漕げる幸せ 宇治川お花見ツアー報告 2013.4.13(日)

フジタカヌー宇治川ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。
早朝、淡路島付近で発生した震度6弱の地震。
電車の運行が乱れる影響はありましたが、幸いにも参加者の皆さんに直接の被害はなく、
全員が宇治川に揃うことができました。
それぞれのお住まいで感じた事を報告し合い、予定通りにツアーを開催。
今年は桜の開花が早く、ゴールの背割堤は残念ながら葉桜。
しかし、伏見港公園では予想外の景色に出会えた幸運もあり、春ならではのツーリングを
楽しむことができました。
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ツーリング出発前にA-1Gの進水式を行いました。
頭文字のAはオールラウンドの略。
川海湖と、沢山のフィールドで思い出を築くことができますように。
全員で祝福をして出発です。
なお、水温が冷たいために、恒例の「放り込みの儀」は割愛させていただきましたが、
ご本人は下流でシッカリと清めを行われました。
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天ヶ瀬ダムから約二キロの区間は渓谷の雰囲気を楽しめます。
視点が変わると、近場にも豊かな自然が残っている事に気づきます。
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観月橋付近、木造三階建てが印象的な料亭月見館。
近代の町並みが続く宇治河畔で、古くからの歴史を感じさせてくれる景観のひとつです。
旅館の入り口には当時の和舟が展示されています。
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かつては「京都の玄関口」と呼ばれた伏見港跡で昼食休憩。
桜は満開の姿で私達を歓迎してくれました。
素晴らしい景色の中でいただく、食育キッチンISHIGUROさんのお花見弁当も大変好評でした。
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宇治川沿いの近代土木遺構、三須閘門
伏見港内の濠川との水位差を調整、宇治川との舟運を通すため昭和4年に建てられました。
年間二万隻もの利用があったそうですが、水運から陸路輸送への転換。
そして、昭和39年天ケ瀬ダムの完成によって、その役割を終えます。
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「澱む川から、淀川と名前がついた。」とも言います。
柳の新緑が続く川岸、パドルを一漕ぎするごとに心が洗われていくようです。
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折りたたみカヌー・カヤック、ファルトボートを背負ってのご参加。
お帰りになる前に、アルピナ2-430と共に京阪八幡市駅で記念撮影。
絵になりますね〜。
青空の広がる爽やかなツーリング日和でした。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございます。
宇治川ツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。

波を渡って竹生島へ 琵琶湖雪見ツアー報告 2013.2.3

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今年は好天が続き、湖岸沿いの雪はほとんどが溶けていました。
銀世界は遠き山のうえに。
気を取り直して、竹生島を目指すことにします。
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出艇場所のつづら尾崎周辺は、強い北西風の吹き出し口になっている舟の難所。
当日の状況を慎重に判断しながら島へ渡ります。
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経験者が集っていたので、迫力ある波風も力強く漕ぎ抜けていきます。
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島内に建つ宝厳寺では、水と縁の深い弁財天を祀っています。
弁天様のお使いは白蛇とのこと。
巳年にかけて、皆さんと一緒に日頃のお礼を参拝してきました。
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手早く観光を済ませ、再びつづら尾崎へ。
冷たい北風をさけられる場所を探して昼食休憩。
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湖北の冬の名物といえば鴨。
この日の献立は地元の真鴨を使った鴨南蛮そば。
しっかりとしたお出汁が効いていて、深い味わいを美味しくいただきました。
おかわりも多く、綺麗に完食。
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日の高いうちに菅浦の浜へ到着。
琵琶湖一周を目指すメンバーも多く、参加者同士での会話も盛りあがりました。
つづらお荘のお風呂で体を汗を流して解散。
遠く青空に浮かぶように竹生島をジッと眺めていると、湖岸の桜に目がいきました。
よく観察すると枝には小さい蕾がしっかりと結ばれています。
立春も過ぎ、少しずつ春の気配を感じられるようになりました。
お花見も、もうすぐですね。
ツアーの様子は、YouTubeでもご覧いただけます。

2012.2.25木津川カヌースクール 半日体験を開催

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笠置カヌー・カヤックスクールを例年より、一ヶ月ほど早く開校。
水のエキスパートである京都ライフセービングの皆さんがご参加くださり、
普段とは違う視点からの景色を楽しんでいただきます。
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ちょうど季節は24節季のひとつ、雨水(うすい)の頃。 
「雪が雨に変わり、氷が融けて水になる。」と記されていますが、
ちょうど数日前の雨で、上流の高山ダムが放流中。
春のおとずれを、木津川の流れに感じました。
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半日のショートスクールは陸上でパドル講習と、流れの穏やかな水域で
カヌーを操作する90分のコースです。
流れの中も漕いでみたいとのリクエストもあり、特別に川下りも挑戦。
まだ「沈」をすると声をあげるほどの水温。ひとりが最後の瀬でバランスを崩した瞬間は、
先に漕ぎきったメンバーから残念そうな声が聞こえたような!?
もちろん、全員がしっかりと漕ぎきりました。
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ミニツーリングの後、カヌー広場まで走って戻る皆さん。
さすがライフセーバー、日常生活でもトレーニングを欠かされていません!
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乾いた服に着替えて、なにか始まりました・・・
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食材を持ち寄り、ダッチオーブンでお菓子を作って交流会。
焚き火を囲んで暖をとりながら、手づくりのお菓子とコーヒーで過ごす時間。
いつまでも話は尽きません。
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後日、「また行きたいを連呼しながら解散しました。」との、ご感想をいただきました。
楽しい一日でしたね。
こちらこそ、ありがとうございます。
もうすぐ木々も芽吹き、お花見のシーズン。
水面から眺める桜並木も、また趣があります。
陽射しにもぬくもりを感じる日が多くなってきました。
いよいよ、カヌーの季節が到来です。
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4月23日(土)木津川山桜ツアー 報告

2011年度のお花見カヌー・カヤックツアーも、今回で最後です。
メインである山桜は、残念ながらほとんどが散り終わっていました。
細かい雨が断続的に降り続く中、川柳(カワヤナギ)を始め、木津川の岸沿いに
芽吹いた、新緑の輝くような景色を楽しみながら漕ぎます。
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雨除けのタープ設営と、お味噌汁を作る班に分かれ、昼食休憩の準備。
全員の協力で作り上げた快適な空間。温かいお味噌汁も、また格別の味わいです。
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カヌー初体験の息子さんとご一緒に、アルピナ2-430をレンタルしてのご参加。
ぴったり息があったパドリングで、川べりの景色を楽しまれていました。
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セイヨウカラシナの黄色い花が、帯状に大群生!
思わず歓声が上がりました。
お馴染のツアーもコースの選択次第で、まだ見たことがない素晴らしい景色が
広がっていますね。
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ゴールの泉大橋到着。
各自の艇をスタッフ号のトラックに積み込んで笠置に戻ります。
カヌースクールでも好評の温泉「笠置いこいの館」で冷えた体を温めて、
今回も笑顔あふれる一日を過ごしていただけました。
ありがとうございました。

桜も祝う進水 新艇A-1-D 湖北での週末

2011年のお花見ツアー報告の最後は、16日にリジッド艇の
A-1-D(イエロー)を進水された市場さんの物語です。
市場さんは今回ただ一人、土日と2日連続でツアーにご参加くださいました。
2日間にわたって湖北で過ごされた時間を10枚の写真でご紹介します。
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16日午前2時20分、丸子船パーキングの夜桜。
蕾もありますが、花は8分咲き。
この付近をカヤックで通過するのは約10時間後。
市場さんのために、満開になることをじっとこらえているかのようでした。
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同場所、午前7時のソメイヨシノと波一つない湖面。
いい進水の時を迎えられそうです。
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今日のメンバー全員が大浦川の岸辺に集い、準備が整ったところで自己紹介。
右から2番目の方が、この日進水された市場さんです。
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ツーリング前には全員で進水を祝福。
今日もまた、一艇のフジタカヌーが水上へと旅立ちました。
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菅浦の真蔵院南にて。
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葛籠尾崎に向かう途中には、ほんの一瞬だけ湖面に光が差し込みました。
キラキラとした湖面はこの日のツーリングで最も美しい光景でした。
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ツーリング後は知内浜オートキャンプ場北浜サイトでキャンプ。
サイトのすぐ北側にある奥琵琶湖マキノプリンスホテルは屋外のライトアップもきれいでしたが
客室の照明も暖色系の明かりで統一されていて、そのデザインセンスも光っていました。
ちなみにこの時期のレストランのテーブルクロスは若草色と桜色。
17日ツーリングのゴール直前に見たそんな風景にも春を感じました。
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17日午前6時50分、知内浜を背景に。
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日曜日は朝から快晴。
並ぶフジタカヌーのイエロー3艇。
左からA-1-D、アルピナ-1-450(プロトタイプ)、PE-1-430トレック。
A-1-Dはコーミング後方で2分割できるFRPカヤックです。
一体化や分割は2つのボルトを回すだけ。エレベーターに乗せることもでき
ご自宅の室内で保管することができます。移動の際には車内に積載できます。
17日のツーリングもゆっくりと舟を漕ぎ進めて、着艇は午後3時でした。
この度は進水おめでとうございます!
また、2日間にわたるツアーへのご参加、誠にありがとうございました。
最後に満開の桜を進水記念に贈ります。
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また水上でお会いしましょう。
フジタカヌー 上田洋樹

満開の桜 青空の下でのお花見ツーリング 海津大崎 4月17日(日)

16日に引き続き、17日も湖北でお花見ツーリングでした。
日曜日のゲレンデは日本の桜100選に選定されている海津大崎。
出艇は土曜日と同じくJR永原駅前から。
大浦川をくだり、琵琶湖へと漕ぎ出て、そこから二本松や海津大崎を経由して
知内浜オートキャンプ場の北浜サイトをゴールとしました。
この日の写真は総数400枚以上。今回はその中から12枚をご紹介します。
まだまだご紹介したいカットはいくつもあるのですが、それらの写真はDVD(CD-Rには
収まりませんでした・・・。)がお手元に届く日まで楽しみにお待ちください。
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午前6時45分の知内浜。
早朝から快晴で絶好のツーリング日和となりました。
お車でご参加の全員が揃ったところで永原へと移動。
永原までの湖岸道路は桜のトンネルが本当にきれいでした。
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出艇は10時45分。
大浦川をくだり、まずは琵琶湖を南下します。
写真は二本松北側の風景です。
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17日は終日快晴。
久しぶりにお会いした方、初めてお会いする方、スクール後に初めてツアーに
ご参加いただいた方と多くの皆さんが湖北に集ってくださいました。
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おだやかな風の中、湖岸沿いに漕ぎ進む。
時には湖上を漂いながら、岸辺に咲く桜をゆっくりと眺めました。
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二本松北側にて全員で記念撮影。この日は総勢21名でした。
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昼食後に桜とともに記念撮影。
全員の写真をご紹介したいところですが、表情が素敵なカットをあと3枚掲載します。
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ライトグリーンのアルピナ2-460にご夫妻で乗られていたお二人。
艇や収納ザックの状態を拝見して、とても大事にされているように感じました。
またご一緒できる日を心待ちにしています。
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10年以上も前から、年に何度もツアーにご参加いただいている羽代さんと松田さん。
遊覧船を背景に。
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カナダ・ユーコン川での出会いから始まったカヤックの縁。桜と湖面を背景に記念の1枚です。
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海津の桜並木と。
バックに人が入ってしまいましたが、私にとってはこのカットが本日のベストショットです。
海津の報告写真はあと2枚。
11枚目は芸達者なお二人に登場していただきましょう。
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お見事!撮影へのご協力ありがとうございました。
最後は正統派ファルトボーターのお二人に、今回の海津大崎ツアーを締めくくっていただきます。
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ご兄弟でそれぞれのファルトボート(アルピナ2−430)を所有されているお二人。
撤収後は車でお送りすることを辞退されて、お二人でJRマキノ駅まで颯爽と歩いて行かれました。
本当に仲がいいお二人、さわやかな1シーンでした。
16・17日の報告で写真をご紹介できなかった皆さまへ
明日(4/21)にはDVDを発送しますので、近日中にお届けできると思います。
ご自宅で春のツーリングをゆっくりと振り返ってみてくださいね。
お花見ツアーへのご参加、誠にありがとうございました。
フジタカヌー 上田洋樹

琵琶湖 近江八幡お花見ツアー報告 4月10日

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湖岸沿いに植えられた桜並木を堪能できる、近江八幡の隠れた穴場的スポットを
皆さんとご一緒しました。
初夏を思わせる陽気に穏やかな風と、カヌー・カヤックに乗って水上からのお花見を
楽しむには、絶好のツーリング日和です。
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昼食は地元農家の方に用意していただいた、お花見弁当。
湖岸に咲いた一本桜の真下で食べる手作りのお弁当の味は、また格別です!
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湖岸のおしゃれなカフェ「シャーレ水が浜」さんの真下に上陸。
素晴らしい桜並木のトンネルの中を、歩いて散策します。
例年より少し開花が遅れぎみでしたが、この辺りは桜が綺麗に花開いており、
私達の目を楽しませてくれました。
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湖面も穏やか。せっかくなので、もう少し足を延ばして湖岸にある伊崎寺まで
漕ぐことにしました。
お寺に近づくにつれて、太い角材が琵琶湖へと突き出ているのが見えてきます。
このお寺では、毎年8月1日に「伊崎の竿飛び」と呼ばれる、面白い行事が行われます。
褌姿の若者が長さ約13mの角材(竿と呼ばれています)の先か、竿先につけた
鉄の環に足をかけてぶら下がった状態から、7m下の湖面に飛び込みます。
この行事の由来は、約1100年前にこの寺で修行中の僧が、琵琶湖に空鉢を投げて
湖上を行きかう漁民たちに喜捨(きしゃ)を乞い、そのあと、自ら湖に飛びこんで
空鉢を拾いあげた。という故事に基づくそうです。
なんとも湖国らしい伝説のある場所ですね。
琵琶湖の春を堪能できた一日でした。
4月のお花見ツアーも残すところあと三つ。
今後のツアー
この季節だけの素晴らしい景色が楽しめるコースばかりです。
皆さんのご参加をお待ちしております。
ありがとうございました。

春のお花見 宇治川ツアー報告 4月9日

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関西の方になじみが深い宇治川を、お花見の時期にツーリングしてきました。
今回のツアーは、韓国からも2名のご参加がありました。
天ケ瀬ダム近く。流れが穏やかな場所からカヌーを浮かべて出発。
この辺りは岩盤の間を縫うように流れる渓谷の景色を楽しめ、
初めて来た方は「近くにこんな所があったの!」と、驚かれます。
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宇治橋周辺は、世界遺産に登録されているだけあって、観光客の方も沢山。
温かい声援と珍しそうな視線の中を漕ぎ進みます。
人の気配を感じない自然の中も楽しいですが、市街地近くのツーリングも
また面白いものです。
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伏見港公園で昼食休憩と濠川周辺を散策。
綺麗に咲き誇った桜の下での昼食は、この季節ならではです。
そして近くには、昭和初期の歴史的遺構である「三栖閘門(みすこうもん)」も
あります。迫力ある三栖閘門をバックに、参加者全員で記念撮影。
今は役目を終えていますが、鉄道と道路が発達するまでは物資と人を載せて、
沢山の舟が伏見と大阪を行き交ったそうです。
※閘門とは、水位の違う川同士を繋げるために2つのゲートを使って高さを調節し、
 船を通す施設です。
 
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伏見をこえた辺りから、ゆっくりと川の流れも穏やかになってきます。
古くは「澱川(よどかわ)」=よどむ川と呼ばれた由来もあるそうです。
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木津川との間にある背割堤(せわりつつみ)沿いにも、約250本の桜が
植えられています。満開となった桜の帯の下を、水上と陸上の両方から堪能。
京阪八幡市駅近くの御幸橋(ごこうばし)でカヌーをあげて、大満足のなかでの
ツアー終了となりました。
4月のお花見ツアーも残すところあと三つ。
今後のツアー
この季節だけの素晴らしい景色が楽しめるコースばかりです。
皆さんのご参加をお待ちしております。
ありがとうございました。

祝!進水 フジタカヌーA-1(ターコイズ) 三重県・青蓮寺湖にて

進水式は何度立ち会ってもいいものです。
職人の手から生み出された舟は、乗る人がいて
初めてその命が吹き込まれる、いつもそんなふうに感じます。
4月好日、この日も1艇のカヤックが水上へと旅立ちました。
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午前5時半、夜明けの青蓮寺湖。
ハイエースのルーフで水上に浮かぶ瞬間を静かに待つフジタカヌーA-1。
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それから約4時間後の午前9時13分、水際へ。
10時からはいよいよ進水式です。
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青蓮寺湖ツアーの参加メンバーは総勢9名。
画面中央は新艇のオーナーとなられた、しず子さん。
ツーリング前に参加メンバー全員でこの瞬間をお祝い。
同じように一礼される住義さんのお姿にも感動しました。
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お神酒でお清めの前の1コマ。
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今後の安全を願って。
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出艇前の記念の1枚。
このあと、全員で青蓮寺湖への進水を見送りました。
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湖南にある柱状節理を背景に。
進水おめでとうございます!
この良き日を迎えられたあなたさまへ水にまつわる言葉を贈ります。
「水天一碧」(すいてんいっぺき)
晴れ渡った水上、水の色と空の色とがひと続きになっている様子。
水天にはいくつもの水天があり、一碧にも多くの一碧があると思います。
これからもともに水天一碧を楽しみましょうね。
また、ブログの開設以来、いつもコメントありがとうございます。
今回はこれまでのコメントのお礼を兼ねて、今後のカヤックライフが
末広がりに豊かになることを願って、8枚の写真を掲載いたしました。
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以上、2011年4月初めの物語でした。
「青蓮寺湖お花見ツアー」あらため
「青蓮寺湖蕾ツアー」のご報告は近日公開します。
フジタカヌー 上田洋樹

東日本大震災と今後のカヌースクール・ツアーについて

■東日本大震災につきまして
3月11日(金)に起きた未曾有の巨大地震および津波によって
東日本広域において多くの方が犠牲となり、日本に甚大なる被害をもたらしました。
この災害により被害を受けられた方々に、心からお見舞い申し上げます。
フジタカヌーから、また日本カヌー普及協会の会員様より頂いております会費の
一部を災害復興に向けての義援金として日本赤十字社に贈らせていただきました。
一日でも早い復興を、心より望んでいます。
■今後のツアーにつきまして
3月のツアーは東日本大震災の被災状況をふまえて、すべて中止といたしましたが
3月21日(月)からのカヌースクールと4月のツアーは最少催行人数に達する
お申し込みがあれば開催いたします。
下記に今後のスクールとツアーの予定をご案内いたします。
★3月21日(月祝) 木津川カヌースクール開始 ※開催が決定しています。
 この日以降は土・日・祝日とカヌースクールを予定しています。
 平日でも5名様(一般参加)のお申し込みがあれば、スクールを開催いたしますので
 平日にスクールをご希望される方は日程等ご相談ください。
 カヌースクールのご案内はこちらから
■4月
2(土)青蓮寺湖(三重県)お花見
   会員¥9,000 一般¥10,000  ツアー案内はこちらから
9(土)宇治川 春景色ツーリング10(日)琵琶湖 近江八幡 お花見
   会員¥9,000 一般¥10,000  ツアー案内はこちらから
10(日)琵琶湖 近江八幡 お花見
   会員¥10,000 一般¥11,000 ※お花見弁当付き ツアー案内はこちらから
16(土)琵琶湖 永原〜菅浦 お花見
   会員¥9,000 一般¥10,000  ツアー案内はこちらから
17(日)琵琶湖 海津大崎 お花見(永原〜マキノ)
   会員¥9,000 一般¥10,000  ツアー案内はこちらから
23(土)木津川 山桜ツーリング
   会員¥7,000 一般¥8,000 ツアー案内はこちらから
■5月
14(土)〜15(日)気田川キャンプツアー(静岡県)
   会員¥24,000 一般¥27,000 ※キャンプ場使用料込み
■6月
4(土)〜5(日)北山川 瀞八丁キャンプツアー(三重・奈良・和歌山県)
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今年のお花見ツーリングは桜の名所、三重県青蓮寺湖から。
各ツアー案内は詳細が確定次第、順次公開いたします。
お問い合わせ・お申し込み先
有限会社フジタカヌー
TEL : 0743-95-2507
mail : info@fujitacanoe.com