韓国ツアー 春川(チュンチョン)の南怡島(ナミソム)へ 10月3日(日)

10月3日(日)小雨のち曇り。
この日は朝食後に南怡島(ナミソム)へ移動。予定ではこの日も東江ツーリングだったのですが
朝からの雨と低い水温、風を考慮して、急遽予定を変更しました。
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コテージをあとにして車で約30分、東江の支流が流れるコテージの受付センターにある
巨大なオブジェでの1枚。ここからは春川に向けてしばらくドライブです。
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途中に昼食休憩をとって、14時頃ナミソムに到着。到着後は着替えと出艇準備です。
ソウガンさんがPE-1-370スイフトを組み立てていると
韓国の方は興味津々でその様子を眺めていました。
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ソウガンさんの組み立てをずっと眺めていた姉妹。
「記念に写真を撮りたいんだけど、2人でファルトボートの前に立ってくれる?」
以上をハングルでお伝えできれば、その後の会話もはずんだことでしょうが
これらの言葉を身振り手振りで伝えたのちの1枚です。笑顔がとても愛らしい子供たちでした。
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出艇は15時15分。
すでに西に傾いている日の光を体の右に受けながら、ダム湖の中央にある南怡島を目指しました。
南怡島上陸編につづく

秋の木津川カヌー教室報告 10月16日(土)

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本日も木津川にてカヌースクールを開催。
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本日は京都府教職員さんの互助組合の貸切スクールでした。
男性6名、女性3名の9名の方々がご参加。
スクールを終えて、お風呂に入られてからほとんどの方が
フジタカヌーのカヌー工場に立ち寄ってくださいました。
お渡しした写真で今日をゆっくりと振り返ってくださいね。
本日はありがとうございました!
またカヌーに乗りたくなったら、いつでも遊びにいらしてください。
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追記
水温は日々低くなりつつあります。
ツーリング時はお体が冷えないようにウェアは万全に・・・。

韓国ツアー 韓国の食 コリアンフード

カルビ、プルコギ、サムゲタン、チゲ、キムチ、ピビンパ、冷麺など、韓国を連想する食は数多い。
韓国はまだ2度しか訪れていない私ですが、韓国料理の印象は8:2の割合の8が辛い料理。
辛いもの好きな方にとっては、まさに料理天国です。
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私の韓国の食のイメージはこの青唐辛子。
生で食べると食道が熱く、痛くなるほどの辛さです。
生で一気に1本食べられるなら、辛さに対して相当な耐性があります。
私はこの青唐辛子が大好きなのですが、1本食べるには気合と覚悟が必要です。
唐辛子はハングルで「コチュ」。
趙さんに聞いたところ、色は赤や青であってもコチュだそうです。
最も辛いのは「チャンヤン コチュ」。
今回、ご一緒したチェさんの故郷の名産からその名となっているようです。
このツアーでは、チャンヤンコチュもおみやげにしたのですが
辛いもの好きの弊社前田でさえ「1本食べられなかった。」と申しておりました。
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韓国北東部のスーパーマーケットにて。
韓国の物価は日本と比べて断然低いです。
青唐辛子は1パック(日本のオクラの1パックほどの容量)で25円ほど。

韓国ツアー 東江ツーリング 10月2日(土)

韓国カヌーツアー報告第4話は東江ツーリングの様子をご紹介します。
午前の鍾乳洞探検のち昼食、そして出艇地点まで移動。
コテージからこのポイントまでは車で1時間5分。
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ファルトボートの組み立てなど出艇準備が整い、水際に移動して全員で記念撮影。
この日は女性2名、男性7名の総勢9名でのツーリングでした。
左からイさん、チョンさん、趙さん、ヒョウヘさん、ユーグンさん、リさん、チェさん、ソウガンさん。
出艇は14時45分(2時間を超える鍾乳洞探検の影響です・・・)。
かなり冷たい水にカヤックを浮かべて、いよいよ東江の旅が始まります。
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スタート直後の瀬をゆくリさん。艇はPE-2-470ノアです。
ノアとカウボーイハット、若かりし頃の河村シェフのようです。
リさんとチェさんはこの日の夜にローストチキン・ポークやさまざまなキムチを
ごちそうしてくださいました。本当においしかったです。ごちそうさまでした。
準備から撤収までいろいろとありがとうございました。
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ゆるやな流れの区間をのんびりと漕ぎ進む。
左岸には巨大な岸壁。ほぼ垂直にそそり立つ岩は迫力がありました。
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ツーリング終盤の1枚。
断崖に設けられた通路は鍾乳洞に至る道です。
これより更に起伏がある区間もあり、翌日、筋肉痛になったのは言うまでもありません。
着艇は16時半。スタートからノンストップの川旅でした。
ツーリングを終えて、しばらくすると小雨。
雨はそれからしばらく降り続けたのでした。
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コテージ群の母屋に飾ってあった手作りの橋の写真。素朴さと愛嬌を感じます。
この橋を利用していた頃の人々の生活はきっとのんびりとしていたことでしょう。
韓国ツアー後半につづく

笠置中学校 カヌースクール報告 10月14日(木)

本日は地元笠置中学校の皆さんと木津川でカヌー教室でした。
ご参加は生徒36名、先生3名。インストラクター4名を含めて
43艇のカヤックが木津川に浮かびました。
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午前の様子。
基本操作の練習では沈が多発。
子供たちは地元の川に体ごと溶け込んでいました。
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午後からのツーリング、笠置大橋下の瀬での1枚。
全員が艇をしっかりと下流に向けて、無事にこの瀬を通過しました。
天候は曇りがちでしたが、秋のさわやかな水上を楽しんでいただけたと思います。
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またカヌーに乗りたくなれば、いつでもスクールに遊びにきてくださいね。
本日はありがとうございました!

秋 アケビとママコノシリヌグイ 10月11日(月)カヌースクール報告

日々過ごしやすい気候になってきました。
人それぞれ、ツーリングするのに好きな季節があると思いますが
私は秋の水上が一番気持ちよく、そして心地よく感じます。
夏の強い日差しから一転、太陽と地球の距離が長くなったように感じる日の光。
静水で漕ぎ、耳が風きる空気は快い感触と温度。
その空気感は、四季があるからこそ感じられるものだと思います。
そんな秋の好日に10名の方々と木津川をツーリングしました。
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現在の木津川の水位は−2.2m前後(加茂)でとても下りやすい状態です。
ツーリング後半で東の空を背景に全員で記念撮影。
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ブログを更新するたび、いつもコメントをお寄せいただいている
sizuさんご夫妻からいただいたアケビ。
昼食時には皆さんに召し上がっていただきました。
例える味が難しいこのアケビですが、ご参加の女性は「ライチ」に似ているとおっしゃっていました。
なるほど。そんな感じです。
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現在、カヌー広場に群生しているママコノシリヌグイ。
漢字で表記すると「継子の尻拭い」。
花は直径1cmほど。
可愛らしい花なのに、なんともひどいネーミングです。
私なら「ヨリソウコメツブ」とか、「オオキナコンペイトウ」と名付けます。
この花について詳しく知りたい方は上記の花の名で検索してみてください。
木津川カヌースクールは11月末まで開催を予定しています。
秋のカヌー・カヤックツーリングはフジタカヌーでご体験ください!
12月以降になっても、5名さまのお申し込みがあればスクールを開催しますので
冬のカヤックを体験されたい方は日程等ご相談くださいね。
フジタカヌー うえだ
★お問い合わせ
メール:info@fujitacanoe.com
お電話:0743-95-2507

韓国ツアー 「白龍鍾乳洞」探検 10月2日(土)

そろそろツーリングの様子を見たいという声が聞こえてきそうですが
韓国ツアーの報告は時系列でご紹介いたします。
10月2日(土)午前 曇天
この日はツーリング前に白龍鍾乳洞(シロリュウチョンユークル)へ。
当初、この鍾乳洞はツーリングを終えてからの見学の予定でしたが
現地で急遽午前に見学することに。
鍾乳洞見学は軽い散歩程度に考えていたのですが、それは甘い考えでした。
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受付後に着替え。
真っ赤な綿のつなぎに長靴。頭部にはヘルメットとヘッドランプ。そしてグローブ。
この鍾乳洞の入り口までは東江右岸の断崖に設置された起伏の激しい歩道を
500mほど歩きます。
ガイドの説明のち、いざ鍾乳洞へ。内部に入ってしばらくすると犬穴(ケークモン)と
呼ばれる直径80cmほどの穴を匍匐前進で通り抜ける。
この時、異国の地で、ツーリングもまだなのに泥だらけになって地に這いつくばっている
ことを不思議に思ったのは私だけではなかったでしょう。
ここでのひとときは、のちにご紹介する東江ツーリングと冬のソナタのロケ地で有名な
春川(チュンチョン)の南怡島(ナミソム)ツーリング以上に強烈な印象として韓国での
いい思い出となりました。
行進の姿勢は匍匐前進だけではなく、スパイダーマンのように地に四肢を着けることもありました。
鍾乳洞内は折り返し地点以外に照明が一切なく、ガイドのライトと我々がヘルメットに装着している
ヘッドランプの灯りだけが頼りです。
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行程半ば、「ピアノ」と呼ばれる鍾乳石を背景に。
地下600mの折り返し地点ではすべてのランプを消灯。
光が一切ない空間では、10cm先の自分の肩をも見ることができません。
本当の暗闇を体験したのはこれが初めてです。
長時間この空間に滞在すると「黒」の認識もなくなると思います。
30秒の瞑想後、ドーム状の洞窟内はマリア像のように見える鍾乳石など
いくつもの自然の造形をほのかに照らすようにライトアップ。
それはとても幻想的な一瞬でした。
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「川口探検隊」のようなひとときを終えて、少しぐったりの1枚。
チリ炭鉱の人々が全員無事に救出されることを願いつつ、次回(ツーリング編)につづく。

韓国ツアー 東江(トンガン)にまつわるお話

10月1日、ソウルに到着してからは韓国北東部・江陵(カンヌン)の南に流れる東江に向けて
移動です。途中、昼・夕食をとって、宿泊あるコテージに到着したのは午後9時半。
金浦空港から約8時間の長距離移動でした。
夕食時には韓国のチョンさん、イさんと合流して、ともに食卓を囲みました。
チョンさんは元船員だったそうで、大阪、神戸など日本にも来られていたようです。
イさんはカヤックの他、クライミングなどをされているとおっしゃっていました。
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一夜明けて。東江全景。
10月2日(土)は曇り。
この写真1枚ではおだやかな川に見えますが、この地点から10km下流の区間では
数箇所2級半ほどの瀬が存在します。この日の波は大きかった(奈良吉野川以上)ですが
どの瀬も横波がなく、素直な流れでとても下りやすいです。
瀬で後方から皆さんを見ているとカヤックは水とともに大きく上下動していました。
水温はかなり低いです。木津川にあてはめると12月下旬くらいの冷たさです。
水の透明度は高知県の四万十川と同じくらいでしょうか。
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東江はこんな風に山間を縫うように流れています。
チョンさんいわく「トンガン ラプティン イズ ナンバーワン!」
ラプティンという単語が最初は分からなかったのですが、それはラフトのことでした。
ラフトはこの東江が韓国で一番盛んに行われているようです。
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宿泊したコテージ。
リビング、キッチン、バス、トイレ(ウォシュレット付)、テレビ、冷蔵庫が完備されています。
室内はとても清潔。最低気温は12度くらいでしたが、電気式のオンドル(床下暖房)もあり
2日間とも暖かく過ごすことができました。チョンヤーご夫妻の部屋は温度調節ができなくて
かなり暑かったよう(すみませんでした…)ですが、ツーリングで濡れたカヌーウェアは床上乾燥で
完全に乾いたそうです。
次回につづく

琵琶湖の島をめぐる旅 多景島

彦根の湖岸から眺めると、まるで軍艦が停泊しているように見える多景島。
ずいぶんと遠くに浮かんでいるように見えますが、直線で測ると約7キロ。
カヌーで漕いでいくと、休憩をいれつつ一時間半程度の距離にあります。
この島の面白いところは、眺める角度によって島の雰囲気が様々に変化することです。
「多景島」とは上手く名付けたものです。
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島の周りは断崖になっていますが、入島料を払えば島へ上陸できます。
休憩を兼ね、腰を伸ばしつつの散策には丁度良いコース。
少し賑やかですが案内のアナウンスを参考に、見塔寺や題目岩などの見どころを
散策する事ができます。
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周りを見渡すと、沖島や竹生島。沖の白石。そして、琵琶湖を囲む山々の連なり。
遠くまで広がる360度の展望が楽しめます。
陽射しもやわらぐこの季節。
秋のツーリングにお勧めのコースです。

木津川下流域の旅 木津・泉大橋〜上津屋・流れ橋ツアー報告

8月に木津川を約32kmツーリングしてから1ヵ月後、今度は久しぶりに定番コースの
木津・泉大橋から上津屋・流れ橋までの木津川下流域ツアーを開催しました。
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ツアー当日はすがすがしい晴天。空は8月の湧き立つような夏の入道雲から
平らに広がる秋の雲へと様変わりしていました。木津から下流は下るにつれて
川幅が広がるものの、ゴールの流れ橋までは軽くジョギングするほどの流速があり
景色を眺めながらのんびりとツーリングするには最適のコースです。
また、この区間は人工的な護岸が少なく、自然の景観が色濃く残る河川敷では
多くの野鳥を見ることができます。
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出艇前、ふと河原に目を落とすと何やら小さな生き物がよちよちと歩いていました。
ミドリガメと思いきや、よく見るとそれはスッポンの赤ちゃん。
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こんなにも小さいのです。
スッポンは木津川ではよく見かけますが、その赤ちゃんを見たのは初めてでした。
出艇は10時40分。10時から13時にかけての水位(加茂)は−2.34mでした。
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この日は台風の影響なのか、終日強い北風に吹かれましたが
15時45分無事流れ橋に着艇しました。
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この日は総勢18名でのツーリングでした。皆さん、ご参加ありがとうございました!
10月23日(土)にも同ツアーを予定しています。どうぞご参加くださいませ!!