万水川でのツーリング写真は、エントリーからレスキューに次ぐレスキューで1枚も撮影できませんでした…。
土曜日の様子は、ツアー参加のみなさんの歌でご想像ください。
湧き水の 冷たさ楽し 万水の 入道雲と せまる夕立 (大阪 奥田由己さま)
万水川のスタート地・豊科町には「安曇野わさび田湧水群」があり
準備を終えた方はスタートするまで冷た〜い水とたわむれていたのでした。
そしてスタートして間もなく突然の雨。
清流の 万水川を 期待して 増水濁流 さらには雷雨 (大阪 宮城由佳さま)
昨年はあんなに美しかった清流が、天候でがらりと雰囲気が変わる。
切なさを乗り越え、半ば開き直ってその雨さえ楽しもうといったところでしょうか。
宮城様からはもう一首届いております。
友人は 万水川を 見て思う 先立つ恐怖 病欠したい
恐怖心は常に持ちつつ、多少の増水を楽しめるようになればいいですね。
ご友人のみなさま、いつでも笠置カヌースクールでお待ち申し上げております。
万水で わさびソフトを たべたあと 雨がザァザァ わぁさびいなあ (京都 藤田和也さま)
さ、さぶいです。
そんな藤田さんをテーマに傑作が生まれました。
胃もたれで ジョークさえない 万水の 必死でもがく 君あわれなり (奈良 佐野誠さま)
胃が痛い テントはみだし 悶えうつ 傍らで子は 笑い蝶追う (大阪 奥田由己さま)
おもろいです。爆笑しました。
(悪気はありませんので、藤田さんおこらないでくださいね。)
胃もたれの原因は往路運転時に飲まれた眠気防止用のアンプル剤2本+ブラックコーヒーだったそうです。
1日も早く体調が回復されることを心から願っております。
目上のお方をネタにするのは、とても気がひけるのでフォローさせていただきます。
藤田さん そのギャグまるで 万水の 瞬時に冷える 湧水のよう
す、すいません。とどめをさしてしまいました。
(安曇野の湧水は、ファルトの組立で汗だくになった体を爽快にクールダウンしてくれました。)
最後は先生にまとめていただきましょう。
神の河 ほそく流れる 万水に 戯れながら 浮かぶ笹舟 (京都 藤田千鶴さま)