ハイブリッドフレーム ステム部のトラブルについて
写真のように長年使っていますと いろいろな状況下で
「チャイン金物」の接合部の穴が大きくなり
ワリピン(3×25mm)が抜けてしまう事があります。
フジタカヌーの笠置工場に送っていただきますと、パーツ交換・メンテナンスさせていただけますが、
下の写真のようにワッシャーを挟む事で対処する事も可能です。
チャイン金物 1個 ¥420
アルミリベット3.8×16mm 1本¥52
フジタカヌーのファルトボート(折りたたみカヌー・カヤック)は、力を逃がすために、このような箇所を設けています。これによりダメージを吸収し よりトラブル時の損傷を少なく済ますように設計しています。
応急処置・メンテナンスについて 船体布(スキン)
船体布(スキン)の応急処置・メンテナンスについて
万が一のトラブル・破損の時は、布製ガムテープが有効で、
ツーリング時には、携行していくと便利です。
フジタカヌーの折りたたみ式カヌーカヤック(ファルトボート)の船体布(スキン)
特に、EXタイプは、テクノーラ繊維(アラミド繊維)が、10本に1本の割合で編みこまれており、万が一のトラブル時に、損傷を、より小さく済ましてくれるように設計されています。これにより応急処置もしやすくなります。
ここで活躍するのが、布製ガムテープです。
水分をしっかり取り除き、ガムテープを貼り浸水を防ぐ事ができます。
但し、ツーリングを無事終えたら、必ずはがして、リペアキットで本格修理してください。
放置しておくと、テープの糊が、べとべとになり収拾がつかなくなります。
万が一放置してしまって、糊が取れない状態になったら・・・
市販の塗料用シンナーで、糊を溶かして取り除いてください。
ラッカーシンナーは、船体布そのものを溶かしてしまいますので絶対に使用しないで下さい。
その後、本格修理を行ないます。
また、表面上の傷など(浸水のない損傷)に付きましては、購入時添付の接着剤を塗っていただくだけでもOKです。(ゴム系ではなく、ビニール系の接着剤)
京都笠置工場に送っていただきますと高周波ウエルダー溶着修理させていただきます。
困りごとなどありましたらご相談下さい。