古座川ツアー無事終了しました。
南紀は17日夜から降り始めた雨が、週末の2日間降り続き
今年の古座川は終始雨の中のツーリングとなりました。
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます
雨によって幾筋もの滝が出現した古座の一枚岩。
この画面の右側(下流側)にもいくつもの滝が流れていました。
出艇前の準備時間の雨は憂鬱なものですが、この雨により
普段は見ることができない光景を目の当たりにすることができました。
13時40分、全員の準備が整ったところで、一枚岩の滝を背景に記念撮影。
今回は男性13名、女性1名の総勢14名。
この後、アルピナ1-450の進水式を行いました(その様子は後日公開します)。
土曜日15時2分のツーリング風景。
雨がやわらぎ、霞がかった山々が幻想的。この日のツーリングは約5.5km。
着艇後はぼたん荘の月野瀬温泉に入っていただき、神保館での夕食前に
古座川町役場の約1.5km東にある国指定天然記念物の「虫喰岩」を見学しました。
日曜日は8時50分出艇。
コース中盤では支流の小川(こがわ)を遡り、清流を前に20分ほど休憩。
土曜日に進水したアルピナ450を前に全員で記念撮影。
この日のツーリングは約10km。神保館着は11時20分。
雨は時折小雨となりましたが、撤収時にも降り止むことはなく
最後まで雨に降られた古座川ツアーでした。
撤収後に着替えて、神保館で昼食のち解散となりました。
今回もツアーへのご参加、誠にありがとうございました。
ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます
4月以降のツアーもよろしくお願いいたします。
フジタカヌー 上田洋樹
2月11日(金祝)小川あらため古座川ツアー報告
2月11日のツアーは無事終了しました!
この日は古座川の支流・小川(こがわ)をツーリングする予定でしたが
ツアー当日の小川の状態がツーリングが不可能なほど水位が低く
急遽、古座川ツーリングに変更しました。
コースは一枚岩から和風旅館「神保館」までの約15km。
古座川も水量が少なく何度も歩きましたが、水の透明度は抜群で
神保館にたどり着くまで、終始川底を眺めながらのツーリングでした。
それでは、小川あらため古座川ツアーの様子をご紹介します。
出艇地の一枚岩(写真右側)。
左に見えるのが「道の駅・一枚岩」です。
ここでは、いざ出艇というタイミングで、道の駅のデッキから私達に向けて
ほら貝の見事な演奏がありました。その音は霞がかった峡谷に響き渡り
古座川ツーリングの安全を願ってくれているよう。印象深い門出でした。
道の駅・一枚岩勤務のMさん、素敵な演出をありがとうございました。
流れはいたっておだやか。
河岸の木々には、ほんの少し春の息吹が感じられました。
古座川では鯉や錦鯉の他、モクズガニも発見!
時には瀬もあります。
古座川と小川の合流地点にて全員で記念撮影。
念願の小川ツーリング(距離約5m、時間1分)も体験。
この上流は、
こんな感じです。
この地点はまだ水がありましたが、50m以上にわたり
渇水となっている区間がいくつもありましたので
今回は小川ツーリングを断念しました。
のんびりと、ゆっくりと古座川ツーリングを満喫して
和風旅館「神保館」に到着したあとは、「ぼたん荘」の温泉につかり
古座の町で夕食、そしてこの日は全員で神保館に素泊まりしたのでした。
翌朝は朝食後に太田川へ移動。
神保館さん、お部屋を暖めてゴールを待っていただいたこと、
その他いろいろとよくしてくださってありがとうございました。
朝食もとてもおいしくいただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
和風旅館「神保館」のご案内はこちらから。
3月末まで、素泊まり¥3,000、朝食付素泊まり¥3,500
2食付は¥6,000の特別価格です。
今後のツアー案内はこちらからどうぞ。
4月はお花見、5月は新緑ツアーを計画中です!
清流古座川で過ごした3日間 京都YMCA Updraft野外人 その3
8月8日(日)、古座川キャンプツアーはいよいよ最終日。
この日のツーリングは河口から、その西側にある橋杭岩を経て
ゴールの橋杭海水浴場を目指します。
午前6時20分の空。
青空に湧き立つ夏の雲。日曜日は朝から晴天でした。
明け方に降ったかなり強い雨の名残。
誰かさんのテントはタープの脇にあったため、そのタープに溜まった水が
勢いよくテントに降り注ぎ、「ピンポイント豪雨」となったようです。
朝食、キャンプ用品の撤収のあとは出艇地に全員で移動。
出艇前の1枚。
橋杭岩への回送の車が帰ってくるまで、しばらく待機です。
全員の準備が整い、コース説明のあと9時10分に出艇。
波は昨日よりおだやか。
出艇後はやや沖合を東から西へと進みます。
いかだを組み、九龍島を背景に全員で記念撮影。
出艇地から約3.5km、橋杭岩(はしぐいいわ)に到着。
大小約40の岩が850mにわたり一列に連なり垂直にそびえる橋杭岩。
直線上に立ち並ぶ岩の姿が橋の杭のように見えることから橋杭岩と呼ばれています。
橋杭岩からゴールまではあとわずか。
波が少し高くなった海上を皆懸命にパドリングしていました。
10時50分、橋杭海水浴場に到着!
全員の協力があって3日間のツーリングを無事に終えることができました。
着艇後はカヌー用品の撤収と着替えと昼食。そして車でJR串本駅へ移動。
予定通り12時26分串本駅発の電車に間に合いました。
YMCAの皆さんを見送り、すべての撤収を済ませてからの帰り道、
古座川の北東に流れる太田川をつかの間下見。
水の透明度は古座川より高く、流域はとてものどかな雰囲気。
一度じっくりと下ってみようと思います。
ツアーが開催できるような川であれば、ぜひご参加くださいね。
8月7日土曜日、古座川下流域での夕焼け。
京都YMCAの皆さん、今年も夏のカヤックツーリング&キャンプに
ご参加いただきましてありがとうございました。
古座川での3日間は天候に恵まれ、充実した時を過ごすことができました。
1年後もまたどこかのゲレンデで皆さんと過ごす夏を楽しみにしています。
リーダーや野外人を卒業すれば、カヤックとの接点が少なくなるかも知れませんが
そんな時はフジタカヌーのカヌースクールやツアーに遊びに来てくださいね。
また来年、元気な姿でお会いしましょう!
清流古座川で過ごした3日間 京都YMCA Updraft野外人 その2
YMCAの子供たちと過ごした古座川での2日目の様子をご紹介します。
2日目のツーリングは川から海へと。
写真は古座川河口の沖合いにある九龍島の洞窟内での1枚。
それでは、8月7日の土曜日を朝から振り返ります。
YMCAの方々にはこの写真の意味がすぐに分かる1枚。
その意味は後ほど。
出艇前、あるものに皆興味津々。それは、
高校2年生の彼が仕掛けで捕らえた体長10cm以上の立派な手長えび。
彼は夜のキャンプでこの川えびを素揚げで調理してくれました。
とてもおいしかったですよ。ごちそうさまでした。
出艇直後に「つくしリーダー」が轟沈。
レスキューはさておき、皆に集まってもらいました。
つくしリーダー、大変お疲れさまでございました。
続いて、ツーリング前半の早瀬での2枚。
皆、瀬を楽しみながらパドリングしていました。
瀞場でゆったりする2人。
こっちリーダーとメンバーの2人。
3人ともいい表情です。
12時前に右岸で昼食休憩。
対岸の岩場にはその隙間に数多くの蟹が生息していました。
お昼ごはんを終えて、ツーリング再開。
ツーリング後半は川から海へと漕ぎ出でます。
河口から海へ。波は1m弱。
小さなうねりの中、沖合いに浮かぶ九龍島を目指します。
九龍島北側にある浜に着艇。波と戯れる子供たち。
泳いだあとは島の洞窟を探索です。
洞窟内には直径40cm、長さ20mほどの木が流れ着いていました。
リーダーとメンバーの子供たちが集めた貝の数々。
どれもみな綺麗です。
この日の着艇地は河口の西側。
浜では打ち寄せる波が大きかったので、1人ずつ順に来てもらいました。
浜で降艇したあとは全員で協力して水面より高い位置まで艇を運びました。
ツーリングを終えてからは、古座川下流のキャンプサイトに移動。
子供たちはお風呂と夕食前にテントとタープの設営を行いました。
時おり小雨に見舞われましたが、長く降り続けることはなく
夜のキャンプは夏独特の心地よさがありました。
夕食後は恒例の「フジタカヌークイズ」に挑戦!
上位3名とブービーの1名には素敵な賞品があります。
・・・ クイズ結果 ・・・
☆1位(同点) 男性ディレクター メンバー高校生男子
☆3位 メンバー中学生男子
☆ブービー メンバー高校生女子
3位の中学生男子は、あと1問正解で1位でした(惜しい!)。
来年はトップを狙ってください。目指せディレクター越え!!
不足の賞品は近日中にお届けしますね。お楽しみに!
夕食、その後片付け、クイズを終えて、中学生の子供たちは就寝。
高校生とリーダー、ディレクターの方々は一日を振り返るミーティング。
一人一人、この日感じたことを、そして明日に生かすべきことを話し合っていました。
私がYMCAの方々と接して、いつも感心するのはこの高校生ミーティングと
毎食前の祈りの時間。
特に食事前の祈りの時は信仰することの尊さをいつも感じます。
いつもはふざけている子もこの時だけは真摯に祈りを捧げます。
彼らはみな純真な心をもっていると感じる瞬間でもあります。
夜の左岸のキャンプサイトからは古座川の水面に街灯の灯がおぼろげに長く映っていました。
8月8日編につづく
清流古座川で過ごした3日間 京都YMCA Updraft野外人 その1
8月6日(金)から8日(日)にかけて京都YMCA Updraft野外人チームの
15名の方々とともに和歌山県の古座川に行ってきました。
ツアー初日のツーリングの中間地点、沈下橋での1枚。
西に傾いた日を背に受けて、遠くを眺める子供たち。
映画の1シーンのようでした。
それでは、ツアー初日の金曜日の様子をどうぞご覧ください!
午前4時半の古座川の朝焼け。
日中の好天を予感させる美しい空。
3日間のツーリングとキャンプの幕開けです。
スタッフは午前3時半に現地到着。
YMCAの皆さんが現地のJR古座駅に到着するのは午後2時42分。
合流するまでは仮眠をとったあと、3日間の全航程の下見を行いました。
古座川の一枚岩では蓮の花が咲いていました。
午後2時42分、子供たちは予定通り古座駅に到着。
駅で挨拶をしてから出艇地点に向かいました。
出艇準備が整い、全員でツーリング前のミーティング。
コースの説明や川の下り方、パドルやホイッスルのサインなどを説明しています。
午後4時40分ツーリング開始。
写真は出艇直後の1枚です。
早瀬をゆく。
ポーズをとって撮影に応えてくれました。
この日のツーリングは西から東へ。
先頭から後を振り返ると、西日で輝く水面に
子供たちのシルエットがくっきりと浮かんでいました。
金曜日は雲が多かったものの、終日晴天。
この日は今年一番の暑さだったようです。
航程の中間地点の沈下橋にて全員で記念撮影。
集合写真その2
車の往来ができない道幅が狭い沈下橋なので寝転んでもらいました。
20分ほど休憩してから再出発。
時には沈。
沈した付近や下流側に流れや障害物がない場合は記念撮影してからレスキューです。
午後6時15分無事着艇!
全員で協力してカヤックを水面よりかなり高い位置まで運搬して
この日のツーリングを終えました。
ツーリングのあとはテントとタープの設営、お風呂、そして夕食。
夜空には満天の星。
じっと夜空を見上げていると、あらゆる方向に幾度も星が流れていました。
8月7日編につづく