1/22(土) カワサキカヌー合同 木津川1dayツーリング
神奈川県秦野市のカヌーショップカワサキさんと合同でのカヌー日帰りツーリングをしました。
寒波の影響で1週間ずらしてのツアー、天候に恵まれ空気や川の水も澄みわたり最高のツーリング日和でしたが、
水量は過去最低の−2.6m(加茂)と少しコース取りが難しいカヌーツーリングとなりました。
笠置大橋上流側でスタート前にみんなで記念撮影
途中 銭司 付近で焚き火で暖をとりながら昼食休憩 太陽の光に包まれての快適な一日でした。
カヤックツーリング終了後は、フジタカヌー笠置工場の見学、折りたたみカヌーの製造過程などご覧頂きました。
2011/1/3 初漕ぎ
1/3 初漕ぎ(琵琶湖 高島 白髭神社)
2011年、折りたたみカヌーカヤックのフジタカヌーは、レイクポイントカヌークラブ
との合同で白髭神社初詣 初漕ぎから始まります。
年末からの寒波・降雪で周囲の山々は雪化粧して景色も最高でした。
当日の天気予報では、曇りで最高気温も5度前後と寒さが予想されましたが、
天候は晴れで風もなく心地よい初漕ぎとなりました。
Am10:00 憩いの里湖西 集合 各自準備の後 近江白浜へ
昼過ぎに憩いの里湖西に戻り 昼食を頂き 午後は、いよいよ白髭神社へ…
一年の航海の安全を祈念し帰路へ…
今年は兎年 皆様にとっても飛躍の年となることと思います。
今年は定番のツアーに加え 琵琶湖周航・近畿東海サーキット・大阪湾なぎさ海道サーキットなど
盛りだくさんなツアーを計画しています。
皆さんと一緒にカヌーカヤックツーリングを楽しみたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします
12月19日琵琶湖 カヌーで大津の夜景を楽しむツアー報告
小春日和の暖かさの中、波穏やかな烏丸半島から大津港へとカヌーツアーを
開催しました。
波穏やかな湖面をゆっくりと漕ぎ進みながらのツーリング。
昼から夕暮れ。そして夜の大津港を彩る街の明かりと、光が刻々と移りゆく姿が
印象的なツアーでした。
日中は青空が広がり、琵琶湖大橋や大津の街並み。比叡山の山々までと、
どこまでも視界が広がります。
ときには湖岸沿いのヨシ林の中へ分け入りながら、湖の景観を楽しむ事ができました。
夕焼けに染まる中、矢橋帰帆島。近江大橋に沿って琵琶湖を横断。
ここからが湖西エリアへとなります。
今は公園となっている膳所城跡に上陸。これからのナイトツーリングに向けて
ヘッドライトを準備。暗闇の中に明るく浮かぶ、街の夜景を水上から楽しみました。
圧巻は、大津港の琵琶湖花噴水。高さ約40メートルまで上がった水のカーテンが、
綺麗にライトアップされる迫力には、歓声のあと、思わず寒さを忘れて見入って
しまいました。
ご自分の折りたたみ式ファルトボートに乗って、カヌーでの琵琶湖一周を目指して
挑戦されていた方が、今回のコースで無事、湖岸沿い約235キロを完漕されました。
ツーリング終了後は琵琶湖大津舘で夕食を共にしつつ、弊社社長藤田亮より、
一周達成を記念して表彰状をお渡しし、参加者全員で祝福しました。
長い距離をこつこつと漕ぎ繋げて達成した、喜びにあふれるお顔を拝見するのは、
何度立ち会っても感動的な場面で、スタッフ冥利につきます。
この喜びをもっと多くの人とも共有できるよう、来シーズンも琵琶湖を巡ります。
さて、これで年内のツアーはすべて終了。
本年もお陰様で、沢山の方と琵琶湖の景色を楽しむことができました。
ありがとうございます。
年が明けて一月からは、厳冬期の湖北に舟を浮かべ、雪見カヌーの魅力を探る
ツアーを開催予定です。
来年度も沢山の方に「琵琶湖がこんなに面白かったんだ!」と驚かれる、
楽しみと喜びを感じていただけるツアーを行います。
皆様とお会いできることを心より楽しみにしています。
12/4.5 忘年会カヌー琵琶湖 高島(憩いの里湖西)
12月4〜5日 忘年会カヌー 琵琶湖 高島(憩いの里湖西にて)
LAPOCC(レイクポイントカヌークラブ)と合同で
1年の航海の安全のお礼を兼ね白髭神社にお参りしました。
カヌーカヤックツーリング後、忘年会バーベキュー
1年間のカヌーツーリングの経験談や
来年に向けてのツアーについて語り合いました。
翌日は、5時起床 日の出カヌー
快晴の天候の中、最高の日の出を見ることができました。
1月3日は、白髭神社に初詣ツーリングをします。
ご参加お待ちしています。 案内はこちら
11月28日(日)琵琶湖ツアー報告 牧水泳場〜烏丸半島
ツアー当日は長そでのシャツ一枚でも快適なほど陽射しも穏やか。
予想外の暖かさに出発前に着込んだ服を脱ぐ一面もありましたが、
手早く準備を整えて出発。
穏やかな湖面を漕ぎ進みます。藤ヶ崎竜神の紅葉が見事でした。
ご夫婦で参加されているお二人。
後ろのアルピナ1-400の横側には、下記のようなオリジナルのマークを入れられています。
フジタカヌーではオプションで、お気に入りのマークを自艇などにお入れすることが
できます。オリジナルで「こんな模様・文字を入れてみたい!」などありましたら、
ご相談ください。
遠くには沖島が見えています。
浅い場所で湖底を覗くと、水面の波によって作られた砂の紋様がハッキリと
確認できました。
マイアミ浜あたりから徐々に波と風が強く吹きだしてきました。
写真で見ると湖面の表情や空の色など、短時間で変化していく様子がよく分かります。
琵琶湖大橋を間近から眺める。
カヌーで近づいてみると、改めてその迫力に息をのみます。
普段身近に通る場所でも水の上から見ると、また違った印象が感じることができて
新鮮です。
冬の風物詩であるわたり鳥の群れも、沢山飛来していました。
鳥達と追いかけっこしながら漕ぐ経験も、この季節ならではです。
予定より少し早くにゴール地点へ到着。
ファルトボートなどツーリングの片付けを済ませたのち、スタッフ手作りの
特製ケーキと暖かいお茶でほっと一息。カヌー話で盛り上がりつつの解散となりました。
来月12月19日(日)が、本年度最後の琵琶湖ツアーです。
今回のゴール地点。南湖の東側にある、烏丸半島から大津の港までの区間を漕ぎます。
南湖は賑やかな街中が続く。そうお感じの方も多いのですが、昔から続く自然の
景色も数多く残っており、沢山の発見と気づきを感じていただけるコースです。
運がよければ、冬の渡り鳥コハクチョウの群れとも出会えるかもしれません。
清流 日置川ツアー報告 11月13・14日
和歌山県南部を流れる日置川。
電車の便もよく、大阪から約3時間の距離にあり、ファルトボート(folding kayak)での
公共交通機関を利用したエコで自然にやさしいツーリングに最適なフィールドです。
この日は風も穏やか。
鏡のように静かな水面に映る紅葉と、山々の景色が印象的でした。
全体的には穏やかな流れが続きますが、所々に気持ちの良い瀬が現れます。
少し渇水気味でしたので、何回かフネを降り、歩いて瀬を下る場所もありました。
今回のツアーで、参加者の皆さんに楽しんでいただきたかったのは、
清流の他にもう一つありました。
それは、民宿「森のおやど」さんが腕をふるわれる、地元食材を使った
秋の味覚の数々です。
天然鮎やうなぎ、モクズガニ等々。どれも昼間遊んでいた川で捕れたものばかり。
宿の皆さんの温かいおもてなしに身も心も癒されました。
お世話になった民宿「森のおやど」前にて。出発前に全員で記念撮影。
ツーリング途中に立ち寄った「八草(はそ)の滝」
深い淵の中を覗き込んでも、底の石が確認できるほど水が綺麗な日置川。
それぞれの心に残る清流ツーリングになりました。
ありがとうございました。
9枚のパドリング写真 11月6日(土)吉野川ツアー報告2
吉野川ツアー報告2では、瀬をゆく様子を、お一人ずつご紹介します。
出艇直後はおだやかな流れが続きますが、写真のように川幅が狭くなって
流速が増す地点がいくつもありました。
コース前半で最も難易度が高かった瀬。この地点の流れはかなり複雑で
あらゆる方向からの波に対処しなくてはなりません。
以後、瀬を通過するまでを順に掲載します。
昼食休憩と堰堤でのポーテージを終えて、ツーリング後半にある落ち込み。
この日は水位がやや高めでしたので、落差は大きくなかったですが
落ち込み直後の波は高く、爽快な瞬間を楽しむことができました。
オーダーでデジタルカメラの水中ハウジングを固定するための自由雲台を艤装したA-1。
沈したらハウジングが割れないだろうかと、ツーリング前から心配でしたが大丈夫でした。
ツーリング終盤、パドルのシャフトが西日に反射しています。
瀬を楽しまれている雰囲気が表情から伝わってくる1枚です。
この地点から、5分ほどで全員無事に着艇。皆さん、ご無事で何よりでした。
吉野川ツアーの写真は本日(11月10日)発送を終えましたので
近日中にお手元に届くと思います。今度は寛ぎながら吉野川をお楽しみください。
特集につづく
2011年のツアー予定もご覧くださいませ!
本日の沈の確率60% 11月6日(土)吉野川ツアー報告1
空は澄み、風はなく、水は豊かな大和の吉野。
本日、無事に吉野川ツアーが終了。
今回はコースを半分上流側に繰り上げて、出艇を大和上市付近、着艇を芝崎としました。
鮎釣りが盛んな時期、上市からの下流6kmの区間は釣り人が川の中に立ち並ぶため
ツーリングは困難な状況ですが、11月になると釣り人の姿はなく
今日は水位がやや高めということもあって、当日に急遽コースを変更しました。
国道169号線から見る吉野川は、いたっておだやかな流れですが、実際に川を下ると
そんな印象からは想像できないほどの瀬がいくつか存在します。
タイトルでも記載しましたが、本日の沈の確率は60%。
「吉野川沈道中」の様子は後日ご紹介するとして、まずは集合写真を公開します。
出艇前、眩しいほどの日差しを受けて。上市にて。
この時点では、皆さんとっても元気でした。
出艇から約5時間後、ゴールにたどり着いて。
TEAM 「On water」とTEAM 「Water inside」に分かれて記念撮影。
どちらのグループが、いずれのチームに属するのかはご参加の方々の名誉のために伏せますが
写真のポーズからその所属をご判断くださいませ。
参加メンバーの皆さん、ご協力ありがとうございました。
ほぼイメージ通りのカットを撮影することができました。
ではでは、報告ページ1の最後は、吉野川ツアー488枚の写真の中からただ1枚
栄えある「フォトジェニック大賞」を発表いたします。
水のベールとしぶきをまとい波をゆく
シングル艇のように見えますが、このカヤックはタンデム艇のアルピナ2-430です。
いつも遠くからのご参加ありがとうございます。
つづく
木津川 流れ橋ツアー報告5 【完結編】 10月23日(土)
京奈和道から2.5kmほど進むと、遠くに第2京阪が見えます。
流れ橋は第2京阪より上流側にあるのですが、橋の高さが低いため
この地点ではまだ目にすることができません。
さらに500mほど進み、大きなく左カーブを出ると流れ橋が見えてきます。
15時25分、西に傾いた日を受けて、着艇の時間が迫った最後のひととき。
約19kmにおよぶ長距離ツーリングは間もなく終了です。
流れ橋を右岸上流から眺める。
水面に映る光の中に浮かぶA-1-T。ゴール直前の1枚です。
舟を岸に上げてから、最後に全員で流れ橋にて。
行き交う人が途切れる間に5カット撮影しました。
流れ橋ツアーはこれで終わりではなく、最後に大仕事が待っています。
365mある木製の上津屋橋を端から端まで運搬、そこからさらに堤防の上まで。
皆さん、お疲れさまでした。
そして、流れ橋ツアーにご参加いただきましてありがとうございました!
16時、堤防から空を見上げると2本の飛行機雲。
心地よい秋の一日でした。
今年も残すところあと2ヶ月と少し。
フジタカヌーでは秋から冬にかけてもツアーを予定しています。
すがすがしい季節のツアー案内はこちらからどうぞ!
冬用ウェアでお悩みの方はご相談くださいね。
木津川 流れ橋ツアー報告4 【木津川下流域の危険】 10月23日(土)
近鉄鉄橋をポーテージして、しばらく漕ぎ進むと京奈和道。
この橋脚へは北から80度ほど東(南から進むと2時の方向)に水が流れています。
画面左の橋脚は艇が張り付く可能性があります。
画面中央の橋脚全域は本流を受けて、相当に複雑な流れになっていますので
この橋脚も注意が必要です。
※この2つの橋脚は増水時には特にご注意ください。
橋脚や倒木(ストレーナー)、テトラポッド、岩、杭などは水は流れますが
人や艇は流れの向きに対して、横向きになると簡単にそれらの障害物に張り付きます。
最悪のケースは障害物の方向に沈して、流れを受けて障害物と艇の間に体がはさまれて
艇から脱出できないという状況です。
水は一見ゆるやかな流れでも、そういった状況になると救出は困難を極めます。
では、どうすればいいのか。
答えは2つです。
【1】まずは、川の危険を知ること。
人やカヤックが流れの中で留まってしまう可能性がある障害物を思いつくままに列挙すると、
橋脚(大小、鉄筋・コンクリート・木製の素材にかかわらず)、テトラポッド、倒木(水面の
上下50cm以内は最も危険)、岩、杭、竹、鉄柱、やな、本流にあるブッシュなどです。
【2】それらの30m上流の位置では、障害物と接触しないだけの間隔をとること。
その間隔をとることができない場合は、迷わずに着岸して
ライニングダウンやポーテージしてください。
また、川の蛇行などで先が見通せない場合は、その都度着岸して下見するなど慎重に。
今年もカヌーの死亡事故はいくつか報道されていました。
楽しいはずのカヌーやカヤックのツーリングが悲しいことになりませんように切に願います。
流れ橋まではのどかな流れが続きます。
木津川下流域を象徴する豊かな自然の中にカヤックがある風景。
流れ橋ツアー【完結編】につづく