フジタカヌー・レイクポイントカヌークラブ合同での忘年会を、今年も賑やかに開催。
背中に暖かな日差しを感じる好天気のなか、快適なツーリングと参加者同士での交流を
満喫してきました。
琵琶湖大橋(1.4キロ)の真下をくぐり抜けながら、湖西側から湖東の岸へと移動。
見上げる眺めは、迫力あります。
この日は特に目標を決めず、南湖の名所を中心に水面を自由に散策。
近江八景「堅田の落雁」で知られる浮御堂(うきみどう)もその一つ。
この辺りを漕いだときは、ぜひご案内したい場所です。
新雪で綺麗に雪化粧された、比良山系の眺め。
一足早い雪見ツーリングも楽しめました。
国民宿舎ビューロッジ琵琶で宿泊。
湖岸から歩いてすぐの好立地にあり、カヌーでの利用には最適。
夜から参加のメンバーも合流。
滋賀県の伝統料理をいただきながら、今年のカヌーツアーを振り返る。
特にツアーのビデオ上映では大いに盛り上がり、会員同士の交流を深めた。
翌朝。水上からご来光を迎えるべく、まだ夜の気配が残る湖面へと漕ぎだす。
日の出が近づくにつれて刻々と、琵琶湖の表情が移り変わる瞬間。
言葉も、指先の冷たさも忘れ、清らかな空気を肌で感じるなかでみた景色は、
いつまでも記憶に残ることでしょう。
フジタカヌーの23年度の年間行事を、すべて滞りなく終了することができました。
心から御礼申し上げますとともに24年度の企画も準備を進めております。
2013年度は、1月3日の初漕ぎからスタートします。
新年には、新しい気持ちでみなさまとお会いできますことを楽しみにしております。
よいお年をお迎えください。 ありがとうございます。
韓国ツアー 東江(トンガン)にまつわるお話
10月1日、ソウルに到着してからは韓国北東部・江陵(カンヌン)の南に流れる東江に向けて
移動です。途中、昼・夕食をとって、宿泊あるコテージに到着したのは午後9時半。
金浦空港から約8時間の長距離移動でした。
夕食時には韓国のチョンさん、イさんと合流して、ともに食卓を囲みました。
チョンさんは元船員だったそうで、大阪、神戸など日本にも来られていたようです。
イさんはカヤックの他、クライミングなどをされているとおっしゃっていました。
一夜明けて。東江全景。
10月2日(土)は曇り。
この写真1枚ではおだやかな川に見えますが、この地点から10km下流の区間では
数箇所2級半ほどの瀬が存在します。この日の波は大きかった(奈良吉野川以上)ですが
どの瀬も横波がなく、素直な流れでとても下りやすいです。
瀬で後方から皆さんを見ているとカヤックは水とともに大きく上下動していました。
水温はかなり低いです。木津川にあてはめると12月下旬くらいの冷たさです。
水の透明度は高知県の四万十川と同じくらいでしょうか。
東江はこんな風に山間を縫うように流れています。
チョンさんいわく「トンガン ラプティン イズ ナンバーワン!」
ラプティンという単語が最初は分からなかったのですが、それはラフトのことでした。
ラフトはこの東江が韓国で一番盛んに行われているようです。
宿泊したコテージ。
リビング、キッチン、バス、トイレ(ウォシュレット付)、テレビ、冷蔵庫が完備されています。
室内はとても清潔。最低気温は12度くらいでしたが、電気式のオンドル(床下暖房)もあり
2日間とも暖かく過ごすことができました。チョンヤーご夫妻の部屋は温度調節ができなくて
かなり暑かったよう(すみませんでした…)ですが、ツーリングで濡れたカヌーウェアは床上乾燥で
完全に乾いたそうです。
次回につづく