16日に引き続き、17日も湖北でお花見ツーリングでした。
日曜日のゲレンデは日本の桜100選に選定されている海津大崎。
出艇は土曜日と同じくJR永原駅前から。
大浦川をくだり、琵琶湖へと漕ぎ出て、そこから二本松や海津大崎を経由して
知内浜オートキャンプ場の北浜サイトをゴールとしました。
この日の写真は総数400枚以上。今回はその中から12枚をご紹介します。
まだまだご紹介したいカットはいくつもあるのですが、それらの写真はDVD(CD-Rには
収まりませんでした・・・。)がお手元に届く日まで楽しみにお待ちください。
午前6時45分の知内浜。
早朝から快晴で絶好のツーリング日和となりました。
お車でご参加の全員が揃ったところで永原へと移動。
永原までの湖岸道路は桜のトンネルが本当にきれいでした。
出艇は10時45分。
大浦川をくだり、まずは琵琶湖を南下します。
写真は二本松北側の風景です。
17日は終日快晴。
久しぶりにお会いした方、初めてお会いする方、スクール後に初めてツアーに
ご参加いただいた方と多くの皆さんが湖北に集ってくださいました。
おだやかな風の中、湖岸沿いに漕ぎ進む。
時には湖上を漂いながら、岸辺に咲く桜をゆっくりと眺めました。
二本松北側にて全員で記念撮影。この日は総勢21名でした。
昼食後に桜とともに記念撮影。
全員の写真をご紹介したいところですが、表情が素敵なカットをあと3枚掲載します。
ライトグリーンのアルピナ2-460にご夫妻で乗られていたお二人。
艇や収納ザックの状態を拝見して、とても大事にされているように感じました。
またご一緒できる日を心待ちにしています。
10年以上も前から、年に何度もツアーにご参加いただいている羽代さんと松田さん。
遊覧船を背景に。
カナダ・ユーコン川での出会いから始まったカヤックの縁。桜と湖面を背景に記念の1枚です。
海津の桜並木と。
バックに人が入ってしまいましたが、私にとってはこのカットが本日のベストショットです。
海津の報告写真はあと2枚。
11枚目は芸達者なお二人に登場していただきましょう。
お見事!撮影へのご協力ありがとうございました。
最後は正統派ファルトボーターのお二人に、今回の海津大崎ツアーを締めくくっていただきます。
ご兄弟でそれぞれのファルトボート(アルピナ2−430)を所有されているお二人。
撤収後は車でお送りすることを辞退されて、お二人でJRマキノ駅まで颯爽と歩いて行かれました。
本当に仲がいいお二人、さわやかな1シーンでした。
16・17日の報告で写真をご紹介できなかった皆さまへ
明日(4/21)にはDVDを発送しますので、近日中にお届けできると思います。
ご自宅で春のツーリングをゆっくりと振り返ってみてくださいね。
お花見ツアーへのご参加、誠にありがとうございました。
フジタカヌー 上田洋樹
湖北を旅する桜人 琵琶湖 永原〜菅浦編 4月16日(土)
華やかに美しく、そして儚い桜の花を水上から愛でる湖北のお花見ツアー。
今年の湖北の桜はまさに満開。これ以上望むことがないほどの開花でした。
今回のツーリングはスタッフ3名で撮影。
撮影したカットは膨大な量で、いくつもいい写真がありました。
ブログでは、それらの写真を複数回に分けてご紹介しようとも思ったのですが
11枚を厳選して、ここに一挙公開します。
ツアー写真を申し込まれた方はお手元に届く日を楽しみにお待ちください!
湖岸に連なる満開のソメイヨシノ。
16日は晴れのち小雨、そして曇りと天候には恵まれませんでしたが
多くの桜が我々の目を楽しませてくれました。
写真のファルトボートはPE-1-500シーショアです。
ツーリング終盤、つづらお崎に向かう途中に全員で記念撮影。
この日のツーリングは総勢23名でした。
ツーリング序盤、大浦漁港にて。
昼食休憩のちの1シーン。
大浦から菅浦の国民宿舎「つづらお荘」に向かう途中です。
着艇はつづらお荘を予定していましたが、時間に余裕がありましたので
最後に葛籠尾崎まで航程を延長しました。
葛籠尾崎からゴールを目指す際には、空を覆う雲に太陽が透けていました。
ゴール直前の1枚。
初めてのツアーはいかがでしたか?また皆さんで遊びに来てくださいね!
つづらお荘前の浜にある桜の木の下で。この日のベストショットです。
ツーリング後は2日連続でツアーにご参加の市場さんとスタッフ3名は
知内浜オートキャンプ場北浜サイトでゆったりとした時を過ごしました。
2011年4月16日土曜日に進水された市場さんの一日は後日特集でご紹介します。
写真はかなりブレていますが、丸い月と湖面を照らすその月明かりがとてもきれいな夜でした。
フジタカヌー 上田洋樹
進水おめでとうございます! アルピナ2-430 4月3日(日)木津川にて
4月3日は今年2回目の木津川カヌースクール。
前日の青蓮寺湖ツアーではA-1、この日はアルピナ2の進水式を行ないました。
午前9時過ぎ、木津川のほとりで新たなオーナーの到着を待つファルトボート。
ザックは高さ100・幅37・奥行き34cmとゴルフバッグにも満たない大きさですが
この中には、多くの夢とわくわくするような期待がつまっています。
9時30分、この日木津川で進水を迎えられた永合さんがカヌー広場にご到着。
組立て前に記念の1枚を撮影しました。
あっという間に、
完成!
初春の川岸に鮮やかなイエローが映えていました。
この日のスクールは総勢5名。全員で新たな門出をお祝いしました。
ご参加の皆さん、ご協力ありがとうございました。
水位はやや低めでしたが、ボトムをするほどの渇水状態ではなく
午後からは、ほとんど風がない水上をゴールまでのんびりとツーリングしました。
ゴールの銭司(ぜず)にて。
進水おめでとうございます!
これから笠置でのスクールや各地のツアーでまたご一緒できる日を楽しみにしていますね。
これからもよろしくお願いいたします。
4月3日の笠置カヌー広場の桜。
蕾が開き、華やかな満開の時を迎える桜のように
これからのカヤックがある休日が素晴らしい日々になりますように。
フジタカヌー 上田洋樹
琵琶湖 近江八幡お花見ツアー報告 4月10日
湖岸沿いに植えられた桜並木を堪能できる、近江八幡の隠れた穴場的スポットを
皆さんとご一緒しました。
初夏を思わせる陽気に穏やかな風と、カヌー・カヤックに乗って水上からのお花見を
楽しむには、絶好のツーリング日和です。
昼食は地元農家の方に用意していただいた、お花見弁当。
湖岸に咲いた一本桜の真下で食べる手作りのお弁当の味は、また格別です!
湖岸のおしゃれなカフェ「シャーレ水が浜」さんの真下に上陸。
素晴らしい桜並木のトンネルの中を、歩いて散策します。
例年より少し開花が遅れぎみでしたが、この辺りは桜が綺麗に花開いており、
私達の目を楽しませてくれました。
湖面も穏やか。せっかくなので、もう少し足を延ばして湖岸にある伊崎寺まで
漕ぐことにしました。
お寺に近づくにつれて、太い角材が琵琶湖へと突き出ているのが見えてきます。
このお寺では、毎年8月1日に「伊崎の竿飛び」と呼ばれる、面白い行事が行われます。
褌姿の若者が長さ約13mの角材(竿と呼ばれています)の先か、竿先につけた
鉄の環に足をかけてぶら下がった状態から、7m下の湖面に飛び込みます。
この行事の由来は、約1100年前にこの寺で修行中の僧が、琵琶湖に空鉢を投げて
湖上を行きかう漁民たちに喜捨(きしゃ)を乞い、そのあと、自ら湖に飛びこんで
空鉢を拾いあげた。という故事に基づくそうです。
なんとも湖国らしい伝説のある場所ですね。
琵琶湖の春を堪能できた一日でした。
4月のお花見ツアーも残すところあと三つ。
今後のツアー
この季節だけの素晴らしい景色が楽しめるコースばかりです。
皆さんのご参加をお待ちしております。
ありがとうございました。
春のお花見 宇治川ツアー報告 4月9日
関西の方になじみが深い宇治川を、お花見の時期にツーリングしてきました。
今回のツアーは、韓国からも2名のご参加がありました。
天ケ瀬ダム近く。流れが穏やかな場所からカヌーを浮かべて出発。
この辺りは岩盤の間を縫うように流れる渓谷の景色を楽しめ、
初めて来た方は「近くにこんな所があったの!」と、驚かれます。
宇治橋周辺は、世界遺産に登録されているだけあって、観光客の方も沢山。
温かい声援と珍しそうな視線の中を漕ぎ進みます。
人の気配を感じない自然の中も楽しいですが、市街地近くのツーリングも
また面白いものです。
伏見港公園で昼食休憩と濠川周辺を散策。
綺麗に咲き誇った桜の下での昼食は、この季節ならではです。
そして近くには、昭和初期の歴史的遺構である「三栖閘門(みすこうもん)」も
あります。迫力ある三栖閘門をバックに、参加者全員で記念撮影。
今は役目を終えていますが、鉄道と道路が発達するまでは物資と人を載せて、
沢山の舟が伏見と大阪を行き交ったそうです。
※閘門とは、水位の違う川同士を繋げるために2つのゲートを使って高さを調節し、
船を通す施設です。
伏見をこえた辺りから、ゆっくりと川の流れも穏やかになってきます。
古くは「澱川(よどかわ)」=よどむ川と呼ばれた由来もあるそうです。
木津川との間にある背割堤(せわりつつみ)沿いにも、約250本の桜が
植えられています。満開となった桜の帯の下を、水上と陸上の両方から堪能。
京阪八幡市駅近くの御幸橋(ごこうばし)でカヌーをあげて、大満足のなかでの
ツアー終了となりました。
4月のお花見ツアーも残すところあと三つ。
今後のツアー
この季節だけの素晴らしい景色が楽しめるコースばかりです。
皆さんのご参加をお待ちしております。
ありがとうございました。
三重県青蓮寺湖 ソメイヨシノの蕾と春の風 4月2日(土)
桜の季節となりました。
今年のお花見ツアーはこの青蓮寺湖から始まります。
(お花見ツアーの概要はこちらをご覧ください。)
2011年初のお花見ツーリングは・・・、まったく花がなく、まだまだ蕾の状態でしたが
春の穏やか、かつ暖かい気候に恵まれて心地よいツーリングを行うことができました。
出艇からは南湖を一漕ぎ。
湖西側にある見事な柱状節理を背景に全員で記念撮影。
今回はファルトボート7艇、リジッド2艇でのツーリングでした。
南湖から出艇地点を過ぎ、青蓮寺橋(画面右上)をくぐり、湖岸にある公園で昼食休憩としました。
ソメイヨシノの蕾は春の暖かな日差しに照らされ、湖岸道路を走る車もない水辺はただただ静寂。
ときおり聞こえる鶯の鳴き声や、初春のそよ風に心休まる一時を過ごすことができました。
今期発売予定のアルミパイプとグラスパイプの複合フレームのアルピナ1−450。
この日、私は新型艇の試乗とテストを兼ねてツーリングしていたのですが
ツーリング途中に参加メンバーの市場さんにも乗っていただきました。
AL-1-450はその名の通り全長4.5mの1人艇。現在の重量は15.5kg。
写真のように鋭角なキール先端が最大の特徴で、その他、2重管のキールや
アルピナ1より前後が長く、ゆとりがあるコックピット、フロントハッチ
スライドペダル式のフットブレイス、フットマット(かかと用クッション)が装備されています。
グラスパイプは前後のデッキ(艇上面の反り返っている部分)とインナーストリンガー
(太もも上部にあたるパイプ)に使用。
デッキの積載用のゴムロープのタブは前後とも8ヶ所あります。
身長176cm、体重61kgの私には、まるでオーダーメイドしたかのように体にフィットします。
特に着座した際に左右のエアチューブが太もも外側に長く密着する感覚は
とても心地良く感じました。
詳細なレポートはまた別の機会にお届けできればと思います。
着艇は15時30分。今回も無事にツーリングを終えることができました。
航行距離は約13km。後半は向かい風の中のツーリングで少しお疲れになったことと
思いますが、青蓮寺湖をくまなく周遊した達成感のあるツアーだったように感じます。
4月のお花見ツアー、そして今後のツアーもどうぞよろしくお願いいたします。
フジタカヌー 上田洋樹
祝!進水 フジタカヌーA-1(ターコイズ) 三重県・青蓮寺湖にて
進水式は何度立ち会ってもいいものです。
職人の手から生み出された舟は、乗る人がいて
初めてその命が吹き込まれる、いつもそんなふうに感じます。
4月好日、この日も1艇のカヤックが水上へと旅立ちました。
午前5時半、夜明けの青蓮寺湖。
ハイエースのルーフで水上に浮かぶ瞬間を静かに待つフジタカヌーA-1。
それから約4時間後の午前9時13分、水際へ。
10時からはいよいよ進水式です。
青蓮寺湖ツアーの参加メンバーは総勢9名。
画面中央は新艇のオーナーとなられた、しず子さん。
ツーリング前に参加メンバー全員でこの瞬間をお祝い。
同じように一礼される住義さんのお姿にも感動しました。
お神酒でお清めの前の1コマ。
今後の安全を願って。
出艇前の記念の1枚。
このあと、全員で青蓮寺湖への進水を見送りました。
湖南にある柱状節理を背景に。
進水おめでとうございます!
この良き日を迎えられたあなたさまへ水にまつわる言葉を贈ります。
「水天一碧」(すいてんいっぺき)
晴れ渡った水上、水の色と空の色とがひと続きになっている様子。
水天にはいくつもの水天があり、一碧にも多くの一碧があると思います。
これからもともに水天一碧を楽しみましょうね。
また、ブログの開設以来、いつもコメントありがとうございます。
今回はこれまでのコメントのお礼を兼ねて、今後のカヤックライフが
末広がりに豊かになることを願って、8枚の写真を掲載いたしました。
以上、2011年4月初めの物語でした。
「青蓮寺湖お花見ツアー」あらため
「青蓮寺湖蕾ツアー」のご報告は近日公開します。
フジタカヌー 上田洋樹
東日本大震災と今後のカヌースクール・ツアーについて
■東日本大震災につきまして
3月11日(金)に起きた未曾有の巨大地震および津波によって
東日本広域において多くの方が犠牲となり、日本に甚大なる被害をもたらしました。
この災害により被害を受けられた方々に、心からお見舞い申し上げます。
フジタカヌーから、また日本カヌー普及協会の会員様より頂いております会費の
一部を災害復興に向けての義援金として日本赤十字社に贈らせていただきました。
一日でも早い復興を、心より望んでいます。
■今後のツアーにつきまして
3月のツアーは東日本大震災の被災状況をふまえて、すべて中止といたしましたが
3月21日(月)からのカヌースクールと4月のツアーは最少催行人数に達する
お申し込みがあれば開催いたします。
下記に今後のスクールとツアーの予定をご案内いたします。
★3月21日(月祝) 木津川カヌースクール開始 ※開催が決定しています。
この日以降は土・日・祝日とカヌースクールを予定しています。
平日でも5名様(一般参加)のお申し込みがあれば、スクールを開催いたしますので
平日にスクールをご希望される方は日程等ご相談ください。
カヌースクールのご案内はこちらから
■4月
2(土)青蓮寺湖(三重県)お花見
会員¥9,000 一般¥10,000 ツアー案内はこちらから
9(土)宇治川 春景色ツーリング10(日)琵琶湖 近江八幡 お花見
会員¥9,000 一般¥10,000 ツアー案内はこちらから
10(日)琵琶湖 近江八幡 お花見
会員¥10,000 一般¥11,000 ※お花見弁当付き ツアー案内はこちらから
16(土)琵琶湖 永原〜菅浦 お花見
会員¥9,000 一般¥10,000 ツアー案内はこちらから
17(日)琵琶湖 海津大崎 お花見(永原〜マキノ)
会員¥9,000 一般¥10,000 ツアー案内はこちらから
23(土)木津川 山桜ツーリング
会員¥7,000 一般¥8,000 ツアー案内はこちらから
■5月
14(土)〜15(日)気田川キャンプツアー(静岡県)
会員¥24,000 一般¥27,000 ※キャンプ場使用料込み
■6月
4(土)〜5(日)北山川 瀞八丁キャンプツアー(三重・奈良・和歌山県)
今年のお花見ツーリングは桜の名所、三重県青蓮寺湖から。
各ツアー案内は詳細が確定次第、順次公開いたします。
お問い合わせ・お申し込み先
有限会社フジタカヌー
TEL : 0743-95-2507
mail : info@fujitacanoe.com
横浜国際ボートショー無事終了いたしました
2011ジャパンインターナショナルボートショー無事終了いたしました。
ご来場いただきました皆様 ありがとうございました。
本年度は、43240名と昨年を5000名以上 上回る来場者がありました。
折りたたみカヌー・カヤックのフジタカヌーも新型ハイブリッドフレーム
アルピナ450ハイブリッドを展示させていただき、
たくさんの方々にご覧いただくことができました。ありがとうございます。
リリースに向け、最終調整中です。ご期待ください。
今日も、テスト漕行を行いました。
横浜国際ボートショー2011開幕です
横浜国際ボートショウ2011が開催しました。
折りたたみ式カヌー・カヤックのフジタカヌーも、元気に出展しております!
間寛平さんのトークショウが行われることもあってか、初日から沢山の人達で
賑わっています。
我らがカヌーブースにも、毎年顔を出してくださる方や、始めてファルトボートを
目にされる方など、多くの出会いがありました。
ボートショウは6日(日)PM5:00まで開催です。
随時組み立て実演も行っておりますので、ご希望の方はお気軽にお声掛けください。
ただし、混み合っている時など、お時間をいただくことがあります。
写真中央部が、試作艇のAL-450プロトタイプです。
シーカヤックでとり回しのしやすい4.5メートルのサイズに、フレームにアルミと
グラスの素材を使ったハイブリット艇です。