木津川、笠置から木津までの約13kmの日帰りツアーは無事終了しました。
ツアーの動画はYouTubeをご覧ください。
今回は総勢20名。全員の準備が整い、10時過ぎにツアー開始。
コース説明と注意事項をお伝えしてから、参加者の方々に自己紹介をしていただきました。
今回最年少の女の子。2人艇の真ん中でツーリングしました。
自己紹介のあとは、この日進水を迎えられた方を全員でお祝いしました。
三ツ矢サイダーで艇のお清めのあとは「水かけの儀」。
かける水が多いほど、今後水上で安全に過ごしていただけます。
とお伝えしたところ、その量の多いこと・・・。今年ナンバー1の水量でした。
進水おめでとうございます!
これからの水上の旅が楽しい日々となりますように。
進水式のあとは艇を笠置の静水域に浮かべて、10分ほどウォーミングアップ。
10:30出艇。
当日の水位は−2.1m(加茂・恭仁大橋下流左岸観測所)。
豊富な水量でツーリングは快適でした。
カヌースクールのゴールの銭司を過ぎると、間もなく加茂の恭仁大橋。
1時間ほどゆっくりと昼食休憩をとりました。
恭仁大橋の橋脚にできた水たまりの小魚たち。
底には種類が異なる魚がいました。
休憩を終えて再出発。
ときおり現れる瀬を楽しみます。
木製コーミングが特徴のKG-1(キンググース)。
新艇のご注文ありがとうございます。進水が楽しみですね!
国道163号線が接近する地点で最後の休憩。
ふと女の子を見ると、眠りに落ちていました・・・。
目覚めました。
つつがなく1日が終わろうとしていた終盤、この画面のどなたかが最後に轟沈。
最後に場を盛り上げていただきまして、ありがとうございました!
14:00 木津の泉大橋に着艇。
女の子は艇に乗ったまま運ばれて行きました。お神輿のようです。
最後に全員で記念撮影。
18名の皆さま、本日もご参加ありがとうございました。
7/27(土)の木津川・泉大橋〜八幡・流れ橋ツアーは定員まであと4名です(7/4現在)。
木津から下流のツアーもお申し込みお待ちいたしております。
ツアーの動画はYouTubeでご覧ください。
フジタカヌー 上田洋樹
木津川日帰りツアー報告 笠置〜木津 6月16日(日)
梅雨時の6月3週目の日曜日、木津川を笠置から木津まで
約13kmツーリングしました。
ツアー当日は時折小雨に降られましたが風はなく、豊富な水量で
流れが続き、ゴールの木津・泉大橋まで快適に下ることができました。
今回のツアーの様子は14枚の写真でご紹介します。
動画はこちらからどうぞ。
朝の出艇準備風景。艇は2分割式のA-1-Dです。カヌー広場にて。
全員の準備が整い水際に集合。
いつものように1日の予定とコースを説明。自己紹介もしていただきました。
半分以上の方が笠置〜木津間のコースが初めてでした。
10:25出艇。
午前7時での水位は−2.3mほど(加茂観測所)。
それから正午頃には−1.9m前後まで増水しました。
木津川の水位は−2mを上回ると瀞場が少なくなり、かなり下りやすくなります。
コース前半、渇水時には通過できない水路をゆく。
艇はアルピナ1-400、オーダーカラーのペールピンクです。
カヌースクールではいつもフェリーグライドを練習する瀬。
この日の波は高く、連続する波を越える楽しさがありました。
12:00加茂の恭仁大橋下流右岸に到着。約1時間、昼食休憩しました。
再出発前に全員で記念撮影。左に小さく写っているのが恭仁大橋です。
今回は総勢12名でした。
コース中盤の景色。
こうして見ると、木津川流域は手付かずの自然があって
のんびりとしたツーリングを楽しむことができる、いい川だなぁと実感します。
空は終始曇天でしたが、寒さを感じることがない気温と
ゆったりとした流れで、心地よい水上の時間を満喫しました。
コース中盤、左岸に流れる水路。
下っているように見えますが、実は上流に向かって漕いでいます。
200mほど漕ぎ上がり、中洲をまたいで本流に行こうとしましたが
中州上流側の流れが速く、最後に断念しました。
ゴール直前、もう一つの水路をゆく。
この水路も水が少ない時には通り抜けることができません。
笠置〜木津のツアーではおそらく初めてのコース選択でした。
川に対して90度に派生する水路。つかの間の寄り道。
14:10無事(?)に木津・泉大橋下流左岸に着艇。
ゴールを通り過ぎて、流されないように草をつかむ河村さん。
長野の万水川を思い出されたようです。
あらかじめ回送していた車に艇の積み込みを終えて、笠置に帰る前の1枚。
ゴール直前には4名の方が連続して沈するというハプニングがあり
最後は大いに盛り上がりました。皆さん、ナイスファイトでした。
ツーリング後は3台の車で笠置に戻り、撤収のち解散。
夕方のカヌー広場は静けさに包まれていました。
10名の皆さん、今回もご参加ありがとうございました。
また、7月8日(日)の木津〜流れ橋ツアーのお申し込みもありがとうございます。
同ツアーは開催が確定しています。あと4名で定員となりますので
ご参加を検討されている方はお早めにご連絡ください。
次回のツアーもよろしくお願いします!
動画はyou tubeにて公開しています。どうぞご覧ください。
フジタカヌー 上田洋樹
技術の向上を目指して 木津川ステップアップツーリング 11月26日(土)
秋が終わり、季節は冬へと移り変わろうとしています。そんな季節に木津川にて
技術の向上を目指す「ステップアップツーリング」を行いました。
土曜日はこれ以上ないほどの晴天。
空は青く澄み渡り、水温はかなり低下しているものの、透明感のある水もきれいでした。
午前は陸上にて、姿勢やパドルの握りなど、基本について20分ほど詳しく説明。
それから水上に舟を浮かべて、実際にそれらを練習していただきました。
ツーリング前には波に対するブレードの入れ方をお伝えしました。
10時50分、笠置を出発。
ツーリング前半は主にフォワードストロークでの上半身の使い方と
リーン(艇の傾き)についてご説明して、練習をしながら下りました。
時にはゆったりと漕ぎ進みます。
水面に映る鮮やかな青空、すがすがしいひとときでした。
流れがある地点では20分ほどフェリーグライドの練習。
この地点で約1/4の航程でしたが、3回の沈がありました。
再出発前にはバックフェリーの方法と、それを活用する場面や状況をお伝えして
ゴールするまでに実際に何度もバックフェリーで障害物を回避する練習をしました。
12時30分、砕石場前の浜にて昼食休憩。
午後の部開始前に記念の1枚。この日は男性7名、女性3名のご参加でした。
昼食後は横移動についての講習から。説明後に瀞場でドローストロークと
スカーリングを練習していただきました。
この時の模様は動画で撮影していますので、写真を申し込まれた方は
今のご自身のフォームをじっくりご確認ください。
14時40分、加茂・恭仁大橋を通過。
このあたりから少しペースを上げてゴールを目指しました。
最後の休憩後には、フォワードストロークについて、下半身の使い方や
上半身の関節の動きやその順番、上手の使い方、水中からのブレードの抜き方など
短い時間ではありましたが、一通りご説明しました。
ツーリング後半は沈みかけた太陽が、時に前方の様子が分からないほど眩しかったですが
空と水面に映る太陽を見ると、ツーリングが終わりに近づいていることを実感しました。
16時15分、木津・泉大橋着。この日も無事にツーリング終了。
10名の皆さん、ご参加ありがとうございました。
このツアーでは何度も練習を繰り返す皆さんの姿がとても印象的でした。
上達するには練習あるのみですが、この日の講習が少しでも上達するための
近道になれば嬉しく思います。分からないことがあれば、またご一緒した時にでも
何でもお尋ねくださいね。
今後も更なるステップアップを目指しましょう!
フジタカヌー 上田洋樹
京都YMCAの子供たちと木津川ツーリング 7月24日(日)
23日土曜日に笠置での基本練習を終えて、日曜日は木津川を
笠置から木津の泉大橋まで約13kmをツーリングしました。
9時50分に笠置のカヌー広場前をスタート。
この日の水位は加茂の観測所で−1.9m。
豊富な水量で流れは速く、普段より大きな波を楽しむことができました。
11時30分、昼食休憩地点の恭仁大橋に到着。
食事の前に前夜に作成した仕掛けを橋脚の水たまりに設置しました。
食事後に仕掛けを取り出した結果、魚も川エビも入っていませんでしたが
仕掛けを引き上げる際に女の子の靴(クロックス)に1匹の小魚が飛び込んできました。
橋脚の周りに減水でできた水たまりの水中写真。
水がゆっくりと濾過されているため透明度が高いです。
恭仁大橋からの再出発は12時50分。
ツーリング後半もゆっくりとゴールの泉大橋を目指します。
最後の休憩地点にて記念の1枚。
個性豊かな子供たちは、みんな明るくて元気です。
ともに過ごした2日間はとても楽しいものでした。
ツーリング終盤の1枚。
木津の泉大橋着は14時20分。
2日間にわたるプログラムを無事に終了しました。
チーム「野外人」のみなさん、次にお会いするのは来年ですが
みんなとまた会える日を今から楽しみにしています!
フジタカヌー 上田洋樹
木津川下流域の旅 木津・泉大橋〜上津屋・流れ橋ツアー 7月3日(日)
7月3日日曜日、総勢17名で木津川を木津の泉大橋から
八幡の流れ橋までツーリングしました。
天候は終日曇り。
快晴なら爽快なツーリングを楽しめますが、今の季節は直射日光がやわらぐ
曇天のほうが、体力の消耗が少なく快適です。
今回のツアーは3枚の集合写真と4枚のツーリング風景でご報告します。
木津の泉大橋下流左岸にて出発前に全員で記念撮影。
この日の水位は加茂・恭仁大橋で−2.3m前後。
渇水ではなく、のんびり下るにはちょうどいい水量です。
ツーリング前半の様子。
カヤックは今回もファルトボート、FRP艇、ポリエチレン艇とさまざま。
色とりどりの舟が木津川に浮かんでいました。
国道307号線の山城大橋下流左岸にて。
昼食休憩をとってから再出発する前の1枚です。
子供たちは休憩する度に泳いだり、水に流されたりして遊んでいました。
ツーリング中盤、下るにつれて川の両岸は大きく広がり
ゆったりとした気分で川を旅することができます。
近鉄鉄橋をポーテージして、京奈和道を越えると上津屋の流れ橋。
写真は流れ橋直前での1枚です。
ここでは流れ橋の橋脚へと吸い込まれないように
右岸沿い1人ずつに順番に下っていただきました。
約19kmの航程を下り終えて、最後に流れ橋の上で記念撮影。
16名の皆さま、ご参加ありがとうございました!
今後のツアーもどうぞよろしくお願いいたします。
フジタカヌー 上田洋樹
京都笠置町から水都大阪へ アルピナ1-450進水ツーリング報告【1】
鳥羽・二見浦シーカヤッキングツアーが中止となり、カヌースクールもなかった6月25日土曜日、
かねてから計画していた新艇アルピナ1-450の進水を木津川で決行しました。
今回の航程はフジタカヌーの工房がある京都府南部の笠置町から大阪の毛馬までの約65km。
新艇の進水地は和歌山の白浜や徳島の海部川など、いくつも候補がありましたが
最初のツーリングは、このファルトボートが生まれた笠置町から始めることに。
ツーリングの詳細は日本カヌー普及協会の会報「ミニパドル」でお伝えするとして
このブログではロングツーリングで出会った風景をご紹介します。
【笠置〜木津・泉大橋 約13km】
2011年6月25日土曜日18時18分、ツーリングの準備が完了して西日と笠置大橋を背景に。
5分ほどウォーミングアップしてから、18時30分に獅子岩からツーリングを始めました。
天気予報は25日夕方から26日午前まで晴れ。加茂の水位はこの時点で−2.1m前後。
風はほとんどなく絶好のコンディションでした。
今回はさまざまな雲と出会った旅でもありました。
19時29分、加茂町の恭仁大橋を通過。
刻々と変化する空の明るさ。左岸のかなたには積乱雲。
ここでは雷のすさまじい光を何度も目撃。夏の始まりを感じた瞬間でした。
夕暮れから空がゆっくりと青くなり、日没前に国道163号線と木津川が
最も接近する地点で1度目の休憩。これからのナイトツーリングに備えて
遅い昼食を済ませてからフラッシュライトをカヤックに装着しました。
今夜の照明はカヤックのフラッシュライトとヘッドランプの2つ。
20時33分、500mほど前方に木津の泉大橋が見えてきました。
20時40分の泉大橋。いよいよ本格的なナイトツーリングが始まります。
つづく
フジタカヌー 上田洋樹
オーダーツアー 木津川(笠置〜木津)ツーリング 6月7日(火)
久しぶりのオーダーツアーで木津川を笠置から木津の泉大橋までツーリングしました。
平日の7日(火)、この日は3名さまとご一緒しました。
昼食休憩後、国土交通省のテレメーター水位・加茂観測所(恭仁大橋下流左岸)を背景に
記念撮影。7日午後2時の水位は−2.16m。この数値なら笠置から加茂まで
1度もボトムをすることなく快適にツーリングを楽しむことができます。
数値が−2.5m以下となると渇水状態となり、コース取りが難しくなります。
笠置から約1.5km、左岸の水路を通過したあとの1枚。
加茂の水位が−2.3mくらいまではこの水路を通ることができます。
背面が青みがかった暗緑色のアオダイショウ。
器用に水面を泳ぎ、このあと瀬をフェリーグライドで渡っていきました。
進行方向を斜め上流に、きっちりとフェリーアングルをとっていることに感心しました。
腹面の両端に隆起があり、木に登ることもできます。無毒。
ちなみにマムシは背面に5円玉のような茶褐色の模様があり
真上から見ると頭部は三角に尖っています。
加茂・恭仁大橋の約300m下流の風景。
このあたりから川幅が広がり、河岸の風景が変化します。
7日は水量が多く、着艇直前まで追い風。
スタートからゴールまで水に流されるようにゆっくりとツーリングしました。
木津のJR鉄橋。京都行きの車両とカヤック。
JRの鉄橋をくぐると、
国道24号線の泉大橋です。
泉大橋をくぐり、この日のツーリングが無事に終了。
休憩時間を除くと、約13kmを2時間10分で下りました。
天候は終日曇りでしたが、水上ではすがすがしい時間を過ごすことができました。
ご参加の皆さん、ありがとうございました!
6月11日(土)はこの日のゴール木津・泉大橋から八幡の流れ橋までをツーリングします。
開催は決定していますので、のんびりと川くだりを楽しみたい方はぜひご参加ください。
流れ橋ツアーの案内はこちらから、過去のツアー報告一覧はこちらからどうぞ!
オーダーツアーにつきましては、日程・ゲレンデ等ご相談くださいませ。
フジタカヌー 上田洋樹
10の橋をめぐる旅 木津川32kmロングツーリング 8月14日(土)
本日はある会員さまからのオーダーツアーで木津川を笠置から
八幡・上津屋の流れ橋まで約32kmを長距離ツーリングしました。
ゴールの流れ橋
出艇してから、3度の休憩を含めて約8時間後に流れ橋に到着。
雲の切れ間から差し込む淡い光に照らされた上津屋橋は
近代建築の橋にはない風情あるたたずまい。歴史を感じる趣がありました。
今回の報告は5名の参加メンバーの方々と木津川に架かる10の橋を主にお届けします。
5名の方々の表情と橋の姿や色をじっくりとご覧ください!
ひとつ 笠置大橋
出艇は8時40分。
今日は終日曇天でしたが、長時間のツーリングには最適な天候でした。
ふたつ 恭仁大橋
くにおおはし。この橋で約7km。
恭仁大橋下流約200m左岸には国土交通省が管轄する水位観測所があります。
本日10時の水位は−2.27m。
水量は多くはないですが、少なくもなく快適に下れる数値です。
みっつ 木津JR鉄橋
よっつ 泉大橋
いずみおおはし。笠置から約13km。
手前の橋はJRの鉄橋。奥に見える橋が国道24号線の泉大橋です。
木津川の昔の名称は「泉川」。とても美しい名前です。
泉大橋を下流から。
現在の泉大橋は薄い桃色です。航程1/3を下り終えました。
いつつ 開橋
ひらきばし。笠置から約17.5km。
歩道と車道が分かれて架橋されています。
5つ目の橋で中間地点を過ぎました。
ここで昼食休憩。1時間ほどゆったりとした時間を過ごしました。
大阪城石垣の「残念石」発見はまたいつかの機会に・・・。
むっつ 玉水橋
たまみずばし。笠置から約21km。
ななつ 山城大橋
やましろおおはし。笠置から約24km。
今回の航程中、最も規模が大きい橋梁です。
枚方から信楽へ行くにはこの山城大橋を渡ります。
やっつ 近鉄鉄橋
笠置から約26.5km。この鉄橋が今コース最大の難所。
鉄橋下には無数の杭とブロックが埋め込まれていて、乗艇したまま通過するのは不可能です。
50mほどポーテージしてから休憩しました。
夏の和菓子といえば、「わらびもち」や「水ようかん」。
最後の休憩では氷水で冷やしたわらびもちを皆さんに召し上がっていただきました。
きな粉にまぶしたわらびもちを手に全員で記念撮影。
ゴールまで、あともう少しです!
ここのつ 京奈和道
笠置から28.5km。
ここから3.5km下ると、
ゴールの流れ橋です!
通称「流れ橋」の正式名称は「上津屋橋(こうづやばし)」。
過去、幾度もその名の通りに流され、近年ではボヤもありましたが
今日の流れ橋は滔々と流れる木津川の上に静かに架かり
その明媚さをこの地に到着した私たちに知らせてくれました。
最後に流れ橋の上で記念撮影。
約32kmのロングツーリング、今日もご参加ありがとうございました!
今日のツーリング中に話題になった「50kmツーリング」もぼちぼち検討しますね。
次にご一緒できる日も楽しみにしています!!
今夜はゆっくりお休みください。