2月某日、オオサンショウウオと水中の生き物に会いに行ってきました。
【オオサンショウウオ】
両生綱有尾目オオサンショウウオ科オオサンショウウオ属に分類される有尾類。
別名ハンザキ。最大全長150cm。野生個体では全長100cmに達することは極めてまれで
全長50〜70cm。皮膚は無数の小さな疣状で覆われる。体側面や四肢の後部では襞状に
皮膚が伸長する。背面の色彩は暗褐色で、不規則な黒い斑紋が入る。標高400〜600mに
ある河川の上流域に生息する。完全水生。夜行性で、昼間は水辺に掘った巣穴などで休む。
中流や下流でも見られることがあり、市街地近くや水田の水路に生息していることもある。
1952年、特別天然記念物に指定。
愛嬌がある顔ですが、大きな口を開けて魚、蛙、甲殻・貝類などを食べます。
個性的な顔立ちの蛙。かなりの男前です。ひたすらじっとしていました。
ゆったりと泳ぐウミガメ。
胸びれと尾びれを細かく振って泳ぐミナミハコフグ。
体長2cmほどの小さなフグは特に可愛かったです。
イトクラゲ
その名の通り、糸のように細い触手があります。
写真にはうまく写りませんでしたが、発光する姿がとてもきれいだったクラゲ。
ライトアップで青の蛍光色に光る水クラゲ。
強烈な目ヂカラの淡水魚。体長は8cmほど。
近畿の方はもうお気付きかと思いますが、以上京都水族館報告でした。
館内のディスプレイに映し出されたオオサンショウウオが泳ぐ姿。なんとも神秘的。
いつか野生のオオサンショウウオに出会いたいものです。
上田洋樹
2012.2.12〜18 木津川展のご案内
2012.2.12〜18 木津川展のご案内
身近な木津川、木津川には、たくさんの魚・野鳥などの動植物が生息しています。
また、一方で水質の悪化などの問題も抱えています。
いろいろな角度から今一度、身近な木津川を見つめ、また交流の場を
持っていただければと思います。
ぜひともご来場ください。
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主催 木津川展実行委員会(木津川管内河川レンジャー)
支援 国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所
協力 NPO法人やましろ里山の会
京都YMCAの子供たちと木津川ツーリング 7月24日(日)
23日土曜日に笠置での基本練習を終えて、日曜日は木津川を
笠置から木津の泉大橋まで約13kmをツーリングしました。
9時50分に笠置のカヌー広場前をスタート。
この日の水位は加茂の観測所で−1.9m。
豊富な水量で流れは速く、普段より大きな波を楽しむことができました。
11時30分、昼食休憩地点の恭仁大橋に到着。
食事の前に前夜に作成した仕掛けを橋脚の水たまりに設置しました。
食事後に仕掛けを取り出した結果、魚も川エビも入っていませんでしたが
仕掛けを引き上げる際に女の子の靴(クロックス)に1匹の小魚が飛び込んできました。
橋脚の周りに減水でできた水たまりの水中写真。
水がゆっくりと濾過されているため透明度が高いです。
恭仁大橋からの再出発は12時50分。
ツーリング後半もゆっくりとゴールの泉大橋を目指します。
最後の休憩地点にて記念の1枚。
個性豊かな子供たちは、みんな明るくて元気です。
ともに過ごした2日間はとても楽しいものでした。
ツーリング終盤の1枚。
木津の泉大橋着は14時20分。
2日間にわたるプログラムを無事に終了しました。
チーム「野外人」のみなさん、次にお会いするのは来年ですが
みんなとまた会える日を今から楽しみにしています!
フジタカヌー 上田洋樹
岐阜県 板取川 ◆ 水中写真集 ◆
板取川のあまご釣りは現在解禁。
6月12日には鮎の友釣りも解禁となります。
板取川ツアーの報告第1弾は少し趣向を変えて
魚たちから見た川の水中の様子をご紹介します。
ツーリング後半、飛び込みシーンを水中から記録。
体操クラブ出身の男性が後方宙返りをして着水した時のカットです。
続いて着水した瞬間を2枚。
続いて、乗艇したままノーファインダーで撮影した4枚。
コックピット右後方からの1枚。
ツアー当日の板取川は、ツアー前にしばらく雨が降っていなかったせいか
水量は少なかったけれど、水の透明度は感動するほど高かったです。
キールラインからの1枚。
アクリル画のような仕上がりとなりました。
3mほど離れた地点からA-1のバウを撮影。
魚にはカヤックがいつもこんなふうに見えているのですね。
瀬を下りながら撮影。
水中で流れる気泡は流星群のようです。
カヤックと岩と水。
水平線がきっちり水平に写っていました。
岩を乗り越えて流れる水を5mほど離れた地点から撮影。
板取川の水はクリスタルのような透明感。
本日の沈の確率83.3%。
6名の参加者のうち5名の方が清流板取川に溶け込みました。ツーリングを終えて
沈脱後に怪我をしないように体を守るディフェンシブスイムポジションのポーズで記念撮影。
板取川ツアーは出艇直後にA-1が岩に張り付いたり、沈が多数あったり
ガイドの携帯電話が水没して通話不能になったりといろいろありましたが
東海の自然豊かな川での一日はとても充実したものでした。
美しい水と緑と空と、攻略する楽しさがある瀬。本当に素敵な川でした。
いつか再びこの地を訪れたいと思います。
報告2につづく