仁淀川キャンプツアー報告 【清流編】

9月18日から19日にかけて高知県の仁淀川に行ってきました。
天候は2日間とも晴天。
日中は日差しと熱気でタープ設営やファルトの組み立てでは汗だくになりましたが
朝夕は初秋のすがすがしい気候で快適に過ごすことができました。
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土曜日のツーリング中盤、支流の上八川(かみやかわ)川にて。
今回は総勢14名。
休憩後の再出発前に全員で記念撮影。
それでは、仁淀川ツアーの土曜日の様子をご紹介します。
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土曜日午前5時38分の仁淀川流域の朝焼け。
この頃はかなり肌寒く、長袖を着込んで仮眠前のひとときを過ごしました。
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キャンプサイトから出艇地点に向かう車窓からの1枚。
のどかな仁淀川に漁のための和船が浮かんでいました。
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出艇準備が整ったあとは清流でクールダウン。
午後1時15分出艇。
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出艇から約3km、支流の上八川川に到着。
この支流の水の透明度は本流よりさらに高く、鮎など魚が泳いでいる姿を
水の上からはっきりと確認することができます。
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水中では小さな魚が気持ちよさそうに泳いでいました。
水はとても冷たいですが、ほとんどの方がゴーグルやマスク、シュノーケル持参で
この支流で過ごす時間を楽しまれていました。
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ゆっくりと流れる水に浮かぶ。
以上、土曜日のツーリング前半の様子でした。
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土曜日のツーリング後半につづく
フジタカヌー2010年ツアー予定はこちらからどうぞ!

少年と気田川 小さなカヌーイストの挑戦

2010年気田川キャンプツアー報告の最後は、1人の少年の特集です。
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土曜日のツーリングを終えて、名車900Sと一緒に。
このお車を見ると、同型のカブリオレに乗っていたあの人を思い出す。
あるツアーを終えて、笠置のフジタカヌー工場で車内にパドルを置いたまま幌を開けた際に
そのパドルがリアガラスに干渉して、リアガラスが木っ端微塵に割れたあの日の衝撃も今は昔。
洗練された外観、そのフォルムに無駄がない、いいお車です。
それでは、少年が気田川で過ごした週末の物語をご紹介します!
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草食系男子という言葉で男の子が分類される昨今ですが
彼は自分のことは自分で行う立派なアウトドア系男子です。
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少年を見守る瞳はとても優しいです。
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土曜日のツーリング前半、軽やかにパドリングする少年。
お父さんとの息もピッタリです。
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ダイビング用フルスーツのお兄さんと。
潜っているお兄さんのシュノーケルの先に水を入れるように伝えたのですが
彼の良心がそれを咎めたのか、むせ返るお兄さんのカットは撮影できませんでした。
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本流が岩に向かう難所に挑む。
このあと、艇は見事180度時計方向に回転。
つまり、沈。
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生涯初の記念すべき沈を経験して、彼はこの旅で大きく成長・・・、
してくれていたらいいんですけど。
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着替えが終わり、ご両親と記念の1枚。
やがて彼が大人になった時、こんな頃もあったんだよと、ご家族の話題にお役立てください。
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この石の何かが彼の感性をくすぐったようです。
石の模様はこの気田川の波のようにも見えます。
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この写真から日曜日の記録。出艇直後の1枚です。
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カメラ目線で撮影に応えてくれるほど余裕が生まれてきました。
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艇はアルピナ2-430 ブルー&チャコールグレーのEX仕様。
土曜日より、さらに息が合ってきました。ナイスパドリングです。
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彼の後方にはいつも見守るようにシングル艇。
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急流に突入!
2日間を振り返れば、彼はいつもしっかりと漕いでいました。
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ツーリング後半、フードを被り水しぶきに対処しています。素晴らしい。
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S字カーブに挑む!
蛇行する気田川の流れを象徴するカットです。
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日曜日も無事にゴール。
2日間よくがんばったね。
両足をしっかり開いていることも素晴らしいです。
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これからまた会う日があると思うけど、その時もよろしくね。
気田川ではありがとう。