春の琵琶湖を彩る桜の季節。
湖南から始まる開花は、日が過ぎるごとに北上していきます。
桜と共に湖を巡る旅。今回は近江八幡の湖岸沿いに植えられた桜並木と、
新緑の自然林が織り成す風景を楽しんできました。
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。
「琵琶湖周航の歌」でも歌われる、長命寺港で昼食休憩。
湖岸沿いに根を張る一本桜の姿は、何度訪れても心惹かれる魅力を感じます。
韓国の朝鮮日報の記者の方が4名参加。
向こうでは日本のカヌー・カヤックツアーを、どのように紹介してくださるのか。
報告が楽しみです。
波の中でも笑顔のお二人。
ツーリング中にいただいた手作りスイーツの差し入れは、疲れた体に沁み入りました。
ありがとうございます。
キャンプツアーで見事な腕前をふるってくれる河村シェフ。
アヒルを眺めながら湖岸に佇む姿に、思わずシャッターを押す。
湖畔のカフェ「シャーレ水が浜」
琵琶湖沿いのカフェのなかで、一番のロケーションです。
「この岬を越えたらゴールも近い。」
疲れもピークでしょうが、笑顔で応えてくださいました。
風と共に打ち寄せる波。
写真では伝えきれない迫力のなか、後半は途中で上陸も検討するほどでしたが、
最後まで諦めることなく、ゴールの休暇村近江八幡の浜に全員が無事に到着。
先に上陸していた方からの温かいコーヒーをいただきながらツーリングを振り返り、
解散となりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
おまけ
翌日のツアーのために移動中、彦根城のお堀と桜が夕日に照らされ、
幻想的な雰囲気を醸し出していました。
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。
2011.11.20 奥琵琶湖の紅葉ツアー報告(菅浦〜塩津)
豊かな広葉樹林が残る奥琵琶湖。
秘境とも称される「つづら尾崎」周辺を、水上から散策してきました。
毎月開催している琵琶湖ツアーでは、カヌー・カヤックでびわ湖一周に挑戦している。
今回は紅葉という季節感もあり、いつも以上に賑やかなツーリングとなった。
この日の天候は、複雑に変化した。季節の移り変わる瞬間とはこういうものか。
小さなカヌーで湖にたたずむと、全身の感覚で自然に触れることができる。
断続的に吹く冷たい風と雨も、いつの間にかツーリングの面白さへと繋がった。
少し穏やかな色味と感じた広葉樹林に、雲の隙間から薄日がさす。
その瞬間だけ雨に濡れた葉が輝き、つかの間の鮮やかな姿を現してくれた。
塩津に近づく頃、ゴールへと導いてくれるように、うっすらと虹のアーチが現れた。
思わず歓声があがる。一瞬ごとに変化する景色は、どれも私達の大切な思い出となった。
ゴール後は、ファルトボートや道具を手早く片付け。
雨風で冷えた体を、国民宿舎つづらお荘のお風呂で暖める。
最後は秋らしい味覚を楽しんでもらおうと、熱々のきのこ汁を準備。
鍋を囲み、暮れ行く湖の景色を眺めながらの交流は、いつまでも尽きなかった。
ご参加もご参加いただき、ありがとうございます。
次回は12月11日(日)に、今回のゴールの塩津から湖東を南下ながら巡るコース。
この報告を見られて興味を持たれた方は、カレンダーに丸印をお忘れなく。