8月22日(水)、奈良自然塾の7名さまとともに、賢島や御座白浜で知られる
三重県の英虞湾に行ってきました。
この日は、複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、様々な謎や疑問を徹底的に
究明する探偵ナイトスクープさながら、英虞湾の複雑に入り組んだ島々に鋭い漕ぎ
(かどうかは不明ですが・・・)を入れ、多様な自然を徹底的(なのかも不明ですが・・・)
に究明してきました。
遊覧船とカヤック。そして、いたっておだやかな内海の英虞湾。
近鉄賢島駅南には多くの島が点在しています。
この地では地図と、今回は装備しなかったですがコンパスは必需です。
それらがなければ、多くの島々で現在地が把握できなくなるからです。
水の透明度は高くもなく低くもなく、水深3mほどなら海底は確認できます。
民宿「美城」さんでの昼食。
渡りガニ(ガザミ)、ほたての他、お刺身、小鉢2品、牛肉の炒め物、ご飯、お吸い物と
日帰りツアーでは、かつてないほどの豪華な昼食でした。
中でも渡りガニは塩加減が絶妙で、見た目以上に身が多く、食べ応えがありました。
東久保さん、毎回昼食の手配ありがとうございます。ごちそうさまでした。
民宿は海に面していて、コテージ風の部屋や男女独立したお風呂、テラスなどがあり
とてもいい雰囲気でした。
英虞湾に漂うタコクラゲ。
触手の数が8本なのがその名の由来です。無毒。
クラゲにしては機敏な動きで、活動的に泳いでいました。
いかにも「貝」といった形の貝。
シェル石油のロゴマークのようです。
「ココロも満タンに」の高松の会員さま
湖北ナイトツアー、ご都合がよければ今年も遊びに来てくださいね。
上田洋樹
梅雨明けのシーカヤッキング 山陰海岸洞窟めぐりツアー報告 7月28日
海は梅雨明け直後、「梅雨明け十日」と呼ばれる凪の状態となります。
フジタカヌーではシーカヤッキングに絶好なこの時期に山陰海岸ツアーを毎年開催しています。
2012年7月28日(土)の洞窟めぐりツーリングは小学4年生の男の子から
私の父と同世代くらいの方まで、男性15名、女性5名、総勢20名の方がご参加くださいました。
まずは、ツアー初日の様子を18枚の写真でご紹介します。
動画はこちらからどうぞ。
出艇はJR浜坂駅にほどなく近い田井の浜から。
浜を出て、30分ほど漕ぐと「T路の洞窟」があります。
この洞窟は文字通り平面状でT字になっていて、細い入り口から進入すると突き当たり
そこから洞窟が左右に分かれています。
写真のシャッタースピードは90分の1秒くらい。
青いブレードの軌跡がきれいな1枚となりました。
洞窟内の水の色は独特。
イタリアの青の洞窟まで行かなくても、日本にはこんな素敵な場所があります。
T字の洞窟の入り口。
突き当たり付近では天から、夏の強い日差しが差し込んでいます。
この写真の左側では、波が高くなると岩に強く水が当たり
「ドーン」という重低音が洞窟内に響きます。
天からの光で明るく光る黄色のカヤック。
山陰海岸に数ある洞窟の中でも、この洞窟はきっと印象に残る空間だったと思います。
そして山陰海岸ツアー初日のメインの洞窟、「天国と地獄」。
この洞窟も入り口は広いのですが、奥に行くに連れて幅が狭くなり
突き当たりで航路が直角となります。
それから幅はパドリングができなほど更に狭くなって、光がない暗闇となります。
事前に準備していただくようにお伝えしていたヘッドランプはこの洞窟で使用していただきました。
暗闇の地獄を抜けると、光で生じる岩の陰影の出口があります。
この洞窟は通り抜けることができるのです。
天国を洞窟の外側から撮影。
ここから大島を過ぎて、磯で40分ほど休憩しました。
磯で上陸してからは、しばらく自由な時間です。
多くの方々がゴーグルを装着して遊泳の時間を過ごされていました。岩場ではカニ
水中には紫ウニ、イソギンチャク、サザエ、アワビ、トコブシと多くの生物を観察できました。
参加メンバーの仲井さんからの差し入れのスイカ。
大玉のスイカは、かなり重たかったと思います。
お心遣いに感謝します。氷もありがとうございました。
航程中間での休憩を終えると、ゴールの新余部橋を目指します。
以前は趣のある鉄骨の橋脚が狭い間隔で立ち並んでいたのですが
コンクリートの鉄道橋となってからは、海上からは3つの橋脚が見えるようになりました。
風情がなくなった反面、地元の方に感想を聞いてみれば
「音が静かになって、何より列車が落ちる心配がなくなって安心できる。」とのことでした。
餘部着艇後は川戸屋さんの2つのお風呂で男女別れて入浴。そして19:15から夕食。
今回のツアー参加費を、昨年の料金より高めに設定したのは、
このお刺身の舟盛りをお願いしたからです。
他にはサザエのつぼ焼きや
焼きガニなど、食べきれないほどの量でした。
食事のあとは、今回参加の子供たちのために、スタッフ前田提案の花火タイムを
川戸屋さんの向かいにある小さな公園で設けました。
手持ち花火や、
吹き上がり、はじけるように光る花火。
やさしくそよぐ海風の中、夏の風物詩がツアー初日の最後を美しく飾ってくれました。
新余部橋を通過する列車。
この夜は全員早めに就寝して、翌日のツーリングに備えたのでした。
29日編につづく
上田洋樹
ツアー動画は2本あります。You tubeでご覧ください。
古座川ツアーのお申し込み期限を延長しました。
2011年山陰海岸ツアー報告3 海の幸と食事風景
山陰海岸ツアーの報告3はツアーでの食事をご紹介します。
まずは土曜日の夕食、民宿「岡甚」さんの料理から。
料理はこの他にもサザエや煮物などがあり、お酒はビールから始まり
市場さんからの赤ワインの差し入れや、地酒の「香住鶴」もありました。
市場さん、今回もありがとうございました。
乾杯直後のカット。
過去のツアーでは、日暮れ前までツーリングを満喫してしまい、食事開始が20時半となったことが
ありましたが、今回は19時過ぎには夕食を召し上がっていただくことができました。
食事中の話題、会話は数時間前のツーリングでの出来事やご感想。
今回は海でのツーリングが初めての方が7名いらっしゃいました。
印象に残った光景がきっとたくさんあったと思います。
明日へのエネルギーを蓄えて、就寝は10時半頃と早めでした。
日曜日のツーリングと撤収を終えてからの香住浜前レストランでの昼食。
この品数で630円とお得感のあるメニューでした。
山陰海岸の生物編につづく
フジタカヌー 上田洋樹
清流 日置川ツアー報告 11月13・14日
和歌山県南部を流れる日置川。
電車の便もよく、大阪から約3時間の距離にあり、ファルトボート(folding kayak)での
公共交通機関を利用したエコで自然にやさしいツーリングに最適なフィールドです。
この日は風も穏やか。
鏡のように静かな水面に映る紅葉と、山々の景色が印象的でした。
全体的には穏やかな流れが続きますが、所々に気持ちの良い瀬が現れます。
少し渇水気味でしたので、何回かフネを降り、歩いて瀬を下る場所もありました。
今回のツアーで、参加者の皆さんに楽しんでいただきたかったのは、
清流の他にもう一つありました。
それは、民宿「森のおやど」さんが腕をふるわれる、地元食材を使った
秋の味覚の数々です。
天然鮎やうなぎ、モクズガニ等々。どれも昼間遊んでいた川で捕れたものばかり。
宿の皆さんの温かいおもてなしに身も心も癒されました。
お世話になった民宿「森のおやど」前にて。出発前に全員で記念撮影。
ツーリング途中に立ち寄った「八草(はそ)の滝」
深い淵の中を覗き込んでも、底の石が確認できるほど水が綺麗な日置川。
それぞれの心に残る清流ツーリングになりました。
ありがとうございました。
4月お花見カヌーツーリングの詳細決定しました!
2010年5月のカヌーツアー予定決定しました!
2010年5月のカヌーカヤックツアー予定が本日決定しました。
5月はどこにいっても新緑が鮮やか。
とってもすがすがしいツーリングを楽しめますよ。
★5/1(土)〜2(日) 古座川(和歌山県) 民宿泊
南紀の清流・古座川を2日にわたって河口近くまでカヌーカヤックツーリングします。
古座川峡、一枚岩など見所満載です!
民宿は「神保館」さんを予定しています。
★5/15(土) 銚子川(三重県) 日帰り
先日、チリの大地震でカヌーカヤックツーリング途中に中止となったツアーです。
今度こそ、銚子川から船津川、白石湖、尾鷲湾と制覇できますように。
もう一度あの美しい水に会いに行きます。
★5/29(土)〜30(日) 気田川(静岡県) キャンプ
フジタカヌーのすべてのスタッフが愛してやまない静岡の清流です。
5月の気田川は、あらゆる緑に囲まれて本当に美しく
ゆるやかな流速が続く気田川でのカヌーカヤックでのツーリングはかなり快適です。
2010年初のキャンプツアーにぜひともいらしてください!
皆さまからのお申し込み、スタッフ一同お待ちいたしております!
2010年ツアー予定もご覧くださいね。