本日、明日と地元の中学生2名が社会学習でファルトボートの製作を体験。
会長・藤田清による工場案内の後、さっそく作業に取り組んでもらいました。
PE-2-470・500のリブフレームの面取り風景。
作業に入る前に、どの艇のどの部分のパーツを仕上げるのか、またその商品は
いくらするのかといった現実的な話をして、数あるメーカーの中からフジタカヌーを
選んでいただいた人のために、丁寧に仕上げるんだよと伝えました。
最初は話をしながら作業を進めていたため、仕事を終えるまでは私語は禁止で
今、手にしている部品としっかり向き合うように話したところ、2人とも真剣に作業を
進めるようになりました。とても素直な少年でした。
午後からの作業風景。
まずはこの日に持ち帰ってもらう、フジタカヌー特製キーホルダーの製作。
職場体験は毎年秋にあって、これまでは工作機械は使用しませんでしたが
できる範囲での経験をしてもらいたくて、今年はボール盤での作業も行いました。
2人ともいい目をしています。
2人の本日最後の作業結果。
初めての体験で、ここまで丁寧に仕上げることができました。
パーフェクトです。
ここからは私が繰り返し研磨と塗装を施して、これらの部品を仕上げます。
最後まで丁寧にファルトの製作に取り組んでくれてありがとう。
明日は縫製の体験ですが、今日の気持ちを忘れずに頑張ってください。
大人になっても、カヤックを趣味の一つにしてくださいね。
上田洋樹
2012.3.1 横浜国際ボートショー開幕しました
アルピナ(ALPINA)シリーズ船体布のたたみ方
アルピナ(ALPINA)シリーズ船体布のたたみ方
アルピナシリーズの船体布のたたみ方をご紹介いたします。
今回ご紹介するたたみ方は、ご購入頂いた時に収納されている方法で
この限りではありません。
それぞれユーザーさまにより装備が異なると思いますので、
工夫していただきオリジナルの収納方法を見つけてください。
但し、コーミング前後の先端部分には、プラスティックの芯板が入っていますので
この部分では、たたまないようにご注意ください。
1)船体布中心(コーミングの中央部分)をつまみあげるようにして、半分にします。
2)左右を折り返し、ザックの幅より少し小さめの大きさに3つ折にします。
3)ザックの高さにあわせて3つ折にします。
このとき、コーミング右側後部に黒いループ、コーミング前側から2番目の
ミシン目を折りたたむ目安としていただくと、ちょうどザックの大きさにたたむ事ができます。
4)リブフレームは、折りたたんだ船体布に挟み込むとかさばらずに収納することができます。
横浜国際ボートショー2011開幕です
横浜国際ボートショウ2011が開催しました。
折りたたみ式カヌー・カヤックのフジタカヌーも、元気に出展しております!
間寛平さんのトークショウが行われることもあってか、初日から沢山の人達で
賑わっています。
我らがカヌーブースにも、毎年顔を出してくださる方や、始めてファルトボートを
目にされる方など、多くの出会いがありました。
ボートショウは6日(日)PM5:00まで開催です。
随時組み立て実演も行っておりますので、ご希望の方はお気軽にお声掛けください。
ただし、混み合っている時など、お時間をいただくことがあります。
写真中央部が、試作艇のAL-450プロトタイプです。
シーカヤックでとり回しのしやすい4.5メートルのサイズに、フレームにアルミと
グラスの素材を使ったハイブリット艇です。