昨日、3月26日 奈良公園浮御堂のボートの運搬をさせていただきました。
フジタカヌーではファルトボート(折りたたみカヌーカヤック)が90%を占めていますが、1体型のカヌーカヤック(FRP製)のカヌー、カヤックも作っています。
オーナーが、奈良自然塾を主催されていてカヌースクールツアーを担当させていただいていると言うご縁でボートのメンテナンスなどさせていただいております。
奈良公園では、桜も満開間近です。
応急処置・メンテナンスについて 船体布(スキン)
船体布(スキン)の応急処置・メンテナンスについて
万が一のトラブル・破損の時は、布製ガムテープが有効で、
ツーリング時には、携行していくと便利です。
フジタカヌーの折りたたみ式カヌーカヤック(ファルトボート)の船体布(スキン)
特に、EXタイプは、テクノーラ繊維(アラミド繊維)が、10本に1本の割合で編みこまれており、万が一のトラブル時に、損傷を、より小さく済ましてくれるように設計されています。これにより応急処置もしやすくなります。
ここで活躍するのが、布製ガムテープです。
水分をしっかり取り除き、ガムテープを貼り浸水を防ぐ事ができます。
但し、ツーリングを無事終えたら、必ずはがして、リペアキットで本格修理してください。
放置しておくと、テープの糊が、べとべとになり収拾がつかなくなります。
万が一放置してしまって、糊が取れない状態になったら・・・
市販の塗料用シンナーで、糊を溶かして取り除いてください。
ラッカーシンナーは、船体布そのものを溶かしてしまいますので絶対に使用しないで下さい。
その後、本格修理を行ないます。
また、表面上の傷など(浸水のない損傷)に付きましては、購入時添付の接着剤を塗っていただくだけでもOKです。(ゴム系ではなく、ビニール系の接着剤)
京都笠置工場に送っていただきますと高周波ウエルダー溶着修理させていただきます。
困りごとなどありましたらご相談下さい。
製品について(アルピナ2仕様変更)
フジタカヌー アルピナ2-430.460の本体の仕様変更いたします。
変更内容は、コーミング内側にあるサイドテンションベルト(左右各3箇所 合計6箇所)の中央部に新たにバックルを追加いたします。
これによりハーフリブフレーム使用時でもジュニア用補助シート(¥7,350)の取り付けが可能となります。
変更前のユーザー様に付きましては、有償にて取り付けさせていただきます。(¥2,100送料別)
フレームビルダーUのフジタカヌー製ファルトボートのパーツ紹介(ストリンガーカップ)
ある時はツアーガイド、またある時はカヌースクールのインストラクター
そしてまたある時はファルトボートのフレームビルダーの上田です。
お礼が遅くなりましたが、皆さん毎回コメントありがとうございます。
返事をしないままですが、どのコメントもいつもうれしく拝読しています。
今回はファルトボートの部品について。
先日の横浜ボートショーではフジタカヌーのブースの来てくださった方々から
よくこんなご質問がありました。
「フジタカヌーの折りたたみカヌーは他社製品とどこが違うのか?」
製品の概要はカタログやホームページでご紹介していますので
ここでは、あまり知られていないフジタカヌー独自のこだわりをお伝えします。
ファルトボートに使用しているインナーストリンガー用のカップ。
一見するとごく平凡な部品に見えますが、実はこれはアルミ丸棒の無垢材から
削りだしているのです。俗に「削りだし」と言われる製法です。
簡易的な部品と違い、とても高価なんですよ。
アルミフレームのアルピナシリーズではシングル、タンデムどちらにも計6個
グラスフレームのPEシリーズ・シングル艇では計4使われています。
アルピナ2-430のフレーム。
着座して足を開いた際に太ももの上を通るパイプが「インナーストリンガー」です。
カップはこのストリンガーを受けるための部品です。
私はフレームの修理も行なうのですが、今までこの部品の破損を見たことがありません。
それだけ丈夫なんです。ちなみにストリンガーの真鍮製ボタン用のバネはステンレスです。
あまり目にする機会がないパーツにも耐久性への配慮を怠りません。
これからも折にふれて設計や部品など、フジタカヌーの考えをご紹介しますね。
朝、カヌーラック前で土筆を発見。
気付かないうちに大きく育っていました。もうすっかり春です。
メンテナンスについて(シリアルナンバー登録)
フジタカヌーでは、販売した艇のデータを一括で管理しています。
例えば、ファルトボートでは船体布エアチューブ横の警告シールラベルに
シリアルナンバーが記載されています。
修理やパーツ注文等の場合には、こちらの番号を事前にお知らせいただきますと
スムーズに対応させていただくことができます。
ご愛用いただく方に少しでも快適に、長くお乗りいただけるよう。
小さな部品ひとつからアフターフォローを心がけています。
メンテナンスについて(L-1ライト)
昨日3月15日、岐阜県 国営木曽山川公園 長良川センターに出張修理に行ってきました。
10年前、施設オープンの時 納めさせていただいたL-1ライトのメンテナンス修理のためです。
長良川センターには、L-1ライトの他、F-2ファミリー・W-2ワンダーがあります。
一度あそびに行って見てください。
http://www.kisosansenkoen.go.jp/
L-1ライトは、現在生産終了していますが、ポリエチレン製で、発泡構造になっており15Kgと軽量にできています。
また、長さも3.7m 幅62Cm (ベースは、FRP製 オールラウンドA-1)で、ツーリング艇として使えるスペックも備えています。
船底にスケグが、あります。スケグがあることで、左右の安定性の向上 また、水の流れをスムーズ・まっすぐにするため、直進性がよくなりまた、スピードもアップするというメリットがあります。
A-1がスケグの脱着ができるのに対しL-1は、一体成型であり中が中空になっていますので、この部分が、磨り減ることが、欠点と言えます。
今回は、この修理に行きました。
先ず、スケグ部の薄くなった部分にドリルで穴をあけ、ホットメルト(材質に注意)を注入・流し込みます。 その後、外側から、はんだゴテ・ヤスリなどで形を整えます。
製品について(縫製部作業風景)
ここ数日寒い日が続きますが、これからのカヌーシーズンを前に
艇の注文が入りだしています。
フォールデイングカヤック(折りたたみカヌーカヤック)は、船体布(スキン)とフレームから成り立っていますが、
写真はPE-430トレック(デッキカラー・イエロー)を製作中のものです。
ファルトボートは折りたためるという特性上、機械で対応できない作業も多く、
手作業で一艇ずつ丁寧に作りこんでいます。
2010横浜国際ボートショー3月6日
昨日と打って変わって天候は雨でしたが、6975名と昨年を上回る来場者にお越しいただきました。
メインステージでは、中村あゆみさんのトークショーなど盛りだくさんの催しがありました。
折りたたみカヌーカヤック(ファルとボート)のフジタカヌーでは、たくさんのお客様にお立ち寄りいただきました。ありがとうございます。
これからカヌーを親子・ファミリーなどで始めたい方をはじめ、クルーザーのテンダーボートとして、カヤックフィッシングなど ニーズはさまざま。
随時 組立分解の実演などをさせていただいております。
アルピナシリーズは、6:1の滑車を使った独自のテンションシステムを採用しています。
このテンションシステムにより 小さい力でテンションをかけることができます。
会期は残すところ明日3月7日最終日のみとなりました。
関西 京都のカヌーメーカーのフジタカヌーの実艇をごらんいただける機会です。
ぜひとも起こしください。
お待ちしています。
2010横浜国際ボートショー3月5日
横浜国際ボートショー2日目
昨日3月4日の来場者は、4886人でした
本日3月5日は晴天で昨日よりも来場者が、おおかったと思います。
折たたみカヌーカヤックのフジタカヌーブースでは、昨日ご案内したオーダーカラーモデルが展示されています。
明日以降天候の予報は、いまひとつですが、関西京都のカヌーカヤックメーカーのフジタカヌーです。
ユーザーのお客様とお会いできる絶好の機会です。
心よりお待ちしています。
AL-1-310サンテン カプチーノ
PE-1-430トレック ホワイト
先日のレーシングボート(シーシェパードと同型??かどうかは未確認ですが・・・)にスポンサーステッカー発見しました
フジタカヌーハイブリッドフレームシリーズに採用しているマリン合板を供給していただいている「ニッタックス」です。 こんなところにも採用されているのです。フジタカヌーで採用されている素材は、レーシング艇にも採用されるほどのものを精査し、使用しています。
通常一般に入手できる合板は、耐水合板一般にはタイプ3のメラミン合板ですが、ニッタックスが供給している合板は、さらにグレードの高いフェノール合板 いわゆる 完全耐水合板(マリン合板)です。
終了後 カヌー工業会の懇親会がありました。
スペシャルゲスト内田正洋氏を囲んでのワンショットです。
2010横浜国際ボートショー速報 3月4日
2010年横浜国際ボートショー開幕しました。
折りたたみカヌーカヤックのフジタカヌーでは、アルピナシリーズ(AL-1-310サンテン・AL-1-400・
AL-2-430 ・AL-2-430アングラーフィッシングモデル・AL-2-460 16色カラーバリエーションモデル)、
ハイブリッドシリーズ(PE-1-400スペリオ・PE-1-430トレック・PE-1-500シーショア)を展示しています。
フジタカヌーは関西・京都のカヌーカヤックメーカーです。 関東の方に実艇をご覧いただけ、また直接ご案内できる少ない機会です。 ご来場お待ちしております。
ミス日本のお二人 きれいな方でした。
トヨタマリンの横では、EARTH MARATHON(アースマラソン) で間寛平さんが 使用された クルーザーヨットの展示がありました。
珍しいボートを発見!(シーシェパード?で有名なボートかどうか確認していませんが・・・)がありました。