14歳の秋 フジタカヌー笠置工場 職場体験

本日、明日と地元の中学生2名が社会学習でファルトボートの製作を体験。
会長・藤田清による工場案内の後、さっそく作業に取り組んでもらいました。
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PE-2-470・500のリブフレームの面取り風景。
作業に入る前に、どの艇のどの部分のパーツを仕上げるのか、またその商品は
いくらするのかといった現実的な話をして、数あるメーカーの中からフジタカヌーを
選んでいただいた人のために、丁寧に仕上げるんだよと伝えました。
最初は話をしながら作業を進めていたため、仕事を終えるまでは私語は禁止で
今、手にしている部品としっかり向き合うように話したところ、2人とも真剣に作業を
進めるようになりました。とても素直な少年でした。
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午後からの作業風景。
まずはこの日に持ち帰ってもらう、フジタカヌー特製キーホルダーの製作。
職場体験は毎年秋にあって、これまでは工作機械は使用しませんでしたが
できる範囲での経験をしてもらいたくて、今年はボール盤での作業も行いました。
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2人ともいい目をしています。
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2人の本日最後の作業結果。
初めての体験で、ここまで丁寧に仕上げることができました。
パーフェクトです。
ここからは私が繰り返し研磨と塗装を施して、これらの部品を仕上げます。
最後まで丁寧にファルトの製作に取り組んでくれてありがとう。
明日は縫製の体験ですが、今日の気持ちを忘れずに頑張ってください。
大人になっても、カヤックを趣味の一つにしてくださいね。
上田洋樹

2011.12.11 初冬の奥琵琶湖ツアー報告

12月も半ば。冬の寒さを覚悟していたが、朝日が昇ると気温はぐんぐんと上がった。
静かな湖面に青空が溶けこむような感覚。
琵琶湖の北部エリア。舟運で栄えた塩津港跡から南へ、ゆっくりと漕ぎ始めることにした。
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参加者は14名。カヌー・カヤックで琵琶湖一周に挑戦される方が、増えてきた。
湖岸沿いには名所が多い。この他にも、見過ごしてしまいがちだが魅力的な場所がある。
そこでは自然の中で暮らす人々の息遣いを感じられ、より一層コースの印象が深くなる。
ツーリングの距離は短くなってしまうが、時間の許す限りご紹介していきたい。
後から振り返ると、自分だけの旅が出来上がっているように。
ゆっくりと巡りながら、ご一緒に沢山の思い出を描いていきましょう。
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全員で協力して作る昼食も面白く、毎回どんな料理が出来上がるか好評だ。
湖北の冬の味覚といえば、真鴨が有名。今日はこれをふんだんに使ったメニューにしよう。
ツアー開始前に道の駅「あじかまの里」で、新鮮な地元の食材を調達。
手際よく準備して完成したのは、あつあつの鴨鍋。
今回は冷えた体を温める予定だったが、思いのほかの好天気。
しっかり汗をかきつつも鍋を囲み、最後のスープまで美味しくいただきました。
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山の岩盤をくり貫いて作られた手掘りのトンネル、西野水道を探検。
広い湖と対照的な空間を、ヘッドランプの明かりを頼りに一歩ずつ進む。
外からの光が届かない内部は、腰をかがめながら歩くほどの狭さ。
寝ぼけ眼でお休み中のコウモリも、突然の賑やかな来客にびっくりしたかな!?。
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散策から戻ると、白い波が立っていた。
午前中で体力も温存してある。色々なコンディションで漕げ、初心者の方のもよい練習。
この季節らしい風を肌に感じながら、一直線にゴールを目指した。
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ツーリング終了後は、手作りのショウガ湯とクリスマスケーキを用意。
しっかり遊んだあとは、甘いものを食べながら歓談のひと時。
今月がお誕生日の方も、後ろにばっちり笑顔で写っていますね。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。