フジタカヌー最新モデル アルピナ1-450ハイブリッド 販売開始!

フジタカヌー最新モデルのご紹介です。
IMGP0982.jpg
今年3月の横浜ボートショーで展示したアルピナ1-450がついに量産可能となりました。
パイプフレームは軽いアルミに、剛性があるグラスファイバーを組み合わせて軽さと丈夫さを両立。デッキとインナーストリンガーにはファイバーグラスポールを採用し、キールや前後ステムのアルミパイプは2重管としています。これらは世界でもフジタカヌーだけの仕様です。
縦通フレームを強化したことで、リブフレームは4枚。軽量化や組み立て時間の短縮とともに艇内の積載スペースを広く確保することに成功しました。また、船体布の素材はテクノーラ(アラミド繊維)にリップストップを編み込み、引き裂きに対する耐久性を格段に高めています。
★ALPINA-1-450HYBRIDスペック
希望小売価格 ¥273,000(オーダーカラーは¥286,650)
全長:445cm 幅:62cm 重さ:15.5kg 収納サイズ:100×37×30cm 組み立て時間:15分
デッキカラー:ブルー・イエロー・レッド・ライトグリーン
※デッキはカラーオーダー可能 カラーサンプルはこちらから
ボトムカラー:チャコールグレー
標準装備:ペダル式フットブレイス(キーパー社製)・ノーズガード(バウ側のみ)・フロントハッチ
・セーフティライン・デッキゴムロープ(コックピット前後)・フットマット(かかと用クッション)
・スプレースカート・収納ザック
それでは、各部をご紹介します。
IMGP0983.jpg
バウ先端を保護するノーズガードは標準で付属します。
IMGP0986.jpg
コックピットフロント側にはハッチが付属。
荷物を艇内の前側にパッキングする際に使用します。
また、ハッチ付近に携帯食やウェア、応急用の補修キットなどをパッキングすると
必要な時にすぐ取り出すことができます。
IMGP0987.jpg
ハッチを開けるとこんな感じです。
オプションで防水性を高めるネオプレン製のインナーカバー(¥3,150)もあります。
IMGP0988.jpg
標準装備のフットブレイスとフットマット。
マットは力が加わる、かかとの衝撃をやわらげると同時に、かかと部の船体を保護します。
IMGP0989.jpg
スプレースカートの装着をさらに容易にするショートタイプのバックレスト。
わずかな重量ですが、軽量化も図っています。※2011年5月中旬よりPE・アルピナシリーズの
1人艇のシートはすべてこのタイプとなります(アルピナ1-310を除く)。
IMGP0990.jpg
オプションのラダーを装着するためのコードホールもあらかじめ加工を施しています。
IMGP0993.jpg
現在製作中のカスタムモデル。いくつか細部に手を加えています。
このモデルは完成次第、あらためてご紹介します。
アルピナ1-450についてのお問い合わせは取り扱い代理店、または
フジタカヌー
メール:info@fujitacanoe.com
お電話:0743-95-2507 までどうぞ。

少年と気田川 小さなカヌーイストの挑戦

2010年気田川キャンプツアー報告の最後は、1人の少年の特集です。
IMGP9699.JPG
土曜日のツーリングを終えて、名車900Sと一緒に。
このお車を見ると、同型のカブリオレに乗っていたあの人を思い出す。
あるツアーを終えて、笠置のフジタカヌー工場で車内にパドルを置いたまま幌を開けた際に
そのパドルがリアガラスに干渉して、リアガラスが木っ端微塵に割れたあの日の衝撃も今は昔。
洗練された外観、そのフォルムに無駄がない、いいお車です。
それでは、少年が気田川で過ごした週末の物語をご紹介します!
IMGP9608.JPG
草食系男子という言葉で男の子が分類される昨今ですが
彼は自分のことは自分で行う立派なアウトドア系男子です。
IMGP9609.JPG
少年を見守る瞳はとても優しいです。
IMGP9610.JPG
土曜日のツーリング前半、軽やかにパドリングする少年。
お父さんとの息もピッタリです。
IMGP9621.JPG
ダイビング用フルスーツのお兄さんと。
潜っているお兄さんのシュノーケルの先に水を入れるように伝えたのですが
彼の良心がそれを咎めたのか、むせ返るお兄さんのカットは撮影できませんでした。
IMGP9643.JPG
本流が岩に向かう難所に挑む。
このあと、艇は見事180度時計方向に回転。
つまり、沈。
IMGP9645.JPG
生涯初の記念すべき沈を経験して、彼はこの旅で大きく成長・・・、
してくれていたらいいんですけど。
IMGP9647.JPG
着替えが終わり、ご両親と記念の1枚。
やがて彼が大人になった時、こんな頃もあったんだよと、ご家族の話題にお役立てください。
IMGP9669.JPG
この石の何かが彼の感性をくすぐったようです。
石の模様はこの気田川の波のようにも見えます。
IMGP9708.JPG
この写真から日曜日の記録。出艇直後の1枚です。
IMGP9743.JPG
カメラ目線で撮影に応えてくれるほど余裕が生まれてきました。
IMGP9759.JPG
艇はアルピナ2-430 ブルー&チャコールグレーのEX仕様。
土曜日より、さらに息が合ってきました。ナイスパドリングです。
IMGP9806.JPG
IMGP9815.JPG
彼の後方にはいつも見守るようにシングル艇。
IMGP9839.JPG
急流に突入!
2日間を振り返れば、彼はいつもしっかりと漕いでいました。
IMGP9848.JPG
IMGP9875.JPG
ツーリング後半、フードを被り水しぶきに対処しています。素晴らしい。
IMGP9887.JPG
S字カーブに挑む!
蛇行する気田川の流れを象徴するカットです。
IMGP9906.JPG
日曜日も無事にゴール。
2日間よくがんばったね。
両足をしっかり開いていることも素晴らしいです。
IMGP9698.JPG
これからまた会う日があると思うけど、その時もよろしくね。
気田川ではありがとう。