さらに練習 ステップアップスクール後編報告

8月11日(日)は、ステップアップスクール後編を開催しました。
前編と同様、一日の予定をご説明したあとは、参加メンバーの皆さんに
自己紹介と、このスクールへの参加の動機などをお話していただきました。
皆さん強い向上心を持たれていると、毎回感じます。
今年のステップアップスクールの陸上講習は出来る限り短くして、ひたすら実践あるのみ!
早速、水上に艇を浮かべました。
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颯爽と上流域に漕ぎ上がる。
この日も皆さんの意気込みが伝わってきました。
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後編の午前はフォワードストロークと横移動のスカーリングについて。
フォワードストロークは前編と重複する内容もありましたが
前編ではお伝えしなかったことも説明に盛り込みました。
通常、艇はパドリングでブレードの裏面に向かって進む(リバースストロークの場合は
表面に向かって)のですが、このスカーリングだけはそうではありません。
スクリューの原理で生じる複合推進力で艇は横移動します。
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今回のデザート、ミルク寒天。まだまだ修行が必要です・・・。
昼食休憩を終えて、後編では午後から銭司までツーリング。
当日の水の流れに合わせて、本流への進入などの練習を行いました。
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練習の途中には、実用的ではないですが、体の可動域を広げる目的で
クロスドローなど、いくつかお遊びの要素も取り入れてみました。
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カヤックコウノトリさん限定のアルピナ-1-450・ロンドンオリンピック仕様。
真っ白な船体が、木津川の水上に映えていました。
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後編でも再乗艇の特訓。
多くの方が、この状態からバランスを崩さずにコックピットの真上まで移動するのが
難しいようでした。コツは上半身を立てて、デッキの外側を左右均等に押さえバランスをとり
内腿を両手に近づけていくことです。
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ツーリング後半の記念写真。最初は普通に撮影しましたが、ここから、
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後方へ倒れ込むようにジャンプしていただきました。
膝が水面より出ている方はかなりの跳躍力です。
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ワンテンポ遅れた彼女がかなりお茶目。
前編に引き続き、後編へのご参加、Muchas gracias!
11名の皆さん、ご参加ありがとうございました。
上田洋樹

梅雨明けのシーカヤッキング 山陰海岸洞窟めぐりツアー報告 7月28日

海は梅雨明け直後、「梅雨明け十日」と呼ばれる凪の状態となります。
フジタカヌーではシーカヤッキングに絶好なこの時期に山陰海岸ツアーを毎年開催しています。
2012年7月28日(土)の洞窟めぐりツーリングは小学4年生の男の子から
私の父と同世代くらいの方まで、男性15名、女性5名、総勢20名の方がご参加くださいました。
まずは、ツアー初日の様子を18枚の写真でご紹介します。
動画はこちらからどうぞ。
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出艇はJR浜坂駅にほどなく近い田井の浜から。
浜を出て、30分ほど漕ぐと「T路の洞窟」があります。
この洞窟は文字通り平面状でT字になっていて、細い入り口から進入すると突き当たり
そこから洞窟が左右に分かれています。
写真のシャッタースピードは90分の1秒くらい。
青いブレードの軌跡がきれいな1枚となりました。
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洞窟内の水の色は独特。
イタリアの青の洞窟まで行かなくても、日本にはこんな素敵な場所があります。
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T字の洞窟の入り口。
突き当たり付近では天から、夏の強い日差しが差し込んでいます。
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この写真の左側では、波が高くなると岩に強く水が当たり
「ドーン」という重低音が洞窟内に響きます。
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天からの光で明るく光る黄色のカヤック。
山陰海岸に数ある洞窟の中でも、この洞窟はきっと印象に残る空間だったと思います。
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そして山陰海岸ツアー初日のメインの洞窟、「天国と地獄」。
この洞窟も入り口は広いのですが、奥に行くに連れて幅が狭くなり
突き当たりで航路が直角となります。
それから幅はパドリングができなほど更に狭くなって、光がない暗闇となります。
事前に準備していただくようにお伝えしていたヘッドランプはこの洞窟で使用していただきました。
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暗闇の地獄を抜けると、光で生じる岩の陰影の出口があります。
この洞窟は通り抜けることができるのです。
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天国を洞窟の外側から撮影。
ここから大島を過ぎて、磯で40分ほど休憩しました。
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磯で上陸してからは、しばらく自由な時間です。
多くの方々がゴーグルを装着して遊泳の時間を過ごされていました。岩場ではカニ
水中には紫ウニ、イソギンチャク、サザエ、アワビ、トコブシと多くの生物を観察できました。
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参加メンバーの仲井さんからの差し入れのスイカ。
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大玉のスイカは、かなり重たかったと思います。
お心遣いに感謝します。氷もありがとうございました。
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航程中間での休憩を終えると、ゴールの新余部橋を目指します。
以前は趣のある鉄骨の橋脚が狭い間隔で立ち並んでいたのですが
コンクリートの鉄道橋となってからは、海上からは3つの橋脚が見えるようになりました。
風情がなくなった反面、地元の方に感想を聞いてみれば
「音が静かになって、何より列車が落ちる心配がなくなって安心できる。」とのことでした。
餘部着艇後は川戸屋さんの2つのお風呂で男女別れて入浴。そして19:15から夕食。
今回のツアー参加費を、昨年の料金より高めに設定したのは、
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このお刺身の舟盛りをお願いしたからです。
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他にはサザエのつぼ焼きや
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焼きガニなど、食べきれないほどの量でした。
食事のあとは、今回参加の子供たちのために、スタッフ前田提案の花火タイムを
川戸屋さんの向かいにある小さな公園で設けました。
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手持ち花火や、
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吹き上がり、はじけるように光る花火。
やさしくそよぐ海風の中、夏の風物詩がツアー初日の最後を美しく飾ってくれました。
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新余部橋を通過する列車。
この夜は全員早めに就寝して、翌日のツーリングに備えたのでした。
29日編につづく
上田洋樹
ツアー動画は2本あります。You tubeでご覧ください。

6月11日(月) 笠置カヌースクール報告

梅雨入りした6月の平日、カヌースクールを開催しました。
今回は講習風景を中心に1日の様子をご紹介します。
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カヌースクールは10時30分開始。
1日の予定をお伝えしてからはスタッフ紹介とご参加の皆さんの自己紹介。
準備運動をしてから、装備や道具の説明、パドリングの基本(前進、後進
減速、方向転換)、艇の説明、運搬の仕方などの陸上講習を行います。
写真はパドルについて説明しているところです。
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漕ぎ方の説明のあとは全員で水際までカヤックを運び、乗り降りや姿勢
転覆した際の対処の仕方などをお伝えします。
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これらの講習後は流れのおだやかな水域で、まずは自由に乗っていただきます。
少し慣れてきた頃には下半身の使い方や定位置旋回、スターンラダーの練習を
行います。12時からは1時間の昼食休憩。
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午後からは約6kmをツーリングします。
川を下る前には瀬の下り方やコース取り、水の流れや障害物の見極め方
本流への入り方や岸へ艇を寄せる方法などをご説明します。
毎回この説明時は皆さん真剣に話を聞いてくださいます。
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川下りの説明のあとは、水辺で艇の傾け方やバランスの取り方、艇内にたまった
水の抜き方、流れのある所で沈した際の対処方などを説明。
そして、いよいよツーリング開始。
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笠置大橋下の瀬。
いつもは右岸側から撮影するのですが、この日は左岸から撮影しました。
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午前から笠置大橋下の瀬を通過するまでは沈はゼロでしたが
その後の左カーブの瀬から、ゴールするまで沈が続出・・・。
画面右側は大阪南港北ATC内にお店を構えるカヤックコウノトリの河野さん。
当日はレスキューありがとうございました!
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コース前半の1枚。
中間地点では休憩のあとに流れを横断するフェリーグライドを練習します。
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ゴールまで1.5kmほどの地点、全員で筏を組み記念撮影。
この日のご参加は16名。梅雨の時期ですが、そよ風が心地いい一日でした。
フジタカヌー 上田洋樹

2011.8.14木津川笠置カヌースクール報告

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舟上から最高の笑顔でピースサイン。
海で数回漕いだあと、川下りの面白さを体験しに来てくださいました。
さっそく今月の日高川ツアーへの参加表明をいただき、ありがとうございます。
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午前中の水遊びポイント、獅子が淵の岩場にて。
木津川市から親子でご参加のお二人。暑い日差しを避けてぷかぷか。
なんとも気持ちがよさそうですね。
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笠置のキャンプ場横の瀬は、カヌースクールコースの中で最大の山場。
瀬のランクでは一番下、一級程度の流れですが、初めて漕ぐ方には迫力があります。
夏休み期間中で見守るギャラリーも多く、少し緊張したことでしょう。
しっかりと漕ぎ抜けたあと、全員のパドリング技術がグッと上達したようです。
午前中苦戦していた方も、安定して漕げるようになっていました。
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ツーリングが後半に近づくにつれ、流れも徐々に穏やかになります。
参加しているボーイスカウトメンバーの皆さんは、川に浮かんだゴミを回収しつつ、
川下りを楽しんでくださいました。素晴らしい心意気ですね!
木津川も喜んでいることでしょう。ありがとうございます。
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今回も思い出に残るツーリングをご一緒させていただきました。
またの再開を心より楽しみにしています。

4月23日(土)木津川山桜ツアー 報告

2011年度のお花見カヌー・カヤックツアーも、今回で最後です。
メインである山桜は、残念ながらほとんどが散り終わっていました。
細かい雨が断続的に降り続く中、川柳(カワヤナギ)を始め、木津川の岸沿いに
芽吹いた、新緑の輝くような景色を楽しみながら漕ぎます。
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雨除けのタープ設営と、お味噌汁を作る班に分かれ、昼食休憩の準備。
全員の協力で作り上げた快適な空間。温かいお味噌汁も、また格別の味わいです。
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カヌー初体験の息子さんとご一緒に、アルピナ2-430をレンタルしてのご参加。
ぴったり息があったパドリングで、川べりの景色を楽しまれていました。
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セイヨウカラシナの黄色い花が、帯状に大群生!
思わず歓声が上がりました。
お馴染のツアーもコースの選択次第で、まだ見たことがない素晴らしい景色が
広がっていますね。
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ゴールの泉大橋到着。
各自の艇をスタッフ号のトラックに積み込んで笠置に戻ります。
カヌースクールでも好評の温泉「笠置いこいの館」で冷えた体を温めて、
今回も笑顔あふれる一日を過ごしていただけました。
ありがとうございました。

特集【沈のメカニズム】 11月6日(土)吉野川ツアー報告3

カヤックはどのように沈するのか。
吉野川ツアー報告3では、沈の過程を検証します。
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特集の主人公サイトウさん(仮名)。
過去の吉野川ツアーでは「亜脱臼事件」など、多くのエピソードがあるお方です。
初めてお会いした頃、木津川の恭仁大橋下の瀬でレンタルのポリエチレン艇L-1で豪快に
沈したあとの心から楽しそうな笑顔は10年近く経った今でも鮮明に思い出すことができます。
今回、「亜脱臼の瀬」は難なく通過したのですが、先の報告ページ2でご紹介した
ツーリング前半の瀬で吉野川の洗礼を受けられました。
それでは、沈の全貌をボクシングに例えてご紹介します。
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今回、最も難易度が高かった瀬。
波高はそれほどでもないのですが、水流と波が立つ方向はかなり複雑。
コースについて解説すると、この地点約150m上流の広い川幅から
この写真上部ほどに川幅が狭くなり、それからゆるやかな左カーブを描いているので
本流は遠心力でカーブ外側に発生。かなりカーブ内側へのコース取りを意識して
パドリングしないと、まずこの位置まで来ることができません。
ならば、最初から左岸(実際には中洲ですが)寄りでこの瀬に突入すれば簡単だと思われますが
その最初が右岸側から進入せざるを得ないため、どうしてもカーブ外側からの攻略となります。
写真では分かりにくいですが、この位置の約10m上流の中洲側には衝突するほどの岩があります
ので、その岩を通過してからでなければ、インコースへの移動が開始できないのです。
ここでは左右の軽いジャブ。
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右ジャブから左ショートフック。
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左ボディブロー。
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強く突き上げる左アッパーカット。
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とどめの左ブーメランフック。
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ダメ押しに渾身の左ストレート。
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ノックダウン!
ゴーグルを装着されていれば水中はこのような視界であったと推測されます。
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サイトウさま、次回吉野川ツアーを予定した暁には
「落し物を探しに」、「忘れ物を受け取りに」、もう一度ご参加ください。
この度はツアーへのご参加、誠にありがとうございました。
吉野の自然につづく

9枚のパドリング写真 11月6日(土)吉野川ツアー報告2

吉野川ツアー報告2では、瀬をゆく様子を、お一人ずつご紹介します。
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出艇直後はおだやかな流れが続きますが、写真のように川幅が狭くなって
流速が増す地点がいくつもありました。
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コース前半で最も難易度が高かった瀬。この地点の流れはかなり複雑で
あらゆる方向からの波に対処しなくてはなりません。
以後、瀬を通過するまでを順に掲載します。
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昼食休憩と堰堤でのポーテージを終えて、ツーリング後半にある落ち込み。
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この日は水位がやや高めでしたので、落差は大きくなかったですが
落ち込み直後の波は高く、爽快な瞬間を楽しむことができました。
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オーダーでデジタルカメラの水中ハウジングを固定するための自由雲台を艤装したA-1。
沈したらハウジングが割れないだろうかと、ツーリング前から心配でしたが大丈夫でした。
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ツーリング終盤、パドルのシャフトが西日に反射しています。
瀬を楽しまれている雰囲気が表情から伝わってくる1枚です。
この地点から、5分ほどで全員無事に着艇。皆さん、ご無事で何よりでした。
吉野川ツアーの写真は本日(11月10日)発送を終えましたので
近日中にお手元に届くと思います。今度は寛ぎながら吉野川をお楽しみください。
特集につづく
2011年のツアー予定もご覧くださいませ!

清流古座川で過ごした3日間 京都YMCA Updraft野外人 その3

8月8日(日)、古座川キャンプツアーはいよいよ最終日。
この日のツーリングは河口から、その西側にある橋杭岩を経て
ゴールの橋杭海水浴場を目指します。
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午前6時20分の空。
青空に湧き立つ夏の雲。日曜日は朝から晴天でした。
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明け方に降ったかなり強い雨の名残。
誰かさんのテントはタープの脇にあったため、そのタープに溜まった水が
勢いよくテントに降り注ぎ、「ピンポイント豪雨」となったようです。
朝食、キャンプ用品の撤収のあとは出艇地に全員で移動。
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出艇前の1枚。
橋杭岩への回送の車が帰ってくるまで、しばらく待機です。
全員の準備が整い、コース説明のあと9時10分に出艇。
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波は昨日よりおだやか。
出艇後はやや沖合を東から西へと進みます。
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いかだを組み、九龍島を背景に全員で記念撮影。
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出艇地から約3.5km、橋杭岩(はしぐいいわ)に到着。
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大小約40の岩が850mにわたり一列に連なり垂直にそびえる橋杭岩。
直線上に立ち並ぶ岩の姿が橋の杭のように見えることから橋杭岩と呼ばれています。
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橋杭岩からゴールまではあとわずか。
波が少し高くなった海上を皆懸命にパドリングしていました。
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10時50分、橋杭海水浴場に到着!
全員の協力があって3日間のツーリングを無事に終えることができました。
着艇後はカヌー用品の撤収と着替えと昼食。そして車でJR串本駅へ移動。
予定通り12時26分串本駅発の電車に間に合いました。
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YMCAの皆さんを見送り、すべての撤収を済ませてからの帰り道、
古座川の北東に流れる太田川をつかの間下見。
水の透明度は古座川より高く、流域はとてものどかな雰囲気。
一度じっくりと下ってみようと思います。
ツアーが開催できるような川であれば、ぜひご参加くださいね。
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8月7日土曜日、古座川下流域での夕焼け。
京都YMCAの皆さん、今年も夏のカヤックツーリング&キャンプに
ご参加いただきましてありがとうございました。
古座川での3日間は天候に恵まれ、充実した時を過ごすことができました。
1年後もまたどこかのゲレンデで皆さんと過ごす夏を楽しみにしています。
リーダーや野外人を卒業すれば、カヤックとの接点が少なくなるかも知れませんが
そんな時はフジタカヌーのカヌースクールツアーに遊びに来てくださいね。
また来年、元気な姿でお会いしましょう!

少年と気田川 小さなカヌーイストの挑戦

2010年気田川キャンプツアー報告の最後は、1人の少年の特集です。
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土曜日のツーリングを終えて、名車900Sと一緒に。
このお車を見ると、同型のカブリオレに乗っていたあの人を思い出す。
あるツアーを終えて、笠置のフジタカヌー工場で車内にパドルを置いたまま幌を開けた際に
そのパドルがリアガラスに干渉して、リアガラスが木っ端微塵に割れたあの日の衝撃も今は昔。
洗練された外観、そのフォルムに無駄がない、いいお車です。
それでは、少年が気田川で過ごした週末の物語をご紹介します!
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草食系男子という言葉で男の子が分類される昨今ですが
彼は自分のことは自分で行う立派なアウトドア系男子です。
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少年を見守る瞳はとても優しいです。
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土曜日のツーリング前半、軽やかにパドリングする少年。
お父さんとの息もピッタリです。
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ダイビング用フルスーツのお兄さんと。
潜っているお兄さんのシュノーケルの先に水を入れるように伝えたのですが
彼の良心がそれを咎めたのか、むせ返るお兄さんのカットは撮影できませんでした。
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本流が岩に向かう難所に挑む。
このあと、艇は見事180度時計方向に回転。
つまり、沈。
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生涯初の記念すべき沈を経験して、彼はこの旅で大きく成長・・・、
してくれていたらいいんですけど。
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着替えが終わり、ご両親と記念の1枚。
やがて彼が大人になった時、こんな頃もあったんだよと、ご家族の話題にお役立てください。
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この石の何かが彼の感性をくすぐったようです。
石の模様はこの気田川の波のようにも見えます。
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この写真から日曜日の記録。出艇直後の1枚です。
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カメラ目線で撮影に応えてくれるほど余裕が生まれてきました。
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艇はアルピナ2-430 ブルー&チャコールグレーのEX仕様。
土曜日より、さらに息が合ってきました。ナイスパドリングです。
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彼の後方にはいつも見守るようにシングル艇。
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急流に突入!
2日間を振り返れば、彼はいつもしっかりと漕いでいました。
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ツーリング後半、フードを被り水しぶきに対処しています。素晴らしい。
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S字カーブに挑む!
蛇行する気田川の流れを象徴するカットです。
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日曜日も無事にゴール。
2日間よくがんばったね。
両足をしっかり開いていることも素晴らしいです。
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これからまた会う日があると思うけど、その時もよろしくね。
気田川ではありがとう。

気田川(静岡県)キャンプツアー報告 【5月30日日曜日】

一夜明けて。
気田川キャンプツアーの2日目の様子をご紹介します。
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午前5時半の空。
空を覆いつくした灰色の雲の下からの朝日。
つかの間の光景でしたが、美しい朝焼けでした。
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8時45分出艇。
秋葉橋をくぐってから、川は大きな半円を描くように流れています。
その大きなカーブには中洲があり、昨年のツアーでは中洲外側の流れを
下ったのですが、今年は中州内側の流れを下りました。
土曜日のコースも同様に、少しずつ川の様相が変化していることを実感しました。
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半円のカーブの最後にある瀬。この頃は曇天でした。
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日曜日のコースも川は滔々と流れています。
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ツーリング中盤以降は青空が広がり、気田川流域の緑がより鮮やかに目に映りました。
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気田川の流れは直線の区間が少なく、絶えず蛇行しています。
本流が岩に向かって流れている地点では、皆さん懸命にパドリングされていました。
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岩や障害物がない区間では、舟を流れに預けてゆったりと。
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ゴールするまで多数ある瀬の波は大きくはないですが、流れが速く、時に本流に
岩があるため、艇が横向きにならないようにコントロールしながら漕ぐことが大切です。
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昼食休憩は11時。
気田川の流れを眺めながら50分ほどゆっくりと休憩しました。
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再出発前に全員で記念撮影。
1カット目は河岸に無数に咲いていた虫取撫子の花々を前景に。
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2カット目は川の中央で。
水深の違いで川はくっきりと2色に分かれていました。
ここで河村シェフにご注目!
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こんな感じです。
ムシトリナデシコの花言葉は「無邪気」。
キャンプツアーではいつもお茶目な河村シェフがあなたさまのご参加を歓迎いたします。
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気田川ツアーでは沈脱後の「最長流され記録」が更新されました。
その距離推定70m。今後この記録はたやすく破られないでしょう。
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この日は2回の沈がありましたが、13時10分全員が無事に着艇。
広い河原で撤収して、14時半に解散となりました。
「気田川キャンプツアー特集」につづく