宇治川ツアー報告3ではツーリング後半の様子をご紹介します(動画はこちらから)。
13:50 三栖閘門から再出艇。
ここからゴールの御幸橋下流右岸までは約7km。
流れはいっそうおだやかとなり、その流れの速さに合わせるように
ゆっくりと漕ぎ進みました。
京都競馬場付近の宇治川は北東から南西に直線的に流れています。
河岸の木々には新しい緑が芽吹いていました。
阪神高速8号京都線、宇治川大橋、淀大橋、京阪電車の鉄橋、京滋バイパス
御幸橋と6つの橋をくぐり、ゴールする前に宇治川左岸の背割堤に上陸。
この堤防では約1.4kmにわたって約250本の染井吉野が立ち並んでいます。
ツアー当日は、写真のように開花している木もあり
束の間でしたが、お花見気分を味わうことができました。
背割堤の下流で宇治川と木津川が合流します。
その合流地点から600mほど下流で桂川が合流します。
15:15 御幸橋下流右岸に無事着艇。
以上、春の水辺に集った宇治川ツアー報告でした。
動画はYouTubeで公開しています。どうぞご覧ください。
今後のお花見ツアーもよろしくお願いいたします!
フジタカヌー 上田洋樹
春のお花見 宇治川ツアー報告 4月9日
関西の方になじみが深い宇治川を、お花見の時期にツーリングしてきました。
今回のツアーは、韓国からも2名のご参加がありました。
天ケ瀬ダム近く。流れが穏やかな場所からカヌーを浮かべて出発。
この辺りは岩盤の間を縫うように流れる渓谷の景色を楽しめ、
初めて来た方は「近くにこんな所があったの!」と、驚かれます。
宇治橋周辺は、世界遺産に登録されているだけあって、観光客の方も沢山。
温かい声援と珍しそうな視線の中を漕ぎ進みます。
人の気配を感じない自然の中も楽しいですが、市街地近くのツーリングも
また面白いものです。
伏見港公園で昼食休憩と濠川周辺を散策。
綺麗に咲き誇った桜の下での昼食は、この季節ならではです。
そして近くには、昭和初期の歴史的遺構である「三栖閘門(みすこうもん)」も
あります。迫力ある三栖閘門をバックに、参加者全員で記念撮影。
今は役目を終えていますが、鉄道と道路が発達するまでは物資と人を載せて、
沢山の舟が伏見と大阪を行き交ったそうです。
※閘門とは、水位の違う川同士を繋げるために2つのゲートを使って高さを調節し、
船を通す施設です。
伏見をこえた辺りから、ゆっくりと川の流れも穏やかになってきます。
古くは「澱川(よどかわ)」=よどむ川と呼ばれた由来もあるそうです。
木津川との間にある背割堤(せわりつつみ)沿いにも、約250本の桜が
植えられています。満開となった桜の帯の下を、水上と陸上の両方から堪能。
京阪八幡市駅近くの御幸橋(ごこうばし)でカヌーをあげて、大満足のなかでの
ツアー終了となりました。
4月のお花見ツアーも残すところあと三つ。
今後のツアー
この季節だけの素晴らしい景色が楽しめるコースばかりです。
皆さんのご参加をお待ちしております。
ありがとうございました。