関西の方になじみが深い宇治川を、お花見の時期にツーリングしてきました。
今回のツアーは、韓国からも2名のご参加がありました。
天ケ瀬ダム近く。流れが穏やかな場所からカヌーを浮かべて出発。
この辺りは岩盤の間を縫うように流れる渓谷の景色を楽しめ、
初めて来た方は「近くにこんな所があったの!」と、驚かれます。
宇治橋周辺は、世界遺産に登録されているだけあって、観光客の方も沢山。
温かい声援と珍しそうな視線の中を漕ぎ進みます。
人の気配を感じない自然の中も楽しいですが、市街地近くのツーリングも
また面白いものです。
伏見港公園で昼食休憩と濠川周辺を散策。
綺麗に咲き誇った桜の下での昼食は、この季節ならではです。
そして近くには、昭和初期の歴史的遺構である「三栖閘門(みすこうもん)」も
あります。迫力ある三栖閘門をバックに、参加者全員で記念撮影。
今は役目を終えていますが、鉄道と道路が発達するまでは物資と人を載せて、
沢山の舟が伏見と大阪を行き交ったそうです。
※閘門とは、水位の違う川同士を繋げるために2つのゲートを使って高さを調節し、
船を通す施設です。
伏見をこえた辺りから、ゆっくりと川の流れも穏やかになってきます。
古くは「澱川(よどかわ)」=よどむ川と呼ばれた由来もあるそうです。
木津川との間にある背割堤(せわりつつみ)沿いにも、約250本の桜が
植えられています。満開となった桜の帯の下を、水上と陸上の両方から堪能。
京阪八幡市駅近くの御幸橋(ごこうばし)でカヌーをあげて、大満足のなかでの
ツアー終了となりました。
4月のお花見ツアーも残すところあと三つ。
今後のツアー
この季節だけの素晴らしい景色が楽しめるコースばかりです。
皆さんのご参加をお待ちしております。
ありがとうございました。