和歌山県 太田川清流カヌーツーリング報告【2】 ツーリング前半

太田川下見報告2からはツーリングの様子をご紹介します。
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スタートと同時にライニングダウン。
約9kmの航程で10回ほどライニングダウンしましたが
歩く距離は各回とも5m前後と短いです。
何度もライニングダウンを繰り返して
乗り降りや川の歩行が上達したように思います。
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スタート直後の1枚。
木漏れ日の中をゆっくりと漕ぎ進む。
と書けば風情がありますが、実際にはこの直後もライニングダウンです。
太田川ツーリングは嫌がる犬を無理やり引っ張って散歩しているかのようでした。
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ライニングダウンは他のツアーより多いですが、水は本当にきれいですよ。
カヤックツーリングと川のトレッキングを楽しみましょう!
つづく
2月12日(土)太田川ツアーのご案内はこちらからどうぞ!
前日の11日(金祝)は古座川の支流の小川(こがわ)ツアーを予定しています。
小川も太田川に勝るとも劣らない清流です。
寒さ厳しい日が続いていますが、真冬のカヌーツアーにもどうぞご参加ください!!

和歌山県 太田川清流カヌーツーリング報告【1】 太田川の透明度

大寒が過ぎた1月末の平日に和歌山県の太田川に下見に行ってきました。
太田川は和歌山県南部の那智勝浦町に流れる清流。
水は小高い山並みの中を西から東へ熊野灘へと流れます。
河口はくじらで有名な太地町の約1.5km西側。
2月から3月にかけて、赤木・北山・長良・板取川と
水の透明度が高い川のツアーを予定していますので、太田川を例に
清流ツーリングの魅力をお伝えいたします。
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太田川中流域全景。この時期の支流はどこでもそうですが
水量はかなり少なく、太田川にいたってはスタートからゴールまで
瀬は皆無でした。終始のんびりとツーリングするには最適なゲレンデです。
下見ツーリングの詳細は後日報告するとして
まずは清流太田川の水の美しさを2枚の写真でご紹介します。
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透明度が極めて高い太田川の水。
コース中盤では一部水が堰き止められているため
やや白っぽく水が濁りますが、後半には水質が回復して
川底を眺めながら下ることができます。
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当日は気温が低かったものの空は晴れ。
明るい日差しが、冬の乾いた空気を通り抜けて水中に差し込んでいました。
つづく
2月12日(土)太田川ツアーのご案内はこちらからどうぞ!
前日の11日(金祝)は古座川の支流の小川(こがわ)ツアーを予定しています。
小川も太田川に勝るとも劣らない清流です。
寒さ厳しい日が続いていますが、真冬のカヌーツアーにもどうぞご参加ください!!

2011年1・2月 冬のカヌーツアー情報

今後のツアー3本をご案内いたします。
★1月29日(土)
近畿・東海サーキットツーリング【1】
銚子川(ステップアップスクール総合編)
会員10,000円 一般12,000円
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以前開催したステップアップスクールの前・後編の
主要なポイントをまとめた総合的な講習と
抜群の透明度の銚子川をショートツーリングします。
ツアー案内はこちらから
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★1月30(日)
近畿・東海サーキットツーリング【2】
尾鷲湾シーカヤッキング会員10,000円 一般12,000円
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銚子川河口付近から出発して
割亀島や佐波留島など尾鷲湾を周遊。
2011年初の海のツーリングです。
ツアー案内はこちらから
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★2月6日(日)
奥琵琶湖で楽しむ雪見ツーリング会員10,000円 一般11,000円
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大阪から約2時間の距離で、雪見ツーリングが
楽しめるツアーです。昼食は鍋を囲んで温まりましょう。
ツアー案内はこちらから
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1月29・30日のツアーのお申し込み期限は1月27日(水)です。
厳しい寒さが続く毎日ですが、多くの皆さまからのエントリーを
お待ちいたしております。

2011 1/22 カワサキカヌー合同 木津川1dayツーリング 

1/22(土) カワサキカヌー合同 木津川1dayツーリング
神奈川県秦野市のカヌーショップカワサキさんと合同でのカヌー日帰りツーリングをしました。
寒波の影響で1週間ずらしてのツアー、天候に恵まれ空気や川の水も澄みわたり最高のツーリング日和でしたが、
水量は過去最低の−2.6m(加茂)と少しコース取りが難しいカヌーツーリングとなりました。
笠置大橋上流側でスタート前にみんなで記念撮影
途中 銭司 付近で焚き火で暖をとりながら昼食休憩 太陽の光に包まれての快適な一日でした。
カヤックツーリング終了後は、フジタカヌー笠置工場の見学、折りたたみカヌーの製造過程などご覧頂きました。
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1月23日(日)琵琶湖ツアーのコース変更

1月23日(日)の琵琶湖1dayツアーですが、当日は北部を中心に
冬型の気圧配置が高まり、強い風雪になることが予想されますの。
開催場所を南湖方面。大津から琵琶湖大橋のコースに変更いたします。
このエリアは、湖岸の景色に溶け込む歴史的建築物などの見どころ多し。
カヌー・カヤックに乗って、舟運によって栄えた湖国の面影を楽しむには
最高のコースです。
参加費 会員¥10,000 ビジター¥11,000 (昼食・傷害保険料・ガイド料を含む)
レンタル 一人艇¥3,150 二人艇¥5,250 ウェットスーツ¥1,000
集合場所 お車 09:00道の駅琵琶湖大橋米プラザ内無料駐車場
     電車 08:25 JR湖西線「堅田駅」正面ロータリー前
ゴール到着予定 16:00   
詳細等のお問い合わせはこちらまで。
※当日の天候次第でコースが変更になる事もあります。
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11月28日(日)琵琶湖ツアー報告 牧水泳場〜烏丸半島

ツアー当日は長そでのシャツ一枚でも快適なほど陽射しも穏やか。
予想外の暖かさに出発前に着込んだ服を脱ぐ一面もありましたが、
手早く準備を整えて出発。
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穏やかな湖面を漕ぎ進みます。藤ヶ崎竜神の紅葉が見事でした。
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ご夫婦で参加されているお二人。
後ろのアルピナ1-400の横側には、下記のようなオリジナルのマークを入れられています。
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フジタカヌーではオプションで、お気に入りのマークを自艇などにお入れすることが
できます。オリジナルで「こんな模様・文字を入れてみたい!」などありましたら、
ご相談ください。
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遠くには沖島が見えています。
浅い場所で湖底を覗くと、水面の波によって作られた砂の紋様がハッキリと
確認できました。
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マイアミ浜あたりから徐々に波と風が強く吹きだしてきました。
写真で見ると湖面の表情や空の色など、短時間で変化していく様子がよく分かります。
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琵琶湖大橋を間近から眺める。
カヌーで近づいてみると、改めてその迫力に息をのみます。
普段身近に通る場所でも水の上から見ると、また違った印象が感じることができて
新鮮です。
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冬の風物詩であるわたり鳥の群れも、沢山飛来していました。
鳥達と追いかけっこしながら漕ぐ経験も、この季節ならではです。
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予定より少し早くにゴール地点へ到着。
ファルトボートなどツーリングの片付けを済ませたのち、スタッフ手作りの
特製ケーキと暖かいお茶でほっと一息。カヌー話で盛り上がりつつの解散となりました。
来月12月19日(日)が、本年度最後の琵琶湖ツアーです。
今回のゴール地点。南湖の東側にある、烏丸半島から大津の港までの区間を漕ぎます。
南湖は賑やかな街中が続く。そうお感じの方も多いのですが、昔から続く自然の
景色も数多く残っており、沢山の発見と気づきを感じていただけるコースです。
運がよければ、冬の渡り鳥コハクチョウの群れとも出会えるかもしれません。

本日の沈の確率60% 11月6日(土)吉野川ツアー報告1

空は澄み、風はなく、水は豊かな大和の吉野。
本日、無事に吉野川ツアーが終了。
今回はコースを半分上流側に繰り上げて、出艇を大和上市付近、着艇を芝崎としました。
鮎釣りが盛んな時期、上市からの下流6kmの区間は釣り人が川の中に立ち並ぶため
ツーリングは困難な状況ですが、11月になると釣り人の姿はなく
今日は水位がやや高めということもあって、当日に急遽コースを変更しました。
国道169号線から見る吉野川は、いたっておだやかな流れですが、実際に川を下ると
そんな印象からは想像できないほどの瀬がいくつか存在します。
タイトルでも記載しましたが、本日の沈の確率は60%。
「吉野川沈道中」の様子は後日ご紹介するとして、まずは集合写真を公開します。
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出艇前、眩しいほどの日差しを受けて。上市にて。
この時点では、皆さんとっても元気でした。
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出艇から約5時間後、ゴールにたどり着いて。
TEAM 「On water」とTEAM 「Water inside」に分かれて記念撮影。
どちらのグループが、いずれのチームに属するのかはご参加の方々の名誉のために伏せますが
写真のポーズからその所属をご判断くださいませ。
参加メンバーの皆さん、ご協力ありがとうございました。
ほぼイメージ通りのカットを撮影することができました。
ではでは、報告ページ1の最後は、吉野川ツアー488枚の写真の中からただ1枚
栄えある「フォトジェニック大賞」を発表いたします。
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水のベールとしぶきをまとい波をゆく
シングル艇のように見えますが、このカヤックはタンデム艇のアルピナ2-430です。
いつも遠くからのご参加ありがとうございます。
つづく

木津川 流れ橋ツアー報告5 【完結編】 10月23日(土)

京奈和道から2.5kmほど進むと、遠くに第2京阪が見えます。
流れ橋は第2京阪より上流側にあるのですが、橋の高さが低いため
この地点ではまだ目にすることができません。
さらに500mほど進み、大きなく左カーブを出ると流れ橋が見えてきます。
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15時25分、西に傾いた日を受けて、着艇の時間が迫った最後のひととき。
約19kmにおよぶ長距離ツーリングは間もなく終了です。
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流れ橋を右岸上流から眺める。
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水面に映る光の中に浮かぶA-1-T。ゴール直前の1枚です。
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舟を岸に上げてから、最後に全員で流れ橋にて。
行き交う人が途切れる間に5カット撮影しました。
流れ橋ツアーはこれで終わりではなく、最後に大仕事が待っています。
365mある木製の上津屋橋を端から端まで運搬、そこからさらに堤防の上まで。
皆さん、お疲れさまでした。
そして、流れ橋ツアーにご参加いただきましてありがとうございました!
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16時、堤防から空を見上げると2本の飛行機雲。
心地よい秋の一日でした。
今年も残すところあと2ヶ月と少し。
フジタカヌーでは秋から冬にかけてもツアーを予定しています。
すがすがしい季節のツアー案内はこちらからどうぞ!
冬用ウェアでお悩みの方はご相談くださいね。

木津川 流れ橋ツアー報告4 【木津川下流域の危険】 10月23日(土)

近鉄鉄橋をポーテージして、しばらく漕ぎ進むと京奈和道。
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この橋脚へは北から80度ほど東(南から進むと2時の方向)に水が流れています。
画面左の橋脚は艇が張り付く可能性があります。
画面中央の橋脚全域は本流を受けて、相当に複雑な流れになっていますので
この橋脚も注意が必要です。
※この2つの橋脚は増水時には特にご注意ください。
橋脚や倒木(ストレーナー)、テトラポッド、岩、杭などは水は流れますが
人や艇は流れの向きに対して、横向きになると簡単にそれらの障害物に張り付きます。
最悪のケースは障害物の方向に沈して、流れを受けて障害物と艇の間に体がはさまれて
艇から脱出できないという状況です。
水は一見ゆるやかな流れでも、そういった状況になると救出は困難を極めます。
では、どうすればいいのか。
答えは2つです。
【1】まずは、川の危険を知ること。
人やカヤックが流れの中で留まってしまう可能性がある障害物を思いつくままに列挙すると、
橋脚(大小、鉄筋・コンクリート・木製の素材にかかわらず)、テトラポッド、倒木(水面の
上下50cm以内は最も危険)、岩、杭、竹、鉄柱、やな、本流にあるブッシュなどです。
【2】それらの30m上流の位置では、障害物と接触しないだけの間隔をとること。
その間隔をとることができない場合は、迷わずに着岸して
ライニングダウンやポーテージしてください。
また、川の蛇行などで先が見通せない場合は、その都度着岸して下見するなど慎重に。
今年もカヌーの死亡事故はいくつか報道されていました。
楽しいはずのカヌーやカヤックのツーリングが悲しいことになりませんように切に願います。
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流れ橋まではのどかな流れが続きます。
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木津川下流域を象徴する豊かな自然の中にカヤックがある風景。
流れ橋ツアー【完結編】につづく

木津川 流れ橋ツアー報告3  【木津川の不思議】 10月23日(土)

ゆっくり昼食休憩をとってからは再び流れ橋を目指してツーリング。
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青空に広がる秋の雲。
夏の雲と比べるとどこかひかえめで儚い風情。
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標題の「木津川の不思議」。
近鉄鉄橋下の水たまりの水中です。
水はご覧のような美しさ。
長野県万水(よろずい)川の河畔にある安曇野湧水群に勝るとも劣らない透明度です。
この水たまりは渇水時期に、この場所を訪れても必ず水を湛えていて
その水はいつも透き通っています。おそらくこの場所では、水がめぐり巡って
川底から湧いているのではないでしょうか。本当にきれいです。
小さく斑点のように見えるには魚の子供たちです。
外敵がいない、楽園のようなこの場所で育ち
やがて増水した折にはここから旅立っていくのだと思います。
言うなれば、稚魚の保育室。
木津から流れ橋に向けてツーリングされる方はこの美しさをご覧になってください。
源流の沢を除けば、この水は木津川で最も透明度が高いと思います。
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安曇野湧水の水中写真。
木津川は勝らず少し劣っていました・・・。
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近鉄鉄橋下は無数の杭や堰があるためポーテージ。
50mほどカヤックを運び、鉄橋下流から再出発。
流れ橋ツアーはここから後半へと
つづく