日帰りツーリングを繰り返しながら琵琶湖一周を目指すツアー。
今月は琵琶湖大橋から大津にかけて、南湖と呼ばれるエリアの東岸を漕ぐコース。
2012年の最後を飾る、イベント盛りだくさんの1日を楽しみました。
初冬の寒さを忘れるような好天。
夕方からのナイトツーリングまで十分に時間もあり、
興味のわいた場所へ寄り道しながら、のんびりと漕ぎ進んでいくことにします。
浜に流れ着いた立派な冬瓜との出会い。どこから旅をしてきたのでしょうか。
株状になって生えているヨシ群生は、林のような空間になっていました。
暖かい場所で日が暮れるのを待って、ナイトツーリングに出発。
ひとつ、ふたつ。街灯の明かりが増えてるにつれて、湖面がとろりと暗くなっていきます。
夜景のメインは大津港の「びわこ花噴水」
放水時間にタイミングを合わせて見学しました。
ツーリングの片づけと着替えを済ませたあとは、「大津の迎賓館」と呼ばれた
びわ湖大津館でのクリスマスディナー。
和気あいあいと話も弾むなか、今回で琵琶湖一周を達成された市場氏を
参加者全員で祝福しました。
この瞬間は、何回立ち会っても感動の場面です。
これからも多くの方に一周を達成する喜びを受け取っていただき、
共に分かち合っていきたいと思います。
数え切れないくらいに沢山の思い出を作り上げながら、今年度の琵琶湖一周ツアーを
終えることができました。
2013年も湖岸に多くの方が集い、ひとつの目標に向かって進めることを楽しみにしています。
2012.2.5(日)琵琶湖の雪見ツアー報告
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます
カヌー・カヤックから冬景色を眺めようと、豊かな自然が残る奥琵琶湖に舟を浮かべました。
普段なかなか体験できない世界へ、ゆっくりと漕ぎ入っていきます。
雪中の耐寒ツーリング、砕氷船体験でスタート!?
いかにも寒そうな写真ですが、じつは風もなく穏やかな天候。
少し汗ばむほどの暖かな陽気。非日常の瞬間を、にっこりと微笑みながら満喫中です。
雪に包まれた空間から湖へ出ると、視界が一気に広がります。
清々しい青空の下、湖岸沿いをゆっくりと散策。
ランチタイムも、白銀の世界のなかで楽しむとしましょう。
沢山積もっている湖岸の雪で、テーブルと椅子ができました。
手作りパンもダッチオーブンで、ふんわりと綺麗に焼きあがりましたよ♪
パン作りに挑戦してくださった福田ご夫妻、ありがとうございます!
アツアツのチーズフォンデュにつけて、さっそくいただきまーす。
お味のほうは・・・お二人の笑顔からご想像いただけるかと。
季節が移り変わるとされる立春の頃。
空を映しこんだ湖に、一足早い春を感じました。
心地よさに誘われるように、つづら尾崎まで足を延ばしてみましょう。
狭い浜辺には、どうやら先客がいたようです。
ひざ下まで積もった雪についた足跡。
山に詳しい方のお話では、カモシカの足跡とのこと。
スタッフ田中氏の特製ショウガ湯を飲みつつ一休み。
近くに見える竹生島を眺めていると、「次は島へ渡ろう!」との声も。
新しい企画ができましたね。
さて、名残惜しいですが、ゆっくりとゴールに向けて戻ることにしましょう。
ご参加いただき、ありがとうございます。
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。
次の琵琶湖は、4月のお花見ツアー。
桜色に染まった湖岸を巡りながら、春の景色をご一緒できることを楽しみにしております。
1月22日 琵琶湖の雪見ツーリング報告
新たな年を迎えた琵琶湖一周ツアーの第一回目。
(ツアーの様子はyoutubeでご覧いただけます)
真冬の琵琶湖とはどんなものぞ。と、13名の元気なメンバーが集合。
雲に包みこまれた対岸の山と鏡のような湖面。
冬の琵琶湖は、幻想的な空間で私たちを歓迎してくれました。
姉川河口付近では、水の透明度に歓声があがる。
これが夏のシーズンなら、すぐにでも飛び込んでみたくなりました。
湖底を覗きこむと、波で揺られて作られた「砂紋」と呼ばれる模様を発見。
ダッチオーブンで香ばしく焼き上げた麺に、アツアツのあんをかけた、あんかけ焼きそば。
全員で協力して作る昼食は、盛りあがります。
遠くまで広がる視界。山々の山頂にかかった雪景色を楽しみながらのご機嫌な時間を満喫。
どこまでも、このまま漕いで行きたいと感じます。
楽しかったツーリングのゴールも間近。長浜城歴史博物館をバックに記念撮影。
古来より日本の中心として栄えた近江国は、歴史ドラマでも取り上げられる事も多く、
自分たちが漕いだ場所が登場すると、より深く感情移入できます。
おかげさまで、カヌー・カヤックでびわ湖一周に挑戦される方も確実に増えてきました。
ゆっくりと湖岸沿いを巡りながら、それぞれのゴールを目指していきましょう!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
ツアーの様子はyoutubeでご覧いただけます
琵琶湖の真ん中で楽しむ夏休み 8月7日 沖の白石ツアー報告
琵琶湖から突き出る岩礁「沖の白石」
岸から離れているため、天候の落ち着いている時しか行くことができません。
地図にも載っていない不思議な空間を目指して、ツーリングしてきました。
当日は日本の夏らしい青空が広がるなか、遠く対岸の長浜市や彦根市の建物まで
よく見渡せます。
湖の真中にある目的地も、小さくですがはっきりと確認できました。
この日はファルトボート「アルピナ2-430」を背負い、電車でご参加の方も。
余談ですが、このコースを始め、琵琶湖の西側にはJR湖西線が通っており、
折りたたみカヌーを使ったツアー計画を立てやすい場所が沢山あります。
漕いでいると爽やかな風が体の周りを通り過ぎます。
波も穏やかでとても漕ぎやすい。
湖の真ん中でぷかぷか漂いながらの休憩をいれつつ進みます。
徐々に近づいてくる岩礁の白い岩肌。沖の白石は何度訪れても素晴らしい場所です。
琵琶湖にはこんな魅力的な景観があるんです。
そして、この喜びは自分の力で漕いできた者だけが味わえるように思います。
360度どこまでも広がる絶景の見晴らし。
湖の真ん中にたたずんでいると、言葉にならない感動を覚えます。
初参加の方同士も、カヌーという同じ趣味を通してすぐに仲良くなれます。
素晴らしい景色を共有しつつ、わいわいと歓談を楽しむ。
これもツアーの魅力のひとつですね。
夏の想い出に残るツーリングになりました。
またご一緒しましょう!