ファルトボートのフレームは個々の部品の集合体です。
今回の記事ではアルミフレーム艇・アルピナシリーズのスターン側
デッキ端部に装着している、テンションベルトのガイドをご紹介します。
部品メーカーからの納入時はすべてのエッジが面取りされていない状態。
このままでは、怪我や船体布側の平ベルトの破断の原因となるため
手作業でエッジ(角)を落とします。
まずは小型のエアーサンダーを使用して荒削りします。
サンダーで荒削りした状態。
ここからは複数の紙やすりを使い、角がなめらかになるように仕上げます。
仕上がった状態。
最終的にはこのようにステムの一部となります。
現在の素材はジュラコン樹脂※(正式名称ポリアセタール)製ですが
初期のアルピナはアルミの削り出しでした。
お手持ちの艇の、この部品がアルミ製なら、シリアルナンバーは小さいはずです。
(船体内側右にあるシリアルナンバーは手書きかも知れません。)
※ジュラコン樹脂…寸法安定性、耐疲労性、耐油、耐薬品性に優れた
エンジニアリングプラスチックの一種。腐食がほとんど発生せず
自己潤滑性があるため、摩擦係数が小さく、耐磨耗性にも優れる。
フジタカヌー 上田洋樹
1/29 フジタカヌー工場見学ツアー(コウノトリ主催)
1/29 カヤックコウノトリ主催 フジタカヌー工場見学ツアー
ツアーの様子はYouTubeでも紹介しています。
寒波に見舞われる中 折りたたみカヌーカヤックの
フジタカヌー工場見学&月ヶ瀬湖周遊のミニツーリングがありました。
14名と多数の参加者、フジタカヌー創始者である藤田清会長、藤田亮社長の案内で
設計から製造にわたる工程、エピソードなどをまじえての話がありました。
恒例になったマリン合板からNCでリブを切り抜いた板に焼印入れの体験。
昼食休憩後、木津川は、渇水気味だったので、高山ダム上の月ヶ瀬湖へと
フィールド変更をし、試乗をかねてのミニツーリングをしました。
ツアーの様子はYouTubeでも紹介していますのでご覧ください。
フジタカヌーでは、設計から製造のみならず、スクール、ツアーとカヌーカヤックの
普及活動にも力を入れて取り組んでいます。
1/23(日) カヤックコウノトリ主催 フジタカヌー工場見学&カヌー体験
1/23(日) カヤックコウノトリ主催 フジタカヌー工場見学&カヌー体験
大阪南港ATC カヤックコウノトリ主催の工場見学&カヌー体験がありました。
午前中はフジタカヌーの藤田清会長のからフジタカヌーの歴史から始まりフジタカヌーの折りたたみカヌーフレームのやスキン(船体布)素材へのこだわりなど いろいろなエピソードを絡めて製造過程など詳しく説明がありました。
毎年恒例、焼印体験もしました。
昼食休憩を挟み、午後はカヌー体験&New Model “AL-1-450”の試作艇2タイプの試乗も行いました。
発売前のいち早い特別試乗です。
いろいろな 意見をいただきました。参考にさせていただきます。
ありがとうございます。