5月6日(日)桂川から淀川へ 電車でファルトツアー報告

公共交通機関を使った、ファルトボートの面白さを探るツアー。
大好評の第二回目は身近な名川、桂川と淀川をツーリングしました。
ツアーの様子は、YouTubeでもご覧いただけます。
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普段のツアーは車で回送を行いますが、今回は電車を利用します。
それぞれが乗る艇はザックに収納した状態。
駅からスタート地点淀の川原まで、徒歩で移動します。
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背負って運ぶか、カートに乗せてコロコロするか。
それぞれの工夫を凝らしたアイデアはどれも興味深いものばかり。
しっかり情報共有をして、次のツーリングに活かしていきましょう。
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前回に引き続き、河川レンジャーの仁枝氏が同行。
桂川流域の歴史や地理など、貴重な内容のお話を伺いました。
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直接見ることはできませんが、新緑生い茂る堤の向こうには宇治川が流れています。
明治の河川改修で、オランダ人土木技師ヨハニス・デ・レーケによって設計された導流堤。
高・低木林の豊かな植生のなかに、アカゲラなどの野鳥が棲んでいるそうです。
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岩礁帯の岩盤によって形成された迫力ある落ち込みが現れます。
ここがコース最大の難所、艇を降りて全員で下見。
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波と戯れる二人艇。
この後、大量の水がコックピットに浸水して潜水艦のようになっていました。
コーミングと喫水線が同じ高さになっても沈をしなかったバランス感覚は、さすがの一言。
貴重なものを見せてもらいました!
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ほっと一息、笑顔が素敵ですね。
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桂川の終着地点。
向かって右手が宇治川と木津川の流れ、左手が桂川。
ここで流れと交じり合い、淀川へと河川の名称が変わります。
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昼食休憩。
作るのも食べる方も真剣勝負です。
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広い空に響き渡るオオヨシキリの鋭い声。
「誰もいない静かな世界は、宇宙空間に浮かんでいるよう。」との、感想がありました。
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弥生時代の土器片に古代の歴史とロマンを感じる。
こんな遊びをツーリングに取り入れるのも面白いですよ。
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GWの最後日、バーベキューを楽しむ人であふれる枚方公園でゴール。
レンタル艇と初心者の方は、ファルトの撤収までをご一緒に行います。
きれいにザックに収納して解散となりました。
ツアー後の参加者の感想として一番多かったのは、瀬の迫力があって面白かったこと。
やはり瀬を漕ぎ下る爽快感は、川下りの大きな楽しみの一つですね。
カヌーで下って水の汚れが分かったと、桂川の水質の汚れについて述べられる方も
おられました。
これについて仁枝氏は、上流の上鳥羽に京都市民の生活を支える下水処理施設があること。
そして今の桂川は上流に日吉ダムで水を蓄えるぶん、全体の流量と流速が減っている。
その為にせせらぎを作るような瀬が少なくなり、川の自浄作用ができていないとの説明が
ありました。
普段の生活では気づきにくいことも、自然の中に入りこめるカヌー・カヤックからの
視点で気づくことができる。
生活圏に近い川ならではの環境に対する発見もあったようです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
淀川の流れが大阪湾へとたどり着くまで、ここから約30キロ。
このまま海へと漕ぎでましょうか。
ツアーの様子は、YouTubeでもご覧いただけます。

ガイドUの銚子川(三重県)ソロツーリング報告 2010年2月20日(土)

尾鷲市の北に位置する清流・銚子川に下見に行ってきました。
銚子川河口付近の汽水域は通称「ゆらゆら帯」が有名。
今回は銚子橋より下流をメインに、銚子川以後のコースをじっくり漕いできました。
下見を終えて、ツアー案内に訂正があります。
現在のツアー案内は「川から海へ」としていますが
この銚子川ツアーは「川から海へ、そして湖へ」です。
(湖のことは後述します。)
水上に舟を浮かべる前にまずは陸上の下見。
航程すべての上陸・駐車可能地点、トイレの有無、川・海・湖の景観などを確認してから
フジタカヌー一番の働き者トヨタ・マニュアルハイエースをゴールに置いて、バイクで出艇地へ。
カヤックツーリングの前にバイク(といっても原付ですが)でのツーリング。
気温は高く、春のように暖かなひとときでした。
下見の出艇地に着き、午後1時ツーリング開始。銚子川河口から海へ。
河口付近はいつもきれいな波があり、5分ほどサーフィンを楽しんでから
船津川を遡り、このツアーもう一つのお楽しみスポット「白石湖」へ。
白石湖は湖の水、川の水、そして海水が混じり合う、全国でもとても珍しい湖で
牡蠣の養殖や釣り筏でも有名な湖なんですよ。
水は透明度が高く、のどかな風景とあいまってリラックスした時間を過ごせます。
小高い山に囲まれた白石湖は琵琶湖北にある余呉湖と雰囲気がよく似ています。
白石湖散策のあとはさらなるお楽しみスポットから海へ。
海をしばらく漕ぐとゴールが近づきます。
ゴールにはきれいなトイレと、
なんと、シャワーが2基あります!
塩抜きができますし、思う存分冷水を浴びることもできます(寒いですけど)。
ゴールの浜付近では早くも桜が咲いていました。
ハイエースのルーフにカヤックを積み、着替えを済ませてあとは出艇地に置いたバイクの回収。
そして次なる下見ゲレンデの小川(古座川の支流)に車を走らせたのでした。
国道42号線、七里御浜付近での1枚。
一見すると何でもない写真に見えますが、
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驚くべき現実がそこにはありました。
川と海と湖を一日で楽しめる、とっても素敵なこのツアーは
定員までまだ若干の空きがあります。ぜひともこのツアーにいらしてください!
お申し込みお待ちいたしております!!
銚子川ツアー他「紀伊半島サーキットツーリング」のご案内はこちら。