ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます
カヌー・カヤックから冬景色を眺めようと、豊かな自然が残る奥琵琶湖に舟を浮かべました。
普段なかなか体験できない世界へ、ゆっくりと漕ぎ入っていきます。
雪中の耐寒ツーリング、砕氷船体験でスタート!?
いかにも寒そうな写真ですが、じつは風もなく穏やかな天候。
少し汗ばむほどの暖かな陽気。非日常の瞬間を、にっこりと微笑みながら満喫中です。
雪に包まれた空間から湖へ出ると、視界が一気に広がります。
清々しい青空の下、湖岸沿いをゆっくりと散策。
ランチタイムも、白銀の世界のなかで楽しむとしましょう。
沢山積もっている湖岸の雪で、テーブルと椅子ができました。
手作りパンもダッチオーブンで、ふんわりと綺麗に焼きあがりましたよ♪
パン作りに挑戦してくださった福田ご夫妻、ありがとうございます!
アツアツのチーズフォンデュにつけて、さっそくいただきまーす。
お味のほうは・・・お二人の笑顔からご想像いただけるかと。
季節が移り変わるとされる立春の頃。
空を映しこんだ湖に、一足早い春を感じました。
心地よさに誘われるように、つづら尾崎まで足を延ばしてみましょう。
狭い浜辺には、どうやら先客がいたようです。
ひざ下まで積もった雪についた足跡。
山に詳しい方のお話では、カモシカの足跡とのこと。
スタッフ田中氏の特製ショウガ湯を飲みつつ一休み。
近くに見える竹生島を眺めていると、「次は島へ渡ろう!」との声も。
新しい企画ができましたね。
さて、名残惜しいですが、ゆっくりとゴールに向けて戻ることにしましょう。
ご参加いただき、ありがとうございます。
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。
次の琵琶湖は、4月のお花見ツアー。
桜色に染まった湖岸を巡りながら、春の景色をご一緒できることを楽しみにしております。
2011.12.11 初冬の奥琵琶湖ツアー報告
12月も半ば。冬の寒さを覚悟していたが、朝日が昇ると気温はぐんぐんと上がった。
静かな湖面に青空が溶けこむような感覚。
琵琶湖の北部エリア。舟運で栄えた塩津港跡から南へ、ゆっくりと漕ぎ始めることにした。
参加者は14名。カヌー・カヤックで琵琶湖一周に挑戦される方が、増えてきた。
湖岸沿いには名所が多い。この他にも、見過ごしてしまいがちだが魅力的な場所がある。
そこでは自然の中で暮らす人々の息遣いを感じられ、より一層コースの印象が深くなる。
ツーリングの距離は短くなってしまうが、時間の許す限りご紹介していきたい。
後から振り返ると、自分だけの旅が出来上がっているように。
ゆっくりと巡りながら、ご一緒に沢山の思い出を描いていきましょう。
全員で協力して作る昼食も面白く、毎回どんな料理が出来上がるか好評だ。
湖北の冬の味覚といえば、真鴨が有名。今日はこれをふんだんに使ったメニューにしよう。
ツアー開始前に道の駅「あじかまの里」で、新鮮な地元の食材を調達。
手際よく準備して完成したのは、あつあつの鴨鍋。
今回は冷えた体を温める予定だったが、思いのほかの好天気。
しっかり汗をかきつつも鍋を囲み、最後のスープまで美味しくいただきました。
山の岩盤をくり貫いて作られた手掘りのトンネル、西野水道を探検。
広い湖と対照的な空間を、ヘッドランプの明かりを頼りに一歩ずつ進む。
外からの光が届かない内部は、腰をかがめながら歩くほどの狭さ。
寝ぼけ眼でお休み中のコウモリも、突然の賑やかな来客にびっくりしたかな!?。
散策から戻ると、白い波が立っていた。
午前中で体力も温存してある。色々なコンディションで漕げ、初心者の方のもよい練習。
この季節らしい風を肌に感じながら、一直線にゴールを目指した。
ツーリング終了後は、手作りのショウガ湯とクリスマスケーキを用意。
しっかり遊んだあとは、甘いものを食べながら歓談のひと時。
今月がお誕生日の方も、後ろにばっちり笑顔で写っていますね。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
琵琶湖ツアー報告 湖西の新緑と歴史をカヌーで巡る 011.05.22
ほぼ毎月一回開催する琵琶湖ツアー。
興味のあるコースのみを単発で漕がれる方。
そしてカヌー・カヤックで、琵琶湖一周に挑戦されている方達が
参加されています。
今回のツーリングコースは、湖西の景勝地である近江舞子水泳場から出発。
新緑が一番綺麗なこの時期。
湖岸沿いに北上しながら、豊かな自然と歴史観光スポットを巡りました。
このエリアは「比良おろし」と呼ばれる、局地風が吹くことで有名な場所。
当日も山側からの強い横風を受けながらも、お互いの位置と安全確認をとりながら
漕ぎ進みます。
滋賀県でもっとも古い縁起があるとされる、白髭神社の水上鳥居にて。
湖中に建つ大鳥居を真下から見上げると迫力あります。
琵琶湖が誇る景勝地の中でも、心に残る場所の一つです。
約9キロ先の対岸には、ゆるやかなラインで横たわる沖島が遠望できました。
内湖の一つである、乙女が池へ寄り道。
視界が広がる開放的な湖から、細い水路を通り抜けて池に漕ぎ入ると、
沢山の水生植物達によって囲まれた空間は時間が止まったよう。
波風ともに穏やかで、また違った印象を感じられて新鮮でした。
近くにある大溝城跡で上陸。付近を歩いて散策。
今年のNHK大河ドラマ「江」の中でも紹介されている場所で、欠かさず放映を
ご覧になっている方にとっては、より魅力的な場所だったようです。
苔むした石垣が残る本丸跡に登り、古き時代に想いを馳せます。
全員で記念の集合写真。
ここでは高島市水上警察の方が駆けつけてくださり、水上航行のポスターを
いただきました。
自分達は気付きませんが、色々な方が温かく見守ってくれています。
今回も皆さん大満足のなか、ツアー終了となりました。
日本一大きな湖を舞台に小さなカヌーを浮かべると、ときにハッとするような
素晴らしい景色にであうことができます。
また来月。まだ見たことのない琵琶湖の魅力をご案内します。