2011.12.17−18 忘年会ツーリング報告

フジタカヌー・レイクポイントカヌークラブ合同での忘年会を、今年も賑やかに開催。
背中に暖かな日差しを感じる好天気のなか、快適なツーリングと参加者同士での交流を
満喫してきました。
IMGP0769.JPG
琵琶湖大橋(1.4キロ)の真下をくぐり抜けながら、湖西側から湖東の岸へと移動。
見上げる眺めは、迫力あります。
IMGP0862.JPG
この日は特に目標を決めず、南湖の名所を中心に水面を自由に散策。
近江八景「堅田の落雁」で知られる浮御堂(うきみどう)もその一つ。
この辺りを漕いだときは、ぜひご案内したい場所です。
IMGP4318.JPG
新雪で綺麗に雪化粧された、比良山系の眺め。
一足早い雪見ツーリングも楽しめました。
IMGP0896.JPG
国民宿舎ビューロッジ琵琶で宿泊。
湖岸から歩いてすぐの好立地にあり、カヌーでの利用には最適。
夜から参加のメンバーも合流。
滋賀県の伝統料理をいただきながら、今年のカヌーツアーを振り返る。
特にツアーのビデオ上映では大いに盛り上がり、会員同士の交流を深めた。
IMGP0977.JPG
翌朝。水上からご来光を迎えるべく、まだ夜の気配が残る湖面へと漕ぎだす。
日の出が近づくにつれて刻々と、琵琶湖の表情が移り変わる瞬間。
言葉も、指先の冷たさも忘れ、清らかな空気を肌で感じるなかでみた景色は、
いつまでも記憶に残ることでしょう。
フジタカヌーの23年度の年間行事を、すべて滞りなく終了することができました。
心から御礼申し上げますとともに24年度の企画も準備を進めております。
2013年度は、1月3日の初漕ぎからスタートします。
新年には、新しい気持ちでみなさまとお会いできますことを楽しみにしております。
よいお年をお迎えください。 ありがとうございます。

2011.9.18(日)木津川 笠置カヌー・カヤックスクール報告

IMGP4026.jpg
爽やかな風を受けつつ、はいポーズ
IMGP3301.jpg
午前中の飛び込みスポット、大岩の上で集合写真。
木津川の水位が増えると舟をあげる浜が無くなってしまう時もありますが、
かろうじて上陸する事ができました。
IMGP4028.jpg
日本で最大の水生昆虫とされるタガメの幼虫を発見!
子供達によって捕まえられ、しばし格好の遊び相手となる。
IMGP3308.jpg
午後からは、約6キロのミニツアーへと出発!
流れが瀬に変わる瞬間。カヌーがスッと吸い込まれていく感覚は、川下りならでは。
IMGP4102.jpg
IMGP4149.jpg
迫力の瀬はまだ健在。流れの本流を横切って対岸に渡る方法、フェリーグライドを
練習しました。
果敢に挑戦する中で、何人かは「沈」をされますが、皆さん素晴らしい表情です。
IMGP4171.jpg
じりじりと肌に感じる陽射しを避けるように、ときには岸沿いの木陰を渡りながら
ツーリングを楽しみました。
ご参加いただいた皆様、有難うございました。

“2011.9.18(日)木津川 笠置カヌー・カヤックスクール報告” の続きを読む

新緑の北山川瀞八丁ツアー報告 2011.06.04-05

三重〜和歌山〜奈良県と、県境を複雑にまたぎながら流れる北山川。
その中でもとくに、景勝地として人気があるエリアをツーリングしてきました。
IMGP0188.jpg
出発地点。駐車場から河原へと続く長い階段を降り、瀞峡の清流にカヌーを浮かべる。
ひと漕ぎ。ふた漕ぎ。目の前には人工物はなく、ただ山水画の世界が広がっている。
小さなカヌー・カヤックから見上げる、断崖絶壁の迫力ある眺め。
初めてここに来た方からは、みな感嘆の声があがる。
その感動体験が忘れられないのか、何度も足を運ばれるリピーターの方も多い。
大阪から車で約5時間。幾重にも連なる山々と、人を惹きつける懐の深さが繋がって
いるようだ。
IMGP0243.jpg
ときには、沈もまた楽し。
通常より水量も豊富で、心地よい迫力の白波も楽しむことができた。
IMGP0246.jpg
時が経つのを忘れるような空間の中を時折、観光用のジェット船が
轟音を上げて通り過ぎる。
航路を邪魔しないよう、岸近くで上手くやり過ごす。
最初は引き波の大きさに戸惑うも、何度か行き交う内にタイミングがつかめる。
IMGP1371.jpg
梅雨の季節。日本でも有数の降水量を誇るだけあり、名もない幾筋もの小滝が
山肌を伝わり、川へと流れ込んでいた。
IMGP1383.jpg
ツーリングの二日目。出発してしばらくすると、静かに雨が降り出した。
川霧に包まれた景色は、この川に一番似合う気がする。
IMGP1413.jpg
今回も大満足のツーリングを楽しんでいただけました。
ご参加いただきました皆様。ありがとうございました!

琵琶湖ツアー報告 湖西の新緑と歴史をカヌーで巡る 011.05.22

ほぼ毎月一回開催する琵琶湖ツアー。
興味のあるコースのみを単発で漕がれる方。
そしてカヌー・カヤックで、琵琶湖一周に挑戦されている方達が
参加されています。
今回のツーリングコースは、湖西の景勝地である近江舞子水泳場から出発。
新緑が一番綺麗なこの時期。
湖岸沿いに北上しながら、豊かな自然と歴史観光スポットを巡りました。
IMGP110.jpg
このエリアは「比良おろし」と呼ばれる、局地風が吹くことで有名な場所。
当日も山側からの強い横風を受けながらも、お互いの位置と安全確認をとりながら
漕ぎ進みます。
IMGP113.jpg
滋賀県でもっとも古い縁起があるとされる、白髭神社の水上鳥居にて。
湖中に建つ大鳥居を真下から見上げると迫力あります。
琵琶湖が誇る景勝地の中でも、心に残る場所の一つです。
約9キロ先の対岸には、ゆるやかなラインで横たわる沖島が遠望できました。
IMGP115.jpg
内湖の一つである、乙女が池へ寄り道。
視界が広がる開放的な湖から、細い水路を通り抜けて池に漕ぎ入ると、
沢山の水生植物達によって囲まれた空間は時間が止まったよう。
波風ともに穏やかで、また違った印象を感じられて新鮮でした。
IMGP118.jpg
近くにある大溝城跡で上陸。付近を歩いて散策。
今年のNHK大河ドラマ「江」の中でも紹介されている場所で、欠かさず放映を
ご覧になっている方にとっては、より魅力的な場所だったようです。
苔むした石垣が残る本丸跡に登り、古き時代に想いを馳せます。
全員で記念の集合写真。
ここでは高島市水上警察の方が駆けつけてくださり、水上航行のポスターを
いただきました。
自分達は気付きませんが、色々な方が温かく見守ってくれています。
IMGP119.jpg
今回も皆さん大満足のなか、ツアー終了となりました。
日本一大きな湖を舞台に小さなカヌーを浮かべると、ときにハッとするような
素晴らしい景色にであうことができます。
また来月。まだ見たことのない琵琶湖の魅力をご案内します。

2月6日(日)琵琶湖・湖北の雪見ツアー報告

P2060193.jpg
大自然の迫力ある景観が広がる湖北エリア。
琵琶湖に残されたこの秘境を、冬のシーズンにカヌー・カヤックでツーリングを
してきました。
P2060132.jpg
同じ場所でも季節によって、見えるものや感じ方が大きく変わります。
今回の目的は、雪を踏みわけ湖にカヌーを浮かべ、漕ぐこと。
波風がない鏡のような水面をのんびり進みながら、360度一面に広がる銀世界を
たっぷりと堪能します。
冬の奥琵琶にしてはとても珍しく、終始穏やかな一日でした。
P2060202.jpg
雪の上にテーブルとイスをこしらえると、最高の展望レストランに早変わり。
暖かいスープで体を温めて歓談のひと時。
参加者の皆で囲む昼食も、ツアーの楽しみの一つです。
P2060178.jpg
水遊びは夏のイメージが強いですが、季節毎に応じた防寒対策をすることで
じつは意外に快適に一年を通して遊ぶことができます。
冬のこの時期でも、天候次第によっては、漕いでいると汗ばむ事もあるほどです。
P2060164.jpg
菅浦集落の先にある「つづら尾崎」と呼ばれる近くまで漕いでゴール。
今回も皆さん大満足の、心に残るツーリングを堪能できました。
南湖・湖北と続いた、琵琶湖の雪見を楽しむツアー。
次回は、2月26日(日)開催です。
白く冠雪した湖西の山々を眺めながら、迫力あるツーリングが楽しめる
コースをご案内いたします。
詳しい案内はこちらから
P1220111.jpg

11月28日(日)琵琶湖ツアー報告 牧水泳場〜烏丸半島

ツアー当日は長そでのシャツ一枚でも快適なほど陽射しも穏やか。
予想外の暖かさに出発前に着込んだ服を脱ぐ一面もありましたが、
手早く準備を整えて出発。
IMGP01.JPG
穏やかな湖面を漕ぎ進みます。藤ヶ崎竜神の紅葉が見事でした。
IMGP02.JPG
ご夫婦で参加されているお二人。
後ろのアルピナ1-400の横側には、下記のようなオリジナルのマークを入れられています。
IMGP0002.JPG
フジタカヌーではオプションで、お気に入りのマークを自艇などにお入れすることが
できます。オリジナルで「こんな模様・文字を入れてみたい!」などありましたら、
ご相談ください。
IMGP06.JPG
IMGP07.JPG
遠くには沖島が見えています。
浅い場所で湖底を覗くと、水面の波によって作られた砂の紋様がハッキリと
確認できました。
IMGP08.JPG
マイアミ浜あたりから徐々に波と風が強く吹きだしてきました。
写真で見ると湖面の表情や空の色など、短時間で変化していく様子がよく分かります。
IMGP10.JPG
琵琶湖大橋を間近から眺める。
カヌーで近づいてみると、改めてその迫力に息をのみます。
普段身近に通る場所でも水の上から見ると、また違った印象が感じることができて
新鮮です。
IMGP11.JPG
冬の風物詩であるわたり鳥の群れも、沢山飛来していました。
鳥達と追いかけっこしながら漕ぐ経験も、この季節ならではです。
IMGP12.JPG
予定より少し早くにゴール地点へ到着。
ファルトボートなどツーリングの片付けを済ませたのち、スタッフ手作りの
特製ケーキと暖かいお茶でほっと一息。カヌー話で盛り上がりつつの解散となりました。
来月12月19日(日)が、本年度最後の琵琶湖ツアーです。
今回のゴール地点。南湖の東側にある、烏丸半島から大津の港までの区間を漕ぎます。
南湖は賑やかな街中が続く。そうお感じの方も多いのですが、昔から続く自然の
景色も数多く残っており、沢山の発見と気づきを感じていただけるコースです。
運がよければ、冬の渡り鳥コハクチョウの群れとも出会えるかもしれません。