1月22日 琵琶湖の雪見ツーリング報告

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新たな年を迎えた琵琶湖一周ツアーの第一回目。
(ツアーの様子はyoutubeでご覧いただけます)
真冬の琵琶湖とはどんなものぞ。と、13名の元気なメンバーが集合。
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雲に包みこまれた対岸の山と鏡のような湖面。
冬の琵琶湖は、幻想的な空間で私たちを歓迎してくれました。
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姉川河口付近では、水の透明度に歓声があがる。
これが夏のシーズンなら、すぐにでも飛び込んでみたくなりました。
湖底を覗きこむと、波で揺られて作られた「砂紋」と呼ばれる模様を発見。
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ダッチオーブンで香ばしく焼き上げた麺に、アツアツのあんをかけた、あんかけ焼きそば。
全員で協力して作る昼食は、盛りあがります。
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遠くまで広がる視界。山々の山頂にかかった雪景色を楽しみながらのご機嫌な時間を満喫。
どこまでも、このまま漕いで行きたいと感じます。
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楽しかったツーリングのゴールも間近。長浜城歴史博物館をバックに記念撮影。
古来より日本の中心として栄えた近江国は、歴史ドラマでも取り上げられる事も多く、
自分たちが漕いだ場所が登場すると、より深く感情移入できます。
おかげさまで、カヌー・カヤックでびわ湖一周に挑戦される方も確実に増えてきました。
ゆっくりと湖岸沿いを巡りながら、それぞれのゴールを目指していきましょう!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
ツアーの様子はyoutubeでご覧いただけます

2011.12.11 初冬の奥琵琶湖ツアー報告

12月も半ば。冬の寒さを覚悟していたが、朝日が昇ると気温はぐんぐんと上がった。
静かな湖面に青空が溶けこむような感覚。
琵琶湖の北部エリア。舟運で栄えた塩津港跡から南へ、ゆっくりと漕ぎ始めることにした。
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参加者は14名。カヌー・カヤックで琵琶湖一周に挑戦される方が、増えてきた。
湖岸沿いには名所が多い。この他にも、見過ごしてしまいがちだが魅力的な場所がある。
そこでは自然の中で暮らす人々の息遣いを感じられ、より一層コースの印象が深くなる。
ツーリングの距離は短くなってしまうが、時間の許す限りご紹介していきたい。
後から振り返ると、自分だけの旅が出来上がっているように。
ゆっくりと巡りながら、ご一緒に沢山の思い出を描いていきましょう。
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全員で協力して作る昼食も面白く、毎回どんな料理が出来上がるか好評だ。
湖北の冬の味覚といえば、真鴨が有名。今日はこれをふんだんに使ったメニューにしよう。
ツアー開始前に道の駅「あじかまの里」で、新鮮な地元の食材を調達。
手際よく準備して完成したのは、あつあつの鴨鍋。
今回は冷えた体を温める予定だったが、思いのほかの好天気。
しっかり汗をかきつつも鍋を囲み、最後のスープまで美味しくいただきました。
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山の岩盤をくり貫いて作られた手掘りのトンネル、西野水道を探検。
広い湖と対照的な空間を、ヘッドランプの明かりを頼りに一歩ずつ進む。
外からの光が届かない内部は、腰をかがめながら歩くほどの狭さ。
寝ぼけ眼でお休み中のコウモリも、突然の賑やかな来客にびっくりしたかな!?。
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散策から戻ると、白い波が立っていた。
午前中で体力も温存してある。色々なコンディションで漕げ、初心者の方のもよい練習。
この季節らしい風を肌に感じながら、一直線にゴールを目指した。
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ツーリング終了後は、手作りのショウガ湯とクリスマスケーキを用意。
しっかり遊んだあとは、甘いものを食べながら歓談のひと時。
今月がお誕生日の方も、後ろにばっちり笑顔で写っていますね。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

2011.12.11(日)琵琶湖ツアー案内 塩津港跡〜西野水道〜尾上

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舟運で栄えた塩津港跡から出発。日本海からの風を背中に感じつつ、進路を南へと漕ぎ進む。
季節は冬へと移り変わる繊細な時期。水上から見上げるカヌー・カヤックならではの視点で、
奥琵琶湖の隠れた名所と初冬の風景をご案内します。
○開催日 2011.12月11日(日)
○コース 塩津港跡⇒西野水道⇒尾上 約11キロ
○参加費 会員¥9,000 ビジター¥10,000
    (昼食・ガイド・傷害保険料を含む 小学生以下参加費半額) 
     レンタル艇 1人艇¥3,000/2人艇¥5,000 
○集合場所
 お車 9:00 塩津海道あじかまの里(滋賀県長浜市西浅井町塩津浜1765)地図
 電車 8:35 JR北陸本線 近江塩津駅前 
○着艇予定 15:00
○持ち物 カヌー装備、雨具、フリースなど防寒着、マイセット(箸・食器)、ヘッドライトか懐中電灯
※天候の状況次第で、コース等の内容を変更する場合があります。
ツアーのお申し込みやご質問はこちらまで
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ツーリングの途中では、江戸時代に岩盤をくり貫いて作られた約200メートルの手堀りトンネル。
西野水道の中を歩いて見学します。
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冬の清流ツーリング 和歌山県太田川 2月12日(土)

2月12日(土)、総勢7名で古座川の北東に流れる太田川へ行ってきました。
心配していた水位は、1月末の下見時より更に低かったですが
ツーリングが不可能なほどではなく、極めて透明度が高い南紀の清流を
存分に楽しむことができました。
予報では天気は雪。しかし、この日は明け方のみ曇りがちで
日中は青空が広がり、まさに小春日和でした。
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出艇前に全員で記念撮影。
実際のスタート地点はこれより30mほど上流。
カヤックを水に浮かべてからライニングダウンで太田川ツアーが始まりました。
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この日は「リバーツーリング」と「リバートレッキング」を楽しむ一日。
川下りと川歩きの前に気合をいれていただきました。
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降りそそぐ日差しを受けて、カヤックの影がきれいに川底に映っていました。
終始これくらいの水位があれば最高の川なのですが、実際には、
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よく歩きました。
浅瀬で振り返るとフォーメーションを組んだかのように
皆さんライニングダウンされていました。
スタートからゴールまで歩いた回数を数えてもらったところ
なんとその数「23」。ツアーでは最多のライニングダウンでしょう。
歩いた回数は多かったですが、どれも距離は短く、体力的に負担になるほどではありません。
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下見の時に出会った鯉。
この日も悠々と泳いでいました。
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コース後半、河口近くまでくると堤防の向こう側から「ドーン」と
すさまじい波の音が聞こえてきました。
ツーリングの最後は川から海へ。
川の出口(河口)は狭く、海へ出るには時折打ち寄せる大波を
越えて行かなければなりません。
4人は海の手前で着艇。2人は大海原へと漕ぎ出でゴールされました。
ここでは某スタッフが轟沈。
A-1は水舟となり、足はなんとか着くものの、不定期にやってくる大波で
水をかぶらないよう、モグラたたきゲームのもぐらのように軽くジャンプしながら
重い水舟を引っ張っていました。
波に翻弄され、浜へたどり着くまで5分以上。体は冷え切っていたようですが
最後の最後にお客さまと河村シェフに楽しんでいただくことができました。
この沈は今後語り継がれてゆくことでしょう。
朝晩はまだまだ冷え込みますが、日中はとても暖かくなってきました。
これから春にかけてのツアーへのご参加をお待ちしています!
2月末からのツアーのご案内はこちらからどうぞ!!

2月11日(金祝)小川あらため古座川ツアー報告

2月11日のツアーは無事終了しました!
この日は古座川の支流・小川(こがわ)をツーリングする予定でしたが
ツアー当日の小川の状態がツーリングが不可能なほど水位が低く
急遽、古座川ツーリングに変更しました。
コースは一枚岩から和風旅館「神保館」までの約15km。
古座川も水量が少なく何度も歩きましたが、水の透明度は抜群で
神保館にたどり着くまで、終始川底を眺めながらのツーリングでした。
それでは、小川あらため古座川ツアーの様子をご紹介します。
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出艇地の一枚岩(写真右側)。
左に見えるのが「道の駅・一枚岩」です。
ここでは、いざ出艇というタイミングで、道の駅のデッキから私達に向けて
ほら貝の見事な演奏がありました。その音は霞がかった峡谷に響き渡り
古座川ツーリングの安全を願ってくれているよう。印象深い門出でした。
道の駅・一枚岩勤務のMさん、素敵な演出をありがとうございました。
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流れはいたっておだやか。
河岸の木々には、ほんの少し春の息吹が感じられました。
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古座川では鯉や錦鯉の他、モクズガニも発見!
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時には瀬もあります。
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古座川と小川の合流地点にて全員で記念撮影。
念願の小川ツーリング(距離約5m、時間1分)も体験。
この上流は、
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こんな感じです。
この地点はまだ水がありましたが、50m以上にわたり
渇水となっている区間がいくつもありましたので
今回は小川ツーリングを断念しました。
のんびりと、ゆっくりと古座川ツーリングを満喫して
和風旅館「神保館」に到着したあとは、「ぼたん荘」の温泉につかり
古座の町で夕食、そしてこの日は全員で神保館に素泊まりしたのでした。
翌朝は朝食後に太田川へ移動。
神保館さん、お部屋を暖めてゴールを待っていただいたこと、
その他いろいろとよくしてくださってありがとうございました。
朝食もとてもおいしくいただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
和風旅館「神保館」のご案内はこちらから。
3月末まで、素泊まり¥3,000、朝食付素泊まり¥3,500
2食付は¥6,000の特別価格です。
今後のツアー案内はこちらからどうぞ。
4月はお花見、5月は新緑ツアーを計画中です!
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和歌山県 太田川清流カヌーツーリング報告【完結】 海へ

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ツーリング終盤、国道42号線の下里大橋とJR紀勢本線の鉄橋をくぐる。
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海草の群生地帯を過ぎ、
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1kmほど進むと海に出ます。河口から東の太地方面、南西の古座方面と地図で見る限り
岬や小島がいくつも点在していて、この付近のシーカヤッキングもいろいろと楽しめそうです。
河口にはアカウミガメが産卵する砂浜があります。深夜、月明かりに照らされた凪の海と
静かに波が打ち寄せるこの浜はとても美しく、命が誕生するにふさわしい地だと実感しました。
2月12日(土)太田川ツアーのご案内はこちらからどうぞ!
前日の11日(金祝)は古座川の支流の小川(こがわ)ツアーを予定しています。
小川も太田川に勝るとも劣らない清流です。
寒さ厳しい日が続いていますが、真冬のカヌーツアーにもどうぞご参加ください!!
※小川・太田川ツアーへのお申し込み期限は2月9日(水)です。

和歌山県 太田川清流カヌーツーリング報告【4】 瀬がない川

渇水時期の太田川は瀬が皆無でした。
約9kmをツーリングしましたが、これほどまでに瀬がない川も珍しい。
下見報告4では、そんなおだやかな太田川の表情をご紹介します。
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コース中盤での1枚。
オイルフェンスで流れが止められているため、水は濁っていますが
後半には水質が回復します。
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どこまでもゆったりと流れる清流太田川。
このくらいの水位だとライニングダウンせずに下れます。
完結編につづく
2月12日(土)太田川ツアーのご案内はこちらからどうぞ!
前日の11日(金祝)は古座川の支流の小川(こがわ)ツアーを予定しています。
小川も太田川に勝るとも劣らない清流です。
寒さ厳しい日が続いていますが、真冬のカヌーツアーにもどうぞご参加ください!!

和歌山県 太田川清流カヌーツーリング報告【3】 太田川の生物

太田川下見報告3では太田川の生物をご紹介します。
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ツーリング中盤で見かけた体長約70cmの鯉の群れ。
他にも鱒のような体長約25cmの魚、小魚の群れと数多くの魚を
見ることができました。太田川の魚影はかなり濃いです。
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鯉は音をたてずに、そっと近づけば逃げられずに撮影することができます。
気配をなくせば、時として自ら近づいてくることがあります。
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うっすらと藻が生えている川底の小石の表面は野生動物が残した
足跡の所だけ藻がはがれて、下流方向に点々と連なっていました。
足跡は前後10cmくらいの大きさでしたので、鹿か猪が歩いたものだと思います。
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出艇地にいる猪の子ども。
檻に入れられているので、ツアー当日もきっと見ることができるでしょう。
つづく
2月12日(土)太田川ツアーのご案内はこちらからどうぞ!
前日の11日(金祝)は古座川の支流の小川(こがわ)ツアーを予定しています。
小川も太田川に勝るとも劣らない清流です。
寒さ厳しい日が続いていますが、真冬のカヌーツアーにもどうぞご参加ください!!

和歌山県 太田川清流カヌーツーリング報告【2】 ツーリング前半

太田川下見報告2からはツーリングの様子をご紹介します。
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スタートと同時にライニングダウン。
約9kmの航程で10回ほどライニングダウンしましたが
歩く距離は各回とも5m前後と短いです。
何度もライニングダウンを繰り返して
乗り降りや川の歩行が上達したように思います。
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スタート直後の1枚。
木漏れ日の中をゆっくりと漕ぎ進む。
と書けば風情がありますが、実際にはこの直後もライニングダウンです。
太田川ツーリングは嫌がる犬を無理やり引っ張って散歩しているかのようでした。
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ライニングダウンは他のツアーより多いですが、水は本当にきれいですよ。
カヤックツーリングと川のトレッキングを楽しみましょう!
つづく
2月12日(土)太田川ツアーのご案内はこちらからどうぞ!
前日の11日(金祝)は古座川の支流の小川(こがわ)ツアーを予定しています。
小川も太田川に勝るとも劣らない清流です。
寒さ厳しい日が続いていますが、真冬のカヌーツアーにもどうぞご参加ください!!

和歌山県 太田川清流カヌーツーリング報告【1】 太田川の透明度

大寒が過ぎた1月末の平日に和歌山県の太田川に下見に行ってきました。
太田川は和歌山県南部の那智勝浦町に流れる清流。
水は小高い山並みの中を西から東へ熊野灘へと流れます。
河口はくじらで有名な太地町の約1.5km西側。
2月から3月にかけて、赤木・北山・長良・板取川と
水の透明度が高い川のツアーを予定していますので、太田川を例に
清流ツーリングの魅力をお伝えいたします。
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太田川中流域全景。この時期の支流はどこでもそうですが
水量はかなり少なく、太田川にいたってはスタートからゴールまで
瀬は皆無でした。終始のんびりとツーリングするには最適なゲレンデです。
下見ツーリングの詳細は後日報告するとして
まずは清流太田川の水の美しさを2枚の写真でご紹介します。
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透明度が極めて高い太田川の水。
コース中盤では一部水が堰き止められているため
やや白っぽく水が濁りますが、後半には水質が回復して
川底を眺めながら下ることができます。
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当日は気温が低かったものの空は晴れ。
明るい日差しが、冬の乾いた空気を通り抜けて水中に差し込んでいました。
つづく
2月12日(土)太田川ツアーのご案内はこちらからどうぞ!
前日の11日(金祝)は古座川の支流の小川(こがわ)ツアーを予定しています。
小川も太田川に勝るとも劣らない清流です。
寒さ厳しい日が続いていますが、真冬のカヌーツアーにもどうぞご参加ください!!