GWは初夏の青空 笠置カヌースクール報告 2013.05.05

GWも後半、ご家族3人で笠置カヌースクールに参加されたお母様は、約20年前にフジタカヌーでの
受講経験がおありとのこと。
楽しかったカヌーの想いをずっと持ち続けてくださり、子供達を連れて遊びに来てくださいました。
有難いことです。
11歳と9歳の兄妹は自然の中で漕ぐのは初体験。
今日一日でカヌー遊びが大好きになってもらえるように。
カヌー普及教会のベテランメンバー4名にもサポートしていただきながら、日常とは違った時間の
過ごし方を満喫していただきましょう。
IMGP0555.JPG
IMGP0557.JPG
子供達が元気良く漕ぎ出す姿を微笑ましく見守る大人たち。
IMGP0562.JPG
木津川沿いの緑も日ごとに鮮やかさを増しています。
IMGP0593.JPG
IMGP0606.JPG
9歳の女の子は午前中は1人で、午後からは二人艇に乗り換えて約6キロのミニツーリングに出発。
小さいお子さんも、お母さんと一緒なら安心ですね。
初心者は思わず声をあげ、ベテランはしっかりとしたパドリングで瀬を漕ぎぬけます。
IMGP0608.JPG
歓声をあげながら迫りくる瀬を越えると、流れは徐々にゆるやかに。
耳を澄ますと鳥達の語らいが賑やかに行き交っているのに気づきます。
IMGP0610.JPG
水辺では沢山の生き物。そして、四季の花が出迎えてくれます。
今の時期は緑のなかに浮きあがる藤や桐の花が見事です。
IMGP0617.JPG
IMGP0635.JPG
本年度第一回目の水かけ合戦が始まりました!元気ですね〜。
IMGP0641.JPG
植物を使って便利な小物を工作中・・・。
IMGP0640.JPG
生まれて初めての経験はきっといつまでも記憶に残る思い出となったことでしょう。
今、この瞬間だけの景色がいつまでも皆さんの心に残りますように。
またご一緒できる日を楽しみにしています。

漕げる幸せ 宇治川お花見ツアー報告 2013.4.13(日)

フジタカヌー宇治川ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。
早朝、淡路島付近で発生した震度6弱の地震。
電車の運行が乱れる影響はありましたが、幸いにも参加者の皆さんに直接の被害はなく、
全員が宇治川に揃うことができました。
それぞれのお住まいで感じた事を報告し合い、予定通りにツアーを開催。
今年は桜の開花が早く、ゴールの背割堤は残念ながら葉桜。
しかし、伏見港公園では予想外の景色に出会えた幸運もあり、春ならではのツーリングを
楽しむことができました。
IMGP0015.JPG
ツーリング出発前にA-1Gの進水式を行いました。
頭文字のAはオールラウンドの略。
川海湖と、沢山のフィールドで思い出を築くことができますように。
全員で祝福をして出発です。
なお、水温が冷たいために、恒例の「放り込みの儀」は割愛させていただきましたが、
ご本人は下流でシッカリと清めを行われました。
IMGP0036.JPG
天ヶ瀬ダムから約二キロの区間は渓谷の雰囲気を楽しめます。
視点が変わると、近場にも豊かな自然が残っている事に気づきます。
IMGP0037.JPG
IMGP0079.JPG
観月橋付近、木造三階建てが印象的な料亭月見館。
近代の町並みが続く宇治河畔で、古くからの歴史を感じさせてくれる景観のひとつです。
旅館の入り口には当時の和舟が展示されています。
IMGP0111.JPG
かつては「京都の玄関口」と呼ばれた伏見港跡で昼食休憩。
桜は満開の姿で私達を歓迎してくれました。
素晴らしい景色の中でいただく、食育キッチンISHIGUROさんのお花見弁当も大変好評でした。
IMGP0136.JPG
IMGP0137.JPG
宇治川沿いの近代土木遺構、三須閘門
伏見港内の濠川との水位差を調整、宇治川との舟運を通すため昭和4年に建てられました。
年間二万隻もの利用があったそうですが、水運から陸路輸送への転換。
そして、昭和39年天ケ瀬ダムの完成によって、その役割を終えます。
IMGP0163.JPG
「澱む川から、淀川と名前がついた。」とも言います。
柳の新緑が続く川岸、パドルを一漕ぎするごとに心が洗われていくようです。
IMGP0168.JPG
IMGA0253.JPG
折りたたみカヌー・カヤック、ファルトボートを背負ってのご参加。
お帰りになる前に、アルピナ2-430と共に京阪八幡市駅で記念撮影。
絵になりますね〜。
青空の広がる爽やかなツーリング日和でした。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございます。
宇治川ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。

2012.4.15(日)琵琶湖のお花見ツアー報告 長浜〜彦根編

IMGP0719.JPG
ツーリングを開始する前に、今日が進水式の方を皆さんと祝福。
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。
河村氏があげる祝詞に続き、清めの酒が新しい艇にふり注がれました。
進水式を行うときの幸せそうなお顔。何度立ち会っても感動を覚える瞬間です。
IMGP0729.JPG
これから愛艇とご一緒に、沢山の思い出を積み重ねられることを全員で慶び、
さっそく出発することにしましょう。
IMGP0761.JPG
昨日の波風が嘘のよう。青空を写す湖面を漕ぐと、自然に笑みがこぼれます。
IMGP0817.JPG
好奇心のスイッチがオンになってくると、面白そうな所には近づいてみたくなりますね。
IMGP084841.JPG
桜並木は少ないが、春の姿はしっかりと
IMGP0874.JPG
湖岸の老舗料理店「やまに」さんで昼食休憩。
ハスと呼ばれる湖魚を使った料理をメインに、伝統の味に舌鼓を打つ。
普段は口にする機会が少ない湖の幸。美味しくいただきました。
IMGP09041.JPG
IMGP0937.JPG
休憩を兼ねて、湖岸に建つ礒崎神社をご参拝。
日本武尊を祭っているそうです。
ところで2012年は、古事記が書かれて1300年。
伝説の世界から続く琵琶湖の歴史、なんとも壮大なスケールを感じますね。
IMGP0965.JPG
写真では遠いですが、彦根城の全容をバックに記念撮影。
IMGP0966.JPG
彦根港の長い防波堤の向こうに、桜並木が顔をのぞかせています。
IMGP0995-001.JPG
今回皆さんをご案内したかった場所、彦根城のお堀と桜の風景。
皆さんのお心の中に、この日の光景がいつまでも残りますように。
IMGP10481.JPG
帰り道はお花見帰りの大渋滞が連なりましたが、お陰でゆっくりと夕日に映える湖岸を
堪能することができました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。

2011.12.11 初冬の奥琵琶湖ツアー報告

12月も半ば。冬の寒さを覚悟していたが、朝日が昇ると気温はぐんぐんと上がった。
静かな湖面に青空が溶けこむような感覚。
琵琶湖の北部エリア。舟運で栄えた塩津港跡から南へ、ゆっくりと漕ぎ始めることにした。
IMGP0559.JPG
参加者は14名。カヌー・カヤックで琵琶湖一周に挑戦される方が、増えてきた。
湖岸沿いには名所が多い。この他にも、見過ごしてしまいがちだが魅力的な場所がある。
そこでは自然の中で暮らす人々の息遣いを感じられ、より一層コースの印象が深くなる。
ツーリングの距離は短くなってしまうが、時間の許す限りご紹介していきたい。
後から振り返ると、自分だけの旅が出来上がっているように。
ゆっくりと巡りながら、ご一緒に沢山の思い出を描いていきましょう。
IMGP0585.JPG
全員で協力して作る昼食も面白く、毎回どんな料理が出来上がるか好評だ。
湖北の冬の味覚といえば、真鴨が有名。今日はこれをふんだんに使ったメニューにしよう。
ツアー開始前に道の駅「あじかまの里」で、新鮮な地元の食材を調達。
手際よく準備して完成したのは、あつあつの鴨鍋。
今回は冷えた体を温める予定だったが、思いのほかの好天気。
しっかり汗をかきつつも鍋を囲み、最後のスープまで美味しくいただきました。
IMGP0599.JPG
山の岩盤をくり貫いて作られた手掘りのトンネル、西野水道を探検。
広い湖と対照的な空間を、ヘッドランプの明かりを頼りに一歩ずつ進む。
外からの光が届かない内部は、腰をかがめながら歩くほどの狭さ。
寝ぼけ眼でお休み中のコウモリも、突然の賑やかな来客にびっくりしたかな!?。
IMGP0648.JPG
散策から戻ると、白い波が立っていた。
午前中で体力も温存してある。色々なコンディションで漕げ、初心者の方のもよい練習。
この季節らしい風を肌に感じながら、一直線にゴールを目指した。
IMGP0269.JPG
IMGP0712.JPG
ツーリング終了後は、手作りのショウガ湯とクリスマスケーキを用意。
しっかり遊んだあとは、甘いものを食べながら歓談のひと時。
今月がお誕生日の方も、後ろにばっちり笑顔で写っていますね。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

2011.11.20 奥琵琶湖の紅葉ツアー報告(菅浦〜塩津)

豊かな広葉樹林が残る奥琵琶湖。
秘境とも称される「つづら尾崎」周辺を、水上から散策してきました。
毎月開催している琵琶湖ツアーでは、カヌー・カヤックでびわ湖一周に挑戦している。
今回は紅葉という季節感もあり、いつも以上に賑やかなツーリングとなった。
IMGP0026.JPG
IMGP0070.JPG
この日の天候は、複雑に変化した。季節の移り変わる瞬間とはこういうものか。
小さなカヌーで湖にたたずむと、全身の感覚で自然に触れることができる。
断続的に吹く冷たい風と雨も、いつの間にかツーリングの面白さへと繋がった。
IMGP0120.JPG
少し穏やかな色味と感じた広葉樹林に、雲の隙間から薄日がさす。
その瞬間だけ雨に濡れた葉が輝き、つかの間の鮮やかな姿を現してくれた。
IMGP0164.JPG
塩津に近づく頃、ゴールへと導いてくれるように、うっすらと虹のアーチが現れた。
思わず歓声があがる。一瞬ごとに変化する景色は、どれも私達の大切な思い出となった。
IMGP0234.JPG
ゴール後は、ファルトボートや道具を手早く片付け。
雨風で冷えた体を、国民宿舎つづらお荘のお風呂で暖める。
最後は秋らしい味覚を楽しんでもらおうと、熱々のきのこ汁を準備。
鍋を囲み、暮れ行く湖の景色を眺めながらの交流は、いつまでも尽きなかった。
ご参加もご参加いただき、ありがとうございます。
次回は12月11日(日)に、今回のゴールの塩津から湖東を南下ながら巡るコース。
この報告を見られて興味を持たれた方は、カレンダーに丸印をお忘れなく。

2011.9.10(土)木津川・笠置カヌースクール&ツアー報告

皆さん。台風15号の影響は大丈夫でしたか。
木津川は昨日の夕方には、最大約5メートルの増水を記録。
残念ながら明日のスクールは中止となりました。
ご参加を楽しみに予定されていた皆様。
また別の機会にご一緒させていただけることを、心より楽しみにしております。
さてここからは、先日の9月10日に行われたカヌースクールの報告です。
この日は6名グループでの貸切スクール。
当日がお誕生日の方がおられるので、みんなでお祝いをしたいと事前に相談あり。
面白い事にはすぐに乗ってしまいます。
それならばと、ご本人にだけ内緒でカヌーにケーキを積み込み、ツーリングの途中で
お祝いする作戦が決まりました。
IMGP3814.jpg
台風12号通過の影響で水量も多く、所々にある瀬では、普段はなかなか体験できない
迫力ある波が、皆さんを待ち構えていました。
歓声を上げながら越える瀬は、川下りの醍醐味。轟沈もありましたが、スリル満点で
面白かったですね。
ところで、高い瀬をいくつも越えたが、はたしてケーキは崩れることなく、無事に
運べているのかな!?
IMGP3826.jpg
IMGP3861.jpg
じゃじゃーん。リーダーさんが心を込めて作ったケーキは、綺麗な形のままでしたよ。
IMGP3869.jpg
全員で「お誕生日おめでとうございま〜す♪」
予想外の場所でのお祝いには、主役も心底びっくりされたことでしょう。
何日も前からコツコツと準備を進めたご友人達の心遣いが、しっかりと実りましたね。
いつまでも思い出に残る、感動の瞬間をご一緒させていただきました。
IMGP3923.jpg
日差しには残暑の名残がありつつも川下りが後半に近づくにつれて、
爽やかな秋の風を感じるようになりました。
ゆっくりと流れにカヌーを任せて、もっとツーリングしていたかったですね。
まだ遊び足らない大人達。さっそく次はどこを漕ごうか、すでに話が盛り上がって
いました。