立冬が過ぎ、二十四節気では冬へと季節が移りゆく。
吉野川ツアーの報告4では、晩秋の川の風景をご紹介します。
集合前の川の下見時に撮影した秋桜。
弱い風に小さく揺れる満開のコスモスを見られる時季のツーリングはとてもすがすがしい。
午前8時半頃、着艇地の芝崎の雑草。
直径1mmにも満たないの無数の水滴が朝の光に煌いていました。
参加メンバーの皆さんと合流して、出艇地で撮影した吉野川。
ツアー当日の水位はやや高めでしたが、水はご覧のように濁りがなく澄んでいました。
川のコンディションはかなり良好。
ツーリング中盤、右岸ではススキが群生していました。
これも秋ならではの風景です。
まるで意思があるかのような、急流吉野川の水の動き。
吉野川は浅瀬、早瀬、急流、落ち込み、大波、小波と瀬の種類が豊富で
かつ、ゆったりと下ることができる瀞場の区間もあり、川の魅力が満載です。
午後4時頃、着艇地の芝崎ではシロツメグサが咲いていました。
滋賀YMCA 木津川カヌースクール【後編】 9月6日(月)
9月6日のカヌースクールの午後の様子をご紹介します。
午後からはまず陸上で川下りの説明(コース全体の様子、瀬での漕ぎ方、コース取りについて
水の流れについて等)を行ったのち、水辺に移動して艇の傾き(リーン)やバランスのとり方
沈しないためのリカバリーや瀬で沈した場合の対処法や水抜きなどを説明します。
水際での説明後はいよいよツーリングの開始です。
笠置大橋をくぐり150mほどの地点にある瀬。
ここは全員が無事に通過しました。
午後からも空は晴れ渡っていました。
スタートしてから約2.5kmの地点で休憩。
ここでは川流れの体験と流れを横断する「フェリーグライド」の練習をします。
普段は左岸側の流れをゆくのですが、水位が低いときは浅瀬を横断して
右岸側の流れを楽しむことができます。
水量が少なくても、右岸側の流れは走るくらいの流速があり
みるみる下流側へと流されていきます。
流れに興じたあとはフェリーグライドの講習です。
フェリーグライドは流されずに瀬を横断する技術。
速い流れで艇を確実に操るにはそれなりに練習が必要ですが、この技術を習得すると
ツーリングでの安全性が高まり、水の流れを利用して艇を操作する楽しさを知ることができます。
ここでは沈が多発。
上流側に艇が傾いてしまうと、デッキに流れを受けて簡単にひっくり返ります。
ツーリング後半では艇を横並びに筏を組んでいただきました。
ゴール直前にある最後のお楽しみ。
表情豊かなカットをもう2枚。
最後の瀬を通過するとゴールの銭司まではおだやかな流れ。
最後は西の空を眺めながらゆったりとくだります。
着艇は午後3時50分。
この日も無事にツーリングが終了。
滋賀YMCAのディレクター、リーダーの皆さん、ご参加ありがとうございました!
いつかまたご一緒する日があると思いますが、その時もよろしくお願いします!!