみます!

★4/10(土) 琵琶湖 大浦〜菅浦(滋賀県)
参加費 会員¥9,000円 一般¥10,000(ガイド料、傷害保険代が含まれます。)

琵琶湖石山寺の桜

湖北の桜は海津大崎が有名ですが、その北東に位置する大浦、二本松、菅浦も
湖岸沿いに美しい桜並木が続きます。海津付近ではあまり見かけない八重桜を
多く目にすることもできる湖北の穴場的コースです。

★4/11(日) 琵琶湖 近江八幡(滋賀県)
参加費 会員¥10,000 一般¥11,000
他のツアーより1,000円アップですが、お花見弁当が付きます!
※ガイド料、傷害保険代も含まれます。

琵琶湖近江八幡

予定コースは牧水泳場から休暇村近江八幡。
小高い岡山に咲く桜から、長命寺、水ヶ浜の桜を心ゆくまで満喫できるツーリングコースです。

★4/17(土) 琵琶湖 海津大崎(滋賀県)
参加費 会員¥9,000円 一般¥10,000(ガイド料、傷害保険代が含まれます。)

海津大崎の桜

「日本の桜名所百選」にも選ばれた海津大崎の桜。
約4kmにわたって湖岸を華やかに彩る600本のソメイヨシノの姿を水上から眺めましょう。
湖北は水の透明度が高くさわやかな春のツーリングを楽しむことができます。

★4/18(日) 琵琶湖 大浦〜菅浦(滋賀県)
参加費 会員¥9,000円 一般¥10,000(ガイド料、傷害保険代が含まれます。)
4/10(土)と同じコースです。

小学生以下のツアー参加費は半額です!
※艇1式のレンタル代は大人と同額(¥4,200)です。
皆さまからのお申し込みお待ちいたしております!

フジタカヌー2010年カヌーカヤックツアー予定はこちら

お花見ツアーの他、日帰り・キャンプ・民宿泊といろいろありますよ!

2010年03月11日

製品について(縫製部作業風景)

ここ数日寒い日が続きますが、これからのカヌーシーズンを前に
艇の注文が入りだしています。

フォールデイングカヤック(折りたたみカヌーカヤック)は、船体布(スキン)とフレームから成り立っていますが、
写真はPE-430トレック(デッキカラー・イエロー)を製作中のものです。

ファルトボートは折りたためるという特性上、機械で対応できない作業も多く、
手作業で一艇ずつ丁寧に作りこんでいます。

デッキ部

コーミング部分取り付け

川開き・カヌースクール開校 間近になりました 

2010 今年の冬は、地球温暖化の影響で暖冬?・・・と言った状況のなか桜の開花は例年より早いとの予報。 ところが、ここにきて“寒の戻り”結局 例年通り 開花の帳尻も合うのでは・・・ とこの時期は毎年 期待と不安の繰り返しです。
木津川、笠置での 3月20日の川開き、カヌースクール開校はもうすぐです。
当日は、Am10:00集合の後 午前中 川の清掃 昼食後 川くだりをします。 
その後、4月初旬から、お花見カヌーツーリングを、青蓮寺湖(三重県)・瀬田川石山・近江八幡・海津大崎・菅浦・大浦(琵琶湖 滋賀県)毎週末 計6回 計画していますので、全くハズレはないでしょう。
紀伊半島サーキットツーリングも終盤に迎えています。
今年も、カヌースクール・カヌーツアーなど盛りだくさんの企画を致しますので、ふるってご参加下さい。

木津川・笠置カヌースクールのご案内
2010年フジタカヌーカヌーカヤックキャンプツアー予定はこちら

ガイドUの赤木川(和歌山県)の思い出

初めて赤木川を訪れたのは2003年10月18日。

初めての川をツーリングする時は、いつも必ず川沿いの道を車でゆっくりと走行して
川の表情を見る。この川もあさってツアーが開催される古座川の支流・小川と同じように
川を見ただけでその水の透明度の高さに、思わず「綺麗!」と声をあげてしまったほどの清流だ。

美しい赤木川

赤木川の水の色をたとえるなら「エメラルドグリーン」。
その色は時刻や天候、光の加減や受け方、水深などによって
「ブルーグリーン」になったり「透明」になったりする。

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懐かしの初代A-1
1枚目の写真と水の色が異なるのが伝わるでしょうか。
この頃の愛車は日産パルサーミラノX1(フルタイム4WD)だったなぁ、などなど
多くの思い出がよみがえります。

こんな美しい水が流れる「紀伊半島サーキットツーリング第7回赤木川」
定員まであと3名です。

支流ですので、艇から降りて浅瀬を歩いたり(ライニングダウン)
河原を歩いたり(ポーテージ)、堰堤を歩いたり(川でお散歩)しますが
川を歩くのもツーリングの楽しさのひとつです。
(実際に歩く時間はそれほど多くはありませんので...。)

「それほど」が「どれほど」なのかは、ぜひともご自身で体感してくださいませ。
あと3名さま、どなたがエントリーしてくださるのか、楽しみに、心待ちにしています。

フジカタヌー うえだ


追伸

すでにご存知の方も多いでしょうが、最近初めて知った「水五訓」をご紹介します。

一、自ら活動して他を動かしむるは水なり

一、障害にあい激しくその勢力を百倍し得るは水なり

一、常に己の進路を求めて止まざるは水なり

一、自ら潔うして他の汚れを洗い清濁併せ容るるは水なり

一、洋々として大洋を充たし発しては蒸気となり雲となり雨となり
   雪と変じ霰と化し疑っては玲瓏たる鏡となりたえるも其性を失わざるは水なり

名文だと思います。
特に4番目の「清濁併せ容るるは水なり」は読んだ瞬間、深く心に刻まれました。

清濁併せ容れられる、そんな懐の深い人になりたいものです。

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フジタカヌー2010年ツアー予定もどうぞご覧ください。

紀伊半島サーキットツーリングの他、お花見・日帰り・キャンプ・民宿泊と盛りだくさん!
春のカヤックツーリングを楽しみましょう。

2010年03月16日

木津川川開き【2010年3月20日(土)】のご案内

寒暖の差が激しい毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
3月13日の古座川支流の小川では早くも山桜が満開で、濃い緑の中に
鮮やかな桜色が数多く点在して、とても感動的なツーリングでした。

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大変遅くなりましたが、3月20日(土)の木津川川開きの予定をお知らせします。

★参加費
会員様¥5,000 一般¥6,000
※昼食(河村シェフの気まぐれランチ)、わかさぎ温泉入浴料、傷害保険代が含まれます。
カヌー1式レンタル¥2,100(通常価格の半額です!) ウェットスーツ¥1,000

★一日の予定
10:00 笠置カヌー広場集合
     カヌー広場周辺の清掃
12:00 昼食
13:30 ツーリング開始
15:30 ツーリング終了
16:00 カヌー広場にて解散 入浴

現在の木津川は最近の雨で増水しています。
川開き当日も水量は少なくないと思いますので、快適にツーリングできるでしょう。
皆さまからのお申し込みをお待ちいたしております!!

フジタカヌー2010年ツアー予定もご覧くださいませ。

メンテナンスについて(L-1ライト)

昨日3月15日、岐阜県 国営木曽山川公園 長良川センターに出張修理に行ってきました。
10年前、施設オープンの時 納めさせていただいたL-1ライトのメンテナンス修理のためです。 
長良川センターには、L-1ライトの他、F-2ファミリー・W-2ワンダーがあります。 
一度あそびに行って見てください。
http://www.kisosansenkoen.go.jp/
長良川センター艇庫

L-1ライトは、現在生産終了していますが、ポリエチレン製で、発泡構造になっており15Kgと軽量にできています。
また、長さも3.7m 幅62Cm (ベースは、FRP製 オールラウンドA-1)で、ツーリング艇として使えるスペックも備えています。
船底にスケグが、あります。スケグがあることで、左右の安定性の向上 また、水の流れをスムーズ・まっすぐにするため、直進性がよくなりまた、スピードもアップするというメリットがあります。
A-1がスケグの脱着ができるのに対しL-1は、一体成型であり中が中空になっていますので、この部分が、磨り減ることが、欠点と言えます。
今回は、この修理に行きました。
先ず、スケグ部の薄くなった部分にドリルで穴をあけ、ホットメルト(材質に注意)を注入・流し込みます。 その後、外側から、はんだゴテ・ヤスリなどで形を整えます。

2010年03月17日

4月お花見カヌーツーリングの詳細決定しました!

4月、フジタカヌーでは合計6回のお花見ツアーを予定しています。
本日すべてのツアー案内を公開しましたので、ぜひともご参加ください!

4/3(土)青蓮寺湖  4/4(日)琵琶湖・石山寺
4/10(土)琵琶湖・大浦〜菅浦  4/11(日)琵琶湖・近江八幡(お花見弁当付き!)
4/17(土)琵琶湖・海津大崎  4/18(日)琵琶湖・大浦〜菅浦  

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水上からのお花見は格別ですよ〜!
皆さまからのお申し込みお待ちいたしております!!

フジタカヌー2010年ツアー予定もどうぞご覧ください。

お花見の他、日帰り・キャンプ・民宿泊と盛りだくさん!
春のカヤックツーリングを楽しみましょう。

満開の山桜が迎えてくれた小川ツアー(和歌山県・古座川支流)報告その1

現在進行中の「紀伊半島サーキットツーリング」では毎回壮絶なドラマが生まれる。

赤木川(和歌山県)、北山川(和歌山・三重県)、日置川(和歌山県)と
残すところあと3回となったが、それぞれに印象深い出来事が満載だ。

ここで第1回から個別に振り返ろうと思ったが、それは最終回を終えてからにしよう・・・。

★3月13日(土)小川ツアー報告その1

スタッフ号は3月12日(金)午後8時に京都・笠置町のフジタカヌーを出発。
3月13日(土)午前2時半、古座川に到着。

古座は、

遠い。

笠置から6時間半の道のりだった。
あるお客様からツアー後に「弾丸ツアーでしたね。」とお便りをいただきましたがまさにその通り。
移動時間を含めると1泊3日のツアーだったが、その弾丸が行き着く先では
満開の山桜が我々を迎えるようにいたるところで咲いていた。

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仮眠したのは古座川左岸のとある空間。
仮眠前には恒例の小さな宴会。この頃は小雨でした。
アスファルトに銀マットを敷き、小川に思いを馳せて4人でゆったりとした時間を過ごしたのでした。

会もお開きになって、あらかじめ設営しておいたテントに入ったら、テント内は水浸し。

皆さんはどのようなキャンプがお好きですか?
私は気候がよければ野宿、テントを張る場合はできればフライなしが理想です。
そのためにテントは天井から夜空が見えるタイプを選択しました。
この日も星を見ながら眠りたいと思いフライを張らなかったのですが、それが大きく裏目に。
でもまぁそんなことは気にしない。グショグショに濡れることを感じないほど
その日は熟睡したのでした。

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朝。
雨は上がり、そこには一日の好天を予感させる光景が広がっていました。

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ツーリング途中、最初の集合写真。航程1/3の地点です。
この頃は少し風があり、肌寒かったです。

2010年03月18日

メンテナンスについて(シリアルナンバー登録)

フジタカヌーでは、販売した艇のデータを一括で管理しています。

例えば、ファルトボートでは船体布エアチューブ横の警告シールラベルに
シリアルナンバーが記載されています。

修理やパーツ注文等の場合には、こちらの番号を事前にお知らせいただきますと
スムーズに対応させていただくことができます。

ご愛用いただく方に少しでも快適に、長くお乗りいただけるよう。
小さな部品ひとつからアフターフォローを心がけています。

警告ラベル

フレームビルダーUのフジタカヌー製ファルトボートのパーツ紹介(ストリンガーカップ)

ある時はツアーガイド、またある時はカヌースクールのインストラクター
そしてまたある時はファルトボートのフレームビルダーの上田です。
お礼が遅くなりましたが、皆さん毎回コメントありがとうございます。
返事をしないままですが、どのコメントもいつもうれしく拝読しています。

今回はファルトボートの部品について。
先日の横浜ボートショーではフジタカヌーのブースの来てくださった方々から
よくこんなご質問がありました。

「フジタカヌーの折りたたみカヌーは他社製品とどこが違うのか?」

製品の概要はカタログやホームページでご紹介していますので
ここでは、あまり知られていないフジタカヌー独自のこだわりをお伝えします。

ファルトボートに使用しているインナーストリンガー用のカップ。

一見するとごく平凡な部品に見えますが、実はこれはアルミ丸棒の無垢材から
削りだしているのです。俗に「削りだし」と言われる製法です。
簡易的な部品と違い、とても高価なんですよ。

アルミフレームのアルピナシリーズではシングル、タンデムどちらにも計6個
グラスフレームのPEシリーズ・シングル艇では計4使われています。

アルピナ2-430のフレーム。
着座して足を開いた際に太ももの上を通るパイプが「インナーストリンガー」です。
カップはこのストリンガーを受けるための部品です。

私はフレームの修理も行なうのですが、今までこの部品の破損を見たことがありません。
それだけ丈夫なんです。ちなみにストリンガーの真鍮製ボタン用のバネはステンレスです。
あまり目にする機会がないパーツにも耐久性への配慮を怠りません。

これからも折にふれて設計や部品など、フジタカヌーの考えをご紹介しますね。

朝、カヌーラック前で土筆を発見。
気付かないうちに大きく育っていました。もうすっかり春です。

2010年03月21日

3月20日木津川・笠置 川開き報告

3月20日木津川笠置で川開きがありました。
折りたたみカヌーカヤックのフジタカヌーでは、毎年この日よりカヌーカヤック体験スクールを開講しますが、それに先立って、1年間 お世話になる木津川の清掃をさせていただいています。 
大阪南港のフジタカヌー販売代理店「カヤック コウノトリ」のメンバーの乱入もあり
にぎやかな一日となりました。
ゴミ拾いなど、川の清掃奉仕終了後 スタッフ河村の「気まぐれランチ」タイム
きまぐれランチタイム
午後は、銭司までの6Kmを川くだりしました。
水量もそこそこで、ストレスなくゆったりと木津川の川下りをしました。
川開き木津川下り

川下り後 笠置いこいの館にて温泉入浴し汗を流し一日を終えました。

全国の川の水量などは、国土交通省のHPで随時確認できます。
川旅などカヌーカヤックツーリングに安全のため有効です。
国土交通省河川情報はこちら

2010年03月22日

製品について(アルピナ2仕様変更)

フジタカヌー アルピナ2-430.460の本体の仕様変更いたします。
変更内容は、コーミング内側にあるサイドテンションベルト(左右各3箇所 合計6箇所)の中央部に新たにバックルを追加いたします。
中央部バックル
これによりハーフリブフレーム使用時でもジュニア用補助シート(¥7,350)の取り付けが可能となります。
変更前のユーザー様に付きましては、有償にて取り付けさせていただきます。(¥2,100送料別) 

2010年03月23日

大津・石山お花見ツアー 近代編

琵琶湖一周ツアースタッフの前田です。

4月のお花見シーズンを前に、びわ湖のカヌーカヤックお花見スポットを
何回かに分けて紹介していきます。

まずは、混雑を避けてお花見を楽しめる穴場スポット。大津・石山寺・瀬田川沿いの
コースです。

このエリアは湖岸沿いに多くの史跡が残っています。今回は、お花見と共に楽しめる、
比較的新しい時代の名所等に絞って紹介していきます。


1.世界最大級のびわこ花噴水
大津港では、空高く上がる迫力ある放水を、湖側から間近で観賞していただけます。

琵琶湖噴水

2.大津港の町並み
現代建築の建物の中に紛れ、昭和初期の古い建物や、舟の航行の目印である
石造りの常夜灯が今でも残っています。

大津町並


3.瀬田川南郷洗い堰
びわ湖から流れ出る唯一の川である瀬田川に、湖の水位調節と下流の淀川流域の
治水対策のため、明治に起こった大洪水がきっかけで、明治38年に建設されました。
ゴール後、希望者は「アクア琵琶」にて、琵琶湖の歴史や、人工的に造られた
世界最大の雨を体験していただけます。

アクア琵琶


次回は、近世以前の歴史的な名所と、ツアーのメインである、桜を中心に
紹介していきます。


赤木川・北山川ツアー(和歌山・三重県)無事終了しました!

紀伊半島サーキットツーリングは清流をめぐる旅。
3月21日(日)は和歌山県 赤木川、3月22日(月)は北山川に行ってきました。

スタッフは3月20日(土)午後6時に京都を出発。
仮眠は北山川のほとりの小船梅林を予定していたのですが
雨と強風で往路途中のとある場所で夜を明かすことにしました。

河村シェフは車内泊、私は野宿。屋根はあるものの、強い風で横なぐりの雨を
明け方まで顔に浴び続けてこの日は仮眠したのでした。
このように、フジタカヌーのスタッフは苦境にもめげません。
ツアーでは少々のことには動じませんので安心してご参加くださいませ。

翌朝、赤木川までの国道168号線では染井吉野の桜がいたる所で咲いていました。
これらの桜は後のツーリングの美しい光景を予感させるものでした。

それでは、集合写真で3連休の2日間を振り返ります。

赤木川ツーリング 3/21(日)

集合写真 滝.jpg

出艇して約1kmの地点にある滝をバックに。
赤木川ツアーのご参加は7名。
2008年の赤木川ツアーでは希望者のみで訪れたこの滝ですが
今回は全員で上陸して、マイナスイオンあふれる緑豊かな空間で自然を満喫しました。

集合写真 吊橋.jpg

昼食休憩のあと、吊り橋のワイヤーフェンスに腰掛けて記念撮影。
吊り橋の高さは8mほど。
未明から空を覆っていた黄砂は時が経つにつれて薄くなり、次第に青空が広がりました。

赤木川の桜.jpg

着艇後、午後6時の桜。

この日も前回の小川(和歌山県・古座川支流)カヌーカヤックツアーに引き続き
お花見ツアーを満喫したのでした。

北山川ツーリング 3/22(月)

快晴の北山川.jpg

この日は朝から快晴。どこまでも青空が広がる好天でした。

小船梅林から出艇地に向かう途中に、朝の光を受けて淡く透き通る桜があまりにも
きれいだったので、参加者の皆さんに降車していただき集合写真を撮影しました。
北山川ツアーのご参加は5名でした。

集合写真北山川.jpg

ツーリング開始前の1枚。
今回の出艇地はいつものスタート地点より少しだけ上流側。
流れがありませんのでゆっくりとウォーミングアップすることができました。
ここでは山桜がきれいでしたよ。
ツーリングでは赤紫の岩つつじが色鮮やか。
水量も前日までの雨でいつもより多く、ゴールまで快適にツーリングを楽しむことができました。

2月11日(木)の奈良・吉野川から始まった紀伊半島サーキットツーリングは
今週土曜の日置川で完結。現時点で定員まであと1名さまですが
ご夫妻等々で参加ご希望の方がいらっしゃいましたら
上田(ueda@fujitacanoe.com)までご相談くださいませ。※申し込み期限 3/24(水)午後6時


最終回の3月27日(土)日置川ツアーにご参加予定の皆さまへ

日置川は巷では「紀伊半島最後の清流」とよばれています。
4日後の一日を楽しみにしていてください!
打ち上げではおおいに盛り上がりましょう!!

ツアー当日はよろしくお願いいたします。

フジタカヌー上田

2010年03月25日

応急処置・メンテナンスについて 船体布(スキン)

船体布(スキン)の応急処置・メンテナンスについて
万が一のトラブル・破損の時は、布製ガムテープが有効で、
ツーリング時には、携行していくと便利です。
フジタカヌーの折りたたみ式カヌーカヤック(ファルトボート)の船体布(スキン)
特に、EXタイプは、テクノーラ繊維(アラミド繊維)が、10本に1本の割合で編みこまれており、万が一のトラブル時に、損傷を、より小さく済ましてくれるように設計されています。これにより応急処置もしやすくなります。
ここで活躍するのが、布製ガムテープです。
水分をしっかり取り除き、ガムテープを貼り浸水を防ぐ事ができます。
但し、ツーリングを無事終えたら、必ずはがして、リペアキットで本格修理してください。
放置しておくと、テープの糊が、べとべとになり収拾がつかなくなります。
船体布

万が一放置してしまって、糊が取れない状態になったら・・・
市販の塗料用シンナーで、糊を溶かして取り除いてください。

塗料用シンナーA

ラッカーシンナーは、船体布そのものを溶かしてしまいますので絶対に使用しないで下さい。
その後、本格修理を行ないます。
また、表面上の傷など(浸水のない損傷)に付きましては、購入時添付の接着剤を塗っていただくだけでもOKです。(ゴム系ではなく、ビニール系の接着剤)
京都笠置工場に送っていただきますと高周波ウエルダー溶着修理させていただきます。
困りごとなどありましたらご相談下さい。

2010年03月27日

奈良公園の浮御堂

昨日、3月26日 奈良公園浮御堂のボートの運搬をさせていただきました。
フジタカヌーではファルトボート(折りたたみカヌーカヤック)が90%を占めていますが、1体型のカヌーカヤック(FRP製)のカヌー、カヤックも作っています。
オーナーが、奈良自然塾を主催されていてカヌースクールツアーを担当させていただいていると言うご縁でボートのメンテナンスなどさせていただいております。

奈良公園浮御堂

奈良公園では、桜も満開間近です。

2010年03月29日

大津・石山お花見ツアーのお勧めポイント

琵琶湖一周ツアースタッフの前田です。

混雑を避けてお花見を楽しめる穴場である、大津・石山・瀬田川沿いコースの
お勧めポイント第二段です。

サクラ


膳所城跡公園
湖水を利用した天然の堀を周囲に巡らした水城として有名で、水面に映える天守閣は
絶景だったそうです。残念ながら、明治維新で廃城になりましたが、跡地は公園となり桜の
名所になっています。ここで昼食休憩と公園内を散策しましょう。
膳所城の桜

瀬田の屋形舟

瀬田の唐橋
近江八景「瀬田の夕照(せきしょう)」で有名な瀬田の唐橋。
日本三大名橋のひとつであり、「急がば回れ」の語源にもなっています。
瀬田の唐橋


瀬田川の景色
岸沿いに植えられている桜と共に、柳の新緑が風に揺れている様子はなんとも涼しげです。
瀬田川ツーリング

石山の桜

2010年03月31日

船体布(スキン)STDとEXについて

フジタカヌーのファルトボートの船体布には、STD(スタンダード タイプ)とEX(エクストラ タイプ)があります。
機種によっては、EX仕様のみの艇種もあります。
STDタイプの素材は、ポリエステル繊維を編んだものに、PVCのフィルムをラミネイト加工を施したものです。
ポリエステル繊維は、伸び縮みが少なく安定した素材で、テンションもしっかりかかりますので、フォールディングカヤック・ファルトボート・折りたたみカヌーカヤックの船体布(スキン)として使用するには、もってこいの素材とフジタカヌーでは、考えています。 ちなみにナイロン繊維は、伸びる一方でテンションがかからないという性質を持っています。
また、EXタイプに採用している素材は、STDの素材に更に10本に1本の割合でアラミド繊維を格子状に編みこむ事で強度をアップしています。

EX仕様船体布(テクノーラリップストップ)

代表的なアラミド繊維は、デュポンのケブラー、また帝人のテクノーラなどですが、防弾チョッキなどに使われるほど丈夫な繊維で、特に破断強度に優れています。
格子状に編みこむ事で万が一のトラブルの時に損傷をより小さく済ませるように設計されています。
損傷をより小さく済ますように働いてくれますので、安全性の向上 また、その分応急修理もしやすくなります。
フジタカヌーでは、帝人のテクノーラを採用しています。

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