少年と気田川 小さなカヌーイストの挑戦

2010年気田川キャンプツアー報告の最後は、1人の少年の特集です。
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土曜日のツーリングを終えて、名車900Sと一緒に。
このお車を見ると、同型のカブリオレに乗っていたあの人を思い出す。
あるツアーを終えて、笠置のフジタカヌー工場で車内にパドルを置いたまま幌を開けた際に
そのパドルがリアガラスに干渉して、リアガラスが木っ端微塵に割れたあの日の衝撃も今は昔。
洗練された外観、そのフォルムに無駄がない、いいお車です。
それでは、少年が気田川で過ごした週末の物語をご紹介します!
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草食系男子という言葉で男の子が分類される昨今ですが
彼は自分のことは自分で行う立派なアウトドア系男子です。
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少年を見守る瞳はとても優しいです。
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土曜日のツーリング前半、軽やかにパドリングする少年。
お父さんとの息もピッタリです。
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ダイビング用フルスーツのお兄さんと。
潜っているお兄さんのシュノーケルの先に水を入れるように伝えたのですが
彼の良心がそれを咎めたのか、むせ返るお兄さんのカットは撮影できませんでした。
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本流が岩に向かう難所に挑む。
このあと、艇は見事180度時計方向に回転。
つまり、沈。
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生涯初の記念すべき沈を経験して、彼はこの旅で大きく成長・・・、
してくれていたらいいんですけど。
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着替えが終わり、ご両親と記念の1枚。
やがて彼が大人になった時、こんな頃もあったんだよと、ご家族の話題にお役立てください。
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この石の何かが彼の感性をくすぐったようです。
石の模様はこの気田川の波のようにも見えます。
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この写真から日曜日の記録。出艇直後の1枚です。
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カメラ目線で撮影に応えてくれるほど余裕が生まれてきました。
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艇はアルピナ2-430 ブルー&チャコールグレーのEX仕様。
土曜日より、さらに息が合ってきました。ナイスパドリングです。
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彼の後方にはいつも見守るようにシングル艇。
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急流に突入!
2日間を振り返れば、彼はいつもしっかりと漕いでいました。
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ツーリング後半、フードを被り水しぶきに対処しています。素晴らしい。
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S字カーブに挑む!
蛇行する気田川の流れを象徴するカットです。
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日曜日も無事にゴール。
2日間よくがんばったね。
両足をしっかり開いていることも素晴らしいです。
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これからまた会う日があると思うけど、その時もよろしくね。
気田川ではありがとう。

気田川(静岡県)キャンプツアー報告 【5月30日日曜日】

一夜明けて。
気田川キャンプツアーの2日目の様子をご紹介します。
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午前5時半の空。
空を覆いつくした灰色の雲の下からの朝日。
つかの間の光景でしたが、美しい朝焼けでした。
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8時45分出艇。
秋葉橋をくぐってから、川は大きな半円を描くように流れています。
その大きなカーブには中洲があり、昨年のツアーでは中洲外側の流れを
下ったのですが、今年は中州内側の流れを下りました。
土曜日のコースも同様に、少しずつ川の様相が変化していることを実感しました。
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半円のカーブの最後にある瀬。この頃は曇天でした。
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日曜日のコースも川は滔々と流れています。
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ツーリング中盤以降は青空が広がり、気田川流域の緑がより鮮やかに目に映りました。
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気田川の流れは直線の区間が少なく、絶えず蛇行しています。
本流が岩に向かって流れている地点では、皆さん懸命にパドリングされていました。
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岩や障害物がない区間では、舟を流れに預けてゆったりと。
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ゴールするまで多数ある瀬の波は大きくはないですが、流れが速く、時に本流に
岩があるため、艇が横向きにならないようにコントロールしながら漕ぐことが大切です。
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昼食休憩は11時。
気田川の流れを眺めながら50分ほどゆっくりと休憩しました。
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再出発前に全員で記念撮影。
1カット目は河岸に無数に咲いていた虫取撫子の花々を前景に。
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2カット目は川の中央で。
水深の違いで川はくっきりと2色に分かれていました。
ここで河村シェフにご注目!
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こんな感じです。
ムシトリナデシコの花言葉は「無邪気」。
キャンプツアーではいつもお茶目な河村シェフがあなたさまのご参加を歓迎いたします。
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気田川ツアーでは沈脱後の「最長流され記録」が更新されました。
その距離推定70m。今後この記録はたやすく破られないでしょう。
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この日は2回の沈がありましたが、13時10分全員が無事に着艇。
広い河原で撤収して、14時半に解散となりました。
「気田川キャンプツアー特集」につづく