6月30日(日)木津川・笠置〜木津ツアー報告

木津川、笠置から木津までの約13kmの日帰りツアーは無事終了しました。
ツアーの動画はYouTubeをご覧ください。
今回は総勢20名。全員の準備が整い、10時過ぎにツアー開始。
コース説明と注意事項をお伝えしてから、参加者の方々に自己紹介をしていただきました。
IMGP201306300012.JPG
今回最年少の女の子。2人艇の真ん中でツーリングしました。
自己紹介のあとは、この日進水を迎えられた方を全員でお祝いしました。
IMGP2013063021.JPG
三ツ矢サイダーで艇のお清めのあとは「水かけの儀」。
かける水が多いほど、今後水上で安全に過ごしていただけます。
とお伝えしたところ、その量の多いこと・・・。今年ナンバー1の水量でした。
IMGP2013063022.JPG
進水おめでとうございます!
これからの水上の旅が楽しい日々となりますように。
進水式のあとは艇を笠置の静水域に浮かべて、10分ほどウォーミングアップ。
10:30出艇。
IMGP2013063029.JPG
当日の水位は−2.1m(加茂・恭仁大橋下流左岸観測所)。
豊富な水量でツーリングは快適でした。
IMGP2013063071.JPG
カヌースクールのゴールの銭司を過ぎると、間もなく加茂の恭仁大橋。
1時間ほどゆっくりと昼食休憩をとりました。
IMGP2013063082.JPG
恭仁大橋の橋脚にできた水たまりの小魚たち。
IMGP2013063094.JPG
IMGP2013063099.JPG
底には種類が異なる魚がいました。
IMGP20130630110.JPG
IMGP20130630115.JPG
休憩を終えて再出発。
IMGP20130630119.JPG
ときおり現れる瀬を楽しみます。
IMGP20130630121.JPG
木製コーミングが特徴のKG-1(キンググース)。
新艇のご注文ありがとうございます。進水が楽しみですね!
IMGP20130630123.JPG
国道163号線が接近する地点で最後の休憩。
ふと女の子を見ると、眠りに落ちていました・・・。
IMGP20130630540.JPG
目覚めました。
IMGP20130630131.JPG
つつがなく1日が終わろうとしていた終盤、この画面のどなたかが最後に轟沈。
最後に場を盛り上げていただきまして、ありがとうございました!
IMGP20130630133.JPG
14:00 木津の泉大橋に着艇。
女の子は艇に乗ったまま運ばれて行きました。お神輿のようです。
IMGP20130630140.JPG
最後に全員で記念撮影。
18名の皆さま、本日もご参加ありがとうございました。
7/27(土)の木津川・泉大橋〜八幡・流れ橋ツアーは定員まであと4名です(7/4現在)。
木津から下流のツアーもお申し込みお待ちいたしております。
ツアーの動画はYouTubeでご覧ください。
フジタカヌー 上田洋樹

GWは初夏の青空 笠置カヌースクール報告 2013.05.05

GWも後半、ご家族3人で笠置カヌースクールに参加されたお母様は、約20年前にフジタカヌーでの
受講経験がおありとのこと。
楽しかったカヌーの想いをずっと持ち続けてくださり、子供達を連れて遊びに来てくださいました。
有難いことです。
11歳と9歳の兄妹は自然の中で漕ぐのは初体験。
今日一日でカヌー遊びが大好きになってもらえるように。
カヌー普及教会のベテランメンバー4名にもサポートしていただきながら、日常とは違った時間の
過ごし方を満喫していただきましょう。
IMGP0555.JPG
IMGP0557.JPG
子供達が元気良く漕ぎ出す姿を微笑ましく見守る大人たち。
IMGP0562.JPG
木津川沿いの緑も日ごとに鮮やかさを増しています。
IMGP0593.JPG
IMGP0606.JPG
9歳の女の子は午前中は1人で、午後からは二人艇に乗り換えて約6キロのミニツーリングに出発。
小さいお子さんも、お母さんと一緒なら安心ですね。
初心者は思わず声をあげ、ベテランはしっかりとしたパドリングで瀬を漕ぎぬけます。
IMGP0608.JPG
歓声をあげながら迫りくる瀬を越えると、流れは徐々にゆるやかに。
耳を澄ますと鳥達の語らいが賑やかに行き交っているのに気づきます。
IMGP0610.JPG
水辺では沢山の生き物。そして、四季の花が出迎えてくれます。
今の時期は緑のなかに浮きあがる藤や桐の花が見事です。
IMGP0617.JPG
IMGP0635.JPG
本年度第一回目の水かけ合戦が始まりました!元気ですね〜。
IMGP0641.JPG
植物を使って便利な小物を工作中・・・。
IMGP0640.JPG
生まれて初めての経験はきっといつまでも記憶に残る思い出となったことでしょう。
今、この瞬間だけの景色がいつまでも皆さんの心に残りますように。
またご一緒できる日を楽しみにしています。

2013年のツアー予定を公開

2013年1月から3月までのツアー予定を公開しました。
1/3(土) 初漕ぎ 近江高島 白鬚神社参拝ツーリング
1/19(土) 木津川 笠置〜木津(約13km) カヌーショップカワサキ合同
1/20(日) フジタカヌー工場見学&木津川または月ヶ瀬湖ツーリング
       ※カヤックコウノトリ主催
2/3(日) 琵琶湖 湖北雪見ツーリング
2/16(土) 日高川
3/7(木)〜10(日) 2013インターナショナルボートショー出展 パシフィコ横浜
3/20(水祝) 木津川カヌースクール開校
詳細は2013ツアー予定のページでご確認ください。
新たな一年もどうぞよろしくお願いいたします。
2013001IMGP001.jpg
フジタカヌースタッフ一同

流された橋 木津川・泉大橋〜上津屋橋ツアー

10月21日、2012年2度目の木津川・流れ橋ツアーを開催。
当日はまさに秋晴れ。絶好のツーリング日和でした。
20121021IMGP1355.jpg
心地よい速さで流れる木津川をゆっくりと下る。
木津の泉大橋をスタートして約4.5km、開橋を通過。
20121021IMGP1360.jpg
水位が低いと、写真のように、はっきりと川底を確認できます。
20121021IMGP1383.jpg
すがすがしい、抜けるような青空も印象的な一日でした。
20121021IMGP1397.jpg
あまり見かけない小さな昆虫。カメムシでしょうか。
20121021IMGP1404.jpg
玉水橋をくぐり、赤いアーチの山城大橋で昼食休憩。
風に吹かれることもない水上でした。
20121021IMGP1403.jpg
川原に即席ダイニングをセッティングして、ゆっくり食事する田中さん。
1時間ほど休み、8km先にある流れ橋に向けて再出発しました。
20121021IMGP1416.jpg
流れはどこまでもおだやか。
20121021IMGP1422.jpg
時に曲芸を披露していたラジコンの飛行機。
泉大橋より下流の河川敷は広く、こうしたラジコンの飛行機はよく見かけます。
20121021IMGP1430.jpg
毎回ポーテージする近鉄鉄橋の下流側にある水たまり。
先日の銚子川には及ばないものの、この日の水もきれいでした。
20121021IMGP1450.jpg
稚魚にとって、渇水時は安全なこの場所も、増水時にはなくなって
やがてここから旅立たなければなりません。
20121021IMGP1432.jpg
近鉄鉄橋では全員で協力して、全ての艇を運搬しました。
毎回、川の水位によって歩く距離が変わります。
20121021IMGP1495.jpg
近鉄鉄橋から旅立つ河村さん。相変わらず、いい顔してます。
20121021IMGP1501.jpg
流れ橋が近づくとともに、日は西に傾いていきます。
左岸のかなたにある太陽に照らされて、16時に流れ橋着艇。
20121021IMGP1533.jpg
今年の増水で流された流れ橋を背景に全員で記念撮影。
普通に撮影したのち、流れた橋のイメージを表現していただこうと
「全員寝てください。」とお伝えしたところ、ブーイングの嵐・・・。
予想外の展開にたじろいでしまいましたが、
20121021IMGP1537.jpg
何とか妥協点を見出しました。
皆さま、ご協力ありがとうございました。
流れ橋ツアーで最も疲れること、それは最後の運搬。
20121021IMGP1548.jpg
川の右岸側から左岸の堤防上にある東屋まで全ての道具を運びます。
夏は汗だくになります。
20121021IMGP1549.jpg
10月21日、流れ橋はまだまだ元の状態には戻っていなくて、復元工事の途中でした。
20121021IMGP1550.jpg
それにしても、水流の強さというのは凄まじい。
20121021IMGP1562.jpg
撤収を終えて一息つくと、西の空には美しい夕焼け。
心がなごんだ、秋の流れ橋ツアーの終幕でした。
上田洋樹

快晴のち雷雨 木津〜流れ橋ツアー 2012年8月18日(土)

真夏の8月18日土曜日、17名の皆さんと木津川を木津・泉橋から
八幡・上津屋の流れ橋までツーリングしました。
20120818IMGP0017.jpg
当日は快晴。11:00出艇。
20120818IMGP0034.jpg
泉大橋から約4.5km進むと、青と赤の開橋。
20120818IMGP0041.jpg
開橋を過ぎた右岸で最初の休憩。
全身水に浸かって熱をもった体を冷やしました。
20120818IMGP0047.jpg
ツーリング前半はゆっくりと。開橋の次は水色の玉水橋です。
20120818IMGP0051.jpg
木津川カヌースクールに引き続いてのご参加。
初のツアーはいかがでしたか?またご一緒できる日も楽しみにしています。
20120818IMGP0055.jpg
絵になりますね。
9月のステップアップスクールでもよろしくお願いします。
20120818IMGP0065.jpg
13:05 昼食休憩地の山城大橋に到着。ここでは1時間ほどゆっくりと休憩しました。
20120818IMGP0066.jpg
艇がまっすぐ進まない・・・、とのこと。
この2分割のA-1はレンタル艇なのですが、ここまで来て、
出艇地でスケグの装着を忘れたことに気付きました。
20120818IMGP0070.jpg
フジタカヌー最新オプション、軽量スケグ。
20120818IMGP0071.jpg
500mlのペットボトルをつぶして、フィンボックスにねじ込み
超強力布テープで固定しました。14:10 再出発。
20120818IMGP0091.jpg
山城大橋から約2.8km進むと、近鉄の鉄橋。
ここでは、左岸から鉄橋の下流側へとポーテージです。
20mほど艇を運び、水たまりに浮かべて、川の中央へと。
20120818IMGP0092.jpg
そしてもう一度20mほど運搬。
運ぶ距離が長かった以前に比べて、ポーテージは格段に楽になりました。
5分ほどの休憩のち、ゴールの流れ橋を目指します。
20120818IMGP00189.jpg
夏を象徴する、天に向けて盛り上がるように沸き立つ巨大な雲。
雲を眺めると、その時々の季節を実感します。
20120818IMGP0190.jpg
15:10 天候が変わり始め、空の色が一変。気温も少し下がりました。
20120818IMGP0199.jpg
木々は揺れ、鳥たちがざわめき、そして、
20120818IMGP0201.jpg
落雷と強い雨。
20120818IMGP0205.jpg
以上、最後の休憩をとるために、京奈和道の下に着岸した直後の出来事でした。
ここでは30分以上待機しました。
20120818IMGP0221.jpg
雷が少なくなり、風雨が少し弱まったところで、再度流れ橋に向けて出発。
20120818IMGP0228.jpg
16:20 ようやく流れ橋が見えてきました。
20120818IMGP0230.jpg
16:25 全員が無事、流れ橋に到着。
20120818IMGP0240.jpg
すべての艇を左岸の堤防の上に運び終えた頃、雨が止み、風も収まりました。
20120818IMGP0243.jpg
流れ橋の記念碑とともに。
20120818IMGP0244.jpg
川側には、藤田まことさんの名が刻まれています。
総勢20名での「嵐の流れ橋ツアー」。
出艇時が快晴でも、夏はこのような日がありますので
必ず雨具と防寒着を携行してください。
セームがあれば、濡れたウェアや頭髪の水分を吸水することで
体温の低下を防ぐことができます。1枚あれば何かと重宝しますよ。
(ホームセンターや、スポーツ店のスイミングコーナーで販売されています。)
上田洋樹

さらに練習 ステップアップスクール後編報告

8月11日(日)は、ステップアップスクール後編を開催しました。
前編と同様、一日の予定をご説明したあとは、参加メンバーの皆さんに
自己紹介と、このスクールへの参加の動機などをお話していただきました。
皆さん強い向上心を持たれていると、毎回感じます。
今年のステップアップスクールの陸上講習は出来る限り短くして、ひたすら実践あるのみ!
早速、水上に艇を浮かべました。
20120811IMGP0018.jpg
颯爽と上流域に漕ぎ上がる。
この日も皆さんの意気込みが伝わってきました。
20120811IMGP0020.jpg
後編の午前はフォワードストロークと横移動のスカーリングについて。
フォワードストロークは前編と重複する内容もありましたが
前編ではお伝えしなかったことも説明に盛り込みました。
通常、艇はパドリングでブレードの裏面に向かって進む(リバースストロークの場合は
表面に向かって)のですが、このスカーリングだけはそうではありません。
スクリューの原理で生じる複合推進力で艇は横移動します。
20120811IMGP0026.jpg
今回のデザート、ミルク寒天。まだまだ修行が必要です・・・。
昼食休憩を終えて、後編では午後から銭司までツーリング。
当日の水の流れに合わせて、本流への進入などの練習を行いました。
20120811IMGP0035.jpg
練習の途中には、実用的ではないですが、体の可動域を広げる目的で
クロスドローなど、いくつかお遊びの要素も取り入れてみました。
20120811IMGP0040.jpg
カヤックコウノトリさん限定のアルピナ-1-450・ロンドンオリンピック仕様。
真っ白な船体が、木津川の水上に映えていました。
20120811IMGP0046.jpg
後編でも再乗艇の特訓。
多くの方が、この状態からバランスを崩さずにコックピットの真上まで移動するのが
難しいようでした。コツは上半身を立てて、デッキの外側を左右均等に押さえバランスをとり
内腿を両手に近づけていくことです。
20120811IMGP0059.jpg
ツーリング後半の記念写真。最初は普通に撮影しましたが、ここから、
20120811IMGP0061.jpg
後方へ倒れ込むようにジャンプしていただきました。
膝が水面より出ている方はかなりの跳躍力です。
20120811IMGP0062.jpg
20120811IMGP0064.jpg
ワンテンポ遅れた彼女がかなりお茶目。
前編に引き続き、後編へのご参加、Muchas gracias!
11名の皆さん、ご参加ありがとうございました。
上田洋樹

木津川日帰りツアー報告 笠置〜木津 6月16日(日)

梅雨時の6月3週目の日曜日、木津川を笠置から木津まで
約13kmツーリングしました。
ツアー当日は時折小雨に降られましたが風はなく、豊富な水量で
流れが続き、ゴールの木津・泉大橋まで快適に下ることができました。
今回のツアーの様子は14枚の写真でご紹介します。
動画はこちらからどうぞ。
20120616IMGP0006.jpg
朝の出艇準備風景。艇は2分割式のA-1-Dです。カヌー広場にて。
20120616IMGP0010.jpg
全員の準備が整い水際に集合。
いつものように1日の予定とコースを説明。自己紹介もしていただきました。
半分以上の方が笠置〜木津間のコースが初めてでした。
20120616IMGP0021.jpg
10:25出艇。
午前7時での水位は−2.3mほど(加茂観測所)。
それから正午頃には−1.9m前後まで増水しました。
木津川の水位は−2mを上回ると瀞場が少なくなり、かなり下りやすくなります。
20120616IMGP0028.jpg
コース前半、渇水時には通過できない水路をゆく。
艇はアルピナ1-400、オーダーカラーのペールピンクです。
20120616IMGP0055.jpg
カヌースクールではいつもフェリーグライドを練習する瀬。
この日の波は高く、連続する波を越える楽しさがありました。
20120616IMGP0096.jpg
12:00加茂の恭仁大橋下流右岸に到着。約1時間、昼食休憩しました。
再出発前に全員で記念撮影。左に小さく写っているのが恭仁大橋です。
今回は総勢12名でした。
20120616IMGP0099.jpg
コース中盤の景色。
こうして見ると、木津川流域は手付かずの自然があって
のんびりとしたツーリングを楽しむことができる、いい川だなぁと実感します。
20120616IMGP0107.jpg
空は終始曇天でしたが、寒さを感じることがない気温と
ゆったりとした流れで、心地よい水上の時間を満喫しました。
20120616IMGP0110.jpg
コース中盤、左岸に流れる水路。
下っているように見えますが、実は上流に向かって漕いでいます。
200mほど漕ぎ上がり、中洲をまたいで本流に行こうとしましたが
中州上流側の流れが速く、最後に断念しました。
20120616IMGP0124.jpg
ゴール直前、もう一つの水路をゆく。
この水路も水が少ない時には通り抜けることができません。
笠置〜木津のツアーではおそらく初めてのコース選択でした。
20120616IMGP0129.jpg
川に対して90度に派生する水路。つかの間の寄り道。
20120616IMGP0136.jpg
14:10無事(?)に木津・泉大橋下流左岸に着艇。
ゴールを通り過ぎて、流されないように草をつかむ河村さん。
長野の万水川を思い出されたようです。
20120616IMGP0139.jpg
あらかじめ回送していた車に艇の積み込みを終えて、笠置に帰る前の1枚。
ゴール直前には4名の方が連続して沈するというハプニングがあり
最後は大いに盛り上がりました。皆さん、ナイスファイトでした。
ツーリング後は3台の車で笠置に戻り、撤収のち解散。
夕方のカヌー広場は静けさに包まれていました。
20120616IMGP0140.jpg
10名の皆さん、今回もご参加ありがとうございました。
また、7月8日(日)の木津〜流れ橋ツアーのお申し込みもありがとうございます。
同ツアーは開催が確定しています。あと4名で定員となりますので
ご参加を検討されている方はお早めにご連絡ください。
次回のツアーもよろしくお願いします!
動画はyou tubeにて公開しています。どうぞご覧ください。
フジタカヌー 上田洋樹

木津川カヌースクール報告 6月3日(日)

6月3日の日曜日、笠置でカヌースクールを開催しました。
天候は終日曇り、水位は−2.39mとやや少なめでしたが
午後からのツーリングでは、弱い追い風を背中に受けて
ゆったりとした川下りを楽しむことができました。
20120603IMGP0008.jpg
午前の陸上講習の様子。
艇内にあるフットブレイス(つま先で踏ん張るためのペダル)を
前後に調整しているところです。
20120603IMGP0009.jpg
基本のパドリング講習のあとはカヤックを水辺に運びます。
川での乗り方・降り方と沈した際の対処方を説明してから
午前中は流れの穏やかな水域で基本操作を練習します。
20120603IMGP0029.jpg
1時間の昼食休憩後、午後からは笠置から銭司まで、約6kmをツーリングします。
笠置大橋下、右岸側の瀬での1枚。艇はPE-2-470ノアです。
20120603IMGP0035.jpg
アルミとグラスパイプのハイブリッド艇・アルピナ-1-450。
20120603IMGP0044.jpg
A-1-Gでコース中盤の瀬をゆく。
この日はスケグ(スターン側のボトムにあるフィン)をはずして乗っていただきました。
20120603IMGP0062.jpg
この日のご参加は4名。3艇を横並びにして記念撮影。
2人艇は立つことができるほどの安定感があります。
20120603IMGP0063.jpg
4名の皆さま、カヌースクールへのご参加ありがとうございました。
いつかまたご一緒できる日を楽しみにしています。
フジタカヌー 上田洋樹

5月6日(日)桂川から淀川へ 電車でファルトツアー報告

公共交通機関を使った、ファルトボートの面白さを探るツアー。
大好評の第二回目は身近な名川、桂川と淀川をツーリングしました。
ツアーの様子は、YouTubeでもご覧いただけます。
IMGP0623.JPG
普段のツアーは車で回送を行いますが、今回は電車を利用します。
それぞれが乗る艇はザックに収納した状態。
駅からスタート地点淀の川原まで、徒歩で移動します。
IMGP0626.JPG
背負って運ぶか、カートに乗せてコロコロするか。
それぞれの工夫を凝らしたアイデアはどれも興味深いものばかり。
しっかり情報共有をして、次のツーリングに活かしていきましょう。
IMGP1436.JPG
前回に引き続き、河川レンジャーの仁枝氏が同行。
桂川流域の歴史や地理など、貴重な内容のお話を伺いました。
IMGP0691.JPG
直接見ることはできませんが、新緑生い茂る堤の向こうには宇治川が流れています。
明治の河川改修で、オランダ人土木技師ヨハニス・デ・レーケによって設計された導流堤。
高・低木林の豊かな植生のなかに、アカゲラなどの野鳥が棲んでいるそうです。
IMGP07112.JPG
岩礁帯の岩盤によって形成された迫力ある落ち込みが現れます。
ここがコース最大の難所、艇を降りて全員で下見。
IMGP072111.JPG
IMGP0714.JPG
波と戯れる二人艇。
この後、大量の水がコックピットに浸水して潜水艦のようになっていました。
コーミングと喫水線が同じ高さになっても沈をしなかったバランス感覚は、さすがの一言。
貴重なものを見せてもらいました!
IMGP0781.JPG
ほっと一息、笑顔が素敵ですね。
IMGP1479.JPG
桂川の終着地点。
向かって右手が宇治川と木津川の流れ、左手が桂川。
ここで流れと交じり合い、淀川へと河川の名称が変わります。
IMGP0801.JPG
昼食休憩。
作るのも食べる方も真剣勝負です。
IMGP0804.JPG
広い空に響き渡るオオヨシキリの鋭い声。
「誰もいない静かな世界は、宇宙空間に浮かんでいるよう。」との、感想がありました。
IMGP0821.JPG
弥生時代の土器片に古代の歴史とロマンを感じる。
こんな遊びをツーリングに取り入れるのも面白いですよ。
IMGP1509.JPG
GWの最後日、バーベキューを楽しむ人であふれる枚方公園でゴール。
レンタル艇と初心者の方は、ファルトの撤収までをご一緒に行います。
きれいにザックに収納して解散となりました。
ツアー後の参加者の感想として一番多かったのは、瀬の迫力があって面白かったこと。
やはり瀬を漕ぎ下る爽快感は、川下りの大きな楽しみの一つですね。
カヌーで下って水の汚れが分かったと、桂川の水質の汚れについて述べられる方も
おられました。
これについて仁枝氏は、上流の上鳥羽に京都市民の生活を支える下水処理施設があること。
そして今の桂川は上流に日吉ダムで水を蓄えるぶん、全体の流量と流速が減っている。
その為にせせらぎを作るような瀬が少なくなり、川の自浄作用ができていないとの説明が
ありました。
普段の生活では気づきにくいことも、自然の中に入りこめるカヌー・カヤックからの
視点で気づくことができる。
生活圏に近い川ならではの環境に対する発見もあったようです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
淀川の流れが大阪湾へとたどり着くまで、ここから約30キロ。
このまま海へと漕ぎでましょうか。
ツアーの様子は、YouTubeでもご覧いただけます。