2011.12.11 初冬の奥琵琶湖ツアー報告

12月も半ば。冬の寒さを覚悟していたが、朝日が昇ると気温はぐんぐんと上がった。
静かな湖面に青空が溶けこむような感覚。
琵琶湖の北部エリア。舟運で栄えた塩津港跡から南へ、ゆっくりと漕ぎ始めることにした。
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参加者は14名。カヌー・カヤックで琵琶湖一周に挑戦される方が、増えてきた。
湖岸沿いには名所が多い。この他にも、見過ごしてしまいがちだが魅力的な場所がある。
そこでは自然の中で暮らす人々の息遣いを感じられ、より一層コースの印象が深くなる。
ツーリングの距離は短くなってしまうが、時間の許す限りご紹介していきたい。
後から振り返ると、自分だけの旅が出来上がっているように。
ゆっくりと巡りながら、ご一緒に沢山の思い出を描いていきましょう。
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全員で協力して作る昼食も面白く、毎回どんな料理が出来上がるか好評だ。
湖北の冬の味覚といえば、真鴨が有名。今日はこれをふんだんに使ったメニューにしよう。
ツアー開始前に道の駅「あじかまの里」で、新鮮な地元の食材を調達。
手際よく準備して完成したのは、あつあつの鴨鍋。
今回は冷えた体を温める予定だったが、思いのほかの好天気。
しっかり汗をかきつつも鍋を囲み、最後のスープまで美味しくいただきました。
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山の岩盤をくり貫いて作られた手掘りのトンネル、西野水道を探検。
広い湖と対照的な空間を、ヘッドランプの明かりを頼りに一歩ずつ進む。
外からの光が届かない内部は、腰をかがめながら歩くほどの狭さ。
寝ぼけ眼でお休み中のコウモリも、突然の賑やかな来客にびっくりしたかな!?。
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散策から戻ると、白い波が立っていた。
午前中で体力も温存してある。色々なコンディションで漕げ、初心者の方のもよい練習。
この季節らしい風を肌に感じながら、一直線にゴールを目指した。
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ツーリング終了後は、手作りのショウガ湯とクリスマスケーキを用意。
しっかり遊んだあとは、甘いものを食べながら歓談のひと時。
今月がお誕生日の方も、後ろにばっちり笑顔で写っていますね。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

2011.12.11(日)琵琶湖ツアー案内 塩津港跡〜西野水道〜尾上

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舟運で栄えた塩津港跡から出発。日本海からの風を背中に感じつつ、進路を南へと漕ぎ進む。
季節は冬へと移り変わる繊細な時期。水上から見上げるカヌー・カヤックならではの視点で、
奥琵琶湖の隠れた名所と初冬の風景をご案内します。
○開催日 2011.12月11日(日)
○コース 塩津港跡⇒西野水道⇒尾上 約11キロ
○参加費 会員¥9,000 ビジター¥10,000
    (昼食・ガイド・傷害保険料を含む 小学生以下参加費半額) 
     レンタル艇 1人艇¥3,000/2人艇¥5,000 
○集合場所
 お車 9:00 塩津海道あじかまの里(滋賀県長浜市西浅井町塩津浜1765)地図
 電車 8:35 JR北陸本線 近江塩津駅前 
○着艇予定 15:00
○持ち物 カヌー装備、雨具、フリースなど防寒着、マイセット(箸・食器)、ヘッドライトか懐中電灯
※天候の状況次第で、コース等の内容を変更する場合があります。
ツアーのお申し込みやご質問はこちらまで
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ツーリングの途中では、江戸時代に岩盤をくり貫いて作られた約200メートルの手堀りトンネル。
西野水道の中を歩いて見学します。
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