新規ツアーの桂川はどのようなところか、テーマ毎に分けてご紹介していきます。
まずは数キロ毎にあらわれる堰堤について。
少し高い所から写してみました。
手前の水面と奥の流れに段差があるのがわかりますか?
よく観察すると、堰堤の手前はプール上になっているのも判断できます。
水面を川幅全体に線を引いたような景色は、何か人工物があるサインです。
通常のツアーでは人工の障害物が少ないコースを選びますが、今回は約16キロの
区間に6箇所の堰堤が設置されています。
これらを安全かつ、なるべく労力を使わない方法を選びながら突破していくのが、
ツーリングのポイントです。
なんともやっかいなように感じるでしょうが、1つ目で乗り越え方のコツを掴むと、
次からはその応用。建設された時期や目的に応じて形が違うので、一日で色々な
パターンの対応方法を体験できます。
すべて十メートルを越えるような、高低差はありません。
艇を担いで、陸路を歩き障害物を越えることをポーテージ。
カヌー・カヤックを水に浮かべたまま、歩いて障害物を越えることをライニングダウンと呼びます。
堰堤下の水域に足をとられる障害物がある場所では、担いで乗り越えます。
ツアー当日は、協力しながら艇を運んでいきましょう。
次のページでは、ツーリングの景色をご紹介します。
雨の古座川 2012年3月17日(土)〜18(日)
古座川ツアー無事終了しました。
南紀は17日夜から降り始めた雨が、週末の2日間降り続き
今年の古座川は終始雨の中のツーリングとなりました。
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます
雨によって幾筋もの滝が出現した古座の一枚岩。
この画面の右側(下流側)にもいくつもの滝が流れていました。
出艇前の準備時間の雨は憂鬱なものですが、この雨により
普段は見ることができない光景を目の当たりにすることができました。
13時40分、全員の準備が整ったところで、一枚岩の滝を背景に記念撮影。
今回は男性13名、女性1名の総勢14名。
この後、アルピナ1-450の進水式を行いました(その様子は後日公開します)。
土曜日15時2分のツーリング風景。
雨がやわらぎ、霞がかった山々が幻想的。この日のツーリングは約5.5km。
着艇後はぼたん荘の月野瀬温泉に入っていただき、神保館での夕食前に
古座川町役場の約1.5km東にある国指定天然記念物の「虫喰岩」を見学しました。
日曜日は8時50分出艇。
コース中盤では支流の小川(こがわ)を遡り、清流を前に20分ほど休憩。
土曜日に進水したアルピナ450を前に全員で記念撮影。
この日のツーリングは約10km。神保館着は11時20分。
雨は時折小雨となりましたが、撤収時にも降り止むことはなく
最後まで雨に降られた古座川ツアーでした。
撤収後に着替えて、神保館で昼食のち解散となりました。
今回もツアーへのご参加、誠にありがとうございました。
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます
4月以降のツアーもよろしくお願いいたします。
フジタカヌー 上田洋樹
2012年の木津川カヌースクールが始まります。
3月20日(火)春分の日より、木津川カヌースクールが始まります。
11月末までの土・日・祝日とご予約を受け付けています。
ご案内とご予約状況はこちらのページでご確認ください。
今年のカヌースクールもよろしくお願いいたします。
午後からのツーリング中盤にある瀬。
この写真のように水位が高い日は、流れに乗り、波を越える楽しさを味わえます。
ご家族でのご参加もお待ちいたしております!
日本カヌー普及協会※の会員様なら、昼食・お風呂付で¥3,500です(自艇参加の場合)。
会員の皆さまのご参加もお待ちいたしております。
※入会金¥6,000、年会費¥6,000
お一人様のご入会で、同一世帯のご家族の方も会員割引が適用されます。
スクールの参加費はご入会当日から、一般¥10,500のところが¥7,500となります。
(中学生以上。小学生以下は¥6,500)。詳しくはお問い合わせください。
4月になれば、笠置のカヌー広場では河岸に咲く桜が見頃を迎えます。
スタッフ一同、今年も新たな出会いを楽しみにしています。
フジタカヌー 上田洋樹
古座川ツアーのお申し込み期限を延長しました。
2012.2.5(日)琵琶湖の雪見ツアー報告
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます
カヌー・カヤックから冬景色を眺めようと、豊かな自然が残る奥琵琶湖に舟を浮かべました。
普段なかなか体験できない世界へ、ゆっくりと漕ぎ入っていきます。
雪中の耐寒ツーリング、砕氷船体験でスタート!?
いかにも寒そうな写真ですが、じつは風もなく穏やかな天候。
少し汗ばむほどの暖かな陽気。非日常の瞬間を、にっこりと微笑みながら満喫中です。
雪に包まれた空間から湖へ出ると、視界が一気に広がります。
清々しい青空の下、湖岸沿いをゆっくりと散策。
ランチタイムも、白銀の世界のなかで楽しむとしましょう。
沢山積もっている湖岸の雪で、テーブルと椅子ができました。
手作りパンもダッチオーブンで、ふんわりと綺麗に焼きあがりましたよ♪
パン作りに挑戦してくださった福田ご夫妻、ありがとうございます!
アツアツのチーズフォンデュにつけて、さっそくいただきまーす。
お味のほうは・・・お二人の笑顔からご想像いただけるかと。
季節が移り変わるとされる立春の頃。
空を映しこんだ湖に、一足早い春を感じました。
心地よさに誘われるように、つづら尾崎まで足を延ばしてみましょう。
狭い浜辺には、どうやら先客がいたようです。
ひざ下まで積もった雪についた足跡。
山に詳しい方のお話では、カモシカの足跡とのこと。
スタッフ田中氏の特製ショウガ湯を飲みつつ一休み。
近くに見える竹生島を眺めていると、「次は島へ渡ろう!」との声も。
新しい企画ができましたね。
さて、名残惜しいですが、ゆっくりとゴールに向けて戻ることにしましょう。
ご参加いただき、ありがとうございます。
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。
次の琵琶湖は、4月のお花見ツアー。
桜色に染まった湖岸を巡りながら、春の景色をご一緒できることを楽しみにしております。
1/29 フジタカヌー工場見学ツアー(コウノトリ主催)
1/29 カヤックコウノトリ主催 フジタカヌー工場見学ツアー
ツアーの様子はYouTubeでも紹介しています。
寒波に見舞われる中 折りたたみカヌーカヤックの
フジタカヌー工場見学&月ヶ瀬湖周遊のミニツーリングがありました。
14名と多数の参加者、フジタカヌー創始者である藤田清会長、藤田亮社長の案内で
設計から製造にわたる工程、エピソードなどをまじえての話がありました。
恒例になったマリン合板からNCでリブを切り抜いた板に焼印入れの体験。
昼食休憩後、木津川は、渇水気味だったので、高山ダム上の月ヶ瀬湖へと
フィールド変更をし、試乗をかねてのミニツーリングをしました。
ツアーの様子はYouTubeでも紹介していますのでご覧ください。
フジタカヌーでは、設計から製造のみならず、スクール、ツアーとカヌーカヤックの
普及活動にも力を入れて取り組んでいます。
1月22日 琵琶湖の雪見ツーリング報告
新たな年を迎えた琵琶湖一周ツアーの第一回目。
(ツアーの様子はyoutubeでご覧いただけます)
真冬の琵琶湖とはどんなものぞ。と、13名の元気なメンバーが集合。
雲に包みこまれた対岸の山と鏡のような湖面。
冬の琵琶湖は、幻想的な空間で私たちを歓迎してくれました。
姉川河口付近では、水の透明度に歓声があがる。
これが夏のシーズンなら、すぐにでも飛び込んでみたくなりました。
湖底を覗きこむと、波で揺られて作られた「砂紋」と呼ばれる模様を発見。
ダッチオーブンで香ばしく焼き上げた麺に、アツアツのあんをかけた、あんかけ焼きそば。
全員で協力して作る昼食は、盛りあがります。
遠くまで広がる視界。山々の山頂にかかった雪景色を楽しみながらのご機嫌な時間を満喫。
どこまでも、このまま漕いで行きたいと感じます。
楽しかったツーリングのゴールも間近。長浜城歴史博物館をバックに記念撮影。
古来より日本の中心として栄えた近江国は、歴史ドラマでも取り上げられる事も多く、
自分たちが漕いだ場所が登場すると、より深く感情移入できます。
おかげさまで、カヌー・カヤックでびわ湖一周に挑戦される方も確実に増えてきました。
ゆっくりと湖岸沿いを巡りながら、それぞれのゴールを目指していきましょう!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
ツアーの様子はyoutubeでご覧いただけます
2012/1/3 初漕ぎ(琵琶湖 白髭神社)
2012/1/3 初漕ぎ(琵琶湖 白髭神社)
2012年辰年 本年はじめの恒例行事
初漕ぎ 琵琶湖高島の白髭神社に
湖上から折りたたみカヌーカヤックに乗って初詣に行ってきました。
憩いの里湖西に10時集合 白髭神社めざして いざ出艇!!
今年1年の航海の安全を祈念しました。
湖上からの初詣を終え、憩い里湖西にて昼食を頂き、
午後は、近江白浜方面へショートツーリングしました。
2012年皆様方にとって充実した良い年になりますように・・・
ツアーの様子はyoutubeで紹介していますこちらからどうぞ!
2011.12.17−18 忘年会ツーリング報告
フジタカヌー・レイクポイントカヌークラブ合同での忘年会を、今年も賑やかに開催。
背中に暖かな日差しを感じる好天気のなか、快適なツーリングと参加者同士での交流を
満喫してきました。
琵琶湖大橋(1.4キロ)の真下をくぐり抜けながら、湖西側から湖東の岸へと移動。
見上げる眺めは、迫力あります。
この日は特に目標を決めず、南湖の名所を中心に水面を自由に散策。
近江八景「堅田の落雁」で知られる浮御堂(うきみどう)もその一つ。
この辺りを漕いだときは、ぜひご案内したい場所です。
新雪で綺麗に雪化粧された、比良山系の眺め。
一足早い雪見ツーリングも楽しめました。
国民宿舎ビューロッジ琵琶で宿泊。
湖岸から歩いてすぐの好立地にあり、カヌーでの利用には最適。
夜から参加のメンバーも合流。
滋賀県の伝統料理をいただきながら、今年のカヌーツアーを振り返る。
特にツアーのビデオ上映では大いに盛り上がり、会員同士の交流を深めた。
翌朝。水上からご来光を迎えるべく、まだ夜の気配が残る湖面へと漕ぎだす。
日の出が近づくにつれて刻々と、琵琶湖の表情が移り変わる瞬間。
言葉も、指先の冷たさも忘れ、清らかな空気を肌で感じるなかでみた景色は、
いつまでも記憶に残ることでしょう。
フジタカヌーの23年度の年間行事を、すべて滞りなく終了することができました。
心から御礼申し上げますとともに24年度の企画も準備を進めております。
2013年度は、1月3日の初漕ぎからスタートします。
新年には、新しい気持ちでみなさまとお会いできますことを楽しみにしております。
よいお年をお迎えください。 ありがとうございます。
2011.12.11 初冬の奥琵琶湖ツアー報告
12月も半ば。冬の寒さを覚悟していたが、朝日が昇ると気温はぐんぐんと上がった。
静かな湖面に青空が溶けこむような感覚。
琵琶湖の北部エリア。舟運で栄えた塩津港跡から南へ、ゆっくりと漕ぎ始めることにした。
参加者は14名。カヌー・カヤックで琵琶湖一周に挑戦される方が、増えてきた。
湖岸沿いには名所が多い。この他にも、見過ごしてしまいがちだが魅力的な場所がある。
そこでは自然の中で暮らす人々の息遣いを感じられ、より一層コースの印象が深くなる。
ツーリングの距離は短くなってしまうが、時間の許す限りご紹介していきたい。
後から振り返ると、自分だけの旅が出来上がっているように。
ゆっくりと巡りながら、ご一緒に沢山の思い出を描いていきましょう。
全員で協力して作る昼食も面白く、毎回どんな料理が出来上がるか好評だ。
湖北の冬の味覚といえば、真鴨が有名。今日はこれをふんだんに使ったメニューにしよう。
ツアー開始前に道の駅「あじかまの里」で、新鮮な地元の食材を調達。
手際よく準備して完成したのは、あつあつの鴨鍋。
今回は冷えた体を温める予定だったが、思いのほかの好天気。
しっかり汗をかきつつも鍋を囲み、最後のスープまで美味しくいただきました。
山の岩盤をくり貫いて作られた手掘りのトンネル、西野水道を探検。
広い湖と対照的な空間を、ヘッドランプの明かりを頼りに一歩ずつ進む。
外からの光が届かない内部は、腰をかがめながら歩くほどの狭さ。
寝ぼけ眼でお休み中のコウモリも、突然の賑やかな来客にびっくりしたかな!?。
散策から戻ると、白い波が立っていた。
午前中で体力も温存してある。色々なコンディションで漕げ、初心者の方のもよい練習。
この季節らしい風を肌に感じながら、一直線にゴールを目指した。
ツーリング終了後は、手作りのショウガ湯とクリスマスケーキを用意。
しっかり遊んだあとは、甘いものを食べながら歓談のひと時。
今月がお誕生日の方も、後ろにばっちり笑顔で写っていますね。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。