笠置カヌー・カヤックスクールを例年より、一ヶ月ほど早く開校。
水のエキスパートである京都ライフセービングの皆さんがご参加くださり、
普段とは違う視点からの景色を楽しんでいただきます。
ちょうど季節は24節季のひとつ、雨水(うすい)の頃。
「雪が雨に変わり、氷が融けて水になる。」と記されていますが、
ちょうど数日前の雨で、上流の高山ダムが放流中。
春のおとずれを、木津川の流れに感じました。
半日のショートスクールは陸上でパドル講習と、流れの穏やかな水域で
カヌーを操作する90分のコースです。
流れの中も漕いでみたいとのリクエストもあり、特別に川下りも挑戦。
まだ「沈」をすると声をあげるほどの水温。ひとりが最後の瀬でバランスを崩した瞬間は、
先に漕ぎきったメンバーから残念そうな声が聞こえたような!?
もちろん、全員がしっかりと漕ぎきりました。
ミニツーリングの後、カヌー広場まで走って戻る皆さん。
さすがライフセーバー、日常生活でもトレーニングを欠かされていません!
乾いた服に着替えて、なにか始まりました・・・
食材を持ち寄り、ダッチオーブンでお菓子を作って交流会。
焚き火を囲んで暖をとりながら、手づくりのお菓子とコーヒーで過ごす時間。
いつまでも話は尽きません。
後日、「また行きたいを連呼しながら解散しました。」との、ご感想をいただきました。
楽しい一日でしたね。
こちらこそ、ありがとうございます。
もうすぐ木々も芽吹き、お花見のシーズン。
水面から眺める桜並木も、また趣があります。
陽射しにもぬくもりを感じる日が多くなってきました。
いよいよ、カヌーの季節が到来です。
1月22日 琵琶湖の雪見ツーリング報告
新たな年を迎えた琵琶湖一周ツアーの第一回目。
(ツアーの様子はyoutubeでご覧いただけます)
真冬の琵琶湖とはどんなものぞ。と、13名の元気なメンバーが集合。
雲に包みこまれた対岸の山と鏡のような湖面。
冬の琵琶湖は、幻想的な空間で私たちを歓迎してくれました。
姉川河口付近では、水の透明度に歓声があがる。
これが夏のシーズンなら、すぐにでも飛び込んでみたくなりました。
湖底を覗きこむと、波で揺られて作られた「砂紋」と呼ばれる模様を発見。
ダッチオーブンで香ばしく焼き上げた麺に、アツアツのあんをかけた、あんかけ焼きそば。
全員で協力して作る昼食は、盛りあがります。
遠くまで広がる視界。山々の山頂にかかった雪景色を楽しみながらのご機嫌な時間を満喫。
どこまでも、このまま漕いで行きたいと感じます。
楽しかったツーリングのゴールも間近。長浜城歴史博物館をバックに記念撮影。
古来より日本の中心として栄えた近江国は、歴史ドラマでも取り上げられる事も多く、
自分たちが漕いだ場所が登場すると、より深く感情移入できます。
おかげさまで、カヌー・カヤックでびわ湖一周に挑戦される方も確実に増えてきました。
ゆっくりと湖岸沿いを巡りながら、それぞれのゴールを目指していきましょう!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
ツアーの様子はyoutubeでご覧いただけます