波を渡って竹生島へ 琵琶湖雪見ツアー報告 2013.2.3

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今年は好天が続き、湖岸沿いの雪はほとんどが溶けていました。
銀世界は遠き山のうえに。
気を取り直して、竹生島を目指すことにします。
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出艇場所のつづら尾崎周辺は、強い北西風の吹き出し口になっている舟の難所。
当日の状況を慎重に判断しながら島へ渡ります。
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経験者が集っていたので、迫力ある波風も力強く漕ぎ抜けていきます。
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島内に建つ宝厳寺では、水と縁の深い弁財天を祀っています。
弁天様のお使いは白蛇とのこと。
巳年にかけて、皆さんと一緒に日頃のお礼を参拝してきました。
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手早く観光を済ませ、再びつづら尾崎へ。
冷たい北風をさけられる場所を探して昼食休憩。
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湖北の冬の名物といえば鴨。
この日の献立は地元の真鴨を使った鴨南蛮そば。
しっかりとしたお出汁が効いていて、深い味わいを美味しくいただきました。
おかわりも多く、綺麗に完食。
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日の高いうちに菅浦の浜へ到着。
琵琶湖一周を目指すメンバーも多く、参加者同士での会話も盛りあがりました。
つづらお荘のお風呂で体を汗を流して解散。
遠く青空に浮かぶように竹生島をジッと眺めていると、湖岸の桜に目がいきました。
よく観察すると枝には小さい蕾がしっかりと結ばれています。
立春も過ぎ、少しずつ春の気配を感じられるようになりました。
お花見も、もうすぐですね。
ツアーの様子は、YouTubeでもご覧いただけます。

大津の夜景とクリスマス 琵琶湖一周ツアー報告2012.12.16

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日帰りツーリングを繰り返しながら琵琶湖一周を目指すツアー。
今月は琵琶湖大橋から大津にかけて、南湖と呼ばれるエリアの東岸を漕ぐコース。
2012年の最後を飾る、イベント盛りだくさんの1日を楽しみました。
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初冬の寒さを忘れるような好天。
夕方からのナイトツーリングまで十分に時間もあり、
興味のわいた場所へ寄り道しながら、のんびりと漕ぎ進んでいくことにします。
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浜に流れ着いた立派な冬瓜との出会い。どこから旅をしてきたのでしょうか。
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株状になって生えているヨシ群生は、林のような空間になっていました。
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暖かい場所で日が暮れるのを待って、ナイトツーリングに出発。
ひとつ、ふたつ。街灯の明かりが増えてるにつれて、湖面がとろりと暗くなっていきます。
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夜景のメインは大津港の「びわこ花噴水」
放水時間にタイミングを合わせて見学しました。
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ツーリングの片づけと着替えを済ませたあとは、「大津の迎賓館」と呼ばれた
びわ湖大津館でのクリスマスディナー。
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和気あいあいと話も弾むなか、今回で琵琶湖一周を達成された市場氏を
参加者全員で祝福しました。
この瞬間は、何回立ち会っても感動の場面です。
これからも多くの方に一周を達成する喜びを受け取っていただき、
共に分かち合っていきたいと思います。
数え切れないくらいに沢山の思い出を作り上げながら、今年度の琵琶湖一周ツアーを
終えることができました。
2013年も湖岸に多くの方が集い、ひとつの目標に向かって進めることを楽しみにしています。
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1月22日 琵琶湖の雪見ツーリング報告

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新たな年を迎えた琵琶湖一周ツアーの第一回目。
(ツアーの様子はyoutubeでご覧いただけます)
真冬の琵琶湖とはどんなものぞ。と、13名の元気なメンバーが集合。
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雲に包みこまれた対岸の山と鏡のような湖面。
冬の琵琶湖は、幻想的な空間で私たちを歓迎してくれました。
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姉川河口付近では、水の透明度に歓声があがる。
これが夏のシーズンなら、すぐにでも飛び込んでみたくなりました。
湖底を覗きこむと、波で揺られて作られた「砂紋」と呼ばれる模様を発見。
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ダッチオーブンで香ばしく焼き上げた麺に、アツアツのあんをかけた、あんかけ焼きそば。
全員で協力して作る昼食は、盛りあがります。
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遠くまで広がる視界。山々の山頂にかかった雪景色を楽しみながらのご機嫌な時間を満喫。
どこまでも、このまま漕いで行きたいと感じます。
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楽しかったツーリングのゴールも間近。長浜城歴史博物館をバックに記念撮影。
古来より日本の中心として栄えた近江国は、歴史ドラマでも取り上げられる事も多く、
自分たちが漕いだ場所が登場すると、より深く感情移入できます。
おかげさまで、カヌー・カヤックでびわ湖一周に挑戦される方も確実に増えてきました。
ゆっくりと湖岸沿いを巡りながら、それぞれのゴールを目指していきましょう!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
ツアーの様子はyoutubeでご覧いただけます

2011.12.11 初冬の奥琵琶湖ツアー報告

12月も半ば。冬の寒さを覚悟していたが、朝日が昇ると気温はぐんぐんと上がった。
静かな湖面に青空が溶けこむような感覚。
琵琶湖の北部エリア。舟運で栄えた塩津港跡から南へ、ゆっくりと漕ぎ始めることにした。
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参加者は14名。カヌー・カヤックで琵琶湖一周に挑戦される方が、増えてきた。
湖岸沿いには名所が多い。この他にも、見過ごしてしまいがちだが魅力的な場所がある。
そこでは自然の中で暮らす人々の息遣いを感じられ、より一層コースの印象が深くなる。
ツーリングの距離は短くなってしまうが、時間の許す限りご紹介していきたい。
後から振り返ると、自分だけの旅が出来上がっているように。
ゆっくりと巡りながら、ご一緒に沢山の思い出を描いていきましょう。
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全員で協力して作る昼食も面白く、毎回どんな料理が出来上がるか好評だ。
湖北の冬の味覚といえば、真鴨が有名。今日はこれをふんだんに使ったメニューにしよう。
ツアー開始前に道の駅「あじかまの里」で、新鮮な地元の食材を調達。
手際よく準備して完成したのは、あつあつの鴨鍋。
今回は冷えた体を温める予定だったが、思いのほかの好天気。
しっかり汗をかきつつも鍋を囲み、最後のスープまで美味しくいただきました。
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山の岩盤をくり貫いて作られた手掘りのトンネル、西野水道を探検。
広い湖と対照的な空間を、ヘッドランプの明かりを頼りに一歩ずつ進む。
外からの光が届かない内部は、腰をかがめながら歩くほどの狭さ。
寝ぼけ眼でお休み中のコウモリも、突然の賑やかな来客にびっくりしたかな!?。
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散策から戻ると、白い波が立っていた。
午前中で体力も温存してある。色々なコンディションで漕げ、初心者の方のもよい練習。
この季節らしい風を肌に感じながら、一直線にゴールを目指した。
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ツーリング終了後は、手作りのショウガ湯とクリスマスケーキを用意。
しっかり遊んだあとは、甘いものを食べながら歓談のひと時。
今月がお誕生日の方も、後ろにばっちり笑顔で写っていますね。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

初秋の琵琶湖ツアー 今津〜菅浦ツーリング報告

カヌー・カヤックで琵琶湖一周を目指す方を中心に、湖を時計回りに進むツアー。
秋のコースは、豊かな自然に囲まれた琵琶湖の中でも特に、古くからの景観が
大切に守られている地域を漕ぐ予定です。
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今津浜にて上陸。ここは大きな街道同士が交わる場所として栄えた歴史ある土地。
素通りで通り過ぎるのは、もったいないように感じます。
昼食休憩を兼ねて上陸。スタッフお勧めの場所などを歩いて散策しました。
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琵琶湖ツアーでご好評いただいているのが、お昼ご飯。
その土地にゆかりがある食材を中心に、みんなと協力して作るのですが、
「同じ釜の飯」を食べながらの時間は、なによりの交流の場となっています。
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昼を過ぎてからゴールするまで、風をさえぎる地形を通る以外は、終始、強い風が
湖面に吹き抜けていく。
横波を受けながら長時間を漕ぐことは、琵琶湖でのツーリング初心者の方には
苦戦する場面だったと思います。
諦めず笑顔で最後まで漕ぎきった経験は、また大きく成長するきっかけになったと
確信しています。
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湖北の山並みが素晴らしい!
強い風に遊ばれるように、幾通りにも雲の姿が変化するのが新鮮でした。
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夕日に応援されながら、最後は全員で揃ってゴール!
黄金色に輝く湖面は、緊張感を持ちながら漕いだ勲章のように感じました。
来月は、今回ゴールの菅浦集落からスタート。
奥琵琶湖の秘境と呼ばれる、自然林が残る「つづら尾崎」の錦秋が楽しめる
コースです。

琵琶湖ツアー報告 湖西の新緑と歴史をカヌーで巡る 011.05.22

ほぼ毎月一回開催する琵琶湖ツアー。
興味のあるコースのみを単発で漕がれる方。
そしてカヌー・カヤックで、琵琶湖一周に挑戦されている方達が
参加されています。
今回のツーリングコースは、湖西の景勝地である近江舞子水泳場から出発。
新緑が一番綺麗なこの時期。
湖岸沿いに北上しながら、豊かな自然と歴史観光スポットを巡りました。
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このエリアは「比良おろし」と呼ばれる、局地風が吹くことで有名な場所。
当日も山側からの強い横風を受けながらも、お互いの位置と安全確認をとりながら
漕ぎ進みます。
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滋賀県でもっとも古い縁起があるとされる、白髭神社の水上鳥居にて。
湖中に建つ大鳥居を真下から見上げると迫力あります。
琵琶湖が誇る景勝地の中でも、心に残る場所の一つです。
約9キロ先の対岸には、ゆるやかなラインで横たわる沖島が遠望できました。
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内湖の一つである、乙女が池へ寄り道。
視界が広がる開放的な湖から、細い水路を通り抜けて池に漕ぎ入ると、
沢山の水生植物達によって囲まれた空間は時間が止まったよう。
波風ともに穏やかで、また違った印象を感じられて新鮮でした。
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近くにある大溝城跡で上陸。付近を歩いて散策。
今年のNHK大河ドラマ「江」の中でも紹介されている場所で、欠かさず放映を
ご覧になっている方にとっては、より魅力的な場所だったようです。
苔むした石垣が残る本丸跡に登り、古き時代に想いを馳せます。
全員で記念の集合写真。
ここでは高島市水上警察の方が駆けつけてくださり、水上航行のポスターを
いただきました。
自分達は気付きませんが、色々な方が温かく見守ってくれています。
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今回も皆さん大満足のなか、ツアー終了となりました。
日本一大きな湖を舞台に小さなカヌーを浮かべると、ときにハッとするような
素晴らしい景色にであうことができます。
また来月。まだ見たことのない琵琶湖の魅力をご案内します。

12月19日琵琶湖 カヌーで大津の夜景を楽しむツアー報告

小春日和の暖かさの中、波穏やかな烏丸半島から大津港へとカヌーツアーを
開催しました。
波穏やかな湖面をゆっくりと漕ぎ進みながらのツーリング。
昼から夕暮れ。そして夜の大津港を彩る街の明かりと、光が刻々と移りゆく姿が
印象的なツアーでした。
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日中は青空が広がり、琵琶湖大橋や大津の街並み。比叡山の山々までと、
どこまでも視界が広がります。
ときには湖岸沿いのヨシ林の中へ分け入りながら、湖の景観を楽しむ事ができました。
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夕焼けに染まる中、矢橋帰帆島。近江大橋に沿って琵琶湖を横断。
ここからが湖西エリアへとなります。
今は公園となっている膳所城跡に上陸。これからのナイトツーリングに向けて
ヘッドライトを準備。暗闇の中に明るく浮かぶ、街の夜景を水上から楽しみました。
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圧巻は、大津港の琵琶湖花噴水。高さ約40メートルまで上がった水のカーテンが、
綺麗にライトアップされる迫力には、歓声のあと、思わず寒さを忘れて見入って
しまいました。
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ご自分の折りたたみ式ファルトボートに乗って、カヌーでの琵琶湖一周を目指して
挑戦されていた方が、今回のコースで無事、湖岸沿い約235キロを完漕されました。
ツーリング終了後は琵琶湖大津舘で夕食を共にしつつ、弊社社長藤田亮より、
一周達成を記念して表彰状をお渡しし、参加者全員で祝福しました。
長い距離をこつこつと漕ぎ繋げて達成した、喜びにあふれるお顔を拝見するのは、
何度立ち会っても感動的な場面で、スタッフ冥利につきます。
この喜びをもっと多くの人とも共有できるよう、来シーズンも琵琶湖を巡ります。
さて、これで年内のツアーはすべて終了。
本年もお陰様で、沢山の方と琵琶湖の景色を楽しむことができました。
ありがとうございます。
年が明けて一月からは、厳冬期の湖北に舟を浮かべ、雪見カヌーの魅力を探る
ツアーを開催予定です。
来年度も沢山の方に「琵琶湖がこんなに面白かったんだ!」と驚かれる、
楽しみと喜びを感じていただけるツアーを行います。
皆様とお会いできることを心より楽しみにしています。

大津・石山お花見ツアー 近代編

琵琶湖一周ツアースタッフの前田です。
4月のお花見シーズンを前に、びわ湖のカヌーカヤックお花見スポットを
何回かに分けて紹介していきます。
まずは、混雑を避けてお花見を楽しめる穴場スポット。大津・石山寺・瀬田川沿いの
コースです。
このエリアは湖岸沿いに多くの史跡が残っています。今回は、お花見と共に楽しめる、
比較的新しい時代の名所等に絞って紹介していきます。
1.世界最大級のびわこ花噴水
大津港では、空高く上がる迫力ある放水を、湖側から間近で観賞していただけます。
琵琶湖噴水
2.大津港の町並み
現代建築の建物の中に紛れ、昭和初期の古い建物や、舟の航行の目印である
石造りの常夜灯が今でも残っています。
大津町並
3.瀬田川南郷洗い堰
びわ湖から流れ出る唯一の川である瀬田川に、湖の水位調節と下流の淀川流域の
治水対策のため、明治に起こった大洪水がきっかけで、明治38年に建設されました。
ゴール後、希望者は「アクア琵琶」にて、琵琶湖の歴史や、人工的に造られた
世界最大の雨を体験していただけます。
アクア琵琶
次回は、近世以前の歴史的な名所と、ツアーのメインである、桜を中心に
紹介していきます。