木津川下流域の旅 木津・泉大橋〜上津屋・流れ橋ツアー 7月3日(日)

7月3日日曜日、総勢17名で木津川を木津の泉大橋から
八幡の流れ橋までツーリングしました。
天候は終日曇り。
快晴なら爽快なツーリングを楽しめますが、今の季節は直射日光がやわらぐ
曇天のほうが、体力の消耗が少なく快適です。
今回のツアーは3枚の集合写真と4枚のツーリング風景でご報告します。
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木津の泉大橋下流左岸にて出発前に全員で記念撮影。
この日の水位は加茂・恭仁大橋で−2.3m前後。
渇水ではなく、のんびり下るにはちょうどいい水量です。
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ツーリング前半の様子。
カヤックは今回もファルトボート、FRP艇、ポリエチレン艇とさまざま。
色とりどりの舟が木津川に浮かんでいました。
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国道307号線の山城大橋下流左岸にて。
昼食休憩をとってから再出発する前の1枚です。
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子供たちは休憩する度に泳いだり、水に流されたりして遊んでいました。
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ツーリング中盤、下るにつれて川の両岸は大きく広がり
ゆったりとした気分で川を旅することができます。
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近鉄鉄橋をポーテージして、京奈和道を越えると上津屋の流れ橋。
写真は流れ橋直前での1枚です。
ここでは流れ橋の橋脚へと吸い込まれないように
右岸沿い1人ずつに順番に下っていただきました。
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約19kmの航程を下り終えて、最後に流れ橋の上で記念撮影。
16名の皆さま、ご参加ありがとうございました!
今後のツアーもどうぞよろしくお願いいたします。
フジタカヌー 上田洋樹

京都笠置町から水都大阪へ アルピナ1-450進水ツーリング報告【1】

鳥羽・二見浦シーカヤッキングツアーが中止となり、カヌースクールもなかった6月25日土曜日、
かねてから計画していた新艇アルピナ1-450の進水を木津川で決行しました。
今回の航程はフジタカヌーの工房がある京都府南部の笠置町から大阪の毛馬までの約65km。
新艇の進水地は和歌山の白浜や徳島の海部川など、いくつも候補がありましたが
最初のツーリングは、このファルトボートが生まれた笠置町から始めることに。
ツーリングの詳細は日本カヌー普及協会の会報「ミニパドル」でお伝えするとして
このブログではロングツーリングで出会った風景をご紹介します。
【笠置〜木津・泉大橋 約13km】
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2011年6月25日土曜日18時18分、ツーリングの準備が完了して西日と笠置大橋を背景に。
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5分ほどウォーミングアップしてから、18時30分に獅子岩からツーリングを始めました。
天気予報は25日夕方から26日午前まで晴れ。加茂の水位はこの時点で−2.1m前後。
風はほとんどなく絶好のコンディションでした。
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今回はさまざまな雲と出会った旅でもありました。
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19時29分、加茂町の恭仁大橋を通過。
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刻々と変化する空の明るさ。左岸のかなたには積乱雲。
ここでは雷のすさまじい光を何度も目撃。夏の始まりを感じた瞬間でした。
夕暮れから空がゆっくりと青くなり、日没前に国道163号線と木津川が
最も接近する地点で1度目の休憩。これからのナイトツーリングに備えて
遅い昼食を済ませてからフラッシュライトをカヤックに装着しました。
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今夜の照明はカヤックのフラッシュライトとヘッドランプの2つ。
20時33分、500mほど前方に木津の泉大橋が見えてきました。
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20時40分の泉大橋。いよいよ本格的なナイトツーリングが始まります。
つづく
フジタカヌー 上田洋樹

オーダーツアー 木津川(笠置〜木津)ツーリング 6月7日(火)

久しぶりのオーダーツアーで木津川を笠置から木津の泉大橋までツーリングしました。
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平日の7日(火)、この日は3名さまとご一緒しました。
昼食休憩後、国土交通省のテレメーター水位・加茂観測所(恭仁大橋下流左岸)を背景に
記念撮影。7日午後2時の水位は−2.16m。この数値なら笠置から加茂まで
1度もボトムをすることなく快適にツーリングを楽しむことができます。
数値が−2.5m以下となると渇水状態となり、コース取りが難しくなります。
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笠置から約1.5km、左岸の水路を通過したあとの1枚。
加茂の水位が−2.3mくらいまではこの水路を通ることができます。
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背面が青みがかった暗緑色のアオダイショウ。
器用に水面を泳ぎ、このあと瀬をフェリーグライドで渡っていきました。
進行方向を斜め上流に、きっちりとフェリーアングルをとっていることに感心しました。
腹面の両端に隆起があり、木に登ることもできます。無毒。
ちなみにマムシは背面に5円玉のような茶褐色の模様があり
真上から見ると頭部は三角に尖っています。
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加茂・恭仁大橋の約300m下流の風景。
このあたりから川幅が広がり、河岸の風景が変化します。
7日は水量が多く、着艇直前まで追い風。
スタートからゴールまで水に流されるようにゆっくりとツーリングしました。
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木津のJR鉄橋。京都行きの車両とカヤック。
JRの鉄橋をくぐると、
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国道24号線の泉大橋です。
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泉大橋をくぐり、この日のツーリングが無事に終了。
休憩時間を除くと、約13kmを2時間10分で下りました。
天候は終日曇りでしたが、水上ではすがすがしい時間を過ごすことができました。
ご参加の皆さん、ありがとうございました!
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6月11日(土)はこの日のゴール木津・泉大橋から八幡の流れ橋までをツーリングします。
開催は決定していますので、のんびりと川くだりを楽しみたい方はぜひご参加ください。
流れ橋ツアーの案内はこちらから、過去のツアー報告一覧はこちらからどうぞ!
オーダーツアーにつきましては、日程・ゲレンデ等ご相談くださいませ。
フジタカヌー 上田洋樹

4月23日(土)木津川山桜ツアー 報告

2011年度のお花見カヌー・カヤックツアーも、今回で最後です。
メインである山桜は、残念ながらほとんどが散り終わっていました。
細かい雨が断続的に降り続く中、川柳(カワヤナギ)を始め、木津川の岸沿いに
芽吹いた、新緑の輝くような景色を楽しみながら漕ぎます。
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雨除けのタープ設営と、お味噌汁を作る班に分かれ、昼食休憩の準備。
全員の協力で作り上げた快適な空間。温かいお味噌汁も、また格別の味わいです。
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カヌー初体験の息子さんとご一緒に、アルピナ2-430をレンタルしてのご参加。
ぴったり息があったパドリングで、川べりの景色を楽しまれていました。
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セイヨウカラシナの黄色い花が、帯状に大群生!
思わず歓声が上がりました。
お馴染のツアーもコースの選択次第で、まだ見たことがない素晴らしい景色が
広がっていますね。
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ゴールの泉大橋到着。
各自の艇をスタッフ号のトラックに積み込んで笠置に戻ります。
カヌースクールでも好評の温泉「笠置いこいの館」で冷えた体を温めて、
今回も笑顔あふれる一日を過ごしていただけました。
ありがとうございました。

第4回親子花見乗船体験+木津川展がありました

4月3日 第4回親子花見乗船体験+木津川展がありました
木津川の支流で京田辺市内を流れる馬坂川。
岸沿いの桜並木の桜を眺めながらのお花見カヌー体験でした。
木津川展も同時開催 木津川に生息する生物・水質調査など
盛りだくさんな内容でした。
親子での参加など300名程度のご参加で、たくさんの方々にカヌーの体験を
していただくことができました。
これをきっかけに水上からの自然の美しさに触れていただきたいと思います。
本格的にカヌーをしたい方は上流の笠置でカヌー教室を開催しています。
多数のご参加お待ちしています。 
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東日本大震災と今後のカヌースクール・ツアーについて

■東日本大震災につきまして
3月11日(金)に起きた未曾有の巨大地震および津波によって
東日本広域において多くの方が犠牲となり、日本に甚大なる被害をもたらしました。
この災害により被害を受けられた方々に、心からお見舞い申し上げます。
フジタカヌーから、また日本カヌー普及協会の会員様より頂いております会費の
一部を災害復興に向けての義援金として日本赤十字社に贈らせていただきました。
一日でも早い復興を、心より望んでいます。
■今後のツアーにつきまして
3月のツアーは東日本大震災の被災状況をふまえて、すべて中止といたしましたが
3月21日(月)からのカヌースクールと4月のツアーは最少催行人数に達する
お申し込みがあれば開催いたします。
下記に今後のスクールとツアーの予定をご案内いたします。
★3月21日(月祝) 木津川カヌースクール開始 ※開催が決定しています。
 この日以降は土・日・祝日とカヌースクールを予定しています。
 平日でも5名様(一般参加)のお申し込みがあれば、スクールを開催いたしますので
 平日にスクールをご希望される方は日程等ご相談ください。
 カヌースクールのご案内はこちらから
■4月
2(土)青蓮寺湖(三重県)お花見
   会員¥9,000 一般¥10,000  ツアー案内はこちらから
9(土)宇治川 春景色ツーリング10(日)琵琶湖 近江八幡 お花見
   会員¥9,000 一般¥10,000  ツアー案内はこちらから
10(日)琵琶湖 近江八幡 お花見
   会員¥10,000 一般¥11,000 ※お花見弁当付き ツアー案内はこちらから
16(土)琵琶湖 永原〜菅浦 お花見
   会員¥9,000 一般¥10,000  ツアー案内はこちらから
17(日)琵琶湖 海津大崎 お花見(永原〜マキノ)
   会員¥9,000 一般¥10,000  ツアー案内はこちらから
23(土)木津川 山桜ツーリング
   会員¥7,000 一般¥8,000 ツアー案内はこちらから
■5月
14(土)〜15(日)気田川キャンプツアー(静岡県)
   会員¥24,000 一般¥27,000 ※キャンプ場使用料込み
■6月
4(土)〜5(日)北山川 瀞八丁キャンプツアー(三重・奈良・和歌山県)
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今年のお花見ツーリングは桜の名所、三重県青蓮寺湖から。
各ツアー案内は詳細が確定次第、順次公開いたします。
お問い合わせ・お申し込み先
有限会社フジタカヌー
TEL : 0743-95-2507
mail : info@fujitacanoe.com

2/14 木津川上流域 産業廃棄物問題について

2/14 木津川上流域 産業廃棄物問題について
木津川上流域 産業廃棄物撤去についての記者会見がありました。
20年ほど前から伊賀市長田地区の住民の方が悪臭がする、ということで裏山へ上って見られると、沢を埋め立てて山ができて異臭が漂っていました。調べてみると埋めてはいけない化学物質が幾つも検出され、沢から流れ出した水は、黒くて悪臭のする汚物でいっぱいです。抗議しても埒が明かないので裁判に掛けられました。しかし未だに撤去されず、逆に埋設業者は隣接地に新しく埋設の認可を申請するなど環境汚染にはお構いなしです。
この水は木津川となって、南山城地区を流れ、八幡で淀川となって大阪湾に注ぎます。そしてこの水は流域の市町村だけでなく神戸市の東から尼崎、大阪市、大和川を越えて堺市、泉北、泉南の各市町村の水道の水源として使われています。
従って少しでも汚染物質が入ることは許されないことです。
綺麗な水、綺麗な環境を何時何時までも維持してゆくためにみんなで頑張りましょう。
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2/12〜19 木津川展開催のご案内

2/12〜19 木津川展開催のご案内
木津川と里山の魅力を再発見しましょう。
折りたたみカヌーのフジタカヌーも出展します。
木津川を水上から見た写真・カヌーの展示をします。
木津川の魅力を再発見する良い機会になれば幸いです。
ぜひご参加ください。
木津川展について詳しくはこちら
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木津川 流れ橋ツアー報告5 【完結編】 10月23日(土)

京奈和道から2.5kmほど進むと、遠くに第2京阪が見えます。
流れ橋は第2京阪より上流側にあるのですが、橋の高さが低いため
この地点ではまだ目にすることができません。
さらに500mほど進み、大きなく左カーブを出ると流れ橋が見えてきます。
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15時25分、西に傾いた日を受けて、着艇の時間が迫った最後のひととき。
約19kmにおよぶ長距離ツーリングは間もなく終了です。
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流れ橋を右岸上流から眺める。
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水面に映る光の中に浮かぶA-1-T。ゴール直前の1枚です。
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舟を岸に上げてから、最後に全員で流れ橋にて。
行き交う人が途切れる間に5カット撮影しました。
流れ橋ツアーはこれで終わりではなく、最後に大仕事が待っています。
365mある木製の上津屋橋を端から端まで運搬、そこからさらに堤防の上まで。
皆さん、お疲れさまでした。
そして、流れ橋ツアーにご参加いただきましてありがとうございました!
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16時、堤防から空を見上げると2本の飛行機雲。
心地よい秋の一日でした。
今年も残すところあと2ヶ月と少し。
フジタカヌーでは秋から冬にかけてもツアーを予定しています。
すがすがしい季節のツアー案内はこちらからどうぞ!
冬用ウェアでお悩みの方はご相談くださいね。

木津川 流れ橋ツアー報告4 【木津川下流域の危険】 10月23日(土)

近鉄鉄橋をポーテージして、しばらく漕ぎ進むと京奈和道。
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この橋脚へは北から80度ほど東(南から進むと2時の方向)に水が流れています。
画面左の橋脚は艇が張り付く可能性があります。
画面中央の橋脚全域は本流を受けて、相当に複雑な流れになっていますので
この橋脚も注意が必要です。
※この2つの橋脚は増水時には特にご注意ください。
橋脚や倒木(ストレーナー)、テトラポッド、岩、杭などは水は流れますが
人や艇は流れの向きに対して、横向きになると簡単にそれらの障害物に張り付きます。
最悪のケースは障害物の方向に沈して、流れを受けて障害物と艇の間に体がはさまれて
艇から脱出できないという状況です。
水は一見ゆるやかな流れでも、そういった状況になると救出は困難を極めます。
では、どうすればいいのか。
答えは2つです。
【1】まずは、川の危険を知ること。
人やカヤックが流れの中で留まってしまう可能性がある障害物を思いつくままに列挙すると、
橋脚(大小、鉄筋・コンクリート・木製の素材にかかわらず)、テトラポッド、倒木(水面の
上下50cm以内は最も危険)、岩、杭、竹、鉄柱、やな、本流にあるブッシュなどです。
【2】それらの30m上流の位置では、障害物と接触しないだけの間隔をとること。
その間隔をとることができない場合は、迷わずに着岸して
ライニングダウンやポーテージしてください。
また、川の蛇行などで先が見通せない場合は、その都度着岸して下見するなど慎重に。
今年もカヌーの死亡事故はいくつか報道されていました。
楽しいはずのカヌーやカヤックのツーリングが悲しいことになりませんように切に願います。
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流れ橋まではのどかな流れが続きます。
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木津川下流域を象徴する豊かな自然の中にカヤックがある風景。
流れ橋ツアー【完結編】につづく