2月12日(土)、総勢7名で古座川の北東に流れる太田川へ行ってきました。
心配していた水位は、1月末の下見時より更に低かったですが
ツーリングが不可能なほどではなく、極めて透明度が高い南紀の清流を
存分に楽しむことができました。
予報では天気は雪。しかし、この日は明け方のみ曇りがちで
日中は青空が広がり、まさに小春日和でした。
出艇前に全員で記念撮影。
実際のスタート地点はこれより30mほど上流。
カヤックを水に浮かべてからライニングダウンで太田川ツアーが始まりました。
この日は「リバーツーリング」と「リバートレッキング」を楽しむ一日。
川下りと川歩きの前に気合をいれていただきました。
降りそそぐ日差しを受けて、カヤックの影がきれいに川底に映っていました。
終始これくらいの水位があれば最高の川なのですが、実際には、
よく歩きました。
浅瀬で振り返るとフォーメーションを組んだかのように
皆さんライニングダウンされていました。
スタートからゴールまで歩いた回数を数えてもらったところ
なんとその数「23」。ツアーでは最多のライニングダウンでしょう。
歩いた回数は多かったですが、どれも距離は短く、体力的に負担になるほどではありません。
下見の時に出会った鯉。
この日も悠々と泳いでいました。
コース後半、河口近くまでくると堤防の向こう側から「ドーン」と
すさまじい波の音が聞こえてきました。
ツーリングの最後は川から海へ。
川の出口(河口)は狭く、海へ出るには時折打ち寄せる大波を
越えて行かなければなりません。
4人は海の手前で着艇。2人は大海原へと漕ぎ出でゴールされました。
ここでは某スタッフが轟沈。
A-1は水舟となり、足はなんとか着くものの、不定期にやってくる大波で
水をかぶらないよう、モグラたたきゲームのもぐらのように軽くジャンプしながら
重い水舟を引っ張っていました。
波に翻弄され、浜へたどり着くまで5分以上。体は冷え切っていたようですが
最後の最後にお客さまと河村シェフに楽しんでいただくことができました。
この沈は今後語り継がれてゆくことでしょう。
朝晩はまだまだ冷え込みますが、日中はとても暖かくなってきました。
これから春にかけてのツアーへのご参加をお待ちしています!
2月末からのツアーのご案内はこちらからどうぞ!!
2月11日(金祝)小川あらため古座川ツアー報告
2月11日のツアーは無事終了しました!
この日は古座川の支流・小川(こがわ)をツーリングする予定でしたが
ツアー当日の小川の状態がツーリングが不可能なほど水位が低く
急遽、古座川ツーリングに変更しました。
コースは一枚岩から和風旅館「神保館」までの約15km。
古座川も水量が少なく何度も歩きましたが、水の透明度は抜群で
神保館にたどり着くまで、終始川底を眺めながらのツーリングでした。
それでは、小川あらため古座川ツアーの様子をご紹介します。
出艇地の一枚岩(写真右側)。
左に見えるのが「道の駅・一枚岩」です。
ここでは、いざ出艇というタイミングで、道の駅のデッキから私達に向けて
ほら貝の見事な演奏がありました。その音は霞がかった峡谷に響き渡り
古座川ツーリングの安全を願ってくれているよう。印象深い門出でした。
道の駅・一枚岩勤務のMさん、素敵な演出をありがとうございました。
流れはいたっておだやか。
河岸の木々には、ほんの少し春の息吹が感じられました。
古座川では鯉や錦鯉の他、モクズガニも発見!
時には瀬もあります。
古座川と小川の合流地点にて全員で記念撮影。
念願の小川ツーリング(距離約5m、時間1分)も体験。
この上流は、
こんな感じです。
この地点はまだ水がありましたが、50m以上にわたり
渇水となっている区間がいくつもありましたので
今回は小川ツーリングを断念しました。
のんびりと、ゆっくりと古座川ツーリングを満喫して
和風旅館「神保館」に到着したあとは、「ぼたん荘」の温泉につかり
古座の町で夕食、そしてこの日は全員で神保館に素泊まりしたのでした。
翌朝は朝食後に太田川へ移動。
神保館さん、お部屋を暖めてゴールを待っていただいたこと、
その他いろいろとよくしてくださってありがとうございました。
朝食もとてもおいしくいただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
和風旅館「神保館」のご案内はこちらから。
3月末まで、素泊まり¥3,000、朝食付素泊まり¥3,500
2食付は¥6,000の特別価格です。
今後のツアー案内はこちらからどうぞ。
4月はお花見、5月は新緑ツアーを計画中です!
和歌山県 太田川清流カヌーツーリング報告【完結】 海へ
ツーリング終盤、国道42号線の下里大橋とJR紀勢本線の鉄橋をくぐる。
海草の群生地帯を過ぎ、
1kmほど進むと海に出ます。河口から東の太地方面、南西の古座方面と地図で見る限り
岬や小島がいくつも点在していて、この付近のシーカヤッキングもいろいろと楽しめそうです。
河口にはアカウミガメが産卵する砂浜があります。深夜、月明かりに照らされた凪の海と
静かに波が打ち寄せるこの浜はとても美しく、命が誕生するにふさわしい地だと実感しました。
2月12日(土)太田川ツアーのご案内はこちらからどうぞ!
前日の11日(金祝)は古座川の支流の小川(こがわ)ツアーを予定しています。
小川も太田川に勝るとも劣らない清流です。
寒さ厳しい日が続いていますが、真冬のカヌーツアーにもどうぞご参加ください!!
※小川・太田川ツアーへのお申し込み期限は2月9日(水)です。
和歌山県 太田川清流カヌーツーリング報告【4】 瀬がない川
渇水時期の太田川は瀬が皆無でした。
約9kmをツーリングしましたが、これほどまでに瀬がない川も珍しい。
下見報告4では、そんなおだやかな太田川の表情をご紹介します。
コース中盤での1枚。
オイルフェンスで流れが止められているため、水は濁っていますが
後半には水質が回復します。
どこまでもゆったりと流れる清流太田川。
このくらいの水位だとライニングダウンせずに下れます。
完結編につづく
2月12日(土)太田川ツアーのご案内はこちらからどうぞ!
前日の11日(金祝)は古座川の支流の小川(こがわ)ツアーを予定しています。
小川も太田川に勝るとも劣らない清流です。
寒さ厳しい日が続いていますが、真冬のカヌーツアーにもどうぞご参加ください!!