12月最初の土曜日、宇治川ツアーを開催しました。
前日までは終日雨との天気予報でしたが、ツアー当日は曇天と時おりの青空。
寒さに備えて着用したウェアでは、ファルトの組み立てなど、準備で汗をかくほどの気温でした。
いつものように崖を降りて、舟を水際へ運び、11時に全員の準備が完了。
ツーリングコースやパドルサイン等の説明後に自己紹介。そして水上へ。
今回は男性10名、女性3名、スタッフ3名の総勢16名でした。
出艇して間もなく吊り橋をくぐり、宇治橋までの約2kmの区間ではゆっくりと
紅葉を眺めてのツーリング。色とりどりの緑の中、赤と黄色が目にも鮮やかでした。
アルピナ1-450、右岸の紅葉を背景に。
宇治橋では橋脚に対して本流が11時方向へと斜めに流れているため
大事をとって右岸をライニングダウンしました。
コース前半は小さな波が続く瀬がいくつかあります。
この瀬を通過してから、隠元橋上流で1度目の休憩をとりました。
航程約1/4で時刻は12時30分。昼食休憩の予定地までは4kmありましたので
休憩後は少しペースを上げて、伏見港を目指しました。
伏見港公園での昼食後、見事に黄葉した銀杏の木を発見。
明るい黄色と緑の自然の絨毯。この季節ならではの光景です。
再出発前に三栖閘門を背景に全員で記念撮影。
秋らしくススキを持っていただきました。
秋を身にまとった河村シェフ。ゴールまでこのまま漕がれていました。
伏見港からゴールの御幸橋までは約6.5km。
ツーリング後半はゆっくりと舟を漕ぎ、着艇は15時45分。
途中、にわか雨が降りましたが、撤収時には降り止みました。
13名の皆さん、今年最後のリバーツーリングへのご参加ありがとうございました!
これからの冬のツアーもどうぞよろしくお願いいたします。
今日で12月も5日目を終えようとしています。
間もなくクリスマス。いいクリスマスをお過ごしくださいね!
フジタカヌー 上田洋樹
吉野川流域の自然 11月6日(土)吉野川ツアー報告完結
立冬が過ぎ、二十四節気では冬へと季節が移りゆく。
吉野川ツアーの報告4では、晩秋の川の風景をご紹介します。
集合前の川の下見時に撮影した秋桜。
弱い風に小さく揺れる満開のコスモスを見られる時季のツーリングはとてもすがすがしい。
午前8時半頃、着艇地の芝崎の雑草。
直径1mmにも満たないの無数の水滴が朝の光に煌いていました。
参加メンバーの皆さんと合流して、出艇地で撮影した吉野川。
ツアー当日の水位はやや高めでしたが、水はご覧のように濁りがなく澄んでいました。
川のコンディションはかなり良好。
ツーリング中盤、右岸ではススキが群生していました。
これも秋ならではの風景です。
まるで意思があるかのような、急流吉野川の水の動き。
吉野川は浅瀬、早瀬、急流、落ち込み、大波、小波と瀬の種類が豊富で
かつ、ゆったりと下ることができる瀞場の区間もあり、川の魅力が満載です。
午後4時頃、着艇地の芝崎ではシロツメグサが咲いていました。