琵琶湖の真ん中で楽しむ夏休み 8月7日 沖の白石ツアー報告

琵琶湖から突き出る岩礁「沖の白石」
岸から離れているため、天候の落ち着いている時しか行くことができません。
地図にも載っていない不思議な空間を目指して、ツーリングしてきました。
当日は日本の夏らしい青空が広がるなか、遠く対岸の長浜市や彦根市の建物まで
よく見渡せます。
湖の真中にある目的地も、小さくですがはっきりと確認できました。
バックパッカー的ファルト旅
この日はファルトボート「アルピナ2-430」を背負い、電車でご参加の方も。
余談ですが、このコースを始め、琵琶湖の西側にはJR湖西線が通っており、
折りたたみカヌーを使ったツアー計画を立てやすい場所が沢山あります。
名勝沖の白石
漕いでいると爽やかな風が体の周りを通り過ぎます。
波も穏やかでとても漕ぎやすい。
湖の真ん中でぷかぷか漂いながらの休憩をいれつつ進みます。
徐々に近づいてくる岩礁の白い岩肌。沖の白石は何度訪れても素晴らしい場所です。
琵琶湖にはこんな魅力的な景観があるんです。
そして、この喜びは自分の力で漕いできた者だけが味わえるように思います。
水中には魚が沢山見えます
お好きな場所で休憩タイム
360度どこまでも広がる絶景の見晴らし。
湖の真ん中にたたずんでいると、言葉にならない感動を覚えます。
親子で
初参加の方同士も、カヌーという同じ趣味を通してすぐに仲良くなれます。
素晴らしい景色を共有しつつ、わいわいと歓談を楽しむ。
これもツアーの魅力のひとつですね。
夏の想い出に残るツーリングになりました。
またご一緒しましょう!

10の橋をめぐる旅 木津川32kmロングツーリング 8月14日(土)

本日はある会員さまからのオーダーツアーで木津川を笠置から
八幡・上津屋の流れ橋まで約32kmを長距離ツーリングしました。
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ゴールの流れ橋
出艇してから、3度の休憩を含めて約8時間後に流れ橋に到着。
雲の切れ間から差し込む淡い光に照らされた上津屋橋は
近代建築の橋にはない風情あるたたずまい。歴史を感じる趣がありました。
今回の報告は5名の参加メンバーの方々と木津川に架かる10の橋を主にお届けします。
5名の方々の表情と橋の姿や色をじっくりとご覧ください!
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ひとつ 笠置大橋
出艇は8時40分。
今日は終日曇天でしたが、長時間のツーリングには最適な天候でした。
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ふたつ 恭仁大橋
くにおおはし。この橋で約7km。
恭仁大橋下流約200m左岸には国土交通省が管轄する水位観測所があります。
本日10時の水位は−2.27m。
水量は多くはないですが、少なくもなく快適に下れる数値です。
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みっつ 木津JR鉄橋
よっつ 泉大橋
いずみおおはし。笠置から約13km。
手前の橋はJRの鉄橋。奥に見える橋が国道24号線の泉大橋です。
木津川の昔の名称は「泉川」。とても美しい名前です。
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泉大橋を下流から。
現在の泉大橋は薄い桃色です。航程1/3を下り終えました。
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いつつ 開橋
ひらきばし。笠置から約17.5km。
歩道と車道が分かれて架橋されています。
5つ目の橋で中間地点を過ぎました。
ここで昼食休憩。1時間ほどゆったりとした時間を過ごしました。
大阪城石垣の「残念石」発見はまたいつかの機会に・・・。
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むっつ 玉水橋
たまみずばし。笠置から約21km。
 
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ななつ 山城大橋
やましろおおはし。笠置から約24km。
今回の航程中、最も規模が大きい橋梁です。
枚方から信楽へ行くにはこの山城大橋を渡ります。
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やっつ 近鉄鉄橋
笠置から約26.5km。この鉄橋が今コース最大の難所。
鉄橋下には無数の杭とブロックが埋め込まれていて、乗艇したまま通過するのは不可能です。
50mほどポーテージしてから休憩しました。
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夏の和菓子といえば、「わらびもち」や「水ようかん」。
最後の休憩では氷水で冷やしたわらびもちを皆さんに召し上がっていただきました。
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きな粉にまぶしたわらびもちを手に全員で記念撮影。
ゴールまで、あともう少しです!
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ここのつ 京奈和道
笠置から28.5km。
ここから3.5km下ると、
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ゴールの流れ橋です!
通称「流れ橋」の正式名称は「上津屋橋(こうづやばし)」。
過去、幾度もその名の通りに流され、近年ではボヤもありましたが
今日の流れ橋は滔々と流れる木津川の上に静かに架かり
その明媚さをこの地に到着した私たちに知らせてくれました。
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最後に流れ橋の上で記念撮影。
約32kmのロングツーリング、今日もご参加ありがとうございました!
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今日のツーリング中に話題になった「50kmツーリング」もぼちぼち検討しますね。
次にご一緒できる日も楽しみにしています!!
今夜はゆっくりお休みください。

清流古座川で過ごした3日間 京都YMCA Updraft野外人 その1

8月6日(金)から8日(日)にかけて京都YMCA Updraft野外人チームの
15名の方々とともに和歌山県の古座川に行ってきました。
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ツアー初日のツーリングの中間地点、沈下橋での1枚。
西に傾いた日を背に受けて、遠くを眺める子供たち。
映画の1シーンのようでした。
それでは、ツアー初日の金曜日の様子をどうぞご覧ください!
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午前4時半の古座川の朝焼け。
日中の好天を予感させる美しい空。
3日間のツーリングとキャンプの幕開けです。
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スタッフは午前3時半に現地到着。
YMCAの皆さんが現地のJR古座駅に到着するのは午後2時42分。
合流するまでは仮眠をとったあと、3日間の全航程の下見を行いました。
古座川の一枚岩では蓮の花が咲いていました。
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午後2時42分、子供たちは予定通り古座駅に到着。
駅で挨拶をしてから出艇地点に向かいました。
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出艇準備が整い、全員でツーリング前のミーティング。
コースの説明や川の下り方、パドルやホイッスルのサインなどを説明しています。
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午後4時40分ツーリング開始。
写真は出艇直後の1枚です。
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早瀬をゆく。
ポーズをとって撮影に応えてくれました。
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この日のツーリングは西から東へ。
先頭から後を振り返ると、西日で輝く水面に
子供たちのシルエットがくっきりと浮かんでいました。
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金曜日は雲が多かったものの、終日晴天。
この日は今年一番の暑さだったようです。
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航程の中間地点の沈下橋にて全員で記念撮影。
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集合写真その2
車の往来ができない道幅が狭い沈下橋なので寝転んでもらいました。
20分ほど休憩してから再出発。
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時には沈。
沈した付近や下流側に流れや障害物がない場合は記念撮影してからレスキューです。
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午後6時15分無事着艇!
全員で協力してカヤックを水面よりかなり高い位置まで運搬して
この日のツーリングを終えました。
ツーリングのあとはテントとタープの設営、お風呂、そして夕食。
夜空には満天の星。
じっと夜空を見上げていると、あらゆる方向に幾度も星が流れていました。
8月7日編につづく

韓国カヌー事情 その2 イムジンガン編

韓国カヌー 東江(トンガン)を下り終え、ソウルへ戻りソウルゲストハウスで泊まり
翌日の23日 北朝鮮との国境を流れるイムジンガンへ・・・
非武装地帯付近を車で移動…とは言え、なんともない緊張感。
今回 案内していただいた趙氏は、「大丈夫」と…
(趙氏は、韓国のフジタカヌーの販売代理店の社長です)
出艇地点付近で、韓国のカヌーイストの 真さんと合流(真さんは、アルピナ460を愛用いただいているフジタカヌーのユーザー)車の回送など協力いただいた。
建設中のダムの下より出艇。 
出艇地点より上流側建設中のダムを望む
最初は、淀川の雰囲気をゆったりと下る。
数キロ下ると渓谷に入る。
数多くの滝
韓国のナイアガラ
趙氏いわく「韓国のナイアガラ」数キロにわたって両サイド絶壁。
所々滝がありなかなかの景色でした。
イムジンガンは、北朝鮮との国境を堺に北から流れ韓国に流れ
さらに、また、北に流れ、漢江に流れ込むと言った川。
今回は、約10Kmを下った。 後、ソウルへの帰路へ。
途中、板門天近くの国境沿いの公園で休憩。
巡回警備する兵士
朝鮮戦争の生々しい傷跡
イムジンガン下りは、韓国と北朝鮮の歴史を考えさせられるという意味で有意義な
川下りとなりました。

韓国カヌー事情 その1 東江(トンガン)編

6月21日から24日まで韓国の川2本の川をカヌーカヤックで川下りと北漢山のトレッキング・山登りしてきました。
21日 午前 関空発 午後 金浦空港到着 現地 趙氏の迎え 車で東江(トンガン)へ移動。
東江は、韓国の中西部に位置し山間の渓谷を流れる川です。
出艇してすぐには、古座の一枚岩を思わせるダイナミックな風景で、のんびりと景色を楽しみながら下れます。
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時折、心地よい瀬もあります。
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10Kmほど下ったところにはペンションが、数件あり、鍾乳洞(現在工事中で7月にオープンだそうです)もあります。
東江はラフティングがかなり盛んなようでたくさん浮かんでいました。
後半は、すばらしい渓谷があり、最後の最後で大きな瀬がありました。
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最終地点には、シャワーやトイレなど施設が完備しており、快適でした。
レイクポイントカヌークラブHPにて動画配信していますご覧下さい
秋には、東江ツアーを計画しています。
ご期待下さい!!

テクニカルコース 岐阜県 板取川ツアー報告【2】

板取川ツアー報告第2弾は10枚の写真で出艇前・直後の様子をご紹介します。
季節は梅雨となり、湿度の高い日が続いていますが、さわやかな板取川の風景を
ご覧いただきながら、難易度が高かったコースのバーチャルツーリングをお楽しみください。
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午前10時、出艇前の1枚。
まずはツーリングコースの概要や瀬の特徴、注意すべきことなどを
陸上でご説明しました。
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出艇前風景
約50m下流の浅瀬では右岸側を通過するため
出艇直後はフェリーグライドで右岸側へ移動です。
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見通しがきかない瀬では必ず瀬の手前で止まります。
ここでは狭いエディに5艇入っていただきました。
ここから最初の瀬に挑戦!
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浅瀬前半
水量は下見時よりかなり少なく、川はご覧のように岩だらけです。
板取川では無数にある岩を回避しながら、最良のコース取りをすることが腕の見せ所です。
この日は私も含めて全員がピンボールのように岩と衝突していました。
※かなり高得点をたたき出された方もいらっしゃいます。
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浅瀬中盤
この浅瀬の最後をどのようにコース取りするか、目線がそれを物語っています。
浅瀬の最後は、
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こんな感じになっています。
バウ左にある岩の左を行くと直後に隠れ岩がありますので、このコースがベストです。
さて、赤のA-1の運命はいかに?
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岩に張り付いてしまいました。
記念に1枚記録してからレスキューに向かいました。
流れの向きに対して平面上で直角に、かつ船体の中央が岩に張り付いてしまうと
グラスファイバー製のA-1は音をたてて割れます。
この時は幸いにも中央からほんの少し後方の位置で岩にひっかかったので
大きなダメージはありませんでした。
1分ほどかけて艇を岩からはがしてツーリング再開。
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第2の瀬
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ここも写真のように岩だらけです。
板取川ツアーは約10kmの航程ですが、その瀬の多くはこのような感じです。
第2の瀬は全員が無事に通過。
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瀬のあとには心休まる瀞。
透明度の高い板取川の水と日増しに濃くなる緑、そして青空。
ツアー当日は絶好のツーリング日和でした。
出艇からこの写真の地点までは約1km。所要時間は30分。
以上、平均時速2kmの物語でした。
報告3につづく
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フジタカヌー工場ではあじさいが咲き始めました。
【アジサイ】
紫陽花 アジサイ科アジサイ属の植物の総称。学名は「水の容器」という意味。
6〜7月に花を咲かせる。
一般に花と言われている部分は装飾花で、本来の花は中心部で小さく目立たない。
花びらに見えるものは萼(がく)。アジサイは毒性があり、摂食すると中毒を起こす。
フランスの花言葉は「ひたむきな愛情」
日本の花言葉は「移り気」
あじさいは夏の季語。
梅雨が明けると、いよいよ夏本番です。

琵琶湖カヌー・カヤックツーリング報告 つづら尾崎と竹生島ツアー

6月12日 
梅雨入り前の静かな琵琶湖をツーリングしてきました。
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出発前の準備風景。
暑い陽射しの下で折りたたみ式カヌーのファルトボートを組み立てると、
ツーリングの前に、まず水に飛び込みたくなります。
近くに木陰などがある場合は迷わずそこを利用するのがベテランのたしなみです。
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奥琵琶湖のつづら尾崎周辺は日本海からの風が吹きぬける舟の難所として有名ですが、
この日は波風共に穏やか。
湖の真ん中でぷかぷか漂いながらの休憩も入れつつ竹生島を目指します。
写真では遠く見えますが、約一時間程度で島に渡ることができました。
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琵琶湖に3つある内の1つである竹生島は、信仰の地として有名です。
上陸して島内を散策すると、小さな空間に神社仏閣など多くの文化財が移築されており、他では味わえない不思議な空間を楽しむことができます。
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遠くから島を振り返ると亀の姿のようにも見えます。
食堂で昼食休憩と神社を拝観したあと、島をぐるりと一周して菅浦の集落に戻りました。

岐阜県 板取川 ◆ 水中写真集 ◆

板取川のあまご釣りは現在解禁。
6月12日には鮎の友釣りも解禁となります。
板取川ツアーの報告第1弾は少し趣向を変えて
魚たちから見た川の水中の様子をご紹介します。
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ツーリング後半、飛び込みシーンを水中から記録。
体操クラブ出身の男性が後方宙返りをして着水した時のカットです。
続いて着水した瞬間を2枚。
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続いて、乗艇したままノーファインダーで撮影した4枚。
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コックピット右後方からの1枚。
ツアー当日の板取川は、ツアー前にしばらく雨が降っていなかったせいか
水量は少なかったけれど、水の透明度は感動するほど高かったです。
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キールラインからの1枚。
アクリル画のような仕上がりとなりました。
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3mほど離れた地点からA-1のバウを撮影。
魚にはカヤックがいつもこんなふうに見えているのですね。
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瀬を下りながら撮影。
水中で流れる気泡は流星群のようです。
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カヤックと岩と水。
水平線がきっちり水平に写っていました。
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岩を乗り越えて流れる水を5mほど離れた地点から撮影。
板取川の水はクリスタルのような透明感。
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本日の沈の確率83.3%。
6名の参加者のうち5名の方が清流板取川に溶け込みました。ツーリングを終えて
沈脱後に怪我をしないように体を守るディフェンシブスイムポジションのポーズで記念撮影。
板取川ツアーは出艇直後にA-1が岩に張り付いたり、沈が多数あったり
ガイドの携帯電話が水没して通話不能になったりといろいろありましたが
東海の自然豊かな川での一日はとても充実したものでした。
美しい水と緑と空と、攻略する楽しさがある瀬。本当に素敵な川でした。
いつか再びこの地を訪れたいと思います。
報告2につづく

少年と気田川 小さなカヌーイストの挑戦

2010年気田川キャンプツアー報告の最後は、1人の少年の特集です。
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土曜日のツーリングを終えて、名車900Sと一緒に。
このお車を見ると、同型のカブリオレに乗っていたあの人を思い出す。
あるツアーを終えて、笠置のフジタカヌー工場で車内にパドルを置いたまま幌を開けた際に
そのパドルがリアガラスに干渉して、リアガラスが木っ端微塵に割れたあの日の衝撃も今は昔。
洗練された外観、そのフォルムに無駄がない、いいお車です。
それでは、少年が気田川で過ごした週末の物語をご紹介します!
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草食系男子という言葉で男の子が分類される昨今ですが
彼は自分のことは自分で行う立派なアウトドア系男子です。
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少年を見守る瞳はとても優しいです。
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土曜日のツーリング前半、軽やかにパドリングする少年。
お父さんとの息もピッタリです。
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ダイビング用フルスーツのお兄さんと。
潜っているお兄さんのシュノーケルの先に水を入れるように伝えたのですが
彼の良心がそれを咎めたのか、むせ返るお兄さんのカットは撮影できませんでした。
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本流が岩に向かう難所に挑む。
このあと、艇は見事180度時計方向に回転。
つまり、沈。
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生涯初の記念すべき沈を経験して、彼はこの旅で大きく成長・・・、
してくれていたらいいんですけど。
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着替えが終わり、ご両親と記念の1枚。
やがて彼が大人になった時、こんな頃もあったんだよと、ご家族の話題にお役立てください。
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この石の何かが彼の感性をくすぐったようです。
石の模様はこの気田川の波のようにも見えます。
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この写真から日曜日の記録。出艇直後の1枚です。
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カメラ目線で撮影に応えてくれるほど余裕が生まれてきました。
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艇はアルピナ2-430 ブルー&チャコールグレーのEX仕様。
土曜日より、さらに息が合ってきました。ナイスパドリングです。
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彼の後方にはいつも見守るようにシングル艇。
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急流に突入!
2日間を振り返れば、彼はいつもしっかりと漕いでいました。
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ツーリング後半、フードを被り水しぶきに対処しています。素晴らしい。
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S字カーブに挑む!
蛇行する気田川の流れを象徴するカットです。
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日曜日も無事にゴール。
2日間よくがんばったね。
両足をしっかり開いていることも素晴らしいです。
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これからまた会う日があると思うけど、その時もよろしくね。
気田川ではありがとう。

気田川(静岡県)キャンプツアー報告 【5月30日日曜日】

一夜明けて。
気田川キャンプツアーの2日目の様子をご紹介します。
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午前5時半の空。
空を覆いつくした灰色の雲の下からの朝日。
つかの間の光景でしたが、美しい朝焼けでした。
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8時45分出艇。
秋葉橋をくぐってから、川は大きな半円を描くように流れています。
その大きなカーブには中洲があり、昨年のツアーでは中洲外側の流れを
下ったのですが、今年は中州内側の流れを下りました。
土曜日のコースも同様に、少しずつ川の様相が変化していることを実感しました。
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半円のカーブの最後にある瀬。この頃は曇天でした。
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日曜日のコースも川は滔々と流れています。
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ツーリング中盤以降は青空が広がり、気田川流域の緑がより鮮やかに目に映りました。
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気田川の流れは直線の区間が少なく、絶えず蛇行しています。
本流が岩に向かって流れている地点では、皆さん懸命にパドリングされていました。
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岩や障害物がない区間では、舟を流れに預けてゆったりと。
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ゴールするまで多数ある瀬の波は大きくはないですが、流れが速く、時に本流に
岩があるため、艇が横向きにならないようにコントロールしながら漕ぐことが大切です。
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昼食休憩は11時。
気田川の流れを眺めながら50分ほどゆっくりと休憩しました。
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再出発前に全員で記念撮影。
1カット目は河岸に無数に咲いていた虫取撫子の花々を前景に。
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2カット目は川の中央で。
水深の違いで川はくっきりと2色に分かれていました。
ここで河村シェフにご注目!
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こんな感じです。
ムシトリナデシコの花言葉は「無邪気」。
キャンプツアーではいつもお茶目な河村シェフがあなたさまのご参加を歓迎いたします。
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気田川ツアーでは沈脱後の「最長流され記録」が更新されました。
その距離推定70m。今後この記録はたやすく破られないでしょう。
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この日は2回の沈がありましたが、13時10分全員が無事に着艇。
広い河原で撤収して、14時半に解散となりました。
「気田川キャンプツアー特集」につづく