【木津・泉大橋〜八幡上津屋・流れ橋 約19km】
木津の泉大橋の次は開橋。
この橋には2つの橋梁があり、上流側の橋はグレーがかった紫色、下流側の橋の色は赤。
しかし、夜なので遠くからではその色はまったく分かりません。
そんな開橋の次は、
青の橋、玉水橋。
夜の川を下ると、水面に反射する橋の明かりがとてもきれいです。
玉水橋の次は
山城大橋。
最初の休憩で食料がすべてなくなったため、この橋では左岸で上陸してから800mほど歩き
ローソンで今後の食料を購入しました。
山城大橋では右岸にセブンレブン、左岸のローソンの近くにもファミリーマートがあります。
食料の買出しを終えて、再出発してすぐの左岸で食事休憩。
夜空を見上げながら、ゆっくりと休憩しました。
休憩の間に、小さなカタツムリがデッキロープに。
このまま連れてゆくのは、この小さな生き物の人生を変えてしまうような気がして
そっとはがして、山城の地に置いていくことにしました。時刻は午前0時ちょうど。
山城大橋の次は、
近鉄京都線の鉄橋。
写真はポーテージを終えて、おそらく最終であろう電車が鉄橋を通過しているところです。
時刻は0時33分。鉄橋の次は、
京奈和道です。
水面に映る外灯は、この京奈和道が最もきれいでした。
水上に光る暖色と寒色の灯火。
水のゆらめきとあいまって、どこか異国情緒を感じる瞬間でもありました。
京奈和道の次は、
京都が誇る風情あふれる木造橋、八幡の上津屋橋(通称流れ橋)です。
川に架かる橋はどれも人工的なものですが、この橋には歴史があり
木のぬくもりや、幅は狭いけれども、堂々とした風格があるように感じます。
カヤックコウノトリの河野さん、コメントありがとうございました。
次の報告もどうぞお楽しみに!
つづく
フジタカヌー 上田洋樹
10の橋をめぐる旅 木津川32kmロングツーリング 8月14日(土)
本日はある会員さまからのオーダーツアーで木津川を笠置から
八幡・上津屋の流れ橋まで約32kmを長距離ツーリングしました。
ゴールの流れ橋
出艇してから、3度の休憩を含めて約8時間後に流れ橋に到着。
雲の切れ間から差し込む淡い光に照らされた上津屋橋は
近代建築の橋にはない風情あるたたずまい。歴史を感じる趣がありました。
今回の報告は5名の参加メンバーの方々と木津川に架かる10の橋を主にお届けします。
5名の方々の表情と橋の姿や色をじっくりとご覧ください!
ひとつ 笠置大橋
出艇は8時40分。
今日は終日曇天でしたが、長時間のツーリングには最適な天候でした。
ふたつ 恭仁大橋
くにおおはし。この橋で約7km。
恭仁大橋下流約200m左岸には国土交通省が管轄する水位観測所があります。
本日10時の水位は−2.27m。
水量は多くはないですが、少なくもなく快適に下れる数値です。
みっつ 木津JR鉄橋
よっつ 泉大橋
いずみおおはし。笠置から約13km。
手前の橋はJRの鉄橋。奥に見える橋が国道24号線の泉大橋です。
木津川の昔の名称は「泉川」。とても美しい名前です。
泉大橋を下流から。
現在の泉大橋は薄い桃色です。航程1/3を下り終えました。
いつつ 開橋
ひらきばし。笠置から約17.5km。
歩道と車道が分かれて架橋されています。
5つ目の橋で中間地点を過ぎました。
ここで昼食休憩。1時間ほどゆったりとした時間を過ごしました。
大阪城石垣の「残念石」発見はまたいつかの機会に・・・。
むっつ 玉水橋
たまみずばし。笠置から約21km。
ななつ 山城大橋
やましろおおはし。笠置から約24km。
今回の航程中、最も規模が大きい橋梁です。
枚方から信楽へ行くにはこの山城大橋を渡ります。
やっつ 近鉄鉄橋
笠置から約26.5km。この鉄橋が今コース最大の難所。
鉄橋下には無数の杭とブロックが埋め込まれていて、乗艇したまま通過するのは不可能です。
50mほどポーテージしてから休憩しました。
夏の和菓子といえば、「わらびもち」や「水ようかん」。
最後の休憩では氷水で冷やしたわらびもちを皆さんに召し上がっていただきました。
きな粉にまぶしたわらびもちを手に全員で記念撮影。
ゴールまで、あともう少しです!
ここのつ 京奈和道
笠置から28.5km。
ここから3.5km下ると、
ゴールの流れ橋です!
通称「流れ橋」の正式名称は「上津屋橋(こうづやばし)」。
過去、幾度もその名の通りに流され、近年ではボヤもありましたが
今日の流れ橋は滔々と流れる木津川の上に静かに架かり
その明媚さをこの地に到着した私たちに知らせてくれました。
最後に流れ橋の上で記念撮影。
約32kmのロングツーリング、今日もご参加ありがとうございました!
今日のツーリング中に話題になった「50kmツーリング」もぼちぼち検討しますね。
次にご一緒できる日も楽しみにしています!!
今夜はゆっくりお休みください。