こどもの日の5月5日土曜日、カヌースクールを開催しました。
天気は終日晴天。午後からは強い向かい風に見舞われたものの
5月のさわやかな空の下、水上の時間を満喫することができました。
陸上講習を終えて、午前の練習風景。
体長30cmほどの巨大な亀。
この日は午後からのツーリングでも、多くの亀が甲羅を干していました。
この日最初の沈。まだまだ水は冷たいです・・・。
12時からは1時間の昼食休憩。
濡れたウェアとともにご家族で記念撮影。
この日は男性8名、女性3名がご参加(全員が日本カヌー普及協会の会員様でした)。
午後からは川下りの説明のあと、艇の傾け方やバランスのとり方をお伝えして
13時40分頃から約6kmのツーリングが始まります。
ツーリング中盤、スタートから3番目の瀬。
この日の水位は−1.78m(加茂観測所)。
渇水期より80cmほど増水しているため、普段より大きな波を楽しめました。
6年のカヌー歴で、初めての沈の瞬間。
今年はセルフレスキューを習得しましょうね。
ツーリング終盤、右岸に咲く菜の花を背景に。
左岸の新緑を背景に全員で記念撮影。
15時30分、無事にゴールの銭司に着艇。
11名の皆さん、今回もご参加ありがとうございました。
6月は笠置から木津の約13km、7月は木津から流れ橋の約19kmのツアーを
予定していますので、ぜひまたご参加ください。
ツアーへのお申し込みもお待ちしています。
今後のツアー予定はこちらからどうぞ。
フジタカヌー 上田洋樹
新緑の木津川 4月29日(日)カヌースクール
晴天の4月29日、カヌースクールを開催しました。
この日は男性8名、女性8名の16名さまがご参加。
陸上講習の後半、水際の階段での1枚。
この撮影のあと、乗り降りなどをご説明してから、水上で基本操作の練習を行いました。
アルピナ2-430。笠置山と、そのふもとの笠置館を背景に。
現在の木津川流域の風景は鮮やかな新緑に彩られています。
明るい黄緑、濃い緑、深い緑と5月の景色です。
午前の練習を終えて、木津川上流を背景に。
艇はウッドフレームのKG-1(キンググース)とアルミフレームのアルピナ1-400です。
いつも仲がいいお二人。
ソメイヨシノは葉桜となりましたが、今の河岸は菜の花が満開です。
午後からの約6kmのツーリング前半、笠置大橋下の瀬。艇はアルピナ1-450。
当日の水量は−2.25m(加茂観測所)。渇水時より30cm以上水位が高く
とても下りやすい状態でした。
アルピナ1-400。カメラ目線で撮影に応えてくださいました。
ツーリング後半、4名でいかだを組んでいただきました。
そして、全員で横並びに。菜の花を背景にガッツポーズしていただきました。
ゴールの銭司には15時30分に到着。無事にツーリングを終えました。
16名の皆さん、ご参加ありがとうございました。
またいつでも木津川に遊びに来てください。ツアーへのご参加もお待ちしています!
フジタカヌー 上田洋樹
桜舞い散る木津川流域 4月14日(土) カヌースクール報告
4月14日土曜日、木津川カヌースクールを開催しました。
この日は5名様のご参加。
つい2日前まで満開だった染井吉野は散り始め、花びらが舞い落ちていました。
午前の練習風景。
天候は早朝の雨から午前は曇り。風はまだまだ冷たい一日でした。
午後からのツーリング直前、カヌー広場の桜と笠置大橋を背景に記念撮影。
コース中盤の瀬。本日の水位は−2.1m(加茂観測所)。
豊富な水量で快適なツーリングとなりました。
ツーリング途中の休憩時に見かけた骨らしき物体。
小動物の頭骸骨のようでした。
ツーリング終盤になって、ようやく青空が広がりました。
点在する桜を眺めて。
ゴール直前の1枚。
今日は2名の沈がありましたが、怪我もなく無事にゴール。
5名の皆さん、今日はご参加ありがとうございました。
いつかまたお会いできる日を楽しみにしています。
フジタカヌー 上田洋樹
宇治川 春景色ツアー報告3 水に集う 4月7日(土)
宇治川ツアー報告3ではツーリング後半の様子をご紹介します(動画はこちらから)。
13:50 三栖閘門から再出艇。
ここからゴールの御幸橋下流右岸までは約7km。
流れはいっそうおだやかとなり、その流れの速さに合わせるように
ゆっくりと漕ぎ進みました。
京都競馬場付近の宇治川は北東から南西に直線的に流れています。
河岸の木々には新しい緑が芽吹いていました。
阪神高速8号京都線、宇治川大橋、淀大橋、京阪電車の鉄橋、京滋バイパス
御幸橋と6つの橋をくぐり、ゴールする前に宇治川左岸の背割堤に上陸。
この堤防では約1.4kmにわたって約250本の染井吉野が立ち並んでいます。
ツアー当日は、写真のように開花している木もあり
束の間でしたが、お花見気分を味わうことができました。
背割堤の下流で宇治川と木津川が合流します。
その合流地点から600mほど下流で桂川が合流します。
15:15 御幸橋下流右岸に無事着艇。
以上、春の水辺に集った宇治川ツアー報告でした。
動画はYouTubeで公開しています。どうぞご覧ください。
今後のお花見ツアーもよろしくお願いいたします!
フジタカヌー 上田洋樹
宇治川 春景色ツアー報告2 水際の親子競演 4月7日(土)
宇治川ツアー報告2ではツーリング前半の様子をご紹介します(動画はこちらから)。
11:20 天ヶ瀬ダム下出艇。
この日は水量が多く、出艇地付近の流れが速かったため
乗艇後は天ヶ瀬の吊り橋付近に集合してからツーリングをスタートしました。
写真は宇治川右岸と橘島を結ぶ朝霧橋です。宇治川をツーリングされる場合
宇治橋の橋脚と同じように、この橋の橋脚にも十分ご注意ください。
宇治橋を下流から撮影。いつもは右岸をライニングダウンするのですが
この日は岸に上がることができないため、乗ったまま通過しました。
水上のお父さんと岸辺のお嬢さん。
ジョギング途中にツアーの様子を見に来られました。京滋バイパス上流にて。
隠元橋、観月橋をくぐり、出艇から約9kmで三栖閘門がある伏見港公園に到着。
伏見港公園では参加メンバーの奥さんと、誕生間もない赤ちゃんが
昼食休憩の時間に合わせて訪れてくださいました。
あまりにも可愛い赤ちゃんなので、アップでご紹介しましょう。
よく笑う女の子でした。ご誕生おめでとうございます!
愛らしい表情に、かなり癒されたひとときでした。
今にして思えば、ほんの少しカヤックに乗せてあげればよかったです。
お昼ごはんは桜の下で。
伏見港公園のソメイヨシノは5〜7分咲きまで開花していました。
動画はYouTubeで公開しています。どうぞご覧ください。
ツーリング後半につづく
フジタカヌー 上田洋樹
宇治川 春景色ツアー報告1 進水を祝う 4月7日(土)
春の宇治川ツアー、無事終了しました(動画はこちらから)。
前日までの天気予報は終日曇り、所により雨とのことでしたが
春の明るい日差しの下、豊富な水量の宇治川を下ることができました。
今回もツーリング前に、コース説明と自己紹介を終えてから、
ワインレッドのA-1-Gと、
オーダーカラー・鶯色のA-1-D(2分割モデル)、2艇の進水式を行いました。
神主役の河村さんによるお祓いの儀式から、持参された日本酒を2艇のA-1に降り注ぎ、
コーラにメントスで晴れの日を盛大にお祝いしました。
お神酒のあとは清めの儀式。
まだ水は冷たいですが、皆さん、かなり豪快に水をかけられていました。
今後はきっと安全なカヤックライフを送ることができるでしょう。
この度は進水おめでとうございます!
これから、多くのゲレンデをご一緒しましょう。
今回の参加メンバー。総勢13名でした。伏見港公園にて。
動画はYouTubeで公開しています。どうぞご覧ください。
ツーリング編につづく
フジタカヌー 上田洋樹
気田川キャンプと金環日食ツアー案内公開しました。
5月12日(土)〜13日(日)気田川キャンプツアーと
5月20日(日)〜21日(月)金環日食ツアー(古座川・熊野灘)の案内を公開しました。
心地よい流れが連続する気田川。ツーリングは爽快です。
色とりどりの新緑が鮮やかな5月の気田川流域。
両ツアーへのお申し込み、お待ちしています。
フジタカヌー 上田洋樹
パーツ物語 アルピナシリーズ テンションベルト用ガイド
ファルトボートのフレームは個々の部品の集合体です。
今回の記事ではアルミフレーム艇・アルピナシリーズのスターン側
デッキ端部に装着している、テンションベルトのガイドをご紹介します。
部品メーカーからの納入時はすべてのエッジが面取りされていない状態。
このままでは、怪我や船体布側の平ベルトの破断の原因となるため
手作業でエッジ(角)を落とします。
まずは小型のエアーサンダーを使用して荒削りします。
サンダーで荒削りした状態。
ここからは複数の紙やすりを使い、角がなめらかになるように仕上げます。
仕上がった状態。
最終的にはこのようにステムの一部となります。
現在の素材はジュラコン樹脂※(正式名称ポリアセタール)製ですが
初期のアルピナはアルミの削り出しでした。
お手持ちの艇の、この部品がアルミ製なら、シリアルナンバーは小さいはずです。
(船体内側右にあるシリアルナンバーは手書きかも知れません。)
※ジュラコン樹脂…寸法安定性、耐疲労性、耐油、耐薬品性に優れた
エンジニアリングプラスチックの一種。腐食がほとんど発生せず
自己潤滑性があるため、摩擦係数が小さく、耐磨耗性にも優れる。
フジタカヌー 上田洋樹
清流・古座川での進水 アルピナ1-450 カスタムデザイン
2012年3月の古座川ツアー報告3は新艇デビューの様子をご紹介します。
土曜日の出艇前、一枚岩の対岸にて参加者全員で進水式を行いました。
司会進行はいつものように河村さん。
清めのお酒もいつものように女性にお願いしました。
船体に日本酒を注ぎ、今後の安全と新たな門出をお祝いし
最後に、まだ水は冷たかったですが、水かけの儀を行いました。
進水式を終えて、古座川と一枚岩を背景に記念撮影。
この日進水を迎えたアルピナ1-450はオーナーさまがデザインされたオリジナル仕様。
オーダーカラーのライムと標準色のイエロー、2色の生地を斜めに配しています。
支流の小川を上流へと漕ぎ上る。
小雨舞う古座川にたたずむ。
霧雨の中、おだやかな水域をゆっくりと漕ぎ進む。
好天時の進水は晴れ晴れしいものですが、雨の日の進水も
落ち着いた風情があっていいものです。
2012年3月17日、進水おめでとうございます。
また今回は本州を縦断して、古座川までお越しいただきましてありがとうございました。
蕾がやがて開花するように、これからの450でのツーリングが華やかなものとなりますように!
またツアーでご一緒しましょう。
フジタカヌー 上田洋樹
2012年3月の古座川 自然と風景
2012年の古座川ツアー報告2では、ツアーで印象に残った写真をご紹介します。
(ツアーの動画はこちらからどうぞ。)
数は少なかったですが、ところどころに開花した桜の木がありました。
ソメイヨシノの他、山中では山桜も花開いていました。
昨年の災害で橋の裏側に入り込んだ無数の流木。
古座川に架かる橋には、当時の水流の凄まじさの痕跡が今なお生々しく残っています。
長さ15m、直径40cmほどの木が、がっちりと固定された橋もありました。
橋をくぐる際には「頭上注意」です。
土曜日ツーリング後に訪れた国指定の天然記念物「高池の虫喰岩」。
風雨によって蜂の巣状に浸蝕された岩肌は独特の雰囲気があり
ガウディの建築物のようでもありました。
表面は砂を固めたような感触。穴の開いた小石に糸を通して
願掛けをすると耳の病気が治るという言い伝えが有るそうです
虫喰岩を背景に全員で記念撮影。
神保館の玄関に飾られているガラス製の浮き玉(通称ビン玉)。
ビン玉はマグロのはえ縄漁などで浮きとして使われていました。
大きさは5寸から12寸くらいまでさまざま。
職人の手によって作られたビン玉には工芸品のような温もりがあります。
フジタカヌー 上田洋樹