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平成16年11月20日更新
 
2004.11.13

吉野川1dayツアー
(奈良県)



晴天とあたたかな気候に恵まれた今年の奈良・吉野川1dayツアー。

おだやかな天候とはうらはらにツーリングではタイトル左右に掲載した
写真のように沈続出で、さまざまなドラマが生まれました。

今回は瀬(軽い落ち込み)での皆さんの様子をメインに撮影しました。
通常の水量よりやや増水気味(プラス20cmほど)の
ホワイトウォーターツーリングでのご様子、どうぞご覧ください。


■11/13(土) 晴れときどき曇り■

出艇前の井上さん、今田さん、田仲さん(左から)。

梁瀬橋下流にて。

スタートして間もなく現れる
小さな落ち込みでの田中さん。
2つ目の瀬をゆく仲本さん。
ツーリング前半のもっとも大きな
落ち込みゆく奥田さん。

同じ瀬を果敢に挑む中西さん。

落ち着いたパドリングで落ち込みを
クリアする田仲さん。
あわやニアミス。カメラの目前をくだる井上さん。
今回の吉野川のコースでは
こんな感じの小さな落ち込みがいくつもあります。
水は時として生き物のように。

サラブレッドが立ち上がったようです。

13:40 休憩地点の芝崎着。

PE-430トレックを漕ぐ長田さん。

芝崎上流側にてお昼ごはんです。

渋滞のため集合時間に間に合わなかった
斉藤さんはここから合流することになりました。

河村氏の愛艇PE-470ノア壊れる

バキッ!

yoshino river に
いや〜な sound が鳴り響く。

落ち込み(岩の上)
を通過した瞬間
スターン側の1点で加重を受け

フレームが折れてしまいました。

※PEシリーズは現存するファルトボートの中では

最も丈夫なグラスのパイプフレームを使用している
のですが、限界を超えるとこのように破損します。

修理は写真中央の折れたダボ(芯材)と
そのダボを受ける側のパイプを交換します。
板バネ(中央)やピン(右下)は
損傷がありませんのでそのまま流用します。

ツーリング中では骨折時の応急手当のように
添え木をするなどして対応します。

河村氏(右) 「いや〜、やっちまったよ。」

午後のツーリング、流れが続く区間を
漕ぎぬける田中さん。
すべての瀬を全力でパドリングしていた仲本さん。

のんびりと寄り添っていたマガモのつがい。


マガモ Anas platyrhynchos...

大型のカモ。雄は顔が緑で首に白い輪があり
くちばしは緑黄色(雌は橙色に黒褐色の斑点)。
雄の顔は光で緑、青、紫、黒と変化するように見える。
雄の尾は白く、巻き上がる黒い羽がある。※


※高木清和氏箸 「フィールドのための野鳥図鑑 水辺の鳥」 山と渓谷社より

サムイカモ yuji okuda...

「フジタカヌー飛込み部」テクニカル課長。
いついかなる時でも飛び込むことを忘れない。

吉野川ではカヤックからのダイブという
稀に見る動作を目撃。

その生態は、まだまだ謎につつまれている。

ゴール直前では、正面に陽が沈みゆく
美しい光景に出会えました。


報告ページ2 につづく。

photo&text by Hiroki Ueda

報告ページ2

報告ページ3

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